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【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………うん。」 貴方の頭を撫でる。 肩がいくら濡らされようと構うことはない。 「うん、」 あまりに重いものを背負って、 笑顔で隠して、生きてきた。 「うん……」 そんな貴方に、どんな言葉を掛けられるだろう。 ただ相槌を打ち、話を聞いていた。 「……辛いな。」 そうして、貴方の涙が止まるまで ずっと撫でていた。 涙が収まれば、 また後日落ち着いて話をしようと告げて 貴方が落ち着ける場所まで送り届けるだろう。 そんな前日の、出来事だった。 (-6) 2021/09/20(Mon) 22:02:59 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>迷彩 「────?」 これは何故名前があったのか分からず 混乱している者。 「うん……うん……? ……………………わかった。」 服の裾を摘まれ、先導されるなら それに着いていくだろう。 カメラを貰って、説明を受けて、 その帰り道、二人で話でもしながら 食堂に戻っていくのだろう。 (+3) 2021/09/20(Mon) 23:02:01 |
【墓】 1117 闇谷 暁闇谷は混乱している。 さて、初日に渡された端末───見える映像は増えた訳だが。 一体どんな機能が、と、とんとん押していく。 「……ウォワア!!?」 友人達の過去の映像なんかも出てきたので 咄嗟に放り投げて、拾って、 割れてるか確認して、ちょっと隅っこ欠けたなと思いつつ 閉じて、そのまま仕舞った。 (+5) 2021/09/20(Mon) 23:58:59 |
【墓】 1117 闇谷 暁「どどっどっどっ、どっ、 ど……ど……! 」そうして言い付けられた自撮り行為。 どうしようかとカメラを抱えたまま とりあえず厨房の方に入っていって、 柿の葉寿司foodとチョコレートケーキsweetを作り始めた。 (+6) 2021/09/21(Tue) 0:06:52 |
闇谷 暁は、ケーキを半分切り分けて、残りは食堂に置いた。 (c0) 2021/09/21(Tue) 0:18:47 |
【独】 1117 闇谷 暁俺は高校生探偵・闇谷暁。 幼馴染で同級生の<<貴戸 高志>>allwhoと遊園地に遊びに行って、 黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた俺は、 背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかった。 俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……… 体が縮んでしまっていた。 『闇谷 暁が生きていると奴らにばれたら、 また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ』 <<黒塚 彰人>>allwhoの助言で正体を隠すことにした俺は、 <<遊城 憲義>>allwho に名前を聞かれて、とっさに『ツッキー』と名乗り、 奴らの情報をつかむために、父親が探偵をやっている<<迷彩 リョウ>>allwho の家に転がり込んだ。 (-35) 2021/09/21(Tue) 2:28:32 |
【独】 1117 闇谷 暁これは貴戸高志の考察なんだが、 >……すぐに忘れるようにする、元に戻れるようにするから…… 道筋に沿った歩き方しか許されず それ以外の変化を悪だとされ、 身分の高さからそれを話す相手も出来ず、 ほとんど不自由な生活を強いられたんだな。 咄嗟にこういう言葉が出るの、 やっぱり「兄の事は忘れなさい」とか言われたんだろうか。 忘れろ、戻れ、元に。……? 強姦未遂の辺り、貴戸自身も高揚している状態の為、 その直後の出来事なんかは記憶に残りやすいだろう。言葉も。 言葉に人生は現れる。 細やかな台詞に今後も注目していきたいです。 (-38) 2021/09/21(Tue) 3:42:48 |
【独】 1117 闇谷 暁辛いな 辛い 考えるほど 読むほどに辛い 彼の人生に、彼を大切に思った人は居たのだろうか。 嫉妬、軽蔑、嫌悪、そんな感情ばかり受けてきたのだろうか。 好意を分からない程に? 彼の鈍さ、 そもそも与えられていない感情は理解のしようもないので 仕方ない事なんだなあ。 事実、敵対や嫌悪は分かってる。辛いな。 貴戸高志という人間、大切にしたい。 (-40) 2021/09/21(Tue) 3:55:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方と廊下を歩いていく。 課せられた内容もだが、 貴方から語られた話を置いておくことも出来ず、 視線はうろうろと彷徨っていた。 「え? 誰って何 アッ えっとまだ何も考えてないです……… 」自分で撮影を。 理解はしていたつもりだが、 いざ直面すると思い付かないものだった。 いつもの明るさがない貴方の頭に ぽんと手を置いて、撫でた。拒絶されればその限りではない。 (-44) 2021/09/21(Tue) 10:59:11 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………。 ……………………、……………… ……………、…………………………、………そうか……っ」 あからさまに動揺した。 貴方を撫でる手にも力が入る。グッ。 「 きっ、 貴戸の所に行くのか……?」 (-46) 2021/09/21(Tue) 11:13:48 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「…………………いや…… 貴戸が良いなら良いんじゃないか、 俺には関係ない事だしな、 別にルームメイトなだけだし、全然、 そこに俺が干渉するのは良くないし………その……、」 早口で語る。 それから、手に一際力を加えた後、 「…………ちょっと、……やだ」 小さく、 貴方にギリギリ聞こえるくらいの弱々しい声で呟いた。 (-48) 2021/09/21(Tue) 11:21:25 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………………、 ……迷彩……………」 その視線を受けて、貴方を撫でる手が 前後左右にウロウロし始める。 わしわしわしわしと帽子ごと髪を撫で散らかす。 「…………何故だと思う? 人と言う字はな、人と人が支え合って出来ているんだぞ。 だからな、つまり、そう言う事だ。」 どうにか話を逸らせないかと よく分からない事を言い出した。 (-50) 2021/09/21(Tue) 11:31:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ貴方からの眼差しに う、と息を呑んで 「………… …………… ………………」 貴方の両肩に手を置く。 深呼吸。 両目が泳ぐ。 深呼吸。 それでも、貴方を見つめ返す。 「俺が……俺は………、 きっ、貴戸の事が……… 好きだから 、です………」 (-52) 2021/09/21(Tue) 11:45:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ一瞬びく、と身構えたが 続く言葉に首を振る。 貴方の事を知るたびに、それが悲しいと思ってしまう。 もう一度、深呼吸。 「……迷彩、今のは、俺の言い方が悪かった。 好きにも……色々あるんだ。 俺もお前に語れる程、経験は無いんだが……。」 肩に置いた手から力が抜けて すっと真っ直ぐに貴方を見据えた。 「家族を愛する『好き』と 恋人を愛する『好き』では 意味も、感情も変わってくる。 …………………俺のは、後者、で…… 自分だけのものにしたいとか……まあそう言う……うん…… ……なあ、迷彩。 やっぱり勝負は続けないか。 勝っても負けても罰ゲームはなし。 俺はお前のことをもっと知りたいし、 お前に知って欲しいとも思うよ。」 (-56) 2021/09/21(Tue) 12:14:18 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「………う、 いや、貴戸が望むなら、俺は……、 ……俺には止める権利は無いよ。 聞いてみると良いんじゃないか……?」 好ましくはないが、 別に恋仲でもないのだ。覚悟はある。 駄々を捏ねるような歳でもない。 ただほんのちょっと、ヤなだけ。 「うん、 遊び 俺がお前と勝負したいよ。 迷彩、受けてくれるか?」 自分が貴方を変えられるとは思えない。 けれど、自分が変わることは出来る。 貴方を知りたい、関わっていたい、 願わくば、貴方の人生に彩りを。 そんな思いだけは、確かにあった。 (-58) 2021/09/21(Tue) 12:42:50 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「 そっ、 そうか…………。」それ以上は何も 言葉に出来なかった。 ありがとう、とも、ごめん、とも、違う気がして。 「よし、じゃあ、まあ、 一先ず、こっちをどうにかするか………。 拒めるものでも無いしな。」 やっと笑った貴方に、安堵。 それから己のカメラを一瞥。 勝負も大切だが、まずは課題をこなさなければいけない。 貴方によって齎されたペナルティを 特に後悔する様子はない。 そうして揃って、歩き出す。 「月並みの言葉だが、 頑張ろうな、……リョウ。」 (-61) 2021/09/21(Tue) 13:05:48 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ「……………、」 別に、相手がそれを望んでいるならば 自分の意思で阻害したくはないのだけれど。 正直な話、関係の変化が怖いだけ。 「……言うだけ、なら、 言ってみる。……ありがとう。」 そう答えて、 最後にまた貴方の頭を撫でて、 貴方と別の方向に進むのだった。 (-65) 2021/09/21(Tue) 14:20:50 |
闇谷 暁は、自室のドアを、バァン!!!!!!!!!!!!!!! (c5) 2021/09/21(Tue) 14:21:45 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「おい!!貴戸は居るか!!!!!!」 ルームメイトがバージョンアップされ、 更に煩くなって帰ってきた。 両手でカメラやケーキを持っているので 足で蹴破ったらしい。 読書をしている貴方の姿を認めれば、 そっと机にそれらを置いた。 「……………今、時間、ありますか……?」 (-66) 2021/09/21(Tue) 14:26:48 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「たっ……ただいま……。」 部屋の中は、嫌なくらいに静かだ。 いつも通りに叫び返してくれたら良かったのに そうではない空気が、更に己を緊張させた。 ぱたん、と本を閉じる音が、やけに室内に響いた気がした。 