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ルヴァは、生きている。 (a1) 2021/04/29(Thu) 23:29:10 |
![]() | 【人】 気分屋 ルヴァ「これで終了……か。 やっとこの面倒臭い設定からも解放される〜〜〜〜!!!」 周囲のざわめきを見ながら、気分屋は笑った。 全部、終わったのだ。 「さっさと帰って──」 現実世界の記憶が。 戻って来る。 「……あたしは」 「自分は」 「僕は」 「おれは」 「俺は」 「俺は」 「……」 ルヴァは、現実の記憶を取り戻した。 取り戻してしまった。 だから、ふらりとどこかへ姿を消した。 (24) 2021/04/30(Fri) 0:24:51 |
ルヴァは、自室に戻った。 (a4) 2021/04/30(Fri) 0:28:57 |
![]() | 【神】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ【ソロール・続】 >>6:+8 >>6:+9 >>6:+10 誰も助けになんか来ない。 この世界は残酷で無情だ。 生きて幸福になれる人間なんて運のいい一握りだけだ。 *** 俺の名前は有葉 理人という。普通の、平凡な高校生。 俺には歳の離れた従兄がいた。従兄は幼い頃から俺とよく遊んでくれた。色々なことを教えてくれた。今の時代に算盤とかさ。それによく分からない雑学。困ったら相談に乗ってくれた。俺は従兄に懐いていた。 従兄はやがて社会人になった。仕事が随分忙しいみたいだった。会うことが減った。それでも、月に何度かは遊んでくれた。 そんな従兄が過労だとか、人間関係だとかを苦にして死んだのは去年の話。 会社ビルから飛び降りて死んだ。 現時点、日本では安楽死が認められていない。生きていてどうにもならない者は自死するしかないし、それすらも良いとはされない。 あの人は、絶望の中、恐怖と痛みと苦しみに苛まれながら死んだのだろう。 俺はあの人を救えなかった。 ▽ (G0) 2021/04/30(Fri) 0:37:44 |
![]() | 【神】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ>>G0 ここでは、従兄は商隊から俺を逃がしてくれた男だった。 俺はあの人が死ぬ時、いつも通りあの人の苦痛を飲み込んだ。 あの人はありがとう≠ニ言った。 俺はせめて幸せに死んで欲しかったのかもしれない。 俺は未来に希望など持っていない。俺は持たざる人間の方だ。苦しみながら生きて、運が悪ければ従兄と同じように死ぬんだろう。 自分の意思も生きる目的も持たない無性。幸福な死を与える殺人鬼。そういうキャラクター性は、きっと現実の無気力なパーソナリティが投影されていたに過ぎない。 元の世界へ目覚めても、夢も希望も幸福もない。 *** これが、俺の現実だ。 (G1) 2021/04/30(Fri) 0:38:23 |
![]() | 【神】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ>>G1 ふと、自分があの時ゲイザーに言ったことが気になった。設定に沿わないのでなかったことにされた言葉。 それだけ確認したくて、ルヴァの行動ログを見直した。 >>5:G91 そうして、ルヴァ(自分)の感情を理解した。思い出した。 「そっか。」 有葉は笑った。 こんな簡単なことだったか。 ただ反転するだけで良かった。 彼は、静かな部屋でログをひとつひとつ見返していく。 >>5:G65 >>5:G78 >>5:G88 >>5:G93 有葉 理人は、従兄が死んで以来、もはや全ての人間から興味をなくしていた。何もかもがどうでも良かった。 だから、最後にその感情を思い出したのが少し愉快だった。 (G2) 2021/04/30(Fri) 0:43:04 |
ルヴァは、あの子が好き=B (a5) 2021/04/30(Fri) 0:45:06 |
ルヴァは、あの子といると楽しい=B (a6) 2021/04/30(Fri) 0:45:14 |
ルヴァは、あの子と会えて幸せ≠セ。 (a7) 2021/04/30(Fri) 0:45:21 |
![]() | 【神】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ 白磁の小瓶を手に取った。 ルヴァはトルキから届いた薬をまだ使っていない。 小瓶の蓋を開けて匂いを嗅ぐ。あの時、ゲイザーに差し出された毒と同じ匂いだと思った。 小瓶をポケットに入れた。 ルヴァは、自室から出ていく。 (G3) 2021/04/30(Fri) 0:47:15 |
ルヴァは、ゲイザーを探している。 (a8) 2021/04/30(Fri) 0:47:29 |
