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【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「ユウィさんの人生観、すげぇな……。 どうやったらそんな貫禄積めんのかなぁ。 何かタメになるって言うか、俺の知らない視点をいつも見せてくれるから、いつも旅してるみてェ」 貴方に付き合って幾つもの星を旅してきた。 それだけじゃなく、貴方との会話でも自分はいつでも色々な世界を見せて貰っている。目に映るのは星のような輝きで、それがジャコモの瞳にはいつも焼き付いている。 「──ひぇっ!?」 脇腹から太腿に流れる尾特有の滑らかな感触に思わず停止して、見つめられるだけでビリビリと電流が流れるかのように息が詰まる。 余りに刺激の強すぎる発言と、貴方の獰猛な所作に目が離せなくて、耳だけじゃなく顔にも朱が混じるのを止められない。 「そ、それは、それは……ずるいですよ」 「……だって、臆面もなく、して欲しいって望んじまう。 すっげぇダサいじゃないですか……自分ばっか好きで……」 ずるずると腰が抜けそうになるのを何とか意志の力で押し留めて、ブレる視界の瞳を必死に隠しながら、貴方を見上げて、 「約束ですから」 「俺、ずっと待ってます」 そのまま貴方の唇に口づけを落とそうとする。それが成功してもしなくても、解かれた尻尾を踏まないように丁重に部屋から逃げ出すように走って立ち去る事だろう。 今、自分はどんな顔をしているのだろう。 敬愛。純愛。盲愛。友愛。親愛。……。 どれを自分が貴方に抱いているのか、正式には理解していない。 それでもひとつわかるのは、 自分は貴方を心から愛していると言う事だ。 この感情を、恋と呼ぶべきか今も躊躇っている。 (-26) 2024/03/30(Sat) 1:57:57 |
【秘】 荷物運び エーラ → ブチ抜く ユウィ「道化なんて、見世物でしかないからね。 笑われる為の存在に価値があると思わない」 よくわかっている。感心こそ今更しないものの、気分は悪くはない。 わざとらしい反応にも、眉一つ動かしやしない。 どうせ断りやしないことも知っているし。 そんなことがあればどうなるのか、自身が一番よく分かっているだろうから。 「直接の貢献で褒美を与えるわけじゃない。 そうであるなら、おまえじゃなくアンジェリーナを呼びつけている」 「多少なりとも、機嫌がいいということだ。わたしもね」 ▽ (-35) 2024/03/30(Sat) 3:42:43 |
【秘】 荷物運び エーラ → ブチ抜く ユウィベッドの縁に腰掛けていたそれの腰を持ち上げるのは容易であるだろう。好きにしろと言った通り、それはあなたに身を任せきっている。 力のあるあなたの手にかかれば、それも苦にはならないはずだ。 その間多少、ベッドに転がすことになっても文句は言わなかった。 白く細い足を曝け出す形。 「おまえ、随分懐かれているみたいだね。 ヒーローみたいだなんて言われているようだけど、運命的な出会いでもしたのか?」 「ただ好かれているにしては、入れ込まれているようだったから」 タブレットの画面をスワイプしながら、新たな話題を上げる。 完全に手を離してしまっているから、上着の裾はあなたの頭に半分被さる形になるのだろう。 手の中のそれは、始めこそまだたちあがりきってはいなかったが。 丁寧な愛撫によって、次第に硬度を増していく。 男性のものよりも小ぶりな陰嚢が、上下に擦られる度に小さく揺れて。 少しの間そうしていたのなら、先端から先走りが溢れてくる。 咥えこんだあなたの口の中に、何とも言えない味が広がってしまうだろうか。 声こそ出しはしないが、深く息を吐き出すような仕草に 赤くなる目元に。 全く快楽を感じていないわけではないことを、見て取ることが出来るだろう。 「っ、……」 「もう少し、奥まで」 (-36) 2024/03/30(Sat) 3:43:48 |