「……その、 お前と話がしたいし、 言いたい事もある……んだけど、…… 先に心の準備をさせて欲しい……………。」 どうぞ、食べながら、と ホールの半分あるチョコケーキを寄せて フォークも差し出した。 貴方の正面、腰を下ろす。 足を整えて正座をする。 す、と長めに息を吸って、吐く。 「………お前、 報酬、何が欲しいの。」 貴方がこの企画にやる気だと耳にした。 まずはその理由を知りたい、と思った。 (-69) 2021/09/21(Tue) 15:01:02 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が飲み物を用意して ケーキを口にして、それから語り出す。 その間、ずっと姿勢を崩す事なく貴方だけを見ていた。 「そ、じゃあ、 俺もそうする。」 そうして、容易く言葉が返された。 貴方の葛藤を、貴方の心情を知らぬまま 此方も語らぬまま、さらりと。 「建物爆破とか、復讐とか、自死とか 何かとんでもない事考えてたら どうしよって思ってたけど、それなら良いんじゃない。 お前がそうしたいんだろ。」 はー、とあからさまに息を吐く。安堵。 貴方は時々頑なで頑固な一面を持つので、 自分が寄り添えそうならば、それで良かった。 グラスを手に取り、珈琲を飲み下す。 ……… … → (-72) 2021/09/21(Tue) 16:33:28 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志またグラスを取る。 飲み干す。音を立てて机上に置いた。 「言うつもり、無かったんだけど まあ……心境の変化、とか。」 弟分を放っておけない一心で駆け出して、 そんな弟分に背中を押されて、 貴方との関係の変化に怯えるのが、馬鹿らしくなった。 「別にお前に何かして欲しい訳じゃないし、 返事はいらない。 俺の 片想い を知って欲しかった……だけ。ただ、隣に居るのを…… 着いていきたい思いを、許して欲しい。」 ここまで言って、やっと息を吸う。 今の自分はきっと、必死に縋るような表情をしているのだろう。 わがままでも、かっこ悪くても構わない、 この気持ちだけ、伝えられたらそれで良い。 でも、ああ、もう一つだけ欲張るなら──── → (-74) 2021/09/21(Tue) 16:39:06 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志正座を崩し、貴方に近寄る。 手を伸ばし、頬に触れる。 もっと感情を、貴方を、 取り繕わずに見せて欲しい。 「……嫌だったら、嫌って言え。」 このまま拒絶されなければ 貴方の唇に、唇を触れさせるだろう。 (-75) 2021/09/21(Tue) 16:40:36 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志ちゅ、と小さなリップ音。 唇同士が触れ合えば、離す。……… 「───わっ、」 離そうとして、腕が伸びてくる。 貴方を拒む筈もなく、 「ちょっと苦しい」と腕の中で苦笑を漏らすが 離れるつもりも、逃げるつもりもない。 「…………、」 貴方が言葉を吐く。 舌足らずに、懸命に、子供のように。 だめ。いけない。 それもまるで、子供にきつく言い聞かせるみたいな叱り文句だ。 ……腕を、伸ばす。 → (-101) 2021/09/21(Tue) 19:23:29 |
闇谷 暁は、貴戸 高志を抱きしめた。 (c7) 2021/09/21(Tue) 19:24:01 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「何がダメなんだよ」 お前はダメじゃないよ。 「誰の許可が必要で、誰に叱られて、 どうしたらWいけないWじゃなくなるんだよ。」 お前は何もいけなくないよ。 「 俺の幸せをお前が決めるな。 」お前の側に居られたら幸せだよ。 「俺は好きにしてるし、好きに生きる。」 お前が好きだよ。 「俺の好きな奴のこと、WなんかWって言うな。」 辛いね。頑張ったね。 → (-103) 2021/09/21(Tue) 19:25:16 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でた。 (c8) 2021/09/21(Tue) 19:25:39 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「俺はさっきから、嫌かどうかって、 お前の気持ちを聞いてんだけど?」 笑って、泣いて、良いんだよ。 (-104) 2021/09/21(Tue) 19:27:02 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志どれだけ硬い仮面を被らされていたんだろう。 どれだけ否定され続けていたんだろう。 Wこんな場所Wに逃げ込みたくなる程に? 「お前と居て、助かる事の方が多いよ。 不自由な事は全く無い。よく気が付くしな。」 そういうところも引っくるめて好きだ。 「別にこんなとこで、今更経歴なんて気にするかよ。」 法は決して誰にでも平等ではない。 「ありきたりな事言うけど、 何処でも、お前が居たら幸せだと思う。」 まっすぐな、本心。 「……返事、いらないって言ったのに。」 穏やかな、苦笑。 → (-127) 2021/09/21(Tue) 23:13:59 |
闇谷 暁は、貴戸 高志の頭を撫でる。 (c9) 2021/09/21(Tue) 23:14:23 |
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