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【人】 衝撃波 ポルクス処刑の時間。男は今日も自室にいる。 自室に居るにも関わらず扉は薄く開きっぱなし。 動く人の音の行く先を心臓で追っていた。 「…………、」 どうしても気になってしまう。 完成した曲の楽譜を乱雑に片付け、中継を繋いだ。 (1) 2022/03/05(Sat) 21:48:50 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス無自覚そうな様子に、だろうなあーって顔をしている。 だろうなあー。 「全くしんどくない訳ではないですけど、慣れていますし。いい印象を持たれていれば、変な疑いや理不尽を被る事が少なくなり、利益を貰いやすくもなる。そちらの方が楽だし得だ。……そう考えたんですよ、僕はね。 ……というか、お兄さん居たんですね?てっきりお一人だったのかと」 少し迷った後、そこで嘘を付いても気付かれそうな予感がしたので、そのまま正直に口に出す。慣れているので比較的平気というのは間違いではない。 兄なら自分にも居たな、と思いつつ。此方は随分昔の話だし、何をしているのかも知った事ではないが。 「ああ、すみません。つい」 尚、失礼な発言にはしれっと開き直っている。ついではないのよ。 (-4) 2022/03/06(Sun) 20:11:24 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタンあなたの考えの通り、嘘は音で分かる。そして今の話には嘘の音が含まれていないと分かる。 だからきっと素直に話を聞いていた。"繕う"のが上手い人の考えは個人的にとても気になるので、少し前のめり気味に。 「ンーンン、そういうのって慣れるもんなのかー……いい印象、は……そう、だな……、そうだ……アンタの言う通りかもな」 悪いイメージはない方がいい。 できるだけ波風を立てない方が都合がいい。 裏をかくため弱いくらいに見えるのが丁度いい。 いつだったかに言われた言葉を思い出す。 ――それと似たようなものだろうかと、やっと解を得る。 「……ン? ああ……兄貴、は……いるよ……親には捨てられたらしいけど、兄貴とは……ずっと一緒だった」 そうして兄の話になると途端にぎこちなさが浮き彫りになる。 ずっと黙秘をしていた。存在をひた隠しにしていた。 話をするのが怖かった。理解されないのも怖かった。 何をどう言えばいいのだろうか。 「ここ入ってからは……どうしてるか、……わかんない、けどな」 尚、失礼発言とそれに伴う謝罪に関しては、しれっとされても別に何とも思ってないようにこちらもしれっとしている。 本人は「なんか、よく子供みたいに扱われるんだよなーなんでだろうなー」くらいの認識なので……。 (-6) 2022/03/07(Mon) 1:25:24 |
【人】 衝撃波 ポルクス自室で中継を見ていた。静かに中継を見ていた。 中継を見ていた。中継を見ていた。 中継を見ていた。中継を見ていた。 中継を見ていた。 中継 を、 「……、…………う゛、あ゛……」 画面から大きく響き渡る叫びに。 空いた扉から伝わる微かな振動に。 胸を、頭を抑える。身体が震える。 心臓が苦しくなる。恐怖心が流れ込む。 思考回路はぐちゃぐちゃだ。ギターを手にした勢いのまま扉にぶつかり崩れ落ちる。 ――処刑室にはもう絶対に来るなよ 思考回路はぐちゃぐちゃだ。震える手と身体で扉を開き動き駆け始める。 「……る、……れしゃ…………、ッ!」 思考回路はぐちゃぐちゃだ。間に合う、間に合わない、関係ない。考えられない、分からない、分からない事も分からない。 ただ頭にあるのは。 ――一刻も早く愛しの魚が陸へ打ち上げられてしまった舞台へ 出来損ないの機械は。 制御不能のまま恐怖を辿り処刑室へと向かう。 (41) 2022/03/07(Mon) 2:49:55 |
