人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

「うん。
 仕事熱心なのはいいことだ」

彼はそう繰り返すだけ。
ただ、その顔に滲む笑顔のようなものが、
なんとも満足そうで、楽しそうだった。


#教会
(-43) 2023/09/12(Tue) 10:47:38

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「Si. 仰せのままに。
ふぅん…なるほどね。」

寄越された書類に目を通して
中身を確認すれば

「確かに、牽制にはなるだろうな。
しょっ引くのは任せてくれ。
仕事に関しては俺はこれ以上は無い、な。」

書類は後でシュレッダーに掛けるなりして
抹消するつもりで…取りあえずは頷いているだろうか。
(*16) 2023/09/12(Tue) 10:48:05

【赤】 黒眼鏡

「任せる。やり方もな。

 ああ、部下も逃がすな。
 名簿にあるやつは全員引っ張っていい。
 なるべく殺すなよ。死者はリスクで、俺はリスクが嫌いだ」

殺さなければいいということだろう。

「それと――……別に摘発チームが編成されているらしい。
 そっちについて何か分かったら教えろ。
 警察内部の情報は、さすがにわからん」
(*17) 2023/09/12(Tue) 10:53:31

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「殺さねえよ。
やたらめったら銃を抜くのは此方も不本意だからな。
今でもいい印象があまりないってのに逆効果だろ。」

上手く進めるためには立ち回りもまた重要。
その事を、狼は狂いながらもよく分かっている。

「別の摘発チーム、か。
分かった。何かしらの情報が掴めたら渡すよ。
もしこっちの邪魔になるようだったら潰すかい?」

好戦的な表情で笑う。
(*18) 2023/09/12(Tue) 11:03:08

【人】 法の下に イレネオ

>>45 黒眼鏡

「そうか。」
「そのまま、自分の仕事についても吐いてくれれば助かるんだがな。」

生憎とそんな都合の良いことにはならないと知っている。
だからこそ貴方の周りを飽きもせず探っている。

祈る貴方の、視界をわざわざ遮るようなことはしなかった。……祈っているのだろうか。本当に。
こうして見ると、マフィアも自分と同じ人間・・・・・・・に見えてくるから不思議だ。
だからといって、それで情を移すようなことは、ありはしないのだが。



時計を確認。予想外に時間を使わされた・・・・・と目を細めた。

「どうするって。」
「仲良しこよしで連れ立っていく仲でもないだろう。」

#教会
(46) 2023/09/12(Tue) 11:22:24

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

貴方の言う通り。
言葉熱心な青年は、貴方の言う通り、今晩港に行くのだろう。
嘘つきだなんだというくせに、そういうところは信じる。いや、所謂足で稼ぐということだろうか。

いずれにせよ。
この渋面が貴方に付きまとうのをやめる火には、今はまだほど遠いようだった。

#教会
(-44) 2023/09/12(Tue) 11:22:39

【赤】 無敵の リヴィオ

「…自分も、それについても構いませんよ」

基本の方針、
"アリソン女史"の方針がそれだと言うならばそれに従おう。
崩れた言葉を元に戻して、投げられた資料を手に取る。

何故ファミリーに?と問うことはない。
それは目の前の人間の素性を知らぬ故ではなく、
どちらであったとしても、わざわざ問おうと言う気はないだけ。

黙って資料を読み込んだ後、そのまま静かに頷く。
あとはこの資料を破棄し、実行するだけ。
とは言っても、隣にいるもうひとりのやる気を見るに。
本命は任せてもいいのかもしれないと机を軽く叩いた。

「……別の摘発チームについても了解です。
 自分も、何か情報が入り次第共有します」

邪魔になるようだったら……さて、どうするのか。
従うつもりでいるもう一匹は、好戦的な笑みを横目に眺めた。
(*19) 2023/09/12(Tue) 11:25:45