【人】 ブチ抜く ユウィ「賑やかだなあオマエたちは……」 早起きして見回りがてら船内を歩いてからやってくるので、 結局はやや遅れ気味の登場となった大男。 「ドンパチ殺傷沙汰が起きないのはいいことだけどさ、 オレの手柄がないってのもやっぱそれはそれで暇だね。 バイタルチェックはこれで── 好きな食べ物。はァ。そうか」 一見すれば興味無さそうな声色、表情をしているが、 目が僅かに爛々と輝き出した。 旅行好きというものは、旅先グルメにも精通している。 「…… 選定の時間をくれ 」天涯バーガーはマジで美味かった。でもあれに比肩するものを出そうと思えば幾つか出てくる気がする。 暫く思案の航宙へとダイブすることとなった。 #メインルーム (23) 2024/03/30(Sat) 7:02:39 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 荷物運び エーラ置かれた状況を理解していない訳もないのだが。 男はやはり何事にも本気で逆らう気概などはなく、文字通り尻尾を振ってさえいることが多かった。今もそうだ。 「まあ、仕事柄」 「誰かを救いあげるなんて、 ヒーローじみた行動を起こすことはままあって」 「その結果ノッテに引き入れちまうんだから…… お話にならないんですけど」 答える際には口を離し、混ざった体液を塗り広げるように亀頭を手のひらで撫で回して、片手は変わらずに扱き続ける。 「殺せというなら喜んで殺します。 ケジメとしてね」 「それで死んでしまうようなら、 軽はずみな行動の罰としては上等でしょう」 誰にとっての、とは言わなかった。 太陽の威光の端くれである故に、手が鈍ることはないが多少なりとも思うところはあって。 決して冷酷ではない故に残酷に力を振い続ける。これまでも、これからも。 言い終えれば口腔を大きく開けて呑み込み、言いつけ通り喉奥まで触れるほどに覆う。 降ってくる反応に気をよくして、頬の内側と共にぴったりと這った舌は熱心に竿を吸い上げていく。頭がゆっくりと前後に動き始めて。 「───」 空気が堰き止められ、溢れる音が響いても、僅かに目を細めるだけでえずきもしない。異星を生きるための内側の頑丈さが、今はただ奉仕のために使われる。 視界がやや暗い。それ以外の感覚がほんの少し鋭敏になる心地がして酷く興奮する。 この匂いも味も音も感触も、全てを受け止め切れる奴なんかそうそういない。 (-42) 2024/03/30(Sat) 7:59:30 |
【置】 ブチ抜く ユウィいつかの時間、男は己の唇を撫ぜていた。 親しい相手にはうんと良い夢を見てほしい、 出来れば自分もそこに混ざっていたい。 そう考え行動するのはきっと間違いとは言えないはずだ。 昔から軽率に何かの約束を取り付けたり、 迂闊な行動を取ってしまうことが多かったが、その一つ一つに思うことがあっても、振り返って嘆くような真似はしない。 前へ進む。そうして延々と行き止まりまで歩く。 誰かがついてきているのなら尚いい。 形だけの溜息をつきながらグラスを仕舞った。 (L0) 2024/03/30(Sat) 8:08:15 公開: 2024/03/30(Sat) 8:00:00 |
【人】 ブチ抜く ユウィ「そりゃそうだ。知ってるつもりだったとして、 いつ知らない何かになるか分からねェ」 義体の尻尾を大振りに揺らして、 腕を組み、長いこと息を吐く。 「はァ」「じゃあいいか」 「そこで待つよりすれ違う人間を捕まえに行く方が、 実入りは良さそうに思えるけどもね」 そういう奴らをみて勝手に喜ぶ、というのは、 ちょっと頷けるところはある。態度は柔らかい。 「うーん、オマエを食堂に走らせてるとき、 誰かがここを通ったらあんま責任持てねェし。 まあ頃合いを見て何か摘まみに行くよ」 視線を遠目、お茶会の方へと向ける。 「歓談に興じてて何かあった時直ぐ駆けつけられなかったら、 なんてことは、オレにはかなり有り得ない話だ」 スイッチが入るし。脚が長いということは勿論走るのも早い。 だから万が一食堂にダッシュする要件ができたら、 それでもこっちのが適任だ。走る速さを比べたことはないが。 #展望ラウンジ (36) 2024/03/30(Sat) 15:27:53 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィおつかれさまです。時をかける柴です。 ジャコモの過去について、「これは絶対ユウィさんに過去に話したことがあっただろうな……」と言う案件が多く出てきてしまったので、その設定のご連絡にやってきました。 秘話で触れるかなとも思ったんですが私がうまく書ききれずに半端な描写になってしまって申し訳ない限りです! 以下、ユウィさんが知っていてもおかしくない事になります。 ・ジャコモの元々の生まれはそれなりの名家の子息です ・余りに子息としての才能がなかったため、全身整形(麻酔なしで手術されたようなもの)をされた上で完全に生家と何の関りもない男に仕立て上げられ、入念に捨てられました ・その頃の己の事をずっと「代用品」と形容しています ・本来の姿を奪われジャンクヤードに捨てられ、通称「ジジイ」に拾われ暮らしていましたが、その人も別の人をみるばかりで代用品でした ・ズタボロになってた際、地上げ屋にキレてくれた貴方に人生で初めて「自分の為に怒ってくれた」を感じました。 ・ジャコモの言う代用品として見る事はなく、だからこそ貴方に人間にして貰ったと心に抱いています 上記のような事を時には旅の傍ら、時には酒の席、時にはもしかすると先日の秘話の行間にでも語っていたかと思います。 何分設定が固まるのが遅かった分、ご連絡がするのが遅れまして……すみませんでした!よろしくお願いします。 (-54) 2024/03/30(Sat) 16:59:35 |
【人】 ブチ抜く ユウィ「自分のことでさえ知らないこともあるかもしれない。 何が好きか苦手か、完全に把握してるやつなんて、 数えるほどもいないだろう。 うちらなんか考えてる余裕もない仕事が多いことだし」 猫か?引っ張ってもビクともしないし、 じゃれつかれたところで恐らくは気にもしない。 「わっかんねェの…… あーじゃーみんなくるといーですね」 心から思ってはいるものの、短気の悪いところが出て、 何だかムキになった言い方になってしまった。ガキ。 「そういえばそうだった…… 銃を使う奴がポイント変える時って足使うしね。 オレはもう向かってボンよ。 障害物走だったら薙ぎ倒して行っちまうからダメだ」 ステータスの詳細はそれぞれだ。みんな違ってみんないい。 #展望ラウンジ (39) 2024/03/30(Sat) 17:03:08 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ/* (既読スタンプ) 「お茶会沙汰の経験は初めて聞いたな」といったのは単純にその話までは聞き及んでなかったのかも。あまり良い思い出がなかっようなら、ユウィも敢えて掘り下げようとはしません。(あるいはユウィが忘れてたとかでもいいかも) こちらは根っからマフィアに浸った家族の生まれで、頭の作りや礼節はたかが知れてると武力を叩き込まれた育ちです。 あなたが"あなた"であると見出せたことには心からの喜びを感じており、後悔を和らげる一助にはなっていたかも。責任は相変わらずですが。 ご連絡ありがとうございました。可愛い部下をありがとうございます。心より愛を込めて、ぎんがにおもいをでした。 (-57) 2024/03/30(Sat) 17:25:54 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「ジャコモ」 お茶会が終わった後か、はたまた別の時間か。 部屋に帰る頃を見計らってあなたを呼び止める。 約束を果たしに来たぞと言わんばかりの笑み。聊か早急過ぎる気がしなくもない。 とはいえあんな仕草を見せられて、 とてもじゃないが大人しくしてはいられない性なもので。 「今日はオマエの部屋に寄らせてもらう」 「そんだったら潰れても構わないだろ」 今度は此方が酒を持ち込む番。地酒の瓶を掲げてみせた。 まさか本当に潰すほど飲ませるつもりはないが。 なんだったら一人で勝手に傾けている。 今回に限って言えば、礼より口実さえあればいいのだ。 (-61) 2024/03/30(Sat) 18:13:43 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「わっ!!!!」 少々大げさなくらい飛び上がって、貴方の顔を見ればぱちぱちと二度瞬き。そして貴方の笑みの意図に気づけばすぐ様目逸らし、照れ隠しのように口元を慌てて手で覆う。 「びっくりした…… ユウィさんの事考えてる時にユウィさんが来た…… え?え?早くないですか?俺はすっごく嬉しいですけど……」 明らかに動揺を隠せないままそんな事を言いながら部屋への扉を開けて、中に貴方を案内する。 室内には十徳ナイフや金属板、ペンチ、溶接機、ガラス管にバーナーが無造作に散乱していて、余り整理整頓されているとは言い難い。 それらをやや強引に別の戸棚の上に無理やりどかし、貴方と向かい合って酒を飲めるスペースを作り出した。 「厨房行けばいつでも飲めるしユウィさんなら 飲む相手なんて選り取りみどりだろうに…… 約束とは言え、俺なんかが相手で本当にいいんですか」 口を尖らせて言うも、内心うきうきと喜んでいるのがグラスを用意して置くだけの些細な動作からも丸わかりである。 