【秘】 オルテイシア → イウダ[意識が飛んでいたのはどれくらいだろう。 気がついた頃には、彼の腕の中で寝室へと戻っているところで。 揺蕩う意識の中、寝てていいよ、と声を掛けられて、見下ろす視線に安堵してまた意識を手放した。 はっきりと眼が覚めたのは、彼が寝静まった頃。 包み込まれるように伸びた腕の中で、静かに寝息を立てる基依さんを見つめて、今更ながらに浴室で果てたまま意識を失ったことを思い出して顔を覆った。] あー……、もう…… [どうやら事後処理は、意識を失っている間に彼がしてくれていたようで。 まっさらなバスタオルがお尻に当たって、より羞恥が増した。 そこまで完璧にされては、いても立ってもいられない。] (-1) 2021/08/16(Mon) 1:15:43 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[肌に触れるシーツとバスタオルの感触。 一糸まとわぬ姿で眠りにつくのはこれが初めてではないけれど、何度経験しても恥ずかしい。 そっとベッドから抜け出して、新しい下着と簡単にTシャツだけを羽織って、もぞもぞと彼の隣に戻る。 起こしてはしまわないだろうかとドキドキしたけれど、呼吸は一定のままのリズムを刻んでいるから、おそらく起きてはいない、はず。 寝顔を見つめていれば、改めてこれからは毎日一緒に居れることを実感して胸がじんわりと温かくなる。] (-2) 2021/08/16(Mon) 1:16:11 |
【秘】 オルテイシア → イウダ……愛してます、基依さん。 [本人にはなかなか直接言えない言葉を囁いて、内緒の告白をする。 伸び上がるようにそっと頬に口づけて、眠りに就いた。**] (-3) 2021/08/16(Mon) 1:17:02 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[同棲最初の夜、ベッドに寝かせても気がつかない彼女の横でいつの間にか眠りについていた。 普段は聞かない「愛してます」という言葉を夢うつつに聞いた気がするけれど――**] (-5) 2021/08/16(Mon) 16:53:19 |
【人】 イウダ――数日後―― [律儀にも義兄となった友人は妹のところだけではなく、卯田にもハネムーンの報告をしてきた。] 『順調だよ。 もう何年も一緒にいるみたいに自然に暮らせてる。 土産は無事な姿で話をしてくれるのが一番だから、 気をつけて行ってこいよ。』 [そう返したのは出勤前。 通し勤務を減らした灰色うさぎの今日のシフトはディナーのみ。] (4) 2021/08/16(Mon) 16:53:33 |
【人】 イウダ[長時間勤務ゆえ、緊急連絡の為に携帯電話は所持自体禁じられてはいないが、調理中は当然反応することはできない。 バイブの専用パターンが紫亜からだと知らせてくる。 恐らく帰り時間についてだが、ラストオーダー時間が決まっていても客が食べ終わらない限り閉められないのが飲食店というもの。 返事を送るのは最後の客を見送ってからとなる。] 『買い物ありがとう。 今閉店したから、30分後くらいに店を出るよ。 花ニラ売ってた? 時間も遅いから炒め物にする予定。 パプリカとにんじんとニラ、同じ長さに切っといてもらえると助かる。』 [行きつけのスーパーは地場野菜を取り扱っていて、少し珍しい野菜も手に入るところが気に入っていた。 葉ニラより苦みが少なく食べやすい花ニラもそのひとつ。 今日はつぼみの形も愛らしいその花ニラとパプリカ、にんじんをオイスターソースで中華風に炒めるつもりで買い物を頼んでいた。 しょうがは付け合わせの中華スープに摩り下ろして入れる。 夏場の疲労に効くメニューを取り入れて、しっかりリセットしておかないと。 明日は折角の二人そろった休日だ。] (5) 2021/08/16(Mon) 16:54:02 |
【人】 イウダ『もちろん、腹減りMAXだったら先に何か食べといて。』 [急いで帰る、と走るうさぎのスタンプを送って、片づけ作業に取りかかった。 休日前は賄いを断るようになったのも、同棲を始めてからだ。**] (6) 2021/08/16(Mon) 16:54:19 |