【赤】 黒眼鏡

「分っているならいい。
 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」

続く言葉にも、ああ、と頷く。

「これは"アリソン"のプランだ。
 俺の目が届かないチームは要らん。
 潰せ」

淡々と告げる。いらないものをゴミ箱にすてるのは当然のことだと、そういっているだけのよう。
(*20) 2023/09/12(Tue) 11:30:08

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
PL発言で失礼します。バナナマンパナマ湾です。
トゲトゲの男にお付き合いいただきありがとうございます。
PLは黒眼鏡さんが大好きなので今すぐにでも尻尾を振りたい気分なのですが、PCがPCなので出来ず悔しい思いをしています。素敵な方とお話できて嬉しいです。

あまりこういうRPをしたことがなく、不快な思いをさせていないか不安になったので連絡しました。
当方のPCの発言で嫌な思いをされていませんでしょうか。されていましたら申し訳ありません。その場合、今後のやり取りについては抑えるか完全に取りやめますので、仰ってくださると幸いです。
(-45) 2023/09/12(Tue) 11:31:04

【赤】 黒眼鏡


「分っているならいい。
 大分強引な仕組みだ、無理をしすぎず実績だけ積み上げて、動きやすくしてやろう」

続く言葉にも、ああ、と頷く。

「これは"アリソン"のプランだ。
 俺の目が届かないチームは要らん。
 潰せ」


「話がスムーズでなによりだ。
 できるチームを持ててうれしい」

N.N.の言葉にも頷く。
…どういう姿勢か、なぜ参画したのか、そういうことは一切問わない。
ただ話がまとまったという事実だけで十分と、手を鳴らす。

「では、解散。
 ここはもう使わん。
 次の場所は、また連絡する」
(*21) 2023/09/12(Tue) 11:32:27

【人】 黒眼鏡

>>46 イレネオ

「自働車修理をしていると、行政にも提出しているのになあ」

そんな軽口は、静謐な祈りと聖句の中に消えていって。



「そうか。それじゃあ、ここで。
 車に気をつけてな」

子供にいうような言葉をかけて、教会を出る。
……途中で、ふと。どこかへと視線を向けて、それでも立ち止まることなく歩いていった。

#教会
(47) 2023/09/12(Tue) 11:50:58

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

あなたの存在をどうにか遠ざける手段を、男はきっと持っていた。
だがそうしないのを選んだのは、リスク回避のためだろうか?
……若者と話すことを楽しんでいるのだろうか。

どちらにせよ、港で行われる取引はなんともしっかりとした手続きにのっとったもので、何か分かることはない。


ただ、教会を出た時に彼が見たものについては、君ならばわかるだろう。
どうやらそれは、共同墓地の方を向いていた。

#教会
(-46) 2023/09/12(Tue) 11:52:39

【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ

/*
ご連絡ありがとうございます、ポップコーン殺人事件です。
トゲトゲ堪能致しました! こちらこそお話いただけて嬉しいです!

色々言っているけど普通に黒眼鏡も悪人なので、むしろ自然な反応かと思います…!
嫌な思いなどは全くしておりませんしむしろ喜んでおりますので、これからもどんどんチクチクトゲトゲしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!!
(-47) 2023/09/12(Tue) 11:54:36

【人】 花浅葱 エルヴィーノ

>>44 黒眼鏡

「ありがとう、珈琲いただくよ」

お世辞にもカフェには見えぬ店内で、いつものように気怠げに椅子に腰掛けていただくそれは無糖のブラックだ。
今日はこういう気分だったのか、それとも客の好みを熟知しているのかはわからない。
ただ、カフェインは幾分かは眠気をマシにしてくれるのでありがたいと思っているから遠慮なくそれを口にした。
ここで何かを盛らないと信用出来る程度には顔見知りであるし常連だった。

「いつも助かる。
 ドラッグストアのものは効き目が弱くていけないね」

聞かれはしないものの、差し出されるだろう紙袋を見るとそう言葉を漏らして。
勝手知ったる様子で薬の代金を取り出す。
こういう所で足のつくカードなど使えないのは百も承知。ちゃんと現金を持ってきていた。

#Mazzetto
(48) 2023/09/12(Tue) 12:16:30

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

/*
ありがとうございます。わーい! 許可が出たので頑張ってチクチクしていこうと思います。

黒眼鏡さんのこと、気になるな……ウキウキしています。この男が引き出せるものかはさておき楽しみです。今後またお話の機会がありましたらよろしくお願いします!
(-48) 2023/09/12(Tue) 12:32:08

