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【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>1 2 3 4 [ 頭の中に響く不思議な声で目が覚める。 少しでもタロットを探す素振りを見せて、それから失敗したら、もう出られない。ここで一生暮らす。 でも、ここには食べ物はあるし、生きるのに困らないものは揃っている。ということかしら。 ] [ 元の生活に未練がある? あのブラックな環境で生きるために働いているのか、働くために生きてるのかわからなくなるような生活に。 夢や希望を持つ余裕もなくて、ただ、昔の思い出に浸っているだけの時間のみが幸せなあの生活に。 でも、この世界で生きていけるのかどうかもわからないし、 私はどうしたいのかしら? ] (32) 2021/02/04(Thu) 11:39:00 |
【独】 元紅薔薇様 ユウナえい!ダイスロール @この世界での生活可否確認のため学校外探索。 Aそんなことよりお腹が空いた、食堂探そう。 Bやはりこの異常な世界にいるの怖いし元の世界に帰りたい。 C〜E正直私のことはどうでもいいからエロンボさんがどうしたいか聞こう。 (3)1d6 (-2) 2021/02/04(Thu) 11:42:25 |
【独】 元紅薔薇様 ユウナなんと、私はやっぱり元の世界に戻りたいのか、 ブラックな環境でも地に足をつけて生きていたい。 それが安全だとそう思ってしまう類の人間なのかな。 (-3) 2021/02/04(Thu) 11:43:18 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「元の世界に帰る方法もあるにはある、のね。」 [ 元の世界での生活に想いを馳せる。 少なくとも下半身を露出した男性を日常的に見ることはない生活。 このよくわからない世界よりは馴染みがあって、なんとなくは生きていける生活。 一生ここで暮らす、という言葉の重さに怯えてしまったのかもしれない。 やはり、私は元の生活に戻るべきなんじゃないか。 そんな風に自然に思えてきた。 ] >>17 [ カーテンを開けて保健室の中に目を向けると、エロンボさんが中途半端な長さにカットされた白衣を着て部屋の中央で仁王立ちしている。相変わらず下半身を露出している。 どうしても下半身を出したい、人なんだな、 自分の権利のために戦っているんだろう。 ] 「エロンボさん、もし自分のいたところに戻れるなら戻りたいと思う? なんか元の世界に戻る方法について夢でお告げがあったんだけれど。」 (33) 2021/02/04(Thu) 11:51:45 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ タロットカード、大アルカナは全部で22枚のはず。 なのに提示されたのは11枚 棟や死神みたいな致命的なカードは入っていない。 力とかもないのね。 探すそぶりを見せて、失敗したら、もう帰れない。 慎重に動かなくちゃいけないってことよね。 ] [ くぅー、とお腹が鳴る。そういえば昨日から何も食べてない。 すっと、エロンボさんがリンゴを渡してくれた。 ] 「あ、ありがとう」 [ どこから出したのかしら?それとも見つけたのかしら? そして丸齧りしろってことかしら? 思い切って皮ごと飾ってみる。甘い。少し元気が出てきた。 ] (36) 2021/02/04(Thu) 12:02:52 |
【独】 元紅薔薇様 ユウナ何故私は自然と元の生活に帰りたいと思ったのか。 実は栞という女の子と昔文芸サークルをやっていて、 そこでいつか二人とも作家デビューするって誓っていた。 でも、いつのまにか栞は先に成功してしまって、顔を合わせづらくなって、疎遠になっていって、自分がみっともなくなって、 喧嘩別れしてしまい、小説を書くことも辛くなって、全部諦めて就職した。 栞はとても素敵な女の子でいつも明るくて、励ましてくれて、 二人でならなんでもできると思ったこともあったし、 いっときは恋人同士みたいな関係だったけれど、 成功する栞を見ていると私は重りにしかならないと思って離れようとしたけど、うまくそれを説明できなかった。 見栄とプライドが邪魔をしたのかもしれない。 そうして、私は恋と夢を失って屍のように生きている。 (-4) 2021/02/04(Thu) 12:12:48 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>37 [ やっぱり、エロンボさんは戻りたいんだ。