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【見】 流転 タマオ タマオは思考した。こうして開き直る己は傲慢だ。しかし己は己の道を違えていないと自負している。結局内心でどう理屈付けても、他者にとっては言い訳にしかならない。 一連の出来事には己に非があると思うし、己の方が謝罪することであるとも思う。が、矢張り思うだけだ。謝罪が必要とは思わないし、思えない。こうして思う思わないと己の中で並べ立てることすらなんだか億劫になってきた。一度思考を止めた方が良さそうだ。 それはそれとしてやろうとしたことはやっておこう。 (@0) 2021/07/04(Sun) 21:04:24 |
タマオは、布を開き、その中身を床に転がし直した。ころん、鮮やかな翡翠を閉じ込めた目玉がひとつ。 (t0) 2021/07/04(Sun) 21:05:56 |
流転 タマオは、メモを貼った。 (t1) 2021/07/04(Sun) 21:06:36 |
【独】 流転 タマオ皆に見せてくれると思ったんだけど隠されちゃった。からとりあえず転がし直しておいたよ! アンタの思考回路どうなっているのかしら、後先考えないねぇっ!!!! (-5) 2021/07/04(Sun) 21:11:29 |
【見】 流転 タマオ タマオは布を軽くはたいた。転がる球体は点々と血の跡を残していく。不思議なことに、目玉を包んでいた小さなタオルには赤い染みはない。床に置かれたために埃が少しついたやもという程度か。 「……洗って返すべきだろうか」 気にするところ若干ズレているんだよなぁ。 (@1) 2021/07/04(Sun) 21:23:21 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「……?」 声を掛けられ、自身の身体を確認するように眺めた。納得するようにひとつ頷き、あなたに向き直る。 「本官は銃に撃たれて死にました。戦前のことです。 仔細は記憶しておりませんが、東京駅だったと思います」 今現在の己を認識できているというのなら、これは隠す内容ではない。思わぬところで露見してしまった。先のあれは気のせいで済まされたかと思ったのだが、そうでもなかったらしい。 「己は銃を所持していない為、あなたに同じ死に方は させられないが、他の死に方なら提供出来ないこともない。 と言っても、可能なだけで今現在試行する気はありません」 きっと目の前の人物にとっては突拍子もないことを並べているのだろうなと考えるが、こうなると妙な言い訳を立てるのも正直なところ面倒だ。 「己のように死後に突飛な存在になることなぞ稀ですよ。 あなたは何を理由に死に方を探しているのですか?」 幽霊になりたいが理由なら不確実だからやめた方がいいと思うよ。 (-9) 2021/07/04(Sun) 21:57:07 |
【独】 流転 タマオ己も望んで幽霊になったわけじゃないし、死んだ人全員幽霊になるわけじゃないよ(善意の情報提示 ツッコむ所もっと他にあると思うわタマオ。 (-11) 2021/07/04(Sun) 22:20:34 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「はい、はじめからです」 あなたはタマオの思惑通りに事を受け取ってくれていたらしい。あなたが生きている状態で彼の姿が見えるのは、彼としても想定外だったが。 (-19) 2021/07/05(Mon) 0:23:13 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「己はこの村に来た時から 身体を持たない故、飢えを満たす肉になれない。 誕生日を理由に生者に必要な食料を分け与えられたくもない。 痕跡を残さずふらと消えて、探す労力を割かれたくもない。 かといって霊であったと説明するのも正直面倒だ」 死体を残さず、死んだと思われればと」 食肉にする話が出ていないのなら、含まれていないと思う」 あなたは肉になる気はありますか? 知識ですが、それなりに処理をします。 おけば死んだ事実は分かり易いと思います。 見つかるように意図しなければ見つけ辛いです。 書き置きを残すのも選択肢かと。 適当な大きさにして外に捨てようと思う」 殺す算段を立てながら、一先ず死亡後の処理についての見解を述べた。殺し方にも関わってくるので。 (-20) 2021/07/05(Mon) 0:23:19 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク ああ。語る内に上へ向いていた視線をあなたに戻した。 「試行する気はないと先に言ったが、実はそうでもない。 己はあなたに過剰に商品を提供されたと思っている」 タマオが求めたのは、おめでとうの一言だけだった。 「後払いは受け付けないか?」 (-21) 2021/07/05(Mon) 0:23:59 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「謝られることは何も。良い物をいただきました」 己は目の前の彼の区分はいまいち理解に及ばないが、少なくともカフェーの女給らと違い、言葉を商品にしていなかったのやもと考えた。己も言葉それ自体よりも、発音する労力を要求したつもりだったし。取引って難しい。 「肉は、ないよりマシ程度の味でしょうね。 己も精肉の手練れというわけでなく、食後の具合の よしあしを保証できない。考慮しないこととしよう」 不安ならやめとこ。己も不安だし。 「して、何に気が進まないと言うのでしょう? 殺人に関して言えば己は今更なことであるし… …楽に死にたいと考えるのが人情では? 苦しんで死にたいと言うのなら、それはそれで考えますが」 拷問の場に居合わせた時のことを思い出している。無表情だ。 (-27) 2021/07/05(Mon) 11:14:38 |