【人】 衝撃波 ポルクス「……ッ、ある、れしゃ、」 ギターを背にした出来損ないの機械がひとつ。 心臓を抑えたままに。フラつく足取りのままに。 荒くなる呼吸に身体を震わせ現れる。 ――最後くらい華やかにやろうと思ってさ 穏やかな笑みを浮かべていたあの時の音はどんなだったか。 自室で中継を見ていた。だから知っている。 あの部屋には炎も、赤い空も、崩れた瓦礫も、焦げた跡も。 何もなかった。 狼の首を討ち獲ろうと舞い踊る 処刑人達 と。夢を攫うのを代償に赤に沈んだ 鎖の蛇 と。恐怖に掬われ打ち上げられた 歪な魚 と。凶器と血溜まりがあるだけだ。 端から周りなど見ていない。目もくれない。 魚に歩み寄る英雄も、銃を構える悪魔も認識しない。 その機械は真っ直ぐに愛しの魚まで駆け抜ける。 死に抗い跳ね続ける身体の傍まで。 この機械は此処に辿り着く前から己へと強化を施している。 身を軽くする振動により駆ける動きは素早く。 筋力を底上げする振動により抑え込む力は強く。 脳に無理やり信号を送り続ける。 己を襲う激しい頭痛など知らん顔だ。 アルレシャの痛みに比べたらこんなもの。 (48) 2022/03/07(Mon) 22:04:29 |
【人】 衝撃波 ポルクス駆け抜けるそれが魚へと近付くことが叶ったのならば。 崩れ落ちた身体の目の前で両の膝をついて。 片方の手をアルレシャの頬へと添え。 もう片方の手でアルレシャの愛銃を。 震える手と一緒に包み込むように握るだろうか。 撃たせぬよう引き金にある指を指で浮かせ。 強い握力と腕力に導かれ銃口は天を仰ぐ。 一般的な人間であれば容易く抑え込めるくらいの強化はしてある。 それでも足は取り押さえていない。暴れようと思えば暴れられるのだろう。 尤も、この拘束を解く力は今のアルレシャには無いのかもしれないが。 己の震えと共にアルレシャの震えが伝わる。 そして音、振動でその感情の全てが伝わる。 「アルレシャ、迎えに来た」 それでも、この機械の声と瞳は揺るがない。 「大丈夫、怖いのはもう……終わるから」 口だけを動かす。 「――――…………」 ▼ (50) 2022/03/07(Mon) 22:23:37 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ掠れた声は。 「――――……だからおやすみ、」 酷く穏やかで優しい音で、あなたの耳へと届けて。 「アルレシャ」 その際に振動を操ってあなたの脳内を揺さぶり。 僅かでも安らげるようにと丁寧に丁寧に信号を送る。 恐怖に脳内を揺らされたままの、あなたに効くのだろうか? 静かに眠りを誘うこの振動が。 もし届いたのならば。 ふっと柔らかく緩やかな眠気があなたを襲うだろう。 (-17) 2022/03/07(Mon) 22:24:11 |
【人】 衝撃波 ポルクス機械は夢を見ない。 機械は魚を愛でる。 愛しの魚の額へと口付けを落としたその後は。 天を仰いでいた銃口をその魚の頭、米噛みへと突き付け。 体温をなぞり絡めるよう動かした手。 己の指を引き金へ添え。 引く。 ――バン!!! いのちの終わりの音。 銃声をひとつ、轟かせた。 そばにあるのはもう。 音の無くなった身体だけ。 (51) 2022/03/07(Mon) 22:25:15 |
【人】 衝撃波 ポルクスぐずっていても仕方がない。 ――理解している。 仰向いて口をきゅっと結び。 ――もう零れ落ちないように。 か細い溜息が長く空を揺らした。 ――心臓が寂しいな。 やがてそれは。 抱き締めていた身体をゆっくりと引き剥がし。 床へと寝かせ。乱れた髪を、服を整えてから。 運ぶのに邪魔になるといけないから。 ……それは漸く、愛しの魚から離れていく。 それでも。 運ばれていってしまうまでは。 寂しくないように。 そばにいるよ。 (55) 2022/03/07(Mon) 23:50:22 |