ENo.9 有葉理人 ルヴァは、メモを貼った。 ![]() (a9) 2021/04/30(Fri) 0:49:44 |
ルヴァは、カウスから受け取った連絡魔具(※盗品)に着信が来たことに気付いた。 (a12) 2021/04/30(Fri) 1:07:46 |
ルヴァは、示された座標に向かう。 (a13) 2021/04/30(Fri) 1:08:28 |
![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー ルヴァは、ゲイザーの実家の地点に現れる。 彼は方向音痴ではないのでちゃんと目的地に辿り着くことができるのだ。 「ハロー、ハロー。ゲイザーちゃん。 約束の取引をしに来たよ。」 いつものへらへらした笑みを浮かべる。 (-10) 2021/04/30(Fri) 1:14:48 |
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![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー「お邪魔〜〜〜。 へえ、ここがゲイザーちゃんの……案外普通の家に住んでたんだね……」 家の中に通されれば、特に躊躇いなく入って行く。 応接間を見回した。 「あ、炭酸水のソーダ割りでいいよ」 図々しい。 「そっか。街を出るんだな。」 (-23) 2021/04/30(Fri) 1:32:29 |
![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー「やったあ。ありがとね」 お湯の水割り(ロック)でもいいらしい。 「……ということはー、君はこの世界にとどまるってこと? お父さん、見つかるといいね」 座って目の前に置かれたものを頂いている。水の味だ。 「俺はこの世界から出て行くけど、現実には帰らないつもりだよ。」 (-28) 2021/04/30(Fri) 4:05:48 |
![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー「現実に幸せ、なかった。 俺の大事な人はもう死んでて、俺は何もできなかった。 かと言って、ここに残るのも虚無だなってね」 不自然でない自嘲を浮かべた。態度や口調に大きな差異はないものの、現在のルヴァはあなたに対して人間らしい反応を返す。 「全部思い出したよ。 俺、あの時『幸せだ』『好きだ』って確かに言った。 これが削除されていた言葉。 この世界に残るなら、また忘れてこれまでどおり自我のない気分屋続けるんだ。 だったらもう、今ここで終わろうと思う。」 そう言って、ポケットから白磁の小瓶を取り出した。 「ゲイザーちゃんは、どうして帰りたくないの?」 (-30) 2021/04/30(Fri) 5:19:08 |
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![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー「…………そっか」 今度こそ結ばれて欲しかったのは、ルヴァ≠ノ同感だったんだけどな、と呟いた。 「というか、その調子だと男で年上か。一緒にしないでくれよ……俺は別に従兄にガチ恋してたわけじゃないので……」 年上ということは、今まで年上に向かってド失礼な口を聞きまくっていたのではなかろうか。しかし今更だったのでド失礼を貫き通す。 手の中の小瓶をテーブルに置いた。 「それじゃあさ、いっそ──」 一緒にこれ飲む? そう言おうとして、ふとサダルから言われた言葉が脳裏を過ぎる。 『自分に幸せをあげた分以上に幸せになってください』 「俺、アンタが現実にいたら帰ってもいいんだけどな。」 だから、そう言い直したのだった。 (-36) 2021/04/30(Fri) 9:33:15 |
![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー「うん。高校1年」 机上の小瓶を無気力に眺めて答える。 「……俺はもっと薄情だよ。確かに従兄は好きだったけど。 別に従兄に執着してたわけでもないし。 社会人なんてこんなもんなんだなー、俺も運が悪かったら従兄と似たような末路かな──って、将来に絶望してたんだ。 何か、もう全部どうでも良くて生きてても死んでても一緒って感じ。まあ……それはルヴァ見てたら分かるかな。 だから、ゲイザーちゃんと話してからこれ使おうと思ったんだけど、」 唇をなぞる指先に反応は返さなかった。特に振り払う理由もなかった。 「でもさあ……アンタの話聞いてたら気が変わっちゃったな。 俺、結構律儀だからさ。取引したからにはちゃんとしたもの渡したいんだよね」 ▽ (-54) 2021/04/30(Fri) 19:55:38 |