【人】 黒眼鏡

>>48 エルヴィーノ

「珈琲をきちんと飲んでくれるやつは、皆上客だ」

自動車修理業のほうと喫茶店、店の内装はそれを半々につなぎ合わせたようで妙なものだ。
なんともハードルが低いことを口にしながら、代金を受け取る。
ついでに、と包みに入ったものをいくつか、一緒に渡す。

「ついでにこれとこれ。
 あー、正真正銘ただの菓子だ。
 そっちは飴で、そっちが焼き菓子だったかな」

ここで買い物をすると、たまにこうして何かを押し付けられることがある。
別に断っても、「そう?」と引き下がるだけだ。

「ちゃんと寝るのは大事だからな。
 体には気を付けろよ」

ついでに、お節介もひとつ。

#Mazzetto
(49) 2023/09/12(Tue) 12:45:15

【人】 無敵の リヴィオ

>>33 ニーノ

勿論許す……というよりも、
こちらから差し出すように身を屈めたのだから当然のこと。
つつかれた黒猫は、男の前髪で小さく揺れた。

「はは、ありがとう」

「けどね、君が付けたいと思うなら付けたっていいんだ。
 なんならお揃いにするかい?……なんてね」

似合うことが当たり前だと言うように自信満々な様子で礼を言い、
屈めていた身を戻して片目を閉じ笑う。
冗談ではあるがそれも悪くないと考えているのは事実だ。

「…いや、これは贈り物なんだ。
 これに限らず最近使っているピン留めは全て贈り物でね」

#街中
(50) 2023/09/12(Tue) 13:04:58

【赤】 無敵の リヴィオ

「…了解」

潰せと命を下されるなら話は早い。
要らないものは狂犬らしく喰い荒らそう。

解散の合図と同時に立ち上がり、
次の場所についても理解したと肯定を示すように頷いた。
ここでいつものように振る舞うのもひとつだが、最初の会合だ。
まともさを少しくらい見せておく方が
使える
だろう。

そのまま2人へと軽く頭を下げ、扉に手をかけた後。
男はひとり先に、この場から立ち去っていく。

まるで何事もなかったように、いつも通りの笑顔を貼り付けて。
(*22) 2023/09/12(Tue) 13:26:45

【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡


Si了解

短い1文。
昨日の宅配物についても何も触れられないままの、それだけの応答を送る。
しかしこの日は、追伸があった。

『近々伺います』

そうしてあとはいつもと同じように、読み返して履歴を消した。
(-49) 2023/09/12(Tue) 13:27:06

【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ

「それはもう。Galanteな男ではありたいと思っていますから。
 ここでこうして語っていることは俺のほんの一端であって、別に……あなたを特別扱いしてるわけじゃないことはお忘れなく」

嫌味以上に自覚が無いだけで、得難い関係であることは違いないだろうが。ともすれば相手がこちらを特別に扱ってそうな方に疑問が向かっている。

細かい線引きを何度も何度も引き直させられている時点で、ある程度は相手の思惑通りなんだろう、癪だがどうしようもない。
軽口で叩いてる分にはともかく、全てを相手の所為にするというのも性に合わなさすぎて笑えてくる。失笑だ。

「こちらからしてみれば考えれば考えるほど恐ろしい……
 遠慮なさらず、いつでも嫌気をさしていいというのに。
 
 俺の周囲に物好きが集まることはさっき述べた通りですが、
 いっそつまらない男にでもなったら良かったんですかね」

それを自分が許しはしないとは分かり切っている。
ただそれでも、どうしたら余計な心労を負わずに済むかも考えてしまう。
答えは決まって───『諦観』がちらつくばかりだ。本当にどうしようもない。