【秘】 人形師 シェルタン → 衝撃波 ポルクス「始めた頃は意識してやっていた事も、続けていればいつの間にか、無意識にやれる様になっていくでしょう?それと同じですよ。」 結構あっさり納得する様子に『音がおかしかった兄』を連想でもしただろうかと想像する。 もしも人形師が、"誰か"が君に伝えた言葉を聞いていたのならば、正にそれと似た事であると肯定するだろう。 「……?……ずっと一緒にいた相手なのに、貴方がここにいる事をお兄さんは知らないんです?」 急に言葉がぎこちなくなった事に、あまり触れられたくはない件なのだろうかと考えた。仲が悪いのかとも過ぎったが、それにしては妙な違和。 踏み込むべきか少々の思考を挟んだ後に、もう少し。足を踏み入れる。 (-29) 2022/03/08(Tue) 0:58:13 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ――――処刑が終わり。 フラついたままの重たい足取りで。 音の無くなった身体を追い蘇生室まで辿り着く。 その際に、テンガンと入れ違いになるだろうか。 首を傾げて。だが目で追うだけに留めた。 蘇生装置のすぐ近く。 部屋の中で佇む出来損ないの機械は。 愛しの魚が眠りから覚めるのをただ待っている。 (-33) 2022/03/08(Tue) 1:40:51 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスーー貴方がどれだけ待った頃だろうか。決して短い時間ではなかったはずだ。 蘇生装置に防音機能はない。必要がないからだ。 だからきっと貴方の心臓には機械の鼓動が絶えず響いている。 その合間。 小さく、 小さく、 跳ねる音があり。そこから、魚は呼吸と脈動を再開する。 その身体はまだ蘇生ポッドの中だが。 (-36) 2022/03/08(Tue) 1:56:54 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャどんなに長く時間が過ぎようが。 それはずっと近くにいただろう。 機械の振動のパターンを覚えてしまうくらいには。 「…………、……、ッ!!」 機械の音に混じり、命が跳ねる音が響いたと分かる。 安堵に息を吐き、力が抜けて足が縺れ。 「よかっ……た……………」 このまま生き返らないのではないかという恐怖心。 少なくともそれからは逃れることが出来る。 ポッドへと身体を向けたまま壁際まで下がれば。 すとん、と力なく座り込んだ。 (-38) 2022/03/08(Tue) 2:19:03 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスあれだけあった身体の震えも、恐怖の残渣も、何もない。 ただただ『生きる』ということを再開し、『死』を通り過ぎた。 それだけのこと。 目が覚めるのはいつかさえ、分からない。 ーーー眠っている。貴方の寝かしつけた魚が。 (-40) 2022/03/08(Tue) 2:24:11 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ壁際。イヤーマフに手を伸ばし身に付けて。 これは音楽を聞くモノではなく。 耳を塞ぎ、振動の感知に集中するためのモノ。 響くあなたの音、振動を拾うためのモノ。 あなたの音を心臓で受け止めている。 穏やかな眠りの音と、俺のだいすきな音。 疲れが溜まっていたのだろうか。 或いは安心感からか。或いはあなたのそばだからか。 その全て、かもしれないが。 座ったままに、この機械も小さく寝息をたて始める。 それでも。 愛しの魚の目覚めと共に。 この機械も動き出すのだろう。 無意識に、あなたの音を拾い続けながら眠るのだ。 (-43) 2022/03/08(Tue) 2:52:18 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス穏やかに、安らかに、呼吸と鼓動だけを続けながらそこにある。あった。 放っておいたらきっと随分と長い間そうだっただろう。 けれど、それはすぐに破られた。 ポッドの壁を二つ分隔てても聞こえてくるそのーーー異様な、叫び。 ぱち、と目を開ける。 職業病かもしれない。 飛び起きようとして、目眩。おまけにポッドの蓋を開けるのを忘れていた。 ガンッ! カン、コン、トサ。 数回音がして、また静かになった。 今アルレシャはポッドの中で頭を押さえて丸まっている。 (-46) 2022/03/08(Tue) 3:22:55 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ小さく、小さく寝息をたてていた。 