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カジヤマは、会議室の端末に送信した『あきちやんだめだー』そこからしばらく返信はない。 (a0) 2022/06/06(Mon) 21:35:49 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ「あきちゃんはそんな風に過ごしてなかっただおォ!」 「ここまでこうして生きてて、かがっちゃんだって 自慢のきょうだいっていってた系!」 「つまり――――いつものあきちゃんじゃない。 アンタはただのあきちゃんの中に隠れてたバケもんだ。 正しく制御して一緒に住んでたハズなのに、なンで出てきた!」 聞いているだけで異常がわかる。 自分たちに起きている異常や不調のせいだ。 全部、全部この病気が悪いんだ。治せさえすれば戻る。 少なくとも、理性で抑えられる頃があったのだから。 ▼ (-0) 2022/06/06(Mon) 21:47:37 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ「賢かったあきちゃんはどこだ。 理性もなくした人間の皮がどうなるかはわかってんだろぉ。 みんなの為にも俺の為にも、 ただでは済まさないかんな。――……」 拳銃を投げ捨てたのは何故だ? 会議室にはそろそろ集まらないといけない時間だ。 つまり自分が眠る時間も迫っている―― 「―― 一緒にいくっていってんだろ、 大人しく言うこと聞け! 罠、そんな可能性も考えて、 その鞄を受け取った瞬間、貴方へと突進する。 胸ぐらへ手を伸ばし、押し倒そうと体重をかけた。 自分も受け身を取れなければただでは済まないかも知れない。 それでも、目の前の存在は武器がなければただの人間、 それだけははっきりとしているから、怖くなど、ない。 (-1) 2022/06/06(Mon) 21:49:23 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ貴方だってただではすまない、そう思っていたのにまさか。 そのまま自分も食らうというのに、かぶると言うのか!? 「――ヒュ……あ”、ぁ”……ァ"ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」 溶ける、いや、思い浮かんだのは"焼ける"感覚だ。 顔が、肩が、……上半身が、火傷の上から溶かされていく。 鎖骨が、えぐられて、あ、溶けて、音が。 左半身が暴かれる。中身が出てくる、――やめろ。 やめろ、やめてくれ、!!!!!!!!!!!!! 俺が一生かけて、治す傷を開くな!!!!!!!! 「ぐぁ"あ"!! う"ぅ"……ぐぇっ、ゲホッ……」 腕を引かれるまま、背中から重力のままに落ちる。 熱い、痛い、なんで。 「なん、かはっ……」 なんで、俺が、みんなが焼けなければいけないんだ。 赤くただれて、見るに堪えない光景が広がる。 腹を沈められるリズムに合わせて肩と口から 赤と黒の混ざった液体が吐き出される。 噴水のように美しくない其れはまるでヘドロのように ゆっくりと、汚らしく床を汚していった。 右の瞳は、まだ開いている。 貴方を、映してそして、世界が霞んだ。 (-7) 2022/06/07(Tue) 2:44:52 |
カジヤマは、 「行くな、行くな、 行くな!! 」 (a7) 2022/06/07(Tue) 2:47:44 |
カジヤマは、咽がすり切れて、叫べない。身体が動かすことが出来ない。 (a8) 2022/06/07(Tue) 2:48:01 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ治らない、痛みが消えない。 「あ 」 いつまでも、傷が消えない。 「い、た、」 痛い、いたい、いたい、いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい。 いたい。 意識をないだけか死んでいるのかもわからない身体が そこに静かに横たわっていた。 背中は溶かし続けられ、起きたら 目も当てられない状況になっているのは 立ち去った貴方でも容易に想像がつくだろう。 その声は、まだ、あなたの中に届かなかった。 (-8) 2022/06/07(Tue) 2:51:31 |
カジヤマは、篝屋の傷は、" " (a9) 2022/06/07(Tue) 2:53:00 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ篝屋の傷は治らない。 様々な薬を試した。 飲み薬を試した。貼り薬を試した、塗り薬を試した。 殆ど彼の身体に効果はなかった。 幸い身体は鍛えていたこともあるし、食にも気を遣っている。 自然治癒さえすれば、大病にもかからず過ごせる。 そう思っていたが、うまくはいかないもので。 風邪を引けば2週間こじらせて。 骨が折れれば、何ヶ月も痛みと闘う。 麻酔すらききにくいのか妙な怪我も出来ずに、 家族も本人も身長にならざるをえなかった。 だから、リョウは、自分を治すための薬を作ることに↓。 自らが治る薬さえ作れば、世界中にいる どんな人にも効く薬が作れるだろうと。 特異体質である自分が助かるために、 他の国でも副作用で薬が使えない人の為に。 万能な薬を作るのだと、そう心に決めて勉強をし始めた。 それが、薬剤師になると、研究員になると 決めたきっかけだった。 (-9) 2022/06/07(Tue) 2:58:23 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 猶大 ロク『だって姿見えないんだもん。 んーそっか。