【見】 流転 タマオ フジノが寝床に使っている部屋に勝手に侵入し、洗ったタオルを干した。洗濯バサミちょんちょん。乾いた状態になる頃には返せるかも怪しいと思ったので。 タマオは洗濯上手でしたか?(7)0n10 0:むしろ汚れが増えた 3:標準 10:完璧 (@2) 2021/07/05(Mon) 11:37:44 |
タマオは、洗濯も結構上手だった。 (t2) 2021/07/05(Mon) 11:39:06 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「“次”に期待します。聞くつもりがないと あなたに言ったのは、今回に関してだけであるので」 タマオはこの村の生まれではない。 「ひととせも留まらぬ己からすれば、一度があればそれで十分だ」 誕生日の文化も、タマオにとっては後付けのものだ。 この夏の時期に生まれたことは本当だった。 「故に、そう心配せずとも構わない」 憂うことなぞありませんよ!感を空気に滲ませている。 (-57) 2021/07/05(Mon) 15:08:50 |
タマオは、この山に猿が住んでいたことを初めて聞いたし、それを事実と受け取った。 (t3) 2021/07/05(Mon) 15:30:34 |
タマオは、包丁のある場所を確認した。 (t4) 2021/07/05(Mon) 16:15:54 |
タマオは、メスのある場所を確認した。 (t5) 2021/07/05(Mon) 16:16:10 |
タマオは、斧のある場所を確認した。 (t6) 2021/07/05(Mon) 16:16:24 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 麻酔のある場所も確認したが、己は扱いを心得ていない。後のことを気にしないのだから、経口で扱える睡眠薬の類でも構わないのだろうか。ここを離れたらまた学ぶとしよう。 (-62) 2021/07/05(Mon) 16:25:33 |
【独】 流転 タマオニエカワくんのロールに殴られたらしいセナハラの独り言早く見てぇわね。当方は叶えられないことがわかってされていた未来の約束とその受け取りかたににっこりしました。 ニエカワくんいいこなんよ……………熱ひいたわね…… (-63) 2021/07/05(Mon) 16:30:29 |
タマオは、工具箱を置き、バケツを手に取った。 (t7) 2021/07/05(Mon) 18:44:10 |
タマオは、雑巾をいっぱいに入れて戻って来れば、こう、がんばって鍵を開けて部屋に入った。 (t8) 2021/07/05(Mon) 18:44:22 |
タマオは、雨漏り箇所の補修をした。27 (t9) 2021/07/05(Mon) 18:44:35 |
タマオは、(´・ω・`) (t10) 2021/07/05(Mon) 18:45:40 |
タマオは、雨漏り箇所の下にバケツを置き、床の水を掃除した。 (t11) 2021/07/05(Mon) 18:48:19 |
タマオは、二階の部屋を順繰りにすり抜けていった。雨漏りの確認だ。 (t12) 2021/07/05(Mon) 20:16:50 |
【秘】 流転 タマオ → 発熱 ニエカワ 二階の一番奥の個室。用がなければ赴かないその場所に、隣の部屋がある方の壁からひょっこりと顔を出した。雨漏りしていないかなの確認だ。タマオは部屋の主がもうこの世にいないことを知っている。 (-69) 2021/07/05(Mon) 20:17:13 |
【秘】 流転 タマオ → 発熱 ニエカワ「あ」 間の抜けた声が漏れた。人がいると思っていなかったので。 「はい、本官は幽霊です。あなたもですよ。 熱はまだ引いていませんか?」 中途半端に壁抜けしていた状態から移動して、きちんと部屋に全身をおいて問いかけた。 「死ぬ前の状態を引き継ぐか、健康になるかはまちまちだが… …あなたは如何様なものだろう?」 昨日今日に死んだ者の物言いではないように思える。あなたはそういえば、この小さな山村で“玉青”という姓の人間を、彼の他に知らない。彼はいつの間にか“村生まれ村育ちの駐在警官”としてここにいた。 (-72) 2021/07/05(Mon) 20:56:39 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「東京へ勉学に赴こうかと。 次はきちんと自力で肉に出来るようにしておきたく」 タマオの知識は偏っている。こうした時にその分野だけを学ぶので。そして大分結構自由に存在しているようだ。本人としても、死んでいる以外には概ね生者と変わらない認識である。 「なら包丁か何か、兎角刃物を持ち出しましょうか。 斧で切り落とし切ってから、 首を元の位置に戻すのもひとつだと思う」 縫合の道具もここには存在する。どのような手段でも取れるだろう。入用な物品はどこにあるものか、分かれたら確認してこようとタマオは思った。 (-77) 2021/07/05(Mon) 21:55:59 |
タマオは、相も変わらずの無表情だが、雰囲気は分かり易い方だと自負している。 (t13) 2021/07/05(Mon) 21:57:25 |
【秘】 流転 タマオ → 発熱 ニエカワ 大丈夫ならよかった。ひとつ頷く。 「いいえ、本官は最初から幽霊です」 彼は戦前に死んだらしい。寂しがりなので村の日常に当たり前に紛れ込むという心霊現象を起こしていたところ、今回の災害騒ぎがかち合ったと説明される。 セナハラがあなたを殺した事に対しての驚きはないようだった。 「アユミサンも窓の外に浮いていましたね。ご存知ですか?」 タマオは善意からそう口にした。彼はアユミサンが子ども達に懐かれていると思っている。知らないなら知っていた方がいいかなと考えたのだ。 (-82) 2021/07/05(Mon) 22:28:33 |
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