浅い睡眠。それでも心地の良い眠り。 ……の途中で響き渡る声に肩を跳ねさせながら頭を上げ。 それに続く形で響き渡る軽めの打撃音を感知する。 数回続く音もしっかりと心臓で受け止めた後は。 「えっ……な、に…………?!」 小声ドン引きボイス。なにがどうなったんだ??? 音で分かっても流石にこれは理解が追いつかないよ。 でも完全に目が覚めた。ので、ロベリアのポッドを見つつ。 アルレシャのポッドまで近寄るだろうか。 「 あーあーあー…… 怪我治ったばっかなのに…………、大丈夫か?」 (-47) 2022/03/08(Tue) 3:39:14 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクスすぐに静かになった。ので、無理して外に出ずとも良くなった。 頭を押さえたまま痛みに耐える。 そして、何故ここにいるのか、何が起こってここにいるのかを思い出そうとしてーーー、 「ぁ、」 近付いてきた声に気付いた。それが誰のものかも。 思い出すことを中断して、ポッドの蓋を開けようか。貴方にぶつからないように、内側から何度かノックしてから。 「……ポルクス………」 いつもより、ややぼんやりとしている様子で貴方を呼んだ。 (-48) 2022/03/08(Tue) 3:51:56 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ頭を押さえたままの姿を見ればくすり、あなたには届かないくらいの音で笑うだろうか。その際に、もし目線が合うならば少しだけ首を傾げ。 「…………ン、」 ノックの音で理解する。きっとぶつからない位置まで移動して、蓋が開く様子を見守ってから再びあなたの近くまで行き。 「おはよ、アルレシャ」 へにゃりと、曖昧な笑みを浮かべあなたの名を呼ぶ。 ちょっと行儀が悪いかな。でも我慢できないからいっか。 ポッドの端、片膝を乗せて両方の手を伸ばして。 ぼんやり気味のあなたを抱きしめてしまおうか。 (-50) 2022/03/08(Tue) 4:15:33 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス多分、おそらく。笑い声が聞こえていたら苦々しげに中から睨みつける羽目になっただろう。聞こえてなくてよかった。 ポッドの蓋が開く頃には頭から手は離し。 万全ではないながらも一応虚勢は張ろうとするのだが。 曖昧に笑う貴方の顔が見え、名前が呼ばれたら。 何だかそれもどうでもいいか、と。 頭がうまく働かないまま、いつもより随分すんなりとその両腕を受け入れた。背中、よりもちょっと上、首の辺りに自分の手も回し、片手は貴方の頭へ。 「……おはよう、ポルクス」 なんとも毒気のない声だったことだろう。 (-52) 2022/03/08(Tue) 4:29:42 |
ポルクスは、二度寝を感知した。 (a28) 2022/03/08(Tue) 4:30:10 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ虚勢を張ろうとしたことも。 微弱な音で分かってしまうだろうか。 どの道、あなたへの態度はそんなので変わりはしないけど。 「…………、 ! 」そうして回される手には少しだけ驚きはするけれど。 音や味覚が分ったりしなきゃ伝わらない範囲だ。きっと。 自身に移る体温と熱に、安堵し。 くすくす、からからと喉が鳴り。 「…………あはは、あるれしゃだー……」 音と熱を噛み締める。 暫くはそのままだったかもしれない。 どこか甘えるような動きで擦り寄った後は。 ゆっくりと身体を引き剝がし、それでも二つの身体は大きく離れるわけでもない。 あなたの顔を優しく包むよう、頬に両手を添えて。 その存在を確かめるように親指で数回、撫でるだろうか。 (-55) 2022/03/08(Tue) 5:03:40 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス分かってしまったとしても、どうせ今はこのザマだ。 