【人】 給仕 シロタエ―― とある民家にて ―― ケイリーさーん、いますかー? [コンコンコン、決して控えめとは言えない勢いでノックをして声をかける。 それくらいしないと気付かないことが多々あるからだ でも幸い、今日はすぐ気づいてくれたらしくすぐにドアは開かれた] あ、良かった無事だったぁ 「あぁ、仔狐亭の……ってことはまあ心配させたか、すまないね」 いいんですよそれくらい、ちゃんとご飯食べてました? [返事がない、ただの屍……じゃなくお察しということだった] ですよね、というわけでお届け物です [600コルドでーす、などと言いながらお弁当を渡すとすぐにその場で払ってくれる ついでにこそっと部屋を覗き込めば、案の定混沌が広がっていた] (4) 2022/11/07(Mon) 1:39:22 |
【人】 給仕 シロタエ 「……シロタエちゃん」 [声を掛けられて振り返る いつもと変わらない……いつも以上の イラつく 笑みを浮かべてケイリーが立っていた]「ちょっとね、今調べてる件の証明をしたくて……実験台になってくれるかな?」 [は?何を言っているんだこの人は] 無理ですよ 「いいじゃないか、ほんのちょっと、ちょっとだけ犠牲になってくれればいいんだから」 だから無理だって言ってるじゃないですか! [無理、というのを意に介さないように手を引いて奥へと連れ込もうとするのを振り払う ああ、 イラつく ]「何でだい?僕は実験がしたいんだ、協力してくれても……」 [忌々しいくらいの笑みで懲りずに手を伸ばすのに、娘の中で何かが切れた] (7) 2022/11/07(Mon) 1:44:25 |
【人】 給仕 シロタエ無理だって言ってるでしょうが!! [そう言いざまにテーブルの上にあった分厚い本を取り上げて その背の部分をケイリーの頭に叩きつけた ロクに食事もしていなかったらしい男は床に倒れる その頭部に二度、三度と本を叩きつけると床に 赤いもの を散らしてケイリーは動かなくなった]あーあ、言っても聞かないからこうなるのよ [罪悪感なんか感じない、むしろ、そうむしろ気分がいいくらいだ 今まで、 なんで我慢してたんだろう! ] (8) 2022/11/07(Mon) 1:47:00 |
【人】 給仕 シロタエ[気分がいい、そう娘は今までになく気分がよかった いう事を聞かないロクデナシは、 殴り倒せなよかったの だって、向こうが悪いんだもの、ねえ] アタシは、なぁんにも悪くないわ [だから、そう もっと世の中のロクデナシを片付けちゃいましょう! 娘は朗らかな顔でケイリーの家を出る 何故か外に置いてあった角材一つ手に取って**] (10) 2022/11/07(Mon) 1:51:01 |
給仕 シロタエは、メモを貼った。 (a1) 2022/11/07(Mon) 1:55:38 |
【独】 給仕 シロタエ/* とりあえずここまでは出しておきたかった! さっくり頭潰してますね、怪力ですね きっとリミッター外れてるんだよ! フォント変更初めてやった 読みにくいから好きじゃないんだけど演出的に ロクデナシ基準ですが「言っても話を聞かない(と勝手に判断した)」人、らしいです 誰彼構わず殴らないあたりまだ理性あるね? では寝る 羊animalクリオネanimalアルマジロトカゲanimal (-2) 2022/11/07(Mon) 2:07:34 |
【人】 娼婦 セツナ>>3その機会の訪れを知ったのは、以前から持つ魔具の報せだった。 彼らから知らされたわけではない。 けど、その時が来た時に判るようにと事前に準備していた、所謂借り物の魔具。 それが、ピリリと自分の身体にその訪れを知らせるように痺れを齎した。 ぴくり。 体を反応させ、仕事の準備をしていた私は急いで>>3口に布を巻く。 狂うことの無いように。 目的の物を得る為に準備していた、理性を保つ為の品。 風邪を引かないように。 埃で喉を痛めないように。 そんな風に、仕事のない時は普段からも使っていた物だ。 だからきっと、今着けていてもそんなに怪しまれない。 そう願う。 しかし、欲に塗れたこの店では。 その腐臭に、欲の内側のさらに闇に潜んだ欲を燃え上がらせる。 身を潜めながら店を抜けるが、聞こえてくる音はそれはひどい物だった。 (11) 2022/11/07(Mon) 5:41:43 |
【人】 娼婦 セツナ男の悲鳴。その内容から、魔羅を食いちぎられたのだろう。 女の悲鳴。相手の男に殴られているのだろうか。 男の哄笑。女の髪を引き、濡れてもいないのに尻の穴に捩じ込んで。 女の哄笑。男の顔の上に跨り、奉仕を強要する。 実際に見えた物、察してしまった物。 一先ずここから逃げようと。逃げて目的の物を得ようと。私は店を後にする。 店の中は血の匂いもあれば糞尿の匂いも酷くて、例の腐臭より更に臭って眉を顰めた。 あの人の為に。 愛しいあの人の為に。 体も魂も売り渡しても。 手に入れなければならない物がある。 その場所の検討はもうついている。 だから、店をそっと抜け出ると私は街中へと繰り出した。** (12) 2022/11/07(Mon) 5:42:03 |
娼婦 セツナは、メモを貼った。 (a2) 2022/11/07(Mon) 5:43:35 |
【人】 住職 チグサ ──現在:慈厳寺── ぼぉ……ん ぼぉ……ん [龍龍たる体躯の修行僧が、夕刻の鐘をつきました。 秋色に染まった梢を、夕陽がさらに赤く染めています。] ……お勤めご苦労様でした。 あなたはもう寺院にお戻りなさい。 私もまもなく。 [修行僧を見送りながら、私はしばらくの間ひやりとした夕方の風に身を晒していました。 袈裟の下には、例の赤布を忍ばせています。 枯葉の香りの中に、粘りつくような甘い腐臭を感じた気がしました。 深いため息を、秋風にひとつ交えました。] 我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴 従身口意之所生 一切我今皆懺悔 我れ昔より造る所の諸の悪業は、 皆な無始の頓・瞋・痴に由る、 身・口・意従り生ずる所なり。 一切、我れ今皆な懺悔したてまつる。 [懺悔文を三回。唱え終えるころには、香りははっきりと強く為っていました。 渾沌の時が来ます。己の罪を、見つめましょう。]** (13) 2022/11/07(Mon) 6:29:26 |
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