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【人】 磁気嵐 テレベルム肉体を壊したのは久しぶりだった。 ここのところ、生体を用いた相手との戦闘は無きに等しい。ただの生体であれば、破壊ののちに引き摺るものなど無いのに。 磁気嵐の服は白く目に映るが、血液の様な汚れが残ることはない。それは「あらゆるものを拒絶した」結果の白であり、磁気の類い、止むことない巨大な生き物の鼓動を聴き続ける苦痛から身を守る殻だ。 この船が今、自らの身に起きたことを恐れているのか、怯えているのか、怒りを抱いているのか、今のテレベルムには分からない。 分かろうとしていない。 必要がなかった。 肉体を持ったAIは、逐一、生体反応を返していたからだ。 死にたくはなかっただろう。 磁気嵐でなくとも理解できる形の悲鳴だった。 (0) 2021/08/29(Sun) 1:14:41 |
【人】 磁気嵐 テレベルム『すまない、吐いている』 通信によってゲームのメンバーに現状が伝えられる。 Q. 軍事運用されてるんですよね……?脆くないですか……? A. はい……(全肯定) (43) 2021/08/29(Sun) 13:44:03 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……催吐薬と電解質保水液を。上手く吐けない。」 通信の向こうで唸っている。 「保温に適した道具があればそれも。こちらからの要求は以上だ」 (-57) 2021/08/29(Sun) 14:23:09 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……」 応えはないが、扉は自動的に開く。────いや、それは、『自動』ではないのだ。彼の異能により、本来の動作と異なる干渉を経て開けられている。 室内の水場に白い布の塊が落ちている。 大きめの成人男性を包む布の塊であるからして、それは狭い室内において大きな体積を占めていた。 咳き込む音。 上手く吐けていない、という申告のままだ。 (-64) 2021/08/29(Sun) 14:53:39 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……の、める」 数回咳き込んで薬を受けとる。 特に成分を確かめる様子もなく、そのまま口に入れた。 「ん」 水をよこせ、と手をあげる。 黒手袋は外れている。浅黒い肌が袖口からのびていた。 (-81) 2021/08/29(Sun) 16:38:45 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス*ウィーガッシャン* 「よくない」 若干遠いベッドの上に丸まった白い布の塊。 異能で直にドアを開けたらしい。丸まった布直通ドア。無闇に堂々とした不調宣言があなたに襲いかかる……! (-90) 2021/08/29(Sun) 17:12:04 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……いや、先程ヌンキに薬を届けられた。だから薬は……問題ない」 首を振ったのに続いて硬い布の揺らぐ音が鳴る。 「貴方は、大丈夫なのか。非日常は肉体に負担がかかるものだ」 (-106) 2021/08/29(Sun) 18:12:33 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキごぽ、と低い水音は気道周辺部から幾度か上がっているが、薬が効いてくるまではしばらくかかる────水と共に薬を飲み下し、 「暇つぶしならある」 と妙な気遣いをみせ、背後のテーブルを指した。 作りかけの、木製のパズルだ。柄はない。幾度か組み立てられた後なのか、本来の目的たる平たい板を形作るのではなく、立体的に前衛アートが捻れ暴れてテーブルの上に載せられている。 看病しにきた人間に暇潰しを提供する男……それが、磁気嵐、テルベルム。 (-108) 2021/08/29(Sun) 18:19:33 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「いや……暇ではないか?他人の部屋……」 逆にいうと、この男は他人を看病しに行った部屋で暇を潰そうとする非情さがあるのだ。最悪だな。軍事運用人類、本当に最悪。 「……見られて困るようなものはない。好きに動か」 言葉が途中で途切れた。 吐き気が襲ってきたらしい。 急に閉じた水場行きの扉に白い布が挟まって、ガツンガツンと自動閉機能が自己主張を繰り返していた。 (-133) 2021/08/29(Sun) 19:42:27 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「……貴方は金属音を聞いた時、耳やこめかみに痛みを覚えることがあるだろうか。巨大な工業地域での聴覚防御措置を取ったことは。感覚としては、おそらく、それに近い。我々の感覚器は、生体の悲鳴を聞くのには『向いていない』のだ」 彼は端末を操作し、ゲームの職業希望欄を『共鳴者』にしていた画面を見せた。 「だから希望はこうした。……貴方は、自らこの役割を?」 (-137) 2021/08/29(Sun) 19:48:29 |
【神】 磁気嵐 テレベルム『疑われている、というよりは、消去法に近いな。後々判断材料が少なくなるものを残すよりは、材料が多いものを残した方が『決め手』が何処かにあるだろうという思想だ。だが、材料が提出できるというならばそれほど望ましいものはない』 あっ!嘔吐してた人だ! まだ通信での参加! 『発言の具体性はやがてどこかで矛盾を生む。だからこそ、具体性のある発言は良くも悪くも重視される。各々が意識するといい。』 (G46) 2021/08/29(Sun) 19:52:36 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「そう、磁気嵐。我々は機械への親和性を選び、生体へのそれを捨てるように進化した。……だから私たちは、叫び声を上げない……上げる機能がない」 殺すには向いた素材だ、と、珍しく笑みを浮かべた。 「こうして我々以外の生体と交流すると、自分が生体を持っていることを強く認識する。……しかし、そう聞くと、貴方が片割れで幸いだとも思う。こうして時間を共にする上で、貴方の苦痛を聞き溢すことはほかの生体を持つ者よりも少なくて済むだろう」 こつ、と己の耳部分を指の背で叩き、『機械化された部分」を指した。 「貴方のあげる声無き悲鳴は、私が聞くだろう。それは片割れの役割を果たすに相応しいように思う」 (-155) 2021/08/29(Sun) 21:31:28 |
【人】 磁気嵐 テレベルム(流しそうめん……?) 回復しつつある男が部屋を出てしばらく、後方を振り返ったのは、宙を飛んでいく『メール』の情報内容を垣間見たためだ────多くの能力は布で封じているが、秘匿性のない情報はこうして目に見えることもある。 流しそうめん……? 流し…… (92) 2021/08/29(Sun) 21:34:03 |
【人】 磁気嵐 テレベルム(……?) テレベルムは、亜高速回転するそうめんレーンのことを思い出した。あれは25年前、テレベルムが2つ前の肉体を使用していた頃の話だ…………愛着機能が過剰に働き、人間にとにかく飯を食わせようとする食堂管理AIが射出してきたそうめんの強い衝撃はテレベルムをはじめとした多くの磁気嵐に甚大な被害を与えたものだ。 そうめんで処刑はされたくないな……とテレベルムは思った。もしそのような予定があるならば、自分のときは他の武器を用いるように意見を述べよう。薬味に塗れた敗北感はもう味わいたくない(ダブルミーニング)。 (94) 2021/08/29(Sun) 21:39:56 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード「しっかり殺害っていうな」 大丈夫そう。 「どちらかというと大丈夫ではないが、心理的には問題ない」 大丈夫ではなかった。 「運用方法の違いが影響している。ドリルを料理に使うようなものだ、多少は不具合も起きる」 (-165) 2021/08/29(Sun) 21:55:02 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード「うるさい」 それほどうるさくはない。 「一部マスコミの報道もあってか、やたら冷酷な受け取られ方をしているのは理解している。だが生体との戦闘はさほど慣れていない……というよりは……、なんというべきか。『最前線』に生体ユニットが出てくること自体が、稀だ。兵士として使われるものならば、8割方を機械に置き換えていると言っていい。指揮官クラスであれば別だが……」 生体はとにかくコストがかかるのだ。 「我々は数の少なさもあって、特殊な任務にのみ運用される。なので、ああいうのは、……慣れていない」 (-174) 2021/08/29(Sun) 22:34:57 |