パンケーキに対しては「いりません」と意固地に。
甘いものを接種してこれ以上胸を焼く必要もあるまい。
(-50) 2023/09/12(Tue) 13:35:53

【人】 門を潜り ダヴィード

>>43 イレネオ

男もまた、それを言葉にできるほどの語彙を持たなかった。当たり前にそこにあるものをどうにか大切にするのが精一杯で、それらはいつも失われてから名前を与えられた。

「まあ……それなりに」

それなりに。
一人で済ませる時ならば、食事用とデザート用にそれぞれ買って帰る程度には。
美味しいものを食べるのは、好きだ。隣に誰かがいるならなお良くて、いなくとも誰かの笑い声が聞こえる場所がいい。

「おつかいくらい任せてください。
 泣いて名前を呼んだりしませんよ」

フレーバーの選定も任せてもらおう。
さっぱりとしたもの、甘いものの2種を買ってきて選んでもらうのがいいか。
そんなことを考えながら小走りで商店街に走っていった男は、5分と経たないうちにレモンのジェラートとチョコレートのジェラートのカップを貴方の目の前に差し出すだろう。

#商店街
(51) 2023/09/12(Tue) 13:38:57

【人】 陽光の元で ニーノ

>>50 リヴィオ

「オレが?……そっか」

「へへ、お揃いは嬉しいけどちょっとはずかし〜かも……
 でも最近のリヴィオせんぱい見てたら気になってきちゃったから、その内何か着けてみようかな」

思い浮かべているピンはシンプルなもの。
それでも手を出したことのないお洒落アイテムは、手に入れるだけでもまず背伸びしないといけなさそうだ。
向けられたウインクからは普段と変わらず貴方からの自信がひしひしと伝わってくる。
そんな上司の姿はやっぱり好ましく、近づいてみたいものだなと。

「へえ〜〜〜贈り物!すてきですね!
 誰から頂いたんですか?友達とか〜……」

そういえば最近のせんぱいは毎日つけてるな〜と思い返す。
それぐらいお気に入りということで、品自体もそうだが渡してくれた相手への好意もあるんだろう。
そう……毎日身に着けたくなるぐらい…………ハッ……

「…………こ、恋人……?」


スクープ…!?みたいな態度を見せては思春期のような反応をする19歳。

#街中
(52) 2023/09/12(Tue) 13:46:31

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「……浮気はしないぞ……。
 三ヶ月以上愛してやれないだけだ」

されるがままに貴方に体を委ねつつ脱がされた上着に一度だけ視線をやる。シャワーの言葉に少し反応したがそれだけ。
直ぐにその瞳も閉じてやってきた体重の沈みに合わせて体を揺らした。

「……ホテルは初めて使った、俺を誘う人間も少ないからなあ。
 猫も飼ってない、今後飼う予定もつもりもない。
 面倒見きれないからな、今も部下で十分だ」
(-51) 2023/09/12(Tue) 14:26:35

【人】 日差しにまどろむ ダニエラ

>>41 ニコロ

「子どもの頃からあ……ベテランさんですねえ。」

弧を描いた口元で感心を示す。
またひと口とピザを咀嚼すると、続いた言葉には悩むしぐさを見せた。

「あー、いいんですかあ。んー……」
「曲名がわかんないんですけどお、えっとお」

控えめに。
それでも照れは特になさそうな様子でハミングし主旋律を奏でる。
少し聞けばすぐ、レオンカヴァッロの『子守唄ニンナ・ナンナ』だとわかるだろう。有名な曲だ。

「……こんな曲ですけどお、わかりますう?」

小首をこてり。

#街中 #公園
(53) 2023/09/12(Tue) 15:21:11

【独】 黒眼鏡

/*娼婦はニンナ・ナンナを唄う定めなんですかね
(-52) 2023/09/12(Tue) 15:32:39

【赤】 月桂樹の下で ニコロ

「了解した。じゃあそのように。」

潰せとの言葉に喉で笑いながら
次の会合のことも頷くだろう。 

先に出ていった同胞の背を追って
もう一匹の凶狼もこの場を後にした。

為すべき事を為しに行く為に。
(*23) 2023/09/12(Tue) 15:58:40

【人】 法の下に イレネオ

>>51 ダヴィード

どうも貴方は健啖家らしい。それを知るのもきっと初めて。
人が何を好み、何を食べ、何を選ぶかは個人の自由に委ねられている。体質なんかもあるだろう。けれど、まあ、よく食べれば食べるほど、安心するものだ。健康っぽい、というイメージだけで。
泣かない、名前を呼ばないと言われれば、そういう童謡もあったなと思い出す。

