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![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛「…………」 榑林さん? そうだったのか……、と。 流れてきた写真を見て、飲んでいた珈琲を吹きかけた。 昨日あんなことがあったから、気まずさだけは半端ない。 だが。 しかし。 このゲームの悲劇はこれで終わりはしないのだ。 (+4) 2022/09/25(Sun) 22:31:56 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛さて、今日暴露されるのは榑林くんだけではない。 富武 瑛、28歳。 新卒で入社し、現在係長。 この若さでの昇進は本人に能力があることが認められてのことであるが、本人は自分のことを 『社会不適合者』 と呼ぶ。そつなく仕事をこなし、覚えも早いのだが。 他者へ説明したり、他者から説明を受けることを苦手としていることは一部の人間の間で知られている。 そのため、説明という行為が重要になる部署には行きたがらず、もっぱら総務部一筋で生きてきたことは人事課の人間も承知しているところだ。 「だが、こちらを見て欲しい」 ――と、社長は一つの動画を流した。 ▼ (+5) 2022/09/25(Sun) 22:33:39 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛そこは社長室。 おそらくは経理の資料だろう書類を持ち、ぼそ……ぼそ……と何かを説明する富武の姿が映っている。 「よく聞こえないな。 君はそうじゃないだろう。もっと、オープンにして話しても構わないんだよ、富武くん」 「……しかし、」 「わかっているさ。 私は君のことを面接の時から知っているよ。ソレを内に秘めておくのはナンセンスというものだろう?」 「私は全てを許容する。 君の欲を吐き出してしまいなさい」 そこから先は、人が変わったかのように資料の解説を始めた富武がいた。 テレビのスポーツ解説者のように、いきいきと、ハキハキと、力強く話している様は最早別人だ。 あぁ、幸せだ。 ゾクゾクする。 もっと解説したい、もっと、もっとだ!!! 身体が高揚する。 興奮を隠せない。 スーツの上からもわかるほど張り詰めた下半身に、社長がニンマリと嘲笑った。 ▼ (+6) 2022/09/25(Sun) 22:36:57 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛【性癖開示】 「 元気になったね 。ここからが本番だよ、富武くん」近寄って。 それに触れる。 社長に連れられ隣の部屋に入っていく――― 動画はそこで、打ち切られた。 富武瑛は 【実は、状況や行動を常に解説したり、ナレーションしたりされたりする事に対して性的に興奮するナレートフィリアという異常性癖の持ち主である。】 ナレーションされることに関しても興奮するあたりは、マゾの気質も兼ね備えているのかもしれない。 (+7) 2022/09/25(Sun) 22:38:07 |
富武 瑛は、「……………………(絶句)」 (c0) 2022/09/25(Sun) 22:41:37 |
富武 瑛は、テーブルに突っ伏して動けなくなった。 (c1) 2022/09/25(Sun) 22:41:42 |
富武 瑛は、周りの様々な反応に途方に暮れた。 (c2) 2022/09/25(Sun) 23:05:32 |
富武 瑛は、叩かれた肩に、自分の手を乗せた。 (c3) 2022/09/25(Sun) 23:36:11 |