【人】 磁気嵐 テレベルム「……」 「…………亜光速ではないようだな」 遠巻きに見つめ、自らの異能を使う場面ではないことに内心ホッとしている。ネギ死をするのは嫌だ。ネギ塩だけに。 (110) 2021/08/29(Sun) 22:36:19 |
テレベルムは、後ろ姿がそうめんに似ている。 (a34) 2021/08/29(Sun) 22:36:45 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキげぷげぷと水音が詰まり、やがて堰を切って胃の内容物が、出るようで出ないようでだいぶ水分が多い。あんまもの食ってない。クリアな橙色は液体栄養剤B型の代表的な色彩だ。 「……」 咳き込んでいる。 「……ふふ」 なにやらウケている。 「毛玉を吐く猫、か……」 大人しく吐いてればいいのに…… (-183) 2021/08/29(Sun) 22:57:24 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード「私は軍に帰れば価値の逆転が起きるがな。貴方がたのような生体で意思をもつ存在との交流について、仲間には事細かに問われることだろう。我々にとっては、溢れる銀の世界に肉を持って動く貴方がたこそが貴重なのだ」 わ〜になっている。 なってるか? 「戦闘と殺害は本来ならば別ではないが、生命なきものと戦う機会が増え、殺害が困難な生体を無力化する手段が発達した現代においては、既に別の技術体系だ。安心とは別に、私を処刑する時は油断せず薬剤投与等を経た方が良いと忠告しておこう。反撃で殺しはしないが、反射的に貴方の持つ端末が虹色に光って宙を飛び回る可能性がある」 (-186) 2021/08/29(Sun) 23:06:25 |
テレベルムは、液体栄養剤B型を啜っている。まだ固体は無理…… (a44) 2021/08/29(Sun) 23:07:44 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ嘔吐と布虐待と補水と嘔吐、暫しののち。 幾分かの疲労と、肩の荷が降りた、というような穏やかな表情の見える顔が布団の中に埋まっていた。 「暖かい」 これは貴方の仕事への評価だ。 テーブルの上のパズルも盛り上がっている。 「これが上げ膳据え膳というものか」 (-194) 2021/08/29(Sun) 23:18:36 |
テレベルムは、遠隔で流れる速度を低速に調整した。 (a45) 2021/08/29(Sun) 23:27:40 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……して欲しいこと」 うむ…… テレベルムはぬくやかな布団の中で身動ぎをして、自らの内側にそのようなものが無いか探し回った。 肉体は概ね癒されつつある。気にかかっていた暇潰しだが、写真を撮る程度にはなにか楽しめたようで何よりだ。……しかし、疑問は残る。 「……こと、というのは、不適切かもしれない。ただ、疑問に思うことはあるので、問い掛けたい。貴方には私的な時間というものは無いのか?」 (-201) 2021/08/29(Sun) 23:38:06 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード「……ふむ。そういえば、そうだな。今回の私は、共鳴者だ……可能性として高いのは、処刑ではなく、襲撃か」 まだ自覚がないのか、思い当たった、というように幾度か瞬きを繰り返した。 そうして、貴方が自らの服装に視線を落とせば、磁気嵐もまた息を吐いてその異常さに着目する。 「……確かに、貴方の装備は前線の指揮官にも似た重装備だ。破壊できないように出力を下げる装備をしているとはいえ……壊すのが怖いな。何故こんなものをゲームに?高価ではないのか」 難癖をつけている。 『俺に壊されたいのか?いい度胸だ……(壁ドン)』と概ね意味は同じと言える。 (-208) 2021/08/29(Sun) 23:52:11 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「あまり納得はできない」 できなかった。 湯たんぽや電気毛布は優しくテレベルムを温めたが、その思考を柔らかくするには至らない。 「それは我々に置き換えれば、常に機械を壊している、機械を壊す先を求めている、といった生活になる。あなたの異常性を指摘したものは居なかったのか。以前の雇用を終えた後のカウンセリングは受けたのか」 (-211) 2021/08/29(Sun) 23:59:29 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……生み出された目的と、生きる目的は異なる。