元の世界に。 だったら私はそれを応援したい。 他の人への接触。確かにそれも興味がある。 みんながどう思ってるのかを知りたい。 その上で私がどうしたいのか決めた方がいい気がする。 でも、最悪の事態を想定した時にこの世界で生きていけるのかを知るためにも建物の外の状況も気になる。 失敗したら帰れない、ということは帰れない可能性も相当に高い気がするもの。 ここはエロンボさんにお任せしよう。 ] 「ありがとう、エロンボさん。私一人じゃなくてとても安心してるの。本当にありがとう。」 [ そして、もう下半身の露出については諦めよう。 目線を下に向けなければ大丈夫だもの。 ] 「今日の探索方針についてはどっちでもいいと思うの。 エロンボさんに決めて欲しいな」 (38) 2021/02/04(Thu) 13:03:26 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 外の探索。確かに大事なことだわ。 建物の外に出ると、そこにはグラウンド、校門があって、 うん、見慣れた街ね。環境は日本にとても近そう。 ちらほら見える表示も全部日本語。 思っていたより異世界じゃないのかもしれない。 多分エロンボさんはこの雰囲気初めてだろうから、私がきちんと案内しないと! ] (40) 2021/02/04(Thu) 14:28:48 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「 いや、よく見るとこれ日本語じゃないわね。 校門に行けば学校名がわかると思ったけど、 なんだろう、ひらがな、カタカナ漢字とは微妙に違う。 なんだろう、この文字。読めない。 日本とは別の世界?いや、でもあそこにローソンあるわね。 とりあえず行ってみようかしら。 ] (41) 2021/02/04(Thu) 14:37:39 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ ローソンでは普通に食べ物が売られていた。 焼きそばパンや、コロッケパンらしきもの、肉まんみたいなものも置いてある。 そういえばリンゴのお礼しなくちゃ、、 肉まん二つをSUICAで購入。どうやら私の手持ちの電子マネーやお金は使えそうだ。 ピッと減った残高を見て考える。 夢のお告げのように食べ物が無限にあっても私のお金は有限なのね。 この世界に残されてしまった場合、ここでお金を稼ぐ必要が出てくるのかしら? ] 「ねぇ、ここのコンビニでアルバイト募集ってしてますか?」 「.............」 「プレミアムロールケーキが好きなんだけれど、今日はないみたいね、入荷予定とかあったら教えてくれませんか?」 「............」 [ 返事がない、そういえばいらっしゃいませも袋はご入用ですか?もなかったな。 まるでゲームのNPCみたい。なんだかこの世界に残されたらとても困りそうな気がしてきたわ。 ] 「はい!エロンボさん!これリンゴのお礼よ!」 (54) 2021/02/04(Thu) 18:17:22 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ ここは食べ物が無限にあって尽きることはない。 街のみんなもいい人だから、争い事もないわ。 家族との悩み事だって、殺される心配だって、ここには何も無い。 ってお告げからちょっとだけ、元の生活よりいい暮らしができるのかななんです安易に思ってしまったけど、どうにも生活には難がありそうね。 この世界に残されて生きていける自信が無いわ。 ] (55) 2021/02/04(Thu) 18:22:50 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 本当はちょっとだけ期待してた。 時計が止まっていたから、スマホが繋がらなかったから。 無味乾燥としたあの生活から離れられた気がして、 怖い気持ちもあったけど、同じくらいワクワクしてた気持ちもあったと思う。 暗い元の生活に戻るくらいなら、元の生活から隔絶された場所で気楽に気ままに生きることができたらな。 なんて。 ほのかに持っていた異世界転生とか転移への憧れが叶ったような気もしていたのに。 たぶんこの世界での暮らしは元の生活と同じかそれ以上に苦しく辛いものになる気がする。 どうせなら、栞がいたあの頃の日常に転移できてればよかったのに。 ] (56) 2021/02/04(Thu) 18:29:55 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 肉まんを食べながら何故だか涙が止まらない。 なんで涙が出てくるのかもよくわからない、 情緒不安定になっている。 何かが始まったと期待していて、それが自分にとって好ましいものでなかったからなのか、 それとも、戻りたいともそんなに思ってなかった元の生活に仕方なく戻るために頑張らなきゃいけないって気づいてしまったからなのか、 ふと頭によぎった親友でも恋人でもあった栞との喧嘩別れを思い出したからなのか、 いろんなことが頭をよぎって涙が出てきた。 もう、20歳になっているのに情けない。 ] (59) 2021/02/04(Thu) 18:35:55 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「エロンボさん、この不思議な世界から脱出しよう! 私、この世界で生きてける気が全然しない!」 [ うん、泣きながら考えたけどやっぱり無理! この世界で生きてける気が全然しない。 3LDKの高層マンションの一室、 いつでも美味しいご飯が食べられるビュッフェ、 エステも受け放題!温泉付き!リッチな暮らしし放題とかなら残ってもいいかもしれないけど、見た感じそんな素敵な世界では無さそうだ。 なによりコンビニの店員さんが不気味だった。 彼らはもしかしたら私たちと同じようにこの世界に招かれて帰れなくなった人たちの成れの果てなのかもしれない。 ] (68) 2021/02/04(Thu) 19:55:38 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ そういえばエロンボさんはよくトランペットを吹いているけど、パズー? なのかしら? ] 「そういえばなんで、そんなにトランペットを吹いてるの?」 [ 鳩が寄ってきたりするのかしら? ] (69) 2021/02/04(Thu) 19:59:15 |
【独】 元紅薔薇様 ユウナさて、どうしようかな。 えいっ! @タロットカードを探す A他の人を探す Bタロット以外の力での脱出を検討 C夢のお告げの主人を探す Dお昼寝する E学校に戻って何か楽器を探す。 えい!(4)1d6 (-18) 2021/02/04(Thu) 20:35:46 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 屋上の扉を蹴破る勢いで開けて屋上に飛び出す。 まずは屋上!支配者というものは大抵高いところが好きなはずだから、ここが一番可能性が高い!おっきな時計もついてるはず! ] [ あたりを見回すが、屋上は周りをフェンスで囲まれているだけで、取り立てて特別なものはなさそうだ。 ] 「ここは、ハズレかしら?エロンボさんは何か感じる? さっきなにかかっこいい決め台詞が聞こえたけど」 [ 見晴らしもいいのでここでちょっと昼休憩をするのもいいかもしれないわね。 ] (107) 2021/02/05(Fri) 9:26:15 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>111 「そうね、せっかくだから休憩しましょう!」 [ 走って火照った体に風が気持ちいい。 風にゆられてふーらふーらしている物が気になるが、 もうなんというか慣れてしまった。 オートでモザイクかからないかしら、気にしないようにしよう。 エロンボさんは幕の内弁当を取り出すのを見て、 私もカロリーメイトを取り出して食べ始めた。 お箸使えるのね、どんな国の人なんだろう? カロリーメイトを齧りながら考える。 ] 「声の主の少女は何を考えてるのかしらね。 言ってしまえば拉致に近いと思うのよ。罪の意識とかあるのかしら? そして、ゲームを仕掛けてきてるような話し方だったわよね。 エロンボさんに限らず、誰かを待ってる、とか何かを待ってるとかはありそうよね。」 (112) 2021/02/05(Fri) 12:01:17 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[声の主の少女、その目的は? ゲームのような世界、この舞台で私たちを集めて何をしたいのか? 脱出ゲーム好きが高じた幽霊とか?異世界の神? 安直な考えかしらね。 もしくは拉致してきた人を物言わぬ奴隷に変えてここで働かせたい、とか? そして、タロットカード、なんでタロットカードなのかしら? 何かの暗示? やはり私は愉快犯な気がする。人を集めてその群像劇を管理者の視点から楽しみたい。