![]() | 【秘】 開発部 加賀山 紗矢 → 経理課 富武 瑛「富武君、富武君」 暴露の後、スパの前…… 或いは合わなければスパの後くらいの時空。 貴方を気遣うように上目遣い……はできないがその気持ちの労りを目に抱いた同期の大女が声を掛けてくる。 「やー、表情暗いよー。 ……飲みじゃちょっと発散できなさそ? それでもいいから、少し話さない?」 「私、富武君の気持ち、ちょっとわかるから」 (-14) 2022/09/25(Sun) 23:56:51 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 広報さん 牧野瀬 幸目の前のあなたが興奮してくれているのがわかって、嬉しい。 服を着ている時は分からなかった筋肉の付いた身体に、良いね。と口笛を鳴らした。 「わかった。……じゃあ、全部見て欲しい」 ラフな上半身のシャツに手をかけて、脱ぎさる。 それなりに引き締められている身体は、マッチョではないとはしっかりしていて痩せすぎではないことがわかる。 お酒と興奮で上気した健康的な肌は赤みかかっていて、色気は増していることだろう。 全ての服を脱ぎ終えて、手を伸ばしあなたを誘う。 「俺、キスが好きなんだ。 口の中って気持ちが良くて……いっぱい暴いて、犯してほしい」 口の中まで刺激して欲しいと薄く口を開けて、あなたの唇を待った。 (-15) 2022/09/26(Mon) 0:00:46 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「ん、上手だね。吉弘……」 口をつかって健気につけてくれる様子を見て薄く笑い。 よしよしと、その髪を優しく撫でてやる。 しっかりと装着できたのを確認して、あなたの肩を押すようにしてもう一度押し倒すと、白い足をしっかりと割り開いて窄まりに破裂してしまいそうな物を充てがった。 「イッたばかりだからどろどろだ。 今からひくひくしてるここに俺のを突き立てて、イイところも奥も全部ぐちゃぐちゃにしてあげる。 痛みはきっとないだろうけど、指と違うから圧迫感があるはずだ。 待って欲しい時はちゃんと言って欲しい。 言われないと……止まれる気がしないんだ」 そう言って。 ずぶり、とその先端を挿れていく。 最初はゆっくりと、その形を実感できるように下腹部を撫でながら。 (-18) 2022/09/26(Mon) 0:28:53 |
![]() | 【秘】 営業 榑林 由希子 → 経理課 富武 瑛「やぁ……♡ そんな、じっくり見ないでぇ……♡」 今の自分の状態を声に出して言われると、 どんな痴態を晒しているか嫌でも自覚してしまう。 羞恥に震えながらも、溢れる蜜は増すばかり。 「待っ、んぅぅぅうッ♡」 間髪入れずに秘芯を口へと含まれ、 ひときわ甲高い声を上げて腰を浮かせた。 乳首とは桁違いの快感に、手指による愛撫も加わり、 半ばイキっぱなしのような状態に陥っている。 (-19) 2022/09/26(Mon) 0:30:59 |
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![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 加賀山 紗矢「加賀山さん……?」 ちょっと死にそうな顔した男が、声をかけられ振り向いた。 気安い同期の顔は、こういう時ありがたい。 それでも性癖はずっと隠してたわけだから、過去を思い出すと申し訳ないシーンがいくつもあったりするのだが。 閑話休題。 「そう、……そうだな。 俺も、流石に今皆が居るだろうスパに行く気にはなれないんだ……」 気持ちがわかるとはどういうことだろうか。 こくりと頷いて、自分より少し目線の高いあなたを見た。 バーは朝からは開いてないだろうから、売店で酒を買ってもいいし普通にどこかで話をしても良い。 あなたが提案する場所にそのまま着いていく心算で、あなたと共に歩き出すだろう。 (-24) 2022/09/26(Mon) 1:13:00 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛>>15 忌部 「俺、酒はあんまり強くないんですよ……」 むしろ弱い。 そんな男があなたと朝から酒を飲んで無事でいられるはずがないから、やんわりと首を横に振った。 リモートの良さは確かに伝え聞いているが、部下に指示ができない上司はただの役立たずだ。 本来なら自分が部下たちを気にかけなければならない立場なのに、もっと忙しいはずの課長に押し付けてしまうことになりかねないではないか。 あのもう一人の課長には色々思うところはあれど、仕事において今以上の迷惑はかけたくないと、男はそう考えていた。 