あなたはその二つが分離していない……」 首を振った。 「それはあまり良い在り方とは言えない。主従意識が主従の間で増幅すれば、起きるのは主か従、どちらかの暴走であると私の経験が告げている。機械は目的を持って生み出されるが、それが存続することは、『存続している』以上の何をも意味していない。『目的のための存続』ではない。ひいては、『人のための存在』ではない。……人は理の支配者ではないからだ。それを見誤る人間は、全てを人間の支配下においたという錯誤に至る。」 「……あなたは。貴方の思想は、錯誤を助長するものではないか?それとも、それは作為的なものか。このゲームを有利に運ぶための」 淡々と連ねた言葉は流暢だった。 彼らの理は彼の内に明確に存在していた。彼自身の感情よりも色濃く。 (-221) 2021/08/30(Mon) 0:27:38 |
【人】 磁気嵐 テレベルムテレベルムは何も存在していない空中を眺めた。そこには軍服cosmのデータが参照されているのだが、近い能力を持つものか、彼がデータを引き出していることを別端末で確認することがなければ、彼はただ照明の輝きを見つめて静止しているように見えることだろう。 「ほう」 ほうと思った。 (147) 2021/08/30(Mon) 0:33:04 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 運び屋 バーナード←なにそのポーズ……という意思をこめてあなたをまっすぐと見つめる目だ。 「怖い顔のつもりはない。ただ、個人で身を守ろうとするのは難しいのだと思って観察していた。私の接するものは、人も機械も概ね『組織』を作って敵対行為をとる。身につける端末も多くは役割によって分配されている傾向にある。……使い分けなどの訓練は個人的に行ったのか?器用なものだ」 (-244) 2021/08/30(Mon) 1:52:50 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 観測者 サルガス「いや、『私』の殆どは生体部分だ……我々の全てがそうとは言わないが。磁気嵐の能力はむしろ生体によるテレパス的な性質に依ったものだ。磁場の強い星団で進化した人間の能力を用いている。機械に置き換えたのは……純粋に、戦闘用だな」 機械を相手に戦闘を行うというのは、肉体をもつものには当然ふつうに難しいのだ。 「……だが、それは貴方が隠そうとした不調も私に伝わりかねない、ということだ。パーソナリティの侵害にあたる可能性はある。貴方の精神に大きく関わるものならば、事前にシステムに妨害申請を行うのを勧める…… ……許可が降りるかは、分からないが」 息をつく。 人間の本能を刺激する目的があるならば、許可の可能性は半々といったところか。 「貴方の精神はできるだけ保護しようと、そのような意思があることは伝えておきたい…… これが策ではないと証明できる、『片割れ』であるからこそ」 (-245) 2021/08/30(Mon) 2:04:34 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「それは優れた道具とは呼ばない。貴方は理解して、考えるのを中断しているだけだ。……結論を今出そうとするのは止せ」 薄い色の瞳はあなたを正面から見つめ返した。 「隣人が炎に直進するとき、その歩みを止めるために声をあげることを厭うべきではない。生体を持つ身として判断力を与えられながら、あなたの在り方は鉄の塊に出来ることをも捨てようとしているように思う。良く考えるべきだ。盲導補助機は主人の命令に反することを知っている。人は、人に全てを捧げるべきではない」 首を振った。 磁気嵐はその境目を曖昧に見る。 だから、境目に「成分」をもって分けることはしない。 「私から見た貴方は、空を飛ぼうとする魚だ。最早この世界には深海を飛ぶ鳥が居るというのに、貴方は貴方の強みすら知らないままに『価値を高める』つもりなのか」 分けるのは意思のあり方だ。 少なくとも、……テレベルムには。シャトの方がよほど、上手く『存続し続けて』いるように思う。それは、多くの言語では、{生きている』と呼ばれるありかただ。 「これを私からの礼としよう、ヌンキ。咀嚼してくれ。飲み下せ。吐き出すのなら、次は私が背を撫でよう」 (-248) 2021/08/30(Mon) 2:23:44 |
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