いつもより明らかに落ち着きがない。 違和感を覚える程、どことなしにそわそわしているのだから。 (-74) 2024/03/30(Sat) 21:48:28 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「あのなァ、オレがそんな約束を違えるような、 小せェ男に見られてたら心外なんだけど」 微笑ましさに呆れが混じった表情で苦言を呈する。 躾が足りなかったかな、なんて。これは冗談半分。 「何より頑張ってる部下に褒美を与えるのは、 直属の上司たるオレの役目……」 「以上に、そんな義理や役目をさておいて、 オマエと特別酌み交わしたいと思ってはいるよ。 だから飲むだけみたいな言い方してるのも心外だな」 悪戯っぽい笑顔はそのままに、窮屈そうに道具たちが退かされるのをおーおー言って見遣る。 「……そっちこそそんなに嬉しい?嬉しいか。 にしたって浮き足立ちすぎだろうよ。 ジャコモがオレの次にオレの時間を使えるって自覚、 そろそろ持っててもらっても構わないんだがな」 (-103) 2024/03/31(Sun) 0:04:11 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「あ、いやっ、そう言う意味で言ったんじゃなくて…… ……すみません、全面的に俺が全て悪いです……」 いくらあなたが笑顔を浮かべていても、心外と言う単語を口にしたなら全面降伏をするしかない。事実、自分の言い方が悪かったのだ。躾が足りないとの言葉に、ピクリと耳聡く反応したのは秘密だが、きっとバレる時はバレる。 「その、ほら、前回別れ際に、ですね」 「……あ、 あんな事 、してしまった上の約束でしたから、そんなに乗り気になって貰えてるのが正直驚いて、いて」 あの日、貴方に唇を重ねた事を何度思い返しては悶えたか、思い出せないほどの数だ。 嫌じゃなかったのか、貴方に問いかけたくてもそれは自分からその話題を振ると墓穴になるので、今の今まで聞けずじまいだった。 「浮足立つのはその、その件もあったから、 もしかしたら引かれたり、嫌悪感持たれたりしたら…… どうしようって悩んでいた所に、ですよ。 もう、そんなのどうしようもないくらいに嬉しくならない筈がないです」 「……俺、ユウィさんの時間、 これからもそんな沢山使わせて貰えるんですか?」 そしてこれは自覚が完全にゼロだった状態からの言葉。 自分で口にしたときは自覚がないものの、言い終えた後から急にその言葉が胸に刺さり、心があたたかくなるのを感じた。 (-106) 2024/03/31(Sun) 0:43:07 |
【秘】 荷物運び エーラ → ブチ抜く ユウィ「別に、責めているわけじゃない」 「むしろ、好都合だろう。 おまえ相手であれば警戒心も薄れる。手を掛けるにはもってこいの手合いだと思うけれど」 こちらも、彼には気に入られてはいるようだったが。 知っての通り、これは他人にかける情など持っていない。ノッテの連中に見せている顔は、全てがハリボテだ。 計画をつつがなく遂行するための仮面に過ぎない。 ぐちゅ、体液が擦り付けられる度に鳴る水音が耳に響く。 小さく息を漏らして、時折快楽に腰が緩く動いている。 先端からは、なおも薄い液体が零れて。 「は、……ああ、期待してるよ」 「おまえも、アンジェリーナも……ノッテの連中にくれてやるつもりはない。 必ず、役目を果たして。戻ってきて」 直属の上司ではないから、何よりも守るべきものとはなりはしないが。 失いたくないものであることに変わりはない。それが、あなたからは。便利な駒としてなのか、大事なファミリーであるからかなんてわかりはしないだろうが。 ▽ (-118) 2024/03/31(Sun) 5:14:33 |
【秘】 荷物運び エーラ → ブチ抜く ユウィ体躯と比べれば、不釣り合いな程のサイズのそれも。 大柄なあなたから見れば"大きすぎる"ことはないのだろう。 それでも、躊躇いなく呑み込めるような人間はそういない。 出来てしまうからこそ、これの好む行為を押し付けられる役目を与えられてしまうのだが。 生暖かい口内に包まれる感覚に、目を細める。 喉の奥、行き止まりにまで触れても。苦しげな様子を見せないのだから、こちらも今更気を使ったりはしない。 ふる、と体が揺れる。確実に、上ってくる快感に太ももが震えた。 操作していたタブレットを横に置いて、昂ぶりに歪む口元を袖で覆いながら。 