古井戸 日向は、メモを貼った。 (a1) 2021/04/13(Tue) 13:46:51 |
【人】 オーブリー・フィリップス[ヴィンセントの眉間に皺が寄っていることなんてつゆ知らず>>20。 私は彼と二人が会う時のことを考えていたの。 お洋服は何を着ようかしら、とか、先に二人のことを 紹介しておかなくちゃ! とか。 彼も二人のことを気に入ってくれると思ったし、 ]二人も彼のことを気に入ってくれると思ったから 似つかわしくないなんて思われていることは 思いもしなかったわ。私って盲目なのね。 そうね 私も何かよさそうなもの、考えておくわ! (7) 2021/04/13(Tue) 20:36:14 |
【人】 オーブリー・フィリップス高いものでなくても、 なにかびっくりさせるのもいいかもしれないわね [ ヴィンセントの内心に気づけない 私は笑顔で答えるの。ヴィンセントのセンスは信頼しているわ。 だから安心して任せられるのよ。 値段なんて関係ないわ。彼と二人が楽しくいれたら それでいいと、私は思うの! 大事なのは彼もそうだけど、二人のこともよ?>>26 だからどっちかに偏ることなく、みんなで笑顔になりたいの。] (8) 2021/04/13(Tue) 20:36:31 |
【人】 オーブリー・フィリップス今度の週末ね! ふふっ、楽しみだわ [幼馴染の落ち込んだ様子>>27に気づけない私は 喜んで声を明るくさせるの。 口元に手を当てて上品に笑って見せて、 上機嫌なまま話を続けるわ。 ヴィンセントと一緒にお出かけする時に ついでに寄りたいカフェの話とか、 おうちのお庭で咲いた桜の木のこととか、 その桜の花弁で作ったアロマのこととか。 そうしていると、時間ってあっという間に過ぎちゃうのね。 ヴィンセントが立ち上がって>>22、時間の経過に ようやく気付くのよ。] (9) 2021/04/13(Tue) 20:36:44 |
【人】 オーブリー・フィリップスあら、お仕事に戻っちゃうの? 残念だわ。 お仕事頑張ってね 私も楽しみにしているわ [小さく手を振って、ヴィンセントを見送るの。 もう子供じゃないから長く引き留めたりはしないわ。 それに、引き留めなくても週末には会えるもの。 その背を見送りながら、ヴィンセントから発せられた言葉には 紅茶を飲みながら少し考えて。 ミシェルもおうちのことでなにかお勉強しなくちゃ いけないのかしら、なんて とんだ見当違いのことを 思ったの。] (10) 2021/04/13(Tue) 20:37:01 |
【人】 オーブリー・フィリップスそれでね、話の続きなんだけれど…… [そこから他愛もない話を続けるわ。 私の口はとってもおしゃべりでね。止まってなんかいられないの。 それに、もうすぐで門限だわ。 お迎えがくるまで、話したいことは全部話さなくちゃ!]* (11) 2021/04/13(Tue) 20:37:13 |
【独】 ヴィンセント・エヴァンズ ―― 回 想 ―― [ 例えば、どのクラスの誰と誰が付き合って、なんて噂話に花を咲かせるだとか。 放課後寄り道をして、友人達と他愛もないお喋りをし何かを食べ歩きながら帰るだとか。 そんなものとは一切、無縁の学校生活を送ってきた。 友人達と遊ぶこともなく、部活動に励むこともなく。 ただ一つ、生徒会長にはなっておけと、 父から命じられたから、そうした。 いずれ上の立場につく者として、必要な能力であるからと。 だから、授業が終われば生徒会の活動に追われ、 ……例えばそう、文化祭があったとしても、 何処かの誰か達のように、出し物について頭を悩ませたり、 皆で協力しあい絆を深めて、親密さを増していく――なんてことはなかった。 個でなく全体を纏めるのが生徒会の仕事である、ゆえに。 家に帰れば家庭教師がつき勉強、勉強、勉強、 トップの大学に入れと、それ以外の大学に価値はないと、失敗は許されないと。 無事に入学が出来れば今度は学業の他に、たまに父に同行し、上に立つ者としての心構えとその仕事を学んだ。 だからサークルやら飲みやらといったものには参加したことがない。 そんな下らん大学生のお遊びは不要だと。 いつだって、 いずれは会社の跡を継ぐ人間として、 完璧を求められ、 完璧を強いられてきた。 ] (-2) 2021/04/13(Tue) 21:52:19 |
【独】 ヴィンセント・エヴァンズ[ だから そんな私にとって、家族以外では唯一といっていい親しい仲だったオーブリーは、特別な存在だった。 オーブリーは、言葉数の少ない 少年 だった。彼とは歳の近いミシェルの方が親しかったが、親もオーブリーとならと遊ぶことを許容してくれ、3人で遊ぶことも多く、 それはとても、楽しかった。 学ばなくていい時間、将来を気負わなくていい時間は、あっという間に過ぎていった。 彼と共に過ごす時間は、私にとってとても魅力的であり、 それがやがて、彼自身が、 魅力的であると感じるようになり―― ] (-3) 2021/04/13(Tue) 21:54:44 |
【独】 ヴィンセント・エヴァンズ[ いつからだろう、 自分が" そう "であるかもしれないと、気付いてしまったのは。 彼の無口なその唇が薄く開いて、 何か言葉を紡ぐ度に、 どうしようもなく、胸が高鳴った。 ] (-4) 2021/04/13(Tue) 21:56:36 |
【妖】 ヴィンセント・エヴァンズ ―― 夜 ―― [ ノックの音が聞こえ、扉を開ければそこには、相も変わらず男のような装いをしたミシェルがいた。 此奴がこうなり始めたのはいつからだったか――少なくとも、幼少の頃はそんなことは無かった筈なのだが。 ] ……お前はまた、そんな格好をして [ 嫌悪感を隠しもせず顔に出し、彼女を見る。 顎で部屋の中に入るよう示せば、扉をしっかりと内側から施錠して、 抵抗はされたか――されたとして、女である此奴が体格も優る私に敵うわけもないのだが、 乱暴に腕を掴み、部屋の奥、ベッドへと押し倒した ]* ($0) 2021/04/13(Tue) 21:59:19 |
古井戸 日向は、メモを貼った。 (a2) 2021/04/14(Wed) 2:02:57 |
【人】 古井戸 日向[栄倉と別れたのは駅だったか。 赤い口紅は所持していなかったので 店内で完成形を見ることこそ叶わなかったが 俄然、やる気が出るというものだ。 眼福眼福。 最寄駅、日ごろ利用するドラッグストアで プチプラのコスメを必要数手に入れた。 教室で事前に調査しておいた通り メイド役の男子それぞれに合うと想像する色で。 メイクの腕はバイト先のオネエ様方に ミソッカスに貶されながら身につけていた。 「これじゃブス過ぎるわよ何とかしてよブス」 「五月蝿いわね元が悪い割に上手くいってるわよ」 などと言い返してる内にクチが少々悪くなりはしたが 努力が結果に表れやすい気のする化粧は楽しいものだ。 どちらかと言うと図画工作をしている気分になるけれど。] (12) 2021/04/14(Wed) 18:38:09 |
【人】 古井戸 日向[ビニル袋を手に下げ 自宅までの道を歩いていると着信があった。 下僕ズとのグループLimeだ。 一つのスマホを取り合うように電話してきた時には それぞれのスマホで同時通話出来るから……って 呆れながら使い方を教えたのだけれど いまではすっかり使い方を覚えて掛けてくる。 えらいぞ。 通話を受ければ、喫茶で出すものを タピオカドリンクにできたという報告