俺ちゃんは無意味に信じてっけど…… ま、死んだらそっちの方が正しかったんだなーって気分』 『ん?? おやおやおや?? つまりぃ。 今めちゃくちゃ怖がってるってコト!?!? 仕方ね〜〜〜な〜〜〜! 驚異になりそうなモン俺ちゃんが排除してやんよ。 いや、全部は無理だけど。安全になれば嫌でも信じるだろ? 状況証拠ってヤツ」 『だからさァ、いざってときぐらい、連絡してくれよ。 一人で死なれるの寂しいんだワ。 死にたくないなら、それぐらい良いだろ?』 そういいつつ、段々と声はフェードアウトしていく。 なんか面白い。台車で遠くに荷物が運ばれていくような離れ方をしている。 (-10) 2022/06/07(Tue) 3:54:38 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 絶対専制君主制 コゴマ貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。 その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。 時折起きた姿も見ているだろうが。 『行くな、……行くな!』 『誰か、あいつを止めてくれ。 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』 切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。 走り回っているように声は離れたり近づいたり。 とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。 放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。 彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。 この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。 (-11) 2022/06/07(Tue) 5:14:51 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。 その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。 時折起きた姿も見ているだろうが。 『行くな、……行くな!』 『誰か、あいつを止めてくれ。 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』 切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。 走り回っているように声は離れたり近づいたり。 とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。 放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。 彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。 この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。 (-12) 2022/06/07(Tue) 5:15:44 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ『先輩!? あきちゃんがそっちいってるかもしれないっす! なんかやべー感じで人を襲うのを戸惑わない感じの!』 『え、俺ちゃん? 俺ちゃんは…… 今どこ系!? 』『真っ暗で何にもわからないっす。 多分〜、また何処かで寝てるか倒れてるんじゃないんすか?』 半分本当で半分嘘を言った。 篝屋の超能力のような"テレパシー"的な伝達は、 この青年の意識がない内に行われているようだ。 聞けば聞くほど――幽体離脱に思えなくもないのだが。 そして篝屋はこの現状の理由に気付いている。 自分は、倒れている。 痛みで、気を失って、意識を失っている。『そういう能力みたいなんすよ。先輩は一人じゃないっすか? ちゃあんと皆の所にいてくださいよー。 なんか小動物みたいって他の人からも思われてるんですから。 心配してるんすよ!』 (-20) 2022/06/07(Tue) 6:33:25 |
篝屋に来た カジヤマは、メモを貼った。 (a18) 2022/06/07(Tue) 11:59:45 |
【置】 篝屋に来た カジヤマ『あンの野郎、自分で酸被って殴ってきやがった!!』 『俺ちゃんはまだ死んで――』 小さな声がどこにも届かない。 それは身体から発されていない。 自分が本当に死んでないのかこの暗闇ではわからない。 外の声も聞こえない、稀に己に反応してくれた人間が 生きているか死んでいるかもわからない。 まるで黄泉をさ迷う亡霊のようだ。 いつかは どちらかに 行ききるのだろう。ふざけたことばっか頭によぎる。 死んだら家族に会えんのかなーとか。 後輩や大学面子に怒られそうだなとか。 先輩たちは呆れていい気分にはならないだろうなとか。 あの子は敵じゃねぇっていってくれたのに、 あの人を敵のままにしてやりたくないのに。 なんでこの身体は動かねぇのかなとか。 『死んでも声届くならセーフ?』 んなわけないか、無理に笑って闇雲に黒の世界を走った。 (L6) 2022/06/07(Tue) 14:50:07 公開: 2022/06/07(Tue) 14:50:00 |
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