「ユウェル」 「触ってあげる。……もう少しで、出そうだから」 そのまま続けて、と。 わざと、顔をあなたの耳元に近付けて 囁くようにそう言って。 裸足の白い足が、屈んだあなたの股の間に伸びる。きゅ、と太ももが頭を挟む形になって。 体格差もあるから、指先が先端に届くくらいだろうか。 服の上から、もどかしい刺激を与えるばかりで。決定的なそれにはなりえないかもしれない。 そのままの状態であり続けるのであれば。 (-119) 2024/03/31(Sun) 5:16:51 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「驚いたのはオレの方でもあるよ。 大切に想われていたのは知ってたけど、 まさかそんな甘ったるいものすら傾けてくれてたとはね」 「……互いには立場というものがある。 本当ならもう少し深慮するべきなのだろうが、 オマエの様子を見てるとますます離してやる気がなくなった」 同質の感情を向けあえるかも分からない。 恩愛、恵愛、慈愛、信愛、親愛。 焦がれる気持ちなんてもんが何処にあるのか知らないが。 それでもこれだけ愛しているのだから、 あなたのくれる物に吊り合わないはずがない。 「もっと聞かせろよ。 あれから我慢をしなかった場合、オレに何をしてくれたいのか。それかやっぱ何かして欲しいか?」 「それが聞けるまでは酒を入れてくつもりだ。 ……逃がさないからね。今日だけじゃなく、 これからも、いずれ来たる未来でまでも」 用意された二人分のグラスに酒を注ぐ。 表情は柔らかいようで、瞳は獲物を見据えるようで。 例えこれが吊り橋効果か何かによるものだったとしても構わない。 ひとときの夢、何の拍子で醒めるか知れた物じゃない。 (-121) 2024/03/31(Sun) 8:00:17 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「竜に火をつけたんだ。 テメエにも取るべき責任ってモンがあるだろ?」 今を乗り越えてまだ。或いはまたこれらの感情を抱けるなら、どれだけ拭っても消えない本物の答えにできるはずだ。 (-122) 2024/03/31(Sun) 8:00:34 |
【赤】 ブチ抜く ユウィ「キャプテン・マンジョウは目下の障害ではあるだろうね。 あれでノッテにとっての柱には違いない…… から、ただの武力で落とせるとは思ってないけど」 自分なんかは存分に警戒されていることだろう。 でなければ節穴だ。そんな奴の船に乗り込んだ覚えはない。 「急いて叩くのではなく、 やがて荒らす時の目標に入れるのはアリ」 「あるいは再度システムを攻撃するとして、 技師であるアウレアを抑えておくのもいいかもね。 あれがいなければ復帰はもっと遅れていたはずだ。 個人的には勘付きの早いレオンは嫌だなあと思ってて…… まだちょっとは従順な護衛役と信じてくれればいいが」 ざっとこんなもんかな。獲物を見繕う声色は実に軽い。 (*2) 2024/03/31(Sun) 10:46:58 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「……俺、俺あの時、自分がどうしてあんな事をしようとしたのか、実はよくわかって、いなくて。 ただ、どうしようもなくあの時、……」 キス、したくなってしまった。と、 弁解にもならない弁解を述べて、俯きから貴方の方に顔をやる。 「そ、それは!それ、はー……あの、」 小声で呟いた言葉をしっかり覚えられていて、再び顔が赤らんだ。あからさまに動揺するのは、考えていた内容を言葉に出すのがとてつもなく恥ずかしく、羞恥に満ちているものだからで。 「ゆ、ユウィさんに、……触れたくて、 ……それだけじゃ嫌で、触れられもしたくて、」 うー……と唸りながら頭の蛇口から言葉を捻りだすのにも限界が来て、注いでもらった酒を一気に煽る。 勿論そんな一気に酒の効果は出ないから、口を割るのにそれはまだ役に立たないが、貴方のその瞳と目が遭ったものだから体がカッと燃えるように熱くなった。 「その……」 「キスだけじゃ全然足りない」 「滅茶苦茶にしたいし、滅茶苦茶にされたくて、」 「こんなにも良くして貰ってるのに、それでも、」 「それでも貴方が足りなくて」 「もっと深くで感じられたら、って……」 今度こそ顔を真っ赤に染めて、両手を膝の上に置いたまま俯いた。貴方がどんな顔をしているか、どんな風に感じ入ったか、その情報の欠片ですら、頭に入るとおかしくなりそうだったから。 