![]() | 【秘】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ → がらんどう ゲイザー それから、ようやく緑の瞳が金色の瞳を捉えた。 以前の空っぽの瞳とは違う、明らかに人間らしい意志のある目つきだった。 「死んだ直後さ、アンタ言ってたよね。『幸せになれませんでした』って。 俺、確かに幸せ売ったんだけどな。 それで、ゲイザーちゃんから幸せを受け取った。 それなのにゲイザーちゃんが幸せになってないのは問題じゃない?」 弾かれたように細い手首を掴んで、ソファに押し付ける。 少年は青年を組み敷きながら、ニコと笑っていた。1年ぶりに『生きる目的』ができそうだったからだ。 「だから、これは買い取りじゃない。不良品交換だよ。 俺が絶対に、責任持ってアンタを幸せにする。アンタの『生きる理由』になる。 だから俺と一緒に来て」 一呼吸。懇願するように囁いた。 「『貴方』じゃないよ。理人って呼んで。」 (-55) 2021/04/30(Fri) 19:59:03 |
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ルヴァは、トルキから受け取った薬を結局使うことはなかった。 (a35) 2021/04/30(Fri) 23:25:11 |
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![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ「完全に抜けてたけど、 目覚めたらどうやって見つけたらいいんだよ…… 」ホワイトボードを見て思案している。 (193) 2021/05/01(Sat) 14:37:08 |
![]() | 【置】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ求:連絡先 出:嬉しい ルヴァの連絡先:有葉 理人 ライン albari_to ※この辺にやばいサメチャンの絵 【ホワイトボード】 (L3) 2021/05/01(Sat) 14:38:28 公開: 2021/05/01(Sat) 14:40:00 |
ENo.9 有葉理人 ルヴァは、メモを貼った。 ![]() (a44) 2021/05/01(Sat) 15:14:34 |
![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ「サダルちゃん??? 何で死にかけてるの? いや殺したけど!!!」 殺したけど……。 とりあえず責任持って119はしておくことにした。 (195) 2021/05/01(Sat) 15:26:03 |
ルヴァは、遠いな……と思った。 (a50) 2021/05/01(Sat) 15:31:57 |
![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ (209) 2021/05/01(Sat) 16:12:31 |
![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ (217) 2021/05/01(Sat) 17:02:18 |
ルヴァは、NPC勢に会えないのはちょっと寂しい。 (a76) 2021/05/01(Sat) 17:06:58 |
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![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ (223) 2021/05/01(Sat) 17:32:59 |
ルヴァは、『絶対生きる』に矢印を付けて『お前は生き残るタイプの顔』と書いた。 (a87) 2021/05/01(Sat) 18:27:46 |
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ルヴァは、そっちの世界を知らない一般ピープルだ。 (a98) 2021/05/01(Sat) 20:18:46 |
![]() | 【神】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ (G17) 2021/05/03(Mon) 16:48:05 |
![]() | 【人】 ENo.9 有葉理人 ルヴァ>>381 ゲイザー (! この黙ってても分かる気分圧……) ゲイザーの圧を敏感に感じ取ったルヴァは、本人を見つけて近寄って行った。 「はい。取れ立て新鮮産地直送なルヴァはここです。 どうしたの? 寂しくなっちゃった?」 (393) 2021/05/03(Mon) 20:21:45 |
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