とか、かしら? でも、何かを待っているのだとしたら、この世界を変えられる人を待っているとか?] (113) 2021/02/05(Fri) 12:11:41 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「そうね、次は放送室とか探してみるべきかしらね。 少なくとも私たちは声を聞いた。 それもおそらく同じ内容を。 となると、皆に伝達をするという意味で、放送室に何かある可能性が高い気がするわ。 タロットカードを探すように仕向けてきていることからそういう見立てが好きそうな存在だと思うのよね。 休憩が終わったら早速出発しましょう。」 (114) 2021/02/05(Fri) 12:15:36 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[あとはそう、タロットカード。 効果だとかなんだとか言っていたのは覚えているけど、細かくは覚えていないわ。 確か伝えられた11枚のカードは魔術師、皇帝、吊られた男、恋人、世界、月、星、太陽 あたりは覚えている。他のカードは何があったか忘れてしまった。 それぞれのカードの暗示がなんだったかを思い出してみる。 魔術師は独創性と知識、皇帝は力と権威、吊られた男は徒労、恋人は可能性と、そのまま恋、世界は最高のハッピーカード、月、星はあまりいい暗示ではなかった気がする。太陽は出産とか新しいものが生まれる暗示。 手に入れることで何かいい方向に繋がりそうなのは、魔術師、皇帝、世界あたり。 あー、ちゃんとカードの効果まで記憶できるだけな記憶力があれば良かったのだけれど。] (116) 2021/02/05(Fri) 12:23:54 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>115 「あら!ありがとう! もらってばかりでなんか申し訳ないわ。 じゃあ、このカロリーメイト2本未開封のやつ上げるわ! 余裕がない時に食べましょう!」 [栄養バランス、あまり考えてなかったわね。 そういえば私の腕時計はまだ止まったまま。 これはリアルの世界での時間経過がないことの暗示かなと思うから、私たちは精神のみ飛ばされた可能性なんかも考えてたけれど、、、どうなのかしらね? そしてやっぱりエロンボさんは優しくていい人ね。 下半身さえ露出してなければ、と思ってしまう。 元の世界でも他の人はズボンなり履いていたって話だけれど、、、 なんで履いてないのかしら?] (117) 2021/02/05(Fri) 12:36:53 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>118 「なるほど。舞台というところとゲームのようというところでは認識が一致してる気がするわ! 大規模な組織的犯行という線は考え付かなかったわね。 私としては超常の存在によるものの線だと考えているのよね。 根拠は二つあるわ。 一つ目は私の腕時計が止まったまま動いてないの。 それも不自然に12時0分0秒のまま。こんなこと大規模犯罪組織でもできるものなのかしら? そして、私のいた国ではエロンボさんのように下半身を露出している男性は即逮捕されてしまうはずだから、あなたの存在こそがここが現実から隔絶した場所であることを証明している気がするのよね。 でも超常的な組織が存在している可能性も確かにあるし、色々な可能性を考えるべきよね。」 [流石は刑事さん、組織という発想は出てこなかったわね。 確かに少女一人がこんなことをやるとは考えづらいかもしれないわ。 少女も被害者だとするならそれを助けるのは良いことなきがする。] (123) 2021/02/05(Fri) 12:54:10 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「じゃ、そろそろ放送室を探しましょうか! 大体放送室って高層階にあることが多いのでそんなに遠くないような気がするわ!」 [お腹もいっぱいで元気もいっぱい。 動けるうちに動いておこう。昨日は慎重になりすぎてあまり動けなかったから、その分頑張らないとね!] [学校の上から順番に部屋を一つずつ確認していく。 予想通りほど無くして放送室は見つかった。部屋の中に見える放送機材、少し立ち入るのに勇気が必要で部屋の前で立ちすくむ。] 「多分、ここ、よね?」 (126) 2021/02/05(Fri) 13:41:19 |
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