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【墓】 迷子の少女 竹村茜少女は、望む者の意志を覆して。 現実を放り出して、夢に浸る。 ここには、皆がいるんでしょ? 皆も、婆ちゃんもいてくれるんだ。 一緒にいよう。ずっと、ずっと――― (+1) 2021/08/14(Sat) 21:11:34 |
竹村茜は、神社にいる事を疑問にも思わなかった。会いたい人達がいるのを知っていたから。 (c3) 2021/08/14(Sat) 21:14:11 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 君ぞ来まさぬ 百千鳥「……あはは!モモ、最高だ。 あたし、それなら薫が欲しいな。 ね、そしたらきっと楽しいよ。薫も、遊びたがってたもん」 (-17) 2021/08/14(Sat) 21:32:47 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜「夏祭りか…皆と行きたいな。 かき氷食べて金魚掬って…ふふ、楽しみ〜♪」 にこにこ、これから待っている楽しみに思いを馳せて家に戻っていく。 女の子には、用意したいものが沢山あるのだ。 (+5) 2021/08/15(Sun) 2:26:58 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜夕凪姉に着付けを手伝ってもらって。 薄い水の色に白の葉が踊る浴衣を身に纏った少女は祭りに繰り出した。 少女に合うサイズの浴衣が用意されているなんて有り得ないのに。 ちょこんと頭の後ろに括られた髪が、走るたびに揺れる。 「シュンー!アキラー!うーなーみー!遊ぼーっ!」 そして、一目散に幼馴染の元へ駆けて行くのだ。 (+13) 2021/08/15(Sun) 18:15:24 |
竹村茜は、屋台をみんなと回っている。金魚掬いはあまり上手にできなかった。 (c11) 2021/08/15(Sun) 18:54:43 |
竹村茜は、祭りを回りながら、編笠のズボンのポケットにメモを突っ込んだ。 (c14) 2021/08/15(Sun) 19:05:24 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜「馬子にも衣裳って言った!? 素直に褒められないわけ〜!?」 心外!とぷりぷり怒っている。 本気ではなく、その後すぐに笑い始めてしまうのだが。 「あーあ、皆とたこ焼き分けっこしようと思ってたのに。 卯波とだけにしよっかな〜〜」 (+22) 2021/08/15(Sun) 20:28:18 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜「うなみ〜〜〜〜」 えーん。泣きついている。 それはそれとして、たこ焼きを全部食べるにはちょっと多いので4人で分けた。慈悲の心がある。 「花火技師の人がいるって聞いた気がする。 地元の為に毎年手作業で頑張ってるんだってさ。 だから費用は抑えられてるんじゃない?おじいちゃんたちが若い子に喜んでほしいからって星とかハートの花火作ってるの可愛いよね〜」 (+25) 2021/08/15(Sun) 21:05:31 |
竹村茜は、たこ焼きは熱かったのでふーふーしながらたべた。 (c16) 2021/08/15(Sun) 21:17:26 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠花火が終わるより少し早めに、人通りの少なくなった境内に足を運んだ。 手には、花火を見ていて食べきれていなかったりんご飴を持っている。 多分気付いてくれてるよね、とそのまま飴を舐めながら。 まだ空に打ち上げられている花火に目を向けた。 (-83) 2021/08/15(Sun) 21:24:53 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠足音の方へ目を向けると、ああ 覚えててくれた。と目を細めて。 「やっほ。来てくれなかったらどうしようかと思った。 って、りんご飴オソロじゃん」 やっぱりお祭りって言ったらこれだよね〜と同じようにりんご飴を振って。 動きに合わせて小さく頭の尻尾が揺れる。 「ここ、昔から静かでさ。 皆で祭りの人混みに疲れた時とか、内緒の話がある時なんかよく来てたよね」 ぴょん、と軽く跳ねるように貴方の隣に向かい、 遠くから聞こえる、人々の喧騒に口元を緩めた。 (-86) 2021/08/15(Sun) 21:44:37 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜「もっと色々あるでしょ大人って…… 子供の頃は足がつかなかったプールよりも、もっと深いプールに入れるとか。 好きな服を自分で買えるとかさ〜」 どっこいである。 「……そうだね。 ずっと一緒がいいな。 でも、さ。 皆いつか都会に戻って…結婚してバラバラになっちゃったりするのかな 」 (+29) 2021/08/15(Sun) 21:52:54 |