【人】 イウダ[一人で暮らしていた頃は、退勤後にはシャツの上にブルゾンを引っ掛けて帰っていたが、休日前に二人で夕食を取る時には帰宅後すぐに調理をするのもあって、汗も気になるので今は替えのTシャツに着替えてから帰るようにしている。 彼女の方は先に風呂を済ませて貰っている。 卯田が入る頃には冷めているが、元々風呂には余り浸からない性質だ、少々湯を足すくらいなので一番風呂かどうかなんて気にしない。 家族が増えて引っ越すなら今度は追い炊き機能がついたバスルームが欲しいとは話している――賃貸は難しいかもしれないから、その場合はマイホームを検討することになるだろう。 今日も先に済ませた彼女がまさか下着をつけていないなんてことは想像もつかず、「ただいま〜」と自宅のドアを開けた。*] (11) 2021/08/16(Mon) 20:09:53 |
【人】 イウダ[「ただいま」と帰る家に人の気配がある幸せ。 料理が出来ないことを直視したくなくて母親が仕事に没頭するようになったのは少年時代。 小学校低学年から「ただいま」に返る声はなくなった。 「ただいま」に「おかえり」が返ってくる喜びを知ったのは、中学に入って織戸という友人が出来てからだった。 自分の家でもないのに「ただいま」と何度も織戸家の母親に「おかえり」を求めたものだ。 正しい家族の形を求めてきた卯田にとって、籍こそまだ入っていないものの、紫亜と二人で暮らして、大体彼女の方が先に帰っているという状況は幸せそのものだった。**] (12) 2021/08/16(Mon) 20:15:59 |
【人】 イウダ[返事が一瞬遅れたのは、正面から見た紫亜のエプロン姿が……まるで下を履いていないように見えたので。 所謂「疲れマラ」が反応しそうになって、咳払いをひとつ。] ンンっ…… あー、下拵えも風呂もありがとな。 風呂は食ってからにするよ。 パパっと作っちゃおう。 [チラ、と足元を見る。] ……「それともわたし?」ってなるのかと一瞬焦った。 下、履いてる……よな? [下着が無いことは知らない。*] (14) 2021/08/16(Mon) 20:43:40 |
【人】 イウダ[エプロンが上に捲られる時に、彼女の口から「履いてます」とは聞いたが、それでもゴクリと喉が鳴るのを止められなかった。 水分は職場を出る前にしっかり取ってきたのに、渇きを覚えてしまう。] ……っそりゃ、 [食い気味に言って、玄関の時計が目に入る。 日付は変わってはいないが遅い時間。 ――なら、先に紫亜を「食べて」も遅いことには変わりはないのでは?] ……切って貰った野菜は明日でも良い訳だし。 [言い訳をひとつ。*] (18) 2021/08/16(Mon) 21:17:04 |
【秘】 イウダ → オルテイシア――貰っていい?紫亜。 [靴を脱いで距離を詰めた。 着替えたとはいえ汗の臭いがするかもしれない。 彼女からは清潔な香りがするのに。 玄関先で抱き締めた時にはもう、押し付けた下肢は熱く凝っていた。*] (-8) 2021/08/16(Mon) 21:17:23 |
【独】 イウダ/* 花ニラの中華炒めを作りたいのも嘘ではないんだけど…… 下着つけずに部屋着だなんてどえっちな恰好で迎えられたらね……むりっすわ (-7) 2021/08/16(Mon) 21:18:28 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[抱き竦められて、彼の匂いに包まれてしまえば抵抗する力も弱くなって。 ドキドキと高鳴る胸が緊張と期待を伝える。 太腿に当たる熱さにゾクリと身を震わせて、視線を上げた。] ……は、い……。 [こうなってしまえば、もう逆らえるはずもなくて、そっと目を伏せる。*] (-9) 2021/08/16(Mon) 21:36:41 |
【人】 イウダ[ぐ、と言葉に詰まった。 食べ物を扱う職業柄、衛生管理だけは欲情を上回ってしまう。 包丁は後で熱湯消毒することにするとしても、野菜が出しっぱなしならせめてビニル袋に入れて冷蔵庫に入れておきたい。] じゃあ野菜だけ、 [搾りだすような苦し気な声を出す。 抱き締めたままキッチンに歩くものだから、ペンギンのような足取りになった。] (20) 2021/08/16(Mon) 22:23:09 |