200年近い人生の中で、これほど緩んだことはない。 そのくらい頭が働かないのだ。 だからこの先、アルレシャがいつも通りになるまで。 いつもよりずっと素直で、突き抜けた音がするはずだ。 貴方の驚きはわからない。いつもならよくよく見たり、自分の行動の珍しさに自覚的だったりするのだろうが。 特に何も不思議に思わないまま、貴方の笑い声を聞く。 何笑ってるんだ、と思いはする、いつものように。けれど、それに感じるのはいつもの釈然としなさよりも。 もっとよく聞きたいという淡い『なにか』だ。 擦り寄られるがままに擦り寄らせ、頭に回した手で何度か撫でる。 貴方が何をしてくれて、どんな思いだっただろうなんて、まだ思い出すに至らぬまま。 「………うん、?」 身体が離れるときはごく僅か、名残惜しそうな音すらしただろう。 それを自覚することはないが。 頬に添えられた手に、のんびりと自分の手を重ねようと。 ぼんやり、だ。うとうと、とも言える。 寝ぼけているか寝足りないのかは微妙なところ。 (-56) 2022/03/08(Tue) 5:21:53 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャあなたから響く音を心臓で受け止めている。 いつもの音も愛おしいが。 素直な音は狂おしいほど愛おしく感じて。 逆にちょっとよくないかも。 このまま掻っ攫ってしまいたくなる。 「なんだー……? まだ眠そうだな」 求められる音に応えるように、楽しそうな喉の音は続いている。まあこの状況なのだ、応えようとしなくともきっと無意識に鳴ってしまうのだろうけど。 あなたの傷を開きたくないから思い出さなくていい、なんて気持ちは我儘だろうか。 手を重ねられても拒みはしない。 じ……と見つめ。 「…………、あーるれしゃ」 いつの日だかに呼んだみたいに名を口にした後は。 包んでいた手で少しだけあなたの顔を引き寄せる。足りない距離は自分から迎えにいってしまおうか。 「…………、ん」 あなたの唇へと、自分の唇を重ねて。 ぼんやりだからたぶん、避ける余裕もないよな? イタズラっぽい音を心底、楽しそうに響かせた。 (-58) 2022/03/08(Tue) 5:54:27 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス貴方の思いは知らぬまま。 ぼんやりと頷いてしまうこともないままだ。 「ねむい」 肯定の一言。 一生の中で1番安らかに寝た。いや死んでいたのだが。 惰眠を貪る、ということの良くない心地よさに目覚めそうだ。 それを抜いても、ダメージの大きかった脳……精神において、うまく整理がつけられていない、というのもある。 貴方が笑っているなぁ、と思う。 貴方がずっと幸せに笑っていたらいいな、と思う。 それでも笑う理由は分からないままなのだけど。 「……うん?なに、ぽるく、」 す、と最後の一音を発する前に、唇は塞がれた。 何一つ抵抗する暇も、その気力も、そこに至るまでの理解もなかった。 ゆっくり瞬きをする。一回、二回。 悪くないなぁ、とぼんやり思った。 だから、引き剥がしも、文句を言いもしない。 (-59) 2022/03/08(Tue) 6:12:13 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ「ねむい」の肯定の一言にはどこか困ったように笑ったのだろう。 悪夢を見ていた寝付の悪いあなたが眠りを欲するのは良いことなんじゃないか、と思うのだ。たくさん、眠ってしまえばいい。 でもここだと一緒に寝れないから嫌だな、とも思った。 あなたの二度の瞬きの後、軽く重ねただけの唇は離れていく。 きっと不思議そうな顔で首を傾げている。 想像してた反応と随分違う、予想外、というか。 …………いいの? そんなんじゃ、 「…………、 ごめん、 もっかい、 」やっぱり我慢なんてできなくて。 周りに人、フツーにいるんだけどさ。 目を閉じ再び顔を寄せた後は、はむ、と唇で甘噛みしてむさぼるようにキスをしてしまおうか。軽く合わせただけじゃ伝わらない感触を欲しがるように、火照る熱を求めるように、何度か繰り返し。 …………いや、よくないな、これ。 ちゃんとやめないと。 唇を離す頃に。離す前に。 ……最後に、ちょっとだけ、一度だけ下唇を噛むかも。 じゃれるように。痛くない甘噛み程度に。 (-63) 2022/03/08(Tue) 7:43:38 |