「俺、アンタの部下なのに、」 「こんなこと考えてしまって、すみませ、……」 声が震えた。そう、先ほど貴方も述べたように立場がある。にも拘らず今こんな事を自分は述べて、離してやる気がない、逃がさない、その言葉の数々を内心酷く喜んでしまっている己がいる事に、不敬以外の何物ではないんではないかと言う思考が、さっきから脳裏で渦巻き続けている。 (-134) 2024/03/31(Sun) 14:21:26 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 荷物運び エーラ男は見ての通りの人間で情に溢れている。本気でノッテを、 ノッテの人間達を気に入っており、その上で殲滅せんとする。 そんな歪んだ精神性を見出されて使われ、それを良しとしているわけで。 ノッテのものになるつもりは毛頭ない。 誰かに命の使い道を決めさせてやるつもりさえない。 あなたの言葉も、嬉しく、有難く受け取って、"それはさておいて"と考えている。 役割を果たすことに尽力して。その先はきっと誰の手にも乗っていない。 「ん……じゅ、ぷッ、────」 こそばゆい囁きに一度身悶えし、 両膝を横に大きく広げて、足先から賜る快楽をはしたなく貪ろうとする。 既に堅く勃ち上がっていたそこを指の先へと押し付けて、 もう一歩前へ踏み込もうとするたび、先端が喉を突いて窒息感を起こさせた。 これには僅かばかり切なげな苦しさを発露させて、口内にとても収まりきらないそれを舐めしゃぶりつつも時折だらしなく口を開けては、何とか空気を取り込もうとして。 「────っ、は、…………ッ」 尾の下に付いたファスナーを降ろし、前から引いて、己の性器を露出させる。 恥ずべき部分のみを、上司の部屋で外気に触れさせている。 そんな倒錯した状況にますます興奮が高まる。随分と出来の悪い下僕だ。 (-144) 2024/03/31(Sun) 17:30:18 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「仮にな、これが本当に──単純な敬愛だったら、 オレサマはもっと悩んでたよ。 もっとマシな生き方を用意してやれた…… オレなんかに雛鳥のよな刷り込みをさせることはなかった」 まだ感触が残っている気がして、また唇を撫でる。 しんみりと言葉を並べるものの、今はあまり身の入っていないどこか乾いた響きをしていて。 「この恐れ知らず。物好き。……どうせなら、こんなクソッタレた船に乗る前から言ってくれてもよかったのに」 慈しむような視線を向ける。その一枚下に獰猛さが眠っているとしていても。甘やかして可愛がりたい気持ちは本物だ。憐みや慰みで関わったことは一度だってない。 「改めて聞かずとも、オマエは地獄までだってついてくるだろ。 ……他の何もかもを擲ってでも、オレを選ぶつもりがあるだろ?」 「もしそうなら、そんな奴にさあ、 あれこれ悔やんでる方が失礼じゃねェか」 こればかりは聞いてないもので、確かめるような口ぶりではあったが。こちらが初めから嫌だと言っているならまだしも、そうではないから、 少なくともあなたはそうできるに足る覚悟を持っていると見る。 ▽ (-155) 2024/03/31(Sun) 19:11:20 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「──もっとみっともなく欲しがれよ。 オレはその全部を与えてやる。そんで…… それと同じくらい、ジャコモの全てを奪うだろうから」 酒を一杯あっという間に飲み干してから立ち上がる。 代用品としてではない。他でもあなたの全てを掌握する。そんな傲慢たる物言いをして、緩慢に近寄っていく。 アウターの下の肢体は薄く伸びる布一枚で覆っただけの姿だ。それもまたあなたを悩ませることはあっただろうか。 「責任を負うのも後悔するのもそっちの番だ。 ユウィの部下なのにって?──笑わせてくれるね。 何処までもお似合いだよ、オレたちは」 顎を引いて、無理矢理にでもこちらに顔を向けさせる。 厭味たらしさのない、激情の籠った笑みを間近に寄せて、囁く。 「その根性には惚れてやる」 「だからなろうぜ?滅茶苦茶によ」 (-156) 2024/03/31(Sun) 19:12:35 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「他の全てを擲つ事をすぐに判断できるか、心を痛ませないか、全てをノータイムで「はい」とは言いきれるか、正直に言うとわかりません」 「だってそれらも全てアンタから貰った大切なものだから」 「ユウィさんの意に沿わない行動だって、してしまうかもしれない」 「イエスマンじゃない。