【秘】 イウダ → オルテイシアあー……そういや俺、手洗いもまだだった。 どんだけがっついてんだよって感じだな。 [押し付けた堅さは変わらないが、理性はまだ辛うじて戻って来ている。 紫亜の頭に頬擦りして、一歩踏み出し、二歩踏み出し。 押し倒してしまわないように背中に手を回したら、いつもはある筈の「何か」がなくて、頸を傾げた。] ……紫亜、もしかして。 ブラ、してなかったりする……? [寝る前はつけない女性もいるとは聞いたが、まだ夕食前だ。 どういう経緯で「そう」なったのかは知らないが―― 思わず確かめるように手を前に回して揉んでしまったのは許されたい。*] (-10) 2021/08/16(Mon) 22:23:28 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[キッチンに辿り着いても、身体をくっつけあったまま切り刻んだ野菜をビニール袋に包んで冷蔵庫に仕舞う。 呟くような声には小さく笑い、見上げる目尻は仄かに赤い。] 手は洗いましょうね。 その、……がっつかれるのは、イヤじゃないんですけど…… [求められるのは愛されてる証拠でもあるから、寧ろ嬉しいだなんて、口にするのは恥ずかしいけれど。 頭に掛かる重みすら愛しくて、不意に問い掛けと共に隙だらけの胸に手を伸ばされて、ひゃんっ、と上擦った声を上げた。] ……ぁンッ、……えっと、 今……、下着、着けてなくて…… [説明する内に耳朶まで赤くなって、俯いてしまう。*] (-11) 2021/08/16(Mon) 23:20:21 |
【人】 イウダ[悪戯を仕掛けながらの移動は思いの外長くかかったが、キッチンにも冷房はついているので食材の傷みは気にしなくても良さそうだ。 手洗い嗽をシンクでする間に、彼女には切った野菜をビニルに纏めて冷蔵庫に入れてもらう。 今日の夕飯のメニューは想定とは異なるものになるだろう。*] (22) 2021/08/16(Mon) 23:32:31 |
【秘】 イウダ → オルテイシア口も漱いだから、キスもして良い? [言い終わらない内にちゅ、と軽く啄む。 確かめたエプロンの下、Tシャツと2枚の布を隔てていても、普段彼女の双丘を支えている立派なつくりの下着がないとこんなにも揉みやすい。 零れた喘ぎはますますスラックスの前をきつくさせる。] (-12) 2021/08/16(Mon) 23:33:09 |
【秘】 イウダ → オルテイシア……なんで? 洗濯しててつけるのなくなった……ってことはないよな? [紅い耳朶を食む。 にちゃ、と響かせる唾液の音は既に興奮で粘性の音になっていた。] 俺に触られたかったからって解釈しても良い? [実際はどうあれ触っているのだけれど。 冷房の効いたキッチン、まだ新鮮な野菜を切った青い匂いが微かに残る。 料理人にとって聖域であるキッチンで行為に及ぶなんて出来ないと思っていた頃が俺にもありました。 待てない手はエプロンを解きにかかった。*] (-13) 2021/08/16(Mon) 23:33:44 |
【秘】 オルテイシア → イウダはい、よくできました。 [少し冗談めかして言って、背伸びして短い髪を撫でる。 触れ合うだけのキスを幾度も繰り返して、唇で軽く食んで、双眸を緩める。 キスを交わす合間にも胸を弄られて、僅かに息が上がっていく。] (-14) 2021/08/16(Mon) 23:52:11 |
【秘】 オルテイシア → イウダぁっ、……ん、んっ、 お風呂に、持っていくの、忘れてっ…… [耳朶に響く水音が淡い欲を煽る。 ゾクゾクと走り抜けていく快感に、まだ触られてもいない秘所が濡れる感触がした。] ……ん、……うんっ……、 …さわって、ほしくて…… [彼に触れられるのを期待したのは確かで、欲に濡れた瞳を覆い隠した睫毛がふるりと揺れる。 こくりと首を縦に揺らして、胸を弄る手に手を重ねて続きを乞うように、ちゅ、とまた唇を啄む。 解かれたエプロンは床に落ちて、淡い刺激を送られ続ける胸の先端が、Tシャツを押し上げる。*] (-15) 2021/08/16(Mon) 23:54:27 |
【秘】 イウダ → オルテイシア部屋に誰かいた訳でもなし、取りに行けば良かったのに。 [誰か招いていたなら裸やタオルで脱衣所を出るのは憚られるかもしれないが、その時は彼女一人だった筈だ。 忘れたのはうっかりミス、でも「つけない」という選択をしたのは、] へぇ……。 下着ないまま、俺が帰ってきて触るの待ってたんだ? もしかして、下も……? [キスを受け、「ん」と思わず鼻にかかった声が漏れた。 間近で紫亜の長い睫毛が震える。 紫亜の手が重ねられたならより掌に尖りを感じて、転がすようにゆっくりと押し付けたまま回した。] (-17) 2021/08/17(Tue) 0:09:10 |