「課長は皆とスパに行く予定じゃなかったんですか? まぁ……確かにこの会社じゃなければもっと前に社会的に死んでた気がするんですけど……。 だいぶ遅かったですね、 死にましたよ。社会的に 」遠い目をしながら乾いた笑いを漏らし、席を立つ。 提案はありがたいが皆との時間を奪う気にはなれない。 かといって人の多い場所に今向かう気にもなれなくて、ありがとうございます、と頭を下げるのだった。 (+12) 2022/09/26(Mon) 1:58:35 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛何でそんなに口が達者なのか、そう言うも知るのは翌日になりそうだ。 ただ、なんとなく、何かを押してしまったとは把握しているのでその性癖の相乗効果でおかしくなっている自分が恥ずかしくて仕方がない。 そうして、確認なんてあってないようなもので。 「ぃ、いい…です、…止めないで、も、はやッく……っほし」 宛がわれた瞬間に快感から既に目に水の膜が張っている。 そっと手を伸ばして首に回してはくっついた。 結果的にそれが合図となって、入り込んできた貴方の欲を慣らされた後孔で食らいついた。 「ッあぁ!……〜〜っひっぁああ」 優しく中へと入ってくるそれは、敏感になったの前立腺を掠める。 開発されきっている身体はビクビクと背をしならせあなたに伸ばす腕にも力が入った。 「ァッーー、あつッ…んんッおっき、ぃ…ふむ、さ…んっ」 ぐぽっという音と共に奥へと入り込む固いものは細身の体を押し広げ形を示していく。ハートマークがつきそうなほど甘い声で名前を呼び萎えた様子もなく快感を貪っているのは、行為だけが要因でないのは明らかだ。 (-26) 2022/09/26(Mon) 2:03:17 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 営業 榑林 由希子「隅々まで見せてくださいね」 悪戯に笑って、挿れていた指をだいぶ浅めの所でくい、と曲げた。 「わかりますか。ここが所謂Gスポットって言うんだそうです。 すこしザラつくからわかりやすいな。 中からも外からも刺激をうけたら……今のあなたならトンでしまうかもしれないな」 指と口で存分に刺激してイキっぱなしのあなたが息も絶え絶えになった頃。 満足したように口端をあげ、それから自分もサーフパンツを脱ぎさる。 互いに一糸まとわぬ姿になって、ベッドの端を見るとご丁寧にゴムが置いてあったからそれに手を伸ばした。 媚薬で理性なんてもう欠片も残ってないけれど、生でするわけにいかないことくらいは身体に染み付いていたらしい。 (-27) 2022/09/26(Mon) 2:17:03 |
![]() | 【秘】 開発部 加賀山 紗矢 → 経理課 富武 瑛「まだみんな出てるだろうし、お部屋借りちゃおう?」 言って(この時点では部屋割りが決まっていなかったために)恐らくは自分か貴方の部屋かつ誰もいない場所を選ぶのだろう。 バーなども考えたがどうしても人の目も耳もあるし、 「そもそもお酒とか料理とか頼んで説明されるのもしんどいんだよねそれ……大変だ本当に……だからまあそこは避けた」 何よりこの理由があるので、心持ちあなたの元気がないならそっと手を取って掴んでから部屋まで歩こうとする。 もちろん避けられたり振りほどかれたら追撃はしない。 「……まあ、我社がこういう事なのは2年目だからわかってると思うけど、公開されたのはまあ、こう、…………」 顔を真っ赤にしながら顔を覆った。色々と先程の公開されたものの刺激が、ある性癖を持つ女にはちょっとばかり……駄目な上司の例えで言うなら下半身が何とやらとやつで、その場に崩れ落ちた。 「ご、ごめん……あの、……富武くんのと、性癖が……」 「私も似ていて…………」 このタイミングできると誤解をさせかねないからと絞り出したのは、弁解の言葉。要するに今貴方が解説されてる時みたいな気持ちになってます、のあれ。 (-31) 2022/09/26(Mon) 2:53:09 |
