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リェンは、祠に水桶や衣服等を抱えて歩いて行った。 (a0) 2021/07/24(Sat) 21:30:43 |
【秘】 呪術師 リェン → 書生 シキ/* 祠から村に戻るまで、にしておきましょう! シキ君を継続的にどうこうする、というよりは 印からも祠という空間からも隠すことで無理やり印に干渉して引っ剥がせるようにするための物、といった感じですので。 極短時間に効果を制限する代わりに本来干渉できない上位の儀式に対抗するとかそういうのアツくないですか……(メチャクチャ早口) (-19) 2021/07/25(Sun) 3:34:11 |
【秘】 呪術師 リェン → 女鬼 アザミ「ふふっ、アザミ殿のお眼鏡に叶うとは光栄ですね」 相手がヒトではない、どころか更に上位の者と知ったとて、 リェンは調子を変えることは無いだろう。 「じきに祭りも終わります。 神狼を化かしても一興、食われてもまた一興。 贄を取り上げた私を“遣い”の子らが吊るし上げるか否か、 アザミ殿が元ある所に戻られた際に愉快であったと 言えるように努めるとしましょう」 (-20) 2021/07/25(Sun) 3:50:07 |
【置】 呪術師 リェン「はてさて、祭りもそろそろ終盤と言ったところかな」 蝶間の言葉どおり“楽しいことになった”。 ここぞとばかりにブレスレットをつけていない村人たちの 神託を待つ声が聞こえる。 まるで自分たちの為の贄だとでも言いたげに。 「はてさて、鬼が出るか蛇が出るか。 気まぐれ相手に、ウチもソトもありやしないが、 せっかく逃げおおせたらしい彼は“先生”の元に戻れるかね」 (L0) 2021/07/25(Sun) 4:12:59 公開: 2021/07/25(Sun) 7:00:00 |
【秘】 呪術師 リェン → よろず屋 シラサワ「おや、シラサワかい? 桶に手拭い、使わせてもらっているよ」 見知った顔に気づくとリェンはそう返す。 よくよく見れば手ぬぐいを洗っているのか、 腰紐に似た布をたすきがけにして袖を濡らさぬように縛っている。 「涼みに来るには湿っぽい所だけれど、 サクヤ嬢かアザミ殿に用向きかな?」 お邪魔なようなら年寄りは席を外そうなどと、 冗談を言ってみせなどするだろう。 (-38) 2021/07/25(Sun) 21:11:12 |
【秘】 呪術師 リェン → よろず屋 シラサワ「━━お互い、どうにも忙しくていけないね」 薄く、薄く。 笑みの隙間から、キツネのようなリェンの瞳がシラサワを捉える。 それは人の命に真摯で、それでいて捉えどころの無いリェンの、 普段は見せない表情だった。 「縁も契りも巡るものとはいえ、 “アレ”の血筋を“此処”で死なせる訳にはいかなくてね。 神狼のワガママと言えど、見過ごせなかったから━━」 当のシキ自身も知らぬであろう旧き縁。 世紀を跨いだ遠い昔、彼の祖先と交わした贄避けの対価。 (-48) 2021/07/25(Sun) 22:19:14 |
【秘】 呪術師 リェン → よろず屋 シラサワ「━━食ってしまったよ」 言うなり、リェンはプッと黒色の何かを吐き出す。 理解が及ばずとも、本能がそれが引き剥がされた 印の“核”の残骸だと気づくだろう。 (-49) 2021/07/25(Sun) 22:21:04 |
【秘】 呪術師 リェン → よろず屋 シラサワ「何度も使える手立てではないけれどね。 だからこそ、一度目は防げない」 ひた隠しにしてきた。 誰が遣いの者とも知れぬ島中で、一人小細工を続けてきた。 「なに、使ったのは左方の舞手の受けていた物と似た物だよ。 暗幕、神隠し、言いようは様々だけれど、 対象が言葉を発するまでの数刻ばかり、隠してしまう術さ。 人からも呪いからも結界からも、ね」 見物人を待っていたかのように、 嬉々として種明かしを進めるリェン。 「対象を見失った呪いは宙に浮いたような状態でね、 触媒を挟んでやればに解くくらいの干渉はできてしまう。 ――後は簡単だったよ。 印がなければ、結界からの出入りを妨げる物は無いからね」 シキを連れ出した手順を、 懇切丁寧に仕草まで再現して見せる。 (-62) 2021/07/26(Mon) 0:37:51 |
【人】 呪術師 リェン「狼、おおかみ、大神ね」 言葉遊びだ。 だけれども言葉は、言霊は時に思わぬ作用を引き起こす。 姿無き物に形を、力を与える。 残滓は土着の文化に馴染み、心と行いを染め行く。 「本当に、随分大きくなってくれた物だよ。 厄介な程にね」 どこへやら、羽織を喪った薬師は忌々し気な様子も見せず、 ただ、大きな存在への悪態をついていた。 (11) 2021/07/26(Mon) 0:47:11 |
【秘】 呪術師 リェン → よろず屋 シラサワ「シラサワが手を尽くしていたのは、 見てこそいないが、感じていたよ」 しかし知っていながらも、祠にシキがいるという事自体を リェンの結んだ古い約束が拒む。 「そろそろ、儀式だ贄だなどという風習も終いかね。 人を島に縛る為の物など、本来必要ない物なのだから」 人は自由であるべきだ。 選びこの島で生き、死ぬのであればそれも良いだろう。 "遣い"も"舞子"もという言葉に、さしものリェンも いつもの笑顔とは違った笑いがこみ上げる。 「神も悪魔も、人の願いと人の意思あっての物。 支えを喪った神ほど脆い物もない」 もうすぐ終わる、そんな予感の中で、 古く、神狼と結んだ契約が薄れていくのを感じる。 「今年、か。 最後になるかもしれないから、終わりまで見届けないとね」 (-82) 2021/07/27(Tue) 18:01:46 |
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