「そうだな、迷子になるなよ。仔猫ちゃん・・・・・じゃないんだろう。」

なぞらえるなら自分は犬のおまわりさんか。まあ、悪くない気もする。犬は好きだった。
軽く冗談を飛ばせば手をひらと振って見送るだろう。小走りに逸りが見えて少し可笑しい。暫くその背中を見ていたが、やがて寛げていた足を組むとポケットに手を突っ込み、中を探ろうとして、やめた。
子どもの前でわざわざ吸うものじゃない。
道のそこここで路上喫煙をしている通行人はいるわけだが、そこはそれ。禁止されているわけではないから止めはしないし、自分だってしないではないが、今は。
そんな風にしたから、戻ってきた貴方が目にした姿は変に手持ち無沙汰に見えただろうか。これは携帯なんか取り出して、埋まってもいないスケジュールを確認しているらしかった。

ずい、と差し出されたところから冷気を感じれば顔を上げて。

「おお。」
「おかえり。……ジェラート? だな。」

黄色と茶色、貴方の手、腕、そこから顔へ。
視線を移して、問う。

#商店街
(54) 2023/09/12(Tue) 16:01:12

【人】 月桂樹の下で ニコロ

>>53 ダニエラ

「言っても我流だからな。
期間こそそれなりにあるがプロには劣るさ。」

感心されることは満更でもないものの
所詮アマチュアなので持ち上げられすぎも面映ゆいのだ。

「そりゃあ勿論。折角だからな。
曲名が分からんのか。ん。」

貴方が歌って聴かせた旋律から
それが何の曲かはすぐに分かる。

「ニンナ・ナンナか、懐かしいな。
良いぜ。んじゃ、リクエストにお応えして。」

軽く音を確かめてから
貴方が歌ったのと同じ旋律が伴奏と共に奏でられる。

複音ハーモニカの独特の音色が
懐かしさを増して感じられるかもしれない。

#街中 #公園
(55) 2023/09/12(Tue) 16:04:50

【人】 陽光の元で ニーノ

ふにゃふにゃと動く白い頭を見下ろしては時折指先で撫でる。
誰かに触れられたことも気にしない小さな猫は、紙皿に注がれたミルクを一生懸命飲んでいた。
スラムに近い路地の裏。休日に予定がなければこっそりとこの辺りに来てしまうのは常のこと。
足を運んでいると知られれば今の家族に良い顔をされないとはわかっているが、わかっているからこそ相手はこんなところに来やしない。バレはしないだろうのちょっとわるい魂胆だ。
今日は先客が居たのでお邪魔しますと貢物をしたわけだが。

「大きくなれよ〜……」

陽も暮れかけてきた時間帯、ぼんやりしてたらなんだか眠たくなってきてしまった。
行儀悪く座り込み薄汚れた壁に凭れながら、ちいさな生き物に語り掛けた声は微睡んでいる。
子猫はやっぱりミルクを飲むのに必死なので返事はしない、代わりにゆぅらりと短い尾が揺れていた。

#路地裏
(56) 2023/09/12(Tue) 16:07:16

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「うわ、最低なセリフ聞いたな……」

何故3ヶ月限定なのか。
とはいえ、付き合うという形すら取ろうと思わない自分よりは少しはマシかも知れない。
……などと、心の何処かで思った。

「へぇ……? いつも使ってるんだと思ってた。
 驚いたな、じゃあ彼女の家か車がほとんどってことかい」

あれだけ侍らせてるし、お金も持ってるのだから、ゆっくり寝れるホテルを選んでると思ってたのだ。勝手に。
それでも、猫の予定がないのには少しばかり気をよくして、愉しげにベッドにうつ伏せにベッドに転がって手を伸ばした。
避けられなければ、あなたの柔らかそうな薄茶の髪を撫でるだろう。

「じゃ、今夜はこのベッドとキミの懐を僕が温めてあげようかな」

互いに酔いは十分に回っているらしい。
(-53) 2023/09/12(Tue) 16:11:20