アンタが大切で、誰より一番想っているからこそ……俺は、アンタの為に動きたい」 慈しみの視線を受けて、ひとつひとつ毅然と、ゆっくりと言葉を積み上げる。貴方の望んでいた答えとは、もしかしたら随分と違うかもしれない。 「でも、」 「俺が最後にひとつ、選ぶのは」 「他の誰でもない、ユウィさんです」 「──それだけは、信じて欲しい」 「俺、もう雛鳥なんかじゃないですよ」 「盲目なままじゃなく、無垢な背中をついて回る雛鳥でもなく、俺の意思で貴方と生きたい」 橙色の目が貴方を象徴するような緋色の目を見据える。 もしかしたら貴方を不快にさせるかもしれない。そんな不安も微塵も見せずに話せるのは、今まで貴方に貰った愛の証明で。 「これが俺の"覚悟"です。 ……貴方を、誰より愛しているから」 「こんな俺でも、許していただけますか」 「それとも、雛鳥のままの俺を愛して下さっていましたか」 こうして覚悟を、己の意思をここまで示したのは今回が初めてだ。ある意味、ジャコモと言う男は今初めてこうして生を受けたのかもしれない。 貴方に拒絶される可能性をもってしてもなお言葉を紡いだのは、全て貴方に愛されたいから。▽ (-172) 2024/03/31(Sun) 23:27:49 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「もし、許してくれるなら俺は、……っ、」 告げられた情熱的では済まない火傷のように熱い言葉に、 先程までの毅然とした態度が消えうせ、貴方を恋焦がれる一人の雄になる。本当は今すぐみっともなく這いつくばって、貴方を欲すのを、せめて最初くらいは格好良くありたいと理性が許してくれない。 「……欲しいです。アンタの肢体も、心も、全部。 誰よりも恋焦がれて与えられるのを待ちわびて、 奪うのも奪われるのも、全部欲して堪らなかった」 くれない、はずだったのだが。 言葉は何事よりも明瞭に本来の姿を晒す。言い終えてはっとしたころには貴方の身体はすぐ近く。思わず喉を鳴らしてしまうのは、アウターの下がどうなっているかなんて想像したことがないとは言えないからで。それを乱暴に脱がす夢をみなかったかと言えば、それも嘘になる。 「ほら」 貴方に惚けていた顔も顔を強制的に向けさせられれば、 その笑みと比例するように昂進の籠る笑みを湛え、 顎を掴む手をゆるりと解かせ、今度はこちらが貴方の頬、輪郭、唇へと手を滑らせて、噛みつくようなキスをした。 「そう言った事、後悔するくらい、 早くアンタを抱き潰してやりたくて仕方ないんだ」 (-173) 2024/03/31(Sun) 23:28:37 |
【秘】 荷物運び エーラ → ブチ抜く ユウィ内心を知ったところで、やはりあなたを責めることはないのだろう。 歪んだそれに対しても、最大限利用してやろうと考えるこれとは性質が合うのだろう。作戦同行が複数回に渡って命じられている理由も分かろうというものだ。 指先に押し付けられるそれを、悦楽に歪んだ目で見遣る。 欲求へ素直になる様は、それの嗜虐心を煽るものであった。それが自分の嫌悪している男から向けられているとなればなおのことである。 とはいえ。ファミリーであるあなたのことを、他の男と全く同じに見ているわけではないのも言わずもがな。 「は、ふふ……」 「いい子」 多少口を離されるくらいでは気分を害することはなく。 必死に息継ぎをしつつも、奉仕を続ける姿にゾクゾクとした快楽が背を這って。 下ろされたファスナーから露わにされた、それの先を足の指で挟んで。もう片方の足の裏で先端を撫で擦る。 先走りが零れ始めているのなら、卑猥に水音が響くこととなるだろう。滑りの良くなったそこは、より快楽を伝える助けになってあなたを襲うだろうか。 「んっ、はぁ……、ユウェル」 「ちゃんと、咥えて 」 息継ぎの後、もう一度それをしゃぶろうとしたのであれば。 これは、あなたの後頭部に手を添えて。より奥まで咥えさせようとするだろう。 張りつめて、脈打つそれは。限界を迎えようとしているのが分かるはずだ。 (-182) 2024/04/01(Mon) 3:18:28 |
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