![]() | 【秘】 営業 榑林 由希子 → 経理課 富武 瑛「そこっ♡ りゃめっ♡ なにかきちゃ……っひぃぃッ♡」 自分でも知らない急所を責め立てられれば、 悲鳴にも似た嬌声を上げながら大きく仰け反った。 瞬間、愛液ともまた違う透明な液体が噴き出す。 AVなどで見たことがあれば、いわゆる潮だと分かるだろう。 「はぁ、はぁーっ……♡」 ベッドの上でだらしなく脚を開いたあられもない姿のまま、 あなたが準備をする様を視界の端に捉える。 それが何かを理解してもなお、身体は強く求めていた。 (-35) 2022/09/26(Mon) 7:21:52 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 加賀山 紗矢「部屋か……あぁ、うん、構わない」 毎日部屋移動することになってるから、もう誰の部屋だかもよくわからないが きっと3つの内どこかくらいは空いていたことだろう、 「日常生活くらいは意識しなくても大丈夫なようになりたいんだけどね……」 心を鉄にして我慢することはできても、平気になるなんて。 そんな風になれるなら苦労しないのだ。 手を掴まれるなら少し不思議そうにはするものの、振りほどいたりはしない。 5年以上付き合いがあるが、このようなことは初めてだった。 「はは……心配しないでくれ。 煽られなければ我慢くらいはなんとかできるから……って、加賀山さん?」 急に崩れ落ちたあなたを見て、どうしたのかと覗き込む。 普段自分より高いところにある顔を見下ろすのは珍しい。 顔を覗き込むように少しかがもうとすれば、絞り出された言葉が耳に届いて目をぱちぱちとさせた。 「え、似て……?」 どういうこと? と、困惑を隠せない。 (-36) 2022/09/26(Mon) 7:45:39 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 営業 榑林 由希子ラブホじゃあるまいし、なぜリゾート施設の個室に予めゴムが置いてあるかなんて考えたくもない。 どうせ、これはあの社長の計らいというやつで、各部屋に置いてあるに違いないのだから。 「潮まで吹けるなんてすごいな。 普段から出来てるわけじゃないなら、新たな一面を開発してしまったかな」 ゴムを装着すると秘部に充てがって、一度深く深呼吸をした。 自分も媚薬の影響下だから、直接的な快感が襲ってきてしまえば彼女のように理性どころか自我さえ失ってしまうかもしれない。 でもまぁ、それでもいいかとそう思えば、細い腰に大きな手を添えて一気に突き挿れてしまった。 「柔らかいのに、キツ……。 全部入ったけど……榑林さんのどこまできてるのかな、このあたりか」 見下ろしながら、あなたの下腹部を手で撫でて。 さすがのどこぞの漫画みたいにはお腹の形が変わったりはしてないけれど、目算でこのあたり、なんて推測したりした。 こうでもしてないと、余裕そうな素振りを保てないのだ。 (-37) 2022/09/26(Mon) 8:12:31 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「そんなに煽るなよ。 一気に貫きたくなる、……だ、ろッ」 ふー……っと深く息を吐きながら根本まで挿れてしまえば、良い所を掠め、奥の窄まりにこつんと到達しただろうか。 首に手が回っているから、その甘い喘ぎは直接自分の耳に響いてきて、グッときてしまう。 あなたの中で更に固くなったそれは、後孔の中の形を自分の形に変えてしまっていた。 「キミ、最初からこの素質があったの。 それとも俺が最初から開発してた? 教えてよ、吉弘」 喘ぐことでいっぱいいっぱいのあなたに喋る余裕があるのかはわからないが。 もし話すことができたなら、男が更に興奮することがあなたにならなんとなくわかってしまうだろうか。 それでなくとも興奮しきった剛直は、あなたを苛めることに余念はなかった。 (-38) 2022/09/26(Mon) 8:28:37 |
![]() | 【秘】 開発部 加賀山 紗矢 → 経理課 富武 瑛「いやー……やー……ごめん…… 私の事より富武君の話の方が聞きたいな」 何度か深呼吸した後、ゆっくりと顔を上げて。 目の前で改めて座り直してから見つめ直した。 最も強めに追求すれば先に言及もしそうな気もする。 「……言ってたじゃない、倣うべきって。 てっきり道が見つかってるのかと思ったけど、 表情を見る限りそんな風には全く見えなくて」 「私は、社会不適合者とは思わない、かなぁ…… だってこんなに長い付き合いでも、私…… 私たち、知らないでいられたんだから。 それは、富武君の頑張りの結果だと思う。 それとも……もう全部嫌になって、 誰とも何もかもとも関わりたくなくなった?」 (-40) 2022/09/26(Mon) 9:13:01 |