竹村茜は、胸が痛んだ。 (c17) 2021/08/15(Sun) 21:53:10 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠小さな頃は、親や子供達と喧嘩をした時に一人で耐えきれず泣きに来ることもあって。 それは茜にとっても、幼馴染には見せたくない姿だったから きっと見せる事はなかったのだろう。 「まさか。あのくらいで疲れるなら都会で暮らしていけないって。 …そうだね、内緒話。人がいるところだとちょっと恥ずかしいからさ」 もうそろそろ数が少なくなってきた花火を背にして、あなたの方へ向き直る。 「ねえ、アキラは……この村が好き?」 (-91) 2021/08/15(Sun) 22:11:23 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠「……そっか、良かった」 に、と笑う。花火が一瞬途切れたその時に、少女の笑顔が貴方の視界に映るだろうか。 「あたしも、この村が好き。 この村で出会った人も、ここにある自然も、思い出も。 ずっとここにいたいって思うくらい、好きだよ」 ずっとここにいたい、そう口にすることは簡単だった。 少女は望んでいたから。 胸の痛みからは、目を背けたまま。 「それに―――それにね、アキラ。 あたしは、昔この村に置いてきたものがあったの。 あの時は気付かなくって…後で気付いて取りに帰らなきゃって思ったくらい、大事な言葉」 (-95) 2021/08/15(Sun) 22:31:50 |
【秘】 あの頃の気持ち 竹村茜 → 少年 編笠きっとあの頃からそうだった。 ちょっかいを出されて追いかけたのも、 それに対して毎度毎度仕返しを考えたのも、 それが嬉しくて、たのしかったのも。 (-97) 2021/08/15(Sun) 22:36:36 |
【墓】 あの頃の気持ち 竹村茜「……変なの。アキラこそノスタルジーにあてられてるんじゃないの」 へにゃ、と眉尻を下げながら。 困ったように笑って。 「いるよ。まだやりたいこといっぱいあるもん。 変なこと言っちゃったけどさ、まだ駄菓子屋のお菓子制覇もしてないし!」 (+31) 2021/08/15(Sun) 22:42:34 |
竹村茜は、ずっとずっとこの時間が続いてほしいと思う。 (c19) 2021/08/15(Sun) 22:43:19 |
【秘】 あの頃の気持ち 竹村茜 → 少年 編笠この時間が続けばいいと思ったのは、本当だ。 けれど、この村で過ごして。 自分の置いていったものを伝えずにはいられなくて。 最後まで夢に浸ることも、この胸の痛みが許さなかった。 全部知っていて。 ここに留まることが、停滞であることも分かっていたから。 一歩を、踏みだしたくて。 後ろ髪を引かれるよりも、確かな力で。 (-106) 2021/08/15(Sun) 23:39:24 |
【秘】 あの頃の気持ち 竹村茜 → 少年 編笠「―――ん、いいよ」 今更虫が良すぎるかな。 「まだしばらくいるし。ゆっくり考えてくれていいから」 好きな人、いるんじゃないかな。 「謝んないでよ、急にそういうこと言ったの、あたしの方なんだから」 将来の夢だってあるのに。 「待ってるよ。アキラ」 でも、拒絶されなかった事は嬉しくて。 少しだけ期待してしまって。 ああ、今どんな顔になってるんだろう。 ―――貴方の気も知らない少女は、小さく微笑んでいた。 (-107) 2021/08/15(Sun) 23:43:59 |
竹村茜は、ずっとずっとこの時間が続いてほしいと思っていた。夢に背を向けて、一歩を踏み出した。 (c20) 2021/08/16(Mon) 0:02:47 |
竹村茜は、置いていかないように、手を差し出して待っている。 (c21) 2021/08/16(Mon) 0:03:36 |
【墓】 夢との決別 竹村茜「…置いてかれるのはやだなあ」 わかっている。 夢の中にいつまでもいられないこと。 これが現実逃避だということ。 竹村茜は知っていた。 「みんなで結婚出来たらいいね、ほんと。 そうじゃなくっても、また違うところのお祭りとか…ううん、何もなくたって集まりたい」 (+48) 2021/08/16(Mon) 19:17:48 |
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