【秘】 無 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス困った笑いに含まれるものを、普段なら見てればわかるかもしれないが、今はわからない。 貴方がこっちを見ているなぁ、と思いはするものの。 離れていく唇を追いはしない。 追う発想がない。 少しの間貴方の唇に視線を向けていたが、やがて貴方の顔全体へと移る。 どうして不思議そうな顔をしているんだろう。何か気に食わないことでもあったのだろうか。それにしては不機嫌さはなさそうだ、云々。 思考を回すための準備運動のように考えが巡り始めて、けれど、 「……ぁ、」 もう一度唇が触れれば、全て霧散してしまう。 それも、さっきとは違う。合間に息を継ぐ必要があるほど。 ぐ、と息が詰まる。のが、なんだか 気持ちいい、ような。 「…っは、ぁ、」 下唇を噛まれ、軽く肩が跳ねる。 やられっぱなしも性に合わない。一度だけ、自ら口を動かして音を立てた。 乱れた呼吸の隙間で、また頭を回すことを試みる。 なんでこんなことになってる?俺は生き返ったばかりで、こいつは待ってて、ここは蘇生室で、 「……ここじゃまずい」 ぽつ、と呟いた言葉は、それで本当に合っていたのか。 少なくとも、この状態の脳味噌で口に出せる、まっさらな本音であることは確かだ。 (-64) 2022/03/08(Tue) 8:19:20 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 人形師 シェルタン「あー……そういうやつ……演奏と同じようなもん、かな。演ってる内に身体が、覚えて……考えなくてもある程度……できる、感じ」 同意。今回は自分の身にも覚えのある話だった。 理解は先程 『音がおかしかった兄』を連想した時 より早かっただろう。「――――兄貴、は…………」 兄について聞かれれば、きっと分かりやすく視線を逸らす。俯く。己を落ち着かせるために心臓に手を当てて深い呼吸をひとつ。 隠さないと決めた今でも話をするのは怖い。 「どう、だろう……知ってる、かも? しれないし、知らないかも、しれない、……俺が捕まった時に、離れ離れに、なったから……どこに居るのかも、何をしてるのかも、……わかン、ない」 それでも分かることもある。 「でも此処には、……来てない、から……だったら、まだ、」 言葉が途切れる。言葉の先は脳内に留まった。 まだ外の世界にいるのだろう、と。 (-68) 2022/03/08(Tue) 11:58:31 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 無 アルレシャ「! ……っ……ん、……ぁ、」 漏れ出す声に熱を帯びた吐息が混ざる。 閉じていた目が微かに開き、視線は音を追う。 反撃を食らうなんて考えてすらいなかった。 触れ合っていた自分の唇を無意識に中指でなぞり。 呟いた言葉を聞く、ちょっと前くらいに思考する。 すぐここから出た方がよかったな、これ。 ならば話は早い。 いや気付くのは遅いが…… 横目に周囲を確認。この場の音を認識し。 「……アルレシャって重さどんくらいだろ」 囁くような声のままに喋る。 まあ、どんくらいでも関係ないか、と。 「――――……Boost」 己の脳へと信号を送り強化を施す。 狛犬を迎えに来た彼の真似、という訳でもないが。 未だポッドから起き上がっていないであろうあなたの膝裏に腕を通し、背中を支え掬い上げてしまおう。悠々と。 横抱き。いわゆるお姫様抱っこだ。 「…………、俺の部屋、行こうか」 さっきは"よくないかも"って考えが頭をよぎったけど。 ……このまま本当に掻っ攫ってしまおう。自室まで。 (-72) 2022/03/08(Tue) 13:13:11 |
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