![]() | 【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「も、ぁ゛ッ、ひッ……入らな、んんッあっ」 最奥に待ち焦がれていたのは想像よりも熱くずっと固い昂りで。 淫らに喘ぐ身体は一度出していなければ直ぐにイってしまったに違いない。強ばらせながら波のように締め付ける仕草は余裕などではなく充足感を得ている証拠だった。 なかった頃に戻れるのだろうか?なんて手遅れの感想を持ちながら夢心地で愛しの貴方の声を聞く。 「そひゅ、つ、……ぅ?」 このとき鹿籠は設定を遡りながら、 自分の中でもわからないこと にぶち当たっていた。今こそ一人で慰めながら用意に拡がるそこを、ここまで感じるようにさせたのは 誰 だった?「ふむ、さ、んがぁっ? ……変態の、からだをしつけて、くれた…、です、ッ」 年齢の数だけ恋人もセフレもいない人生の中、引き戻されるような快感は異常だ。視線がうつろい目の前の富部から逸れると気持ちは迷子のように心配になってきた。 「わか、んな、い、頭ぐずぐずで、お腹苦し……うご、動いたら気持ちいいところ擦れて、ひっ、ひとりでごめ、なさ……我慢できなく、てぇっ」 生理的な涙と共に込み上げてくるものでそれていた感情が徐々に戻ってくる。夢中になりたいのは貴方のモノだと言わんばかりに腕を抱き締める力を強くして中を抉られるのも気にせず身を寄せた。 どうせこのあと、もうしがみついてなどいられなくなるのだ。 「んぐぅ、あぁっ〜〜……も、奥いっぱい、突いて、好きなとこ苛められるのも、好きっだから、こわし、て…くださ、い」 掠めるだけの口付けはこの異常な性癖の中で、優しく理性を蕩けさせてこの時間に浸らせてくれただろう。 (-42) 2022/09/26(Mon) 10:12:03 |
![]() | 【秘】 広報さん 牧野瀬 幸 → 経理課 富武 瑛あなたの仕草や男らしく厚みのある肉体、起立した陽物を食い破らんばかりに見つめて、堰を切るように腕の中へ収まりに行く。 肌が赤らんでいるのは同じで、触れ合うとどうしようもなく鼓動が高鳴って。 「……そういうの教えてもらえるの、嬉しい」 唇を何度か優しく触れ合わせつつ目の前に膝立ちになり、便器に座るそちらから見るもやや低いところから舌を伸ばして、捩じ込んで、先ほどの続きを行う。 「……ん、ッふ、……」 接吻が続くにつれ、背中を抱き寄せるばかりだった掌は肋骨や脇腹を通って正面へ。胸筋を撫でつつ乳頭を暫く捏ねたと思えば、陰茎に手を伸ばし緩く扱きあげてはすぐに離して。 口内を蹂躙しながらも、気分だけではなく肉体の快楽も刷り込もうと。 太腿を押し広げて、その中心をまたいたずらに愛撫する。 相手の性欲にかこつけて自分の癖をぶつけるのは、とても気分がいいことのように思えた。 ▽ (-48) 2022/09/26(Mon) 11:17:54 |
![]() | 【秘】 広報さん 牧野瀬 幸 → 経理課 富武 瑛どれくらいの時間が経ったか、一度唇を離して、 身悶えするような熱情を一度全部吐息として吐き出した。 「エッロい身体してるっすよね、マジで…… 後輩のそういう話聞いて、興奮して、 そのままトイレにまで連れ込まれちゃってさ」 胸を押しながら腰を手前に引っ張り出そうとする。 叶うのであればその上に覆いかぶさって。 「富武さんって、……後ろの経験あります?」 とはいえ慣れた様子の先輩も、きっと初めてではないんだろうな。手玉にとられてるような気がして勝手に子供のように苛立った。 片手は置いた荷物を漁り、もう片手は便器の蓋と股の間に潜らせて、恐らくはまだ解れていない後孔、その皺の一つ一つを指で伸ばすように摩る。 鞄から取り出したのはいくつかの小袋。中身はゴムか、あるいはローションが詰まったもの。 「今からやめろって言っても遅いっすからね。 