【秘】 イウダ → オルテイシアこうして胸触ってたらいつもすぐ濡れちゃうのに。 下着なしで短いパンツ履いてたら、隙間から垂れるんじゃない? [手は彼女の手で胸元に縫い留められている。 視線と囁きだけでホットパンツの下の秘所を愛撫するつもりで低く声色を落とした。] 胸は俺が揉んであげるからさ、 紫亜はどれだけ濡れてるか、触って音を聞かせてよ。 [まるで料理の役割分担のように、さらっと要求する。 脱ぐだけでも触るだけでもなく音を聞かせろということは、触った指を動かせと言っているようなものだ。**] (-18) 2021/08/17(Tue) 0:09:38 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[優しく責められて、言葉を無くす。 忘れていたのは事実だけれど、下着をつけないまま袖を通した時に彼の顔を思い浮かべたのも確かで、期待していなかったといえば嘘になる。] …は、ぅッ……、ちがっ、…… ほんとに、最初は、忘れてただけでっ…… [意地を張るように咄嗟に言い訳をしたけれど。 薄っぺらな言い訳はすぐに見破られてしまうだろう。 下も、という確認に、目を伏せたまま小さく頷きを返す。 今なら恥ずかしさで死ねそうな気がする。] ……ぁ、 ぁんっ……、 やっ、むね……、よわい、からッ…… [己の手ごと胸をゆっくりと刺激されれば、まるで自分で愛撫しているような錯覚すら覚えて、声に羞恥が滲んだ。] (-19) 2021/08/17(Tue) 1:01:39 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[布越しに胸を弄られて、衣擦れの感触と時折感じる強い刺激に、続けざまに声が漏れる。] ん、 んぅッ……は、ぁッ…… ……や、だぁっ……、いじわるっ…… [昂ぶっていく姿を見られながら、悪戯に煽る声は低く下腹に響いて。下着を着けていないせいで、より心許ない股の合間がにぬめりを伝えた。 その甘く響く声が、意地悪なことを言うものだから驚きに目を瞠った。] やっ、そんなの、恥ずかしいっ……、 [弱く首を左右に振って、いやいやと駄々を捏ねるけれど。 先程から与えられ続ける刺激は十分に欲を煽るもので、既にホットパンツには沁みが浮かび上がり始めていて。 もっと刺激が欲しいというように、もじもじと腰が揺らめいているのは明らかで。] (-20) 2021/08/17(Tue) 1:02:26 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[求める視線と眼が合えば、視線が落ちて。 おずおずとホットパンツに手が伸びる。 パンツと下腹の隙間から手を差し込めば、淡い茂みが湿り気を帯びていて、更にその奥に向かえば、くちりと水音が響く。] ……ッ、ンッ、…… ぁ、……ぁッ、んッ…… [濡れた指先で芯芽を捉えれば、強い刺激にぴくん、と身体が跳ねた。**] (-21) 2021/08/17(Tue) 1:03:02 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[うんうんと相槌を打ちながら彼女の弁解を聞く。 今となってはきっかけは関係なく、二人とも盛り上がっているのだからそれ以上は言葉を重ねなかった。] 知ってる。 [だから胸を弄るのだ。 育てるように持ち上げ、ツンと突き出したところに指を埋める。 羞恥の為に絞られたような声になる彼女に「可愛い」と囁いて。] (-23) 2021/08/17(Tue) 13:25:26 |
【秘】 イウダ → オルテイシア俺の声にちゃんと反応してくれんのが嬉しくてつい。 [こういう時の「いじわる」の加減は難しい。 口に出しながらも感じてしまうというラインを保ちたいものだけれど。 視線を落とした先で彼女が内股をきゅっと縮めるのを見て口角を上げた。 下着よりは厚い生地だから染みは今のところ確認できないけれど、どういう状態なのかは見なくてもわかる。 そして見なくてもわかるが確認したいのが男心というやつだ。] ……聞こえた。 [脱ぐのかと思いきや、彼女は指だけを泉に伸ばした。 冷房の稼働音にも邪魔をされず、くちりと音がキッチンに響く。] (-24) 2021/08/17(Tue) 13:25:55 |
【秘】 イウダ → オルテイシア指、ナカまでいれてる? それとも外を撫でただけで音が出た? [紫亜の手が離れたら、そっとTシャツをたくし上げて直接肌に触れる。 クリームで手入れをしている肌はいつも触り心地が良い。 その手触りを楽しむようにゆっくり手を上に滑らせて、見つけた蕾を指先できゅっと摘まんだ。**] (-25) 2021/08/17(Tue) 13:26:30 |
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