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【人】 帰宅部 津崎絵音[ 千葉が何も知らないことを知ってるよ。>>27 きっと今のが精一杯だったんだろ。 オレが秋獅ノしたこともそうだった。跳ね除けられたのも同じ。 自分がされるのは当然としか思えなかったけど、 する側になると苦しいものだ。 でもさ、全然違うとも思った。 オレの言葉は秋獅ノ全然寄り添おうとしてなかった。 不思議だ、今ここにいる二人のほうが縁は薄い筈なのに。 普通の人間ってこういうものなの。お前だからなの? オレ、旧校舎探索の時自分だけ叶えられないのが嫌で 他の人だけ行方不明になったらとかもやもや考えてたよ。 結局さ、困ってるのは自分なんだね。 そんな奴が受け取っていい言葉に思えなくて、 応えたくてもその道が見つけられなくて。 繊細な千葉を丁重に扱うには、あまりに自分が弱すぎた。>>28] (63) 2022/10/19(Wed) 3:21:53 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 重ねられた温度がある呪詛に返したのは拒絶。 秋獅フほうが余程優しい言い方とやり方だった。 なのに、未だ諦めきってないみたいに言葉を残す。>>29 返事を出来ずにいるこちらに 次があると、その三文字が最後に語る。>>30 ] ……っ [ なんでそこまで自分と全然違う奴に寄り添おうと出来る? なんで追い出されても最後までそんな風に言葉を掛けられるんだ? なんでオレたちはこんなに違うんだよ? なんでオレはお前に何を貰っても傷つけるだけなんだよ!? 似た思いを別のことでさせていたとも知らずに>>26 切れそうなくらい唇を噛みながら心の中で叫ぶ。 雪崩みたいに罪悪感が押し寄せてきて もうそれだけで死にたいくらいになってた。 ] (64) 2022/10/19(Wed) 3:22:15 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ また頭まで隠れ、目を閉じながら思った。] [ ────もしかして 呪いが届かないんじゃなくて、 オレが届く前に叩き落としたのかな。* ] (65) 2022/10/19(Wed) 3:22:32 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 二日目夜/自室 ── [ 家では殆ど自室から出ないようにしている。 母親の泣き声は聞き飽きたし、父親は最低限しか帰ってこない。 広い家の殆どが無意味と化して多くの部屋が埃を被っている。 ま、つまり息子もろくに掃除してないってことなんだけど。 一切気にならないわけじゃないんだ、出来ないだけ。 一定以上の負荷を腕に掛けられなくても出来ることはある。 ただ、他の部分が問題だった。 休日、友人達との予定が無いとベッドから起き上がるのも難しい。 多分オレの心の状態は、母親と似ているのだろう。 ] (66) 2022/10/19(Wed) 3:22:50 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 昨日の秋獅ノ続いて今日は千葉。 有意義なんてふざけたこと考えやがって、オレ。 千葉なんて、幼馴染未満どころか友人でもない 似た願いを恐らく持っていない未来を見ている眩しい奴。 わざわざ言外の苦痛を察し会いに来てくれた優しいあいつに あまりにも恩知らずで酷いことをした。 自分のしたこと言ったことを思い出し続ける苦痛を 甘んじて受け入れていた時のこと。 何かの予感でもあったのだろうか。 ふ、と明かりを落とした室内で目を開けスマホを手に取った。 ] (67) 2022/10/19(Wed) 3:23:27 |
【人】 帰宅部 津崎絵音……どうして [ 寂しい闇の中、一人呟いた。 少しづつ書かれていたらしいメッセージは 既に全て送られており、避けることは出来なかった。 連絡が来ただけでも信じられなかったというのに、 その内容は── ] (68) 2022/10/19(Wed) 3:23:41 |
【鳴】 帰宅部 津崎絵音[ 否定したのに諦めた自分、 受け止めたのに諦めなかった秋氏B>>2:463 戻ったままの、昔の呼び方。>>2:=38 拒まれても尚触れ、そして当てた願いの内容。>>2:=39 やっぱり同じ願いだったんだと確信した。>>2:466 秋獅烽ォっと、そう至り連絡したのだろう。 でも、それが嫌だからオレは消えたかったんだよ。>>2:=40 そして、そうするとお前の願いは叶わないじゃないか。 どうして、そんなことの為に生きることを選べる?>>2:=41 助ける手ではなく半端に差し出された選択肢に 賭けることが出来る?>>2:467 ] (=13) 2022/10/19(Wed) 3:24:06 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 勇気を出した秋獅フ言葉に、一切返事しなかった。 出来るわけが無いんだ。……今は、まだ。 そうしてオレはいつも通りに、 思考と自己否定を止められないままに、朝を迎える。* ] (70) 2022/10/19(Wed) 3:25:07 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 三日目早朝/自室 ── ……簡単に言ってくれる [ 一睡もしてない無趣味野郎は、スマホの通知に気づくのが早い。 自分の中にあるものを一刀両断されたような気がして、 ついつい言い返すようなことを呟いた。 だが、個人で行ったやり取りを思うと、 秋獅ニ千葉に思い知らされた自分を顧みると反論は出来ない。 オレだって応えたかったよ。 だって千葉も秋獅焉A “止めるのが正しいから”“誰かが消えるのは間違ってるから” それだけで言ってるわけじゃない。 自分一人で抱えるにはでかすぎる荷物を持って、 誰かの気持ちの為に生きることがどれ程難しいか。 ] (71) 2022/10/19(Wed) 3:26:35 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ ああでも、お陰で思考が進んだ気がする。 結局天ヶ瀬にはオレは絶対勝てないのかもしれないな。 ハッピーエンドでもトゥルーエンドでもない何かに 繋がるようなものがあるとすれば── 立ち上がりカーテンを開き、明けても無い空を見上げた。* ] (72) 2022/10/19(Wed) 3:27:21 |
【人】 帰宅部 津崎絵音── 出弦高校/敷地内 ── [ シャツのボタンを全て閉じ、マスクもピアスも外して ネクタイは結局無いままなのを含め、 素の自分の姿で登校した。 時刻は丁度昼休みが始まる頃、堂々たる遅刻だ。 ] (78) 2022/10/19(Wed) 3:46:42 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 校舎の前に立ち止まればじっと見上げる。 1年の教室が並ぶ辺りをゆっくり順番に眺め、 そのどれが彼女のものかも知ろうとしてなかった自分に また嫌気が差してきた。 それから見つめてたのは2-C教室の窓。 時間通りにも遅刻しても、“今のオレ”は踏み込む気のない場。 ごめん、千葉。 ] (79) 2022/10/19(Wed) 3:47:16 |
【人】 帰宅部 津崎絵音────…… [ 旧校舎へと歩む最中、口遊むのはアヴェ・マリア。 幼い頃、クリスマスに両親と教会に行った時 必死に着いていきながら歌った祈りの曲。 あの時聴いた荘厳なパイプオルガンの音より 発表会の熟練したものとは言えないピアノのほうが、俺は。 なんて仮にもプロを目指してた奴が言うには 変なのかもしれないけど、本当。 フェンスの前で立ち止まり、スマホを取り出した。 ] (80) 2022/10/19(Wed) 3:47:34 |
【鳴】 帰宅部 津崎絵音── TO:千葉 ── 旧校舎探索で通ったフェンスの前にいる。 少し、願いを考え直したから聞いてほしい。 昨日はごめん。 あとは会ってから話したい。 [ 本当はついでじみた5文字で済む話じゃない。 でも、こういう文章しか書いたことがなかった。 それじゃ許せなかったら、対面した時にでも怒ってほしい。 繊細な千葉はオレに傷つけられてそれどころじゃないかもな。 ] (=14) 2022/10/19(Wed) 3:48:39 |
【鳴】 帰宅部 津崎絵音─── TO:秋氏@─── 今まで返さなくてごめん。 沢山考えることがあってどうしても書けなかった。 もう少し待っていてほしい。 叶えるとしたら、俺の願いで叶えるから。 どうなっても、秋獅フ中から絵音くんは奪わないから。 [ 生きることを可能性でも見てくれたことは 一度繋ぎ止めようとした身として喜ばしくても、 それは彼女が希望を見出したというよりオレの為だろうから。 そう思うととても触れられなかった。 今はその望みを、過去の自分を殺さないことを誓うばかり。 ] (=15) 2022/10/19(Wed) 3:48:55 |
【鳴】 帰宅部 津崎絵音─── TO:天ヶ瀬 ─── 正直ちょっとムカつきました。 でも、何も反論出来ないなと思いました。クソがよ。 結局秋獅ノ話しても上手くいかなかった。 多分、自分を棚に上げてる奴じゃ駄目だったんだと思う。 会いに行ったのも、行動したのも全部秋氏B 情けなさ過ぎて死にたいわ俺。 どうするのかまだはっきり答えられない。 でも、最初の願いはもう諦める。 色々ありがとう。 [ 天ヶ瀬宛は、大分いつもに近い雰囲気になった。 本当に少し気に障ったのはあるが、 ああいう風に言ってくれる天ヶ瀬だからこう返せるのもある。 演劇部に入れなどと思っていたのは、 もしかしたらわざとらしいと感じていたというより 周囲をよく見て合わせて対応出来る その聡さになのかもしれないと、ふと思う。 ] (=16) 2022/10/19(Wed) 3:49:18 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 知られると特に天ヶ瀬に怒られそうなのだが、 今も少しこのまま一人で行ってしまいたくなる。 魅入られてるのかな、とか少し思ったけど 救ってくれるかもしれなかった神様に責任を押し付けちゃいけない。 救いは自分の中で受け止められて意味を成す。 だから、オレにとってはやっぱり彼女は神様だ。 勝手に歩き出さないように側の木に背を預けるように座って 目を閉じ、教会音楽を小さく唄い続けている。* ] (82) 2022/10/19(Wed) 3:49:52 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ オレがこのまま生き続ける為に、 どこかに閉じ込められている少年を彼女から奪わない為に。 こう願ったらどうかと思ったんだ。 随分荒療治で、最初望んだような解決には至らないんだけど。 津崎絵音から、 ピアノに関わる全ての記憶を二度と戻らないよう消して下さい。 そうだね、 ** ]これもお前らにとって正答じゃないんだろう? 一人で出す答えなんて、結局様変わりしないよ。 (83) 2022/10/19(Wed) 3:53:22 |
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。 (a4) 2022/10/19(Wed) 4:00:59 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* あー真夜中に書いたからちょっとその言い回し無いんじゃない?みたいなの一箇所あるよー あーなんか怒涛のように良いロルを他方から貰ってしまいなんとか応えようとしてもスキル足りないよー 皆ママに見えてきたな (-21) 2022/10/19(Wed) 4:03:10 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* 津崎一人で出せる妥協点はあれなんすけど もしそれ以上に救われる場合他の人もこうどうにか…… ちょっと関われないところだし、まず津崎がこれだから駄目なんだけどさぁ (-22) 2022/10/19(Wed) 4:04:33 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* 美男美女揃い(津崎は解釈分かれる)なのに皆どこか陰ってて切ないね つきかげ 【月影】 1. 月の光。 「―さやかな夜」 2. 月の光にてらし出された人や物の陰影。 村は1で参加者は2ですか? (-24) 2022/10/19(Wed) 4:24:50 |
【独】 帰宅部 津崎絵音/* この村で恋愛ゲーム作ると大変だろうな 大体エンディング迎えた時誰かは消えてそうだな Aを救っても後に最低でもBCDはいるだろうな (-25) 2022/10/19(Wed) 4:47:19 |
【人】 帰宅部 津崎絵音[ 現れた千葉は日常の姿のまま、 全力疾走という非日常を纏っていた。>>167 息が整うまで何も言わずその姿を見つめる。 お前上履きのままじゃん。なんて普段みたいに突っ込めない。 全部オレのせいだもんな。 ] …………、すみません、専務 日差しを避けてきたらこんな時間に [ そう思うとどんな顔をしたらいいか分かんなくて 口で巫山戯けながら顔は微妙な表情になってしまった。 もう擦り過ぎかこの冗談。 社長扱いまで拾って訳分からなくなったし。 そんなに急がなくてもバックレなかったのに。 ──いや、それは100%保証は出来ないことか。 睨めあげる表情は慣れたもの、怒ってはないと知っている。 なのに気まずそうにしてしまうのは どんな気持ちで今の時間まで待ち、走ってきたのか 思い至ってしまったから。 ] (233) 2022/10/19(Wed) 20:46:50 |
【人】 帰宅部 津崎絵音ん、ありがとうな [ 千葉の格好は見慣れたままの筈なんだけど。 背筋が伸びる様と、受動的な言い方を言い換えた様子に>>168 やっぱり千葉も何かあったのかなと思った。 別にオレや秋獅ンたいな暗いことじゃないとしても、多分。 それを知れないのは何となく、寂しいことだが 資格を得られなかったのは自分のせいだ。 ……ま、多分大体は分かっちゃってると思うんだけど オレが願おうとしてたのは 最初からいなかったことにしてもらって 世界から、皆の記憶から消えること [ 周囲を無意味に眺めつつ思考し、話し出しは遅れた。 結論からだとちょっと意味がわからないだろう。 どこから話すのが聞き手にとって良く、自分の心が許せるものか。 地雷を踏み抜く覚悟までは悟る由もなく、 平静を保てる範囲で出来る限り相手に開こうと試みる。 ] (234) 2022/10/19(Wed) 20:47:55 |
【人】 帰宅部 津崎絵音昨日お前が保健室を出て行った後、 それこそ死ぬほど後悔して……ちょっと他の奴らとも色々あってさ 情けない無意味な奴より、 そんな奴に言葉を尽くして呼びかけてくれる奴らの思いが 願いに反映されるべきなのかなって思った そう出来る選択もあるのかもって、考えた [ 生きたくなったからって言えなくて悪いと思う。 でもそれは、内側にあるものを一人で抱えてる限り どうしても言えない言葉だった。だから ] (235) 2022/10/19(Wed) 20:48:44 |
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