あんたのケツに突っ込んで、どこがどうなってるか囁いたり、 大好きなキスをイヤっつーほどしてやったりするんだから」 (-49) 2022/09/26(Mon) 11:18:53 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛>>17 忌部 「はは……酔いつぶれると自制が効かなくなるんですよ」 ファミレスくらいならまだいい。 バーだったりちょっといい食事を出す店となると料理の説明をしてくる店員がいる。 そんな所で我慢できなくなるような事になるわけにいかない。 それでなくとも既に失敗してる男なのだ、この男は。 「でも、感謝してます。 俺やることがあるんで、今日はスパには行かないと思いますが…… 後で愚痴でも聞いてください」 そう言って、あなたが予想した通り 人気のない場所に向かっていく。 今はまだ、自分で考えなければならない段階なのだと、そう思った。 (+13) 2022/09/26(Mon) 12:18:07 |
富武 瑛は、部屋で” ”を書いた。 (c4) 2022/09/26(Mon) 12:28:24 |
![]() | 【独】 経理課 富武 瑛売店で買った白い便箋と、封筒を机の上に広げた。 殆どをメールなどでやりとりする現代社会において、アナログな手紙を書くことになろうとは思わなかった。 それでも、これだけは自筆で書かねばならないものだ。 この会社以外に居場所なんて無いと思ってたから、これを書くことになろうとは最近まで思いもしなかったのだけど。 「……いや、思いたくなかった……だろうな」 ぽつりと言葉を漏らした目線の先には。 ”退職届”と、はっきりと文字が書かれている。 多分、これは最後の賭けみたいなもの。 俺が、あの人に性癖に関係する事でこれ以上相談するなどありえない。 するとしたら、自分の決断を伝える時。 上司として、これを受け取ってもらうときだけ。 これを渡して辞めたからと言って、未来への展望は何一つ無いけれど。 誰にも迷惑をかけない道は、やっぱりこれしか思い浮かばなかった。 (-56) 2022/09/26(Mon) 12:36:20 |
![]() | 【墓】 経理課 富武 瑛>>16 望月 一度部屋に帰って、しばらくして。 ようやく独りになって、やるべきことをやって外を見ると、泳ぐだけの普通のプールで泳ぐ男性の人影が見えた。 「……あれは……」 遠く彼でもわかる大きな体躯に纏めた長い髪は、いつも顔を合わせている課長のものだ。 少し考えて部屋を出ると、いつかのようにその姿を追いかけプールに向かう。 富武がいつでも水着にはなれるような姿でそこに現れたのは、あなたもそろそろプールから上がろうとか、休憩しようとか思うくらいは泳ぎ始めから時間が過ぎていたことだろう。 「何、してるんですか」 皆とスパにも行かずに。とまでは言わず。 そう声をかけた男の顔は、やはりあまり表情はなかった。 (+14) 2022/09/26(Mon) 12:48:55 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 加賀山 紗矢「まぁ確かに頑張ったかな……」 特に、キミのプレゼンの練習を聞かされていた時は地獄でしたとも。 とは言えず。 「でも異常な性癖だってことくらいは、自覚してるんだ。 何気なく説明してくれてるのに、勝手に欲情されてたら相手の方が可哀想だ。 それくらいちゃんと分かってるから、社会に馴染めるような人間じゃない」 どこかの誰かに言われたセリフのような事を言って、苦笑する。 言われた時は腹が立ったが、それはきっと自分でもよくわかってることだったからだろうと、今では思うのだ。 「倣うっていったのは……自分が避けて生きる事で他人に迷惑をかけずに生活してる人が、いるから。 別に誰とも関わりたくないってわけじゃないが…… それが誠実だってことなら、俺もそうするべきかと思って」 だから……一応、用意したのだと。 荷物に隠しておいた退職届を取り出した。 もっとも、これを提出する勇気はまだ、ないのだけども。 (-75) 2022/09/26(Mon) 16:17:05 |
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