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【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「……っも、使ってるくせに何言ってんの」 はぁ、と熱い息を吐く。 62%ほど媚薬に反応して発情しただろう。 首筋を撫でられれば、わかりやすくふるりと震えた。 「じゃ、榊の好みに合わせてくれていい。 俺の思考が残ってるのと残ってないの……どっちが好き?」 どっちにしても乱れさせられるのだけは確かだ。 手を伸ばしてあなたを誘えばその行為に溺れていくだろう。 (-4) 2021/10/02(Sat) 0:20:40 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助 (-7) 2021/10/02(Sat) 8:11:47 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「え、そうなの、か?」 夢助が? と、少しだけ目を丸くした。珍しい表情変化だ。 「ペット……にしたい奴、居なかったの」 自分の行為を思い浮かべ。 なんか全部媚薬とか異能とか、そんなのばかりだったなと額を抑えた。 (-9) 2021/10/02(Sat) 11:28:13 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「あ……っは……」 自分とて、薬が好きなわけないだろうと反論する余裕はもうなかった。 強制的に高められた性感は普段の何倍も敏感だ。乱暴に暴かれているというのに喜びの声をあげ、身体をびくびくと揺らす。 至近距離で録画されているというのに、頭では恥ずかしいと思っているのに、快楽の波に流されて抗うことは出来ない。 「ひ、あ、……ああっ」 低い声が耳に響いて、奥まで貫いて来たものを咥えこんでしまった。 無意識に吸い付くように反応しながら、飽かずあなたを締め付ける。 一度ならず二度、三度、犯し尽くせばぐったりと気を失ってしまうだろう。 目を覚ましたのはきっと、それから暫く経ってからだ。 (-31) 2021/10/03(Sun) 0:49:52 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「まぁ、ペットって言われたら嫌がる人が多いだろうね」 誰に声をかけたのだか知らないけどと、付け加えた。 表情は動かなくても、あなたに対する声は随分と柔らかい。 「俺は……嫌なことは、されてないかな。 薬使ったりとかばっかりだったから……嫌も何もなかった、けど」 あなたとの行為ですら、ポップコーンを食べた後だったので始末に負えない。 とはいえ、一番素面に近かったのは確かだし。 食べてなかったとしても同じようなことをしてたように思うのだけども。 (-32) 2021/10/03(Sun) 0:54:17 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「飼い主とペットの関係になりたいっていうと……」 相当なドMだし……と思い。 自分がそうなりたいかというとやはり否だったので、曖昧に頷いた。 「いくら夢助が可愛がりたいって思ってても、相手が夢助と対等でありたいとか、幸せにしたいとか、なんかそういう風に思ってたりしたらアウトだし……。 俺の場合は、夢助とは親友がいいから」 だからペットにはならない、そう思っている。 「そんな風に思ってくれてたの。 俺は、夢助なら誰でも優しく抱いてるんだろうなって思ってた。 ほんの少しだけだけど……面白くはなかったな」 もたれ掛かってきた頭に自分の頬を寄せ。 隣にあなたがいる安心感が心地いい……と、小さな独占欲を自覚しながら、目を閉じた。 (-34) 2021/10/03(Sun) 1:31:11 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助「ペットになるのだって……そうなってもいいと思える相手に限るだろう」 恋人にしろ、親友にしろ、そういうものだと思う。 すぐ理屈に繋げてしまう悪癖があるため、あまり感情論で話すのは苦手な男は、バツの悪い顔をした。 「ご褒美欲しいって言ってたし……割り切って出来るタイプだと思ってたから。……ちょっと誤解してたかも、……ごめん」 そうでもなかったんだなぁと思うと、ゆるゆるとあなたの頭を撫でた。 何を差し置いても、親友でいてくれるのは嬉しいのだ。 (-38) 2021/10/03(Sun) 12:32:29 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「知らないよ…… 俺、学校殆ど行ってないし」 ぐったりとベッドに横たわったまま大きく息をついた。 ビデオから自分の声が聞こえれば、すごく嫌そうな顔をするだろう。 「聞きたくないんだけど……自分の声とか。 確認するなら部屋に帰ってからにしてくれないかな。 …………。 俺の願い? ……、刑期はどうせそんなに長くない。 一つだけ願いたいことはあるんだけど、それが叶うかはわからないな」 (-74) 2021/10/03(Sun) 22:50:36 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「最悪……」 最高の嫌がらせを受けて、酷くげんなりした様子を見せた。 「俺は学校に行かせてもらえなかっただけ。母さんが行くのを嫌がったから……その母さんは今精神科に入院してるよ」 判決の際に母親との会うことを禁じられた事を説明して、ちらりとあなたを見た。面会を禁じられたということは、ここに来る原因となった事件において、母親が酷く悪い関わりをしているという証左だ。 「願いってのは……母さんへの面会の許しを一度だけでいいからもらうこと」 叶うかどうかは、わからない。 (-94) 2021/10/04(Mon) 0:18:19 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「壊れた心と性癖と……両方まともにならなきゃでてこれないなら、あの人は一生病院の中からでられないんじゃないのかなと思うよ」 多分ね、と付け加えて呟く。 刑罰を受けない代わりに入れさせられた病院は、檻と何ら変わらないだろう。 「会わないと何も確かめられないから……かな。 俺もまだ、トラウマが解消したわけじゃないけど……それでも少しは―――――…………。 …………。 リピート再生はやめてくれないかな 」遠い目になった。 (-101) 2021/10/04(Mon) 0:46:43 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 0043 榊 潤「事情……」 ここを出ても近くに居てくれそうな人は、居る。 事情を少し話した相手は、居る。 だけどよくよく考えればそれは同一人物ではなく、なんとなく、頭が痛くなった気がして額を抑えた。 「外に出ても一緒に居てくれる親友ならできた。 アイツと俺は似た境遇だけど……明確に違うところがあるから、全部話すのは難しいな」 決定的な違い。 夢助は父親を愛している。 だけど俺は、母親を愛しながら、畏怖しているんだ。 「母さんを嫌いになることは出来ないけど……、愛されなくても一人で生きていけると確かめたいんだ。今の母さんをこの目で見ないと……俺にはわからないから」 だから、一度でいいから会いたいのだ。 今、あの人がどんな状態なのか目に焼き付けておきたくて。 「自分の権利は自分のために使いなよ。俺もまぁ、少しは貢献できてると思うし……。 だいたい数より貢献高いと思わない? 罰ゲーム受ける必要もない俺がキミにハメ撮りされたんだよ」 大事に見なくて良いんだけども。 少しだけ、ハメ撮りを許した事を後悔せざるを得ない。 (-121) 2021/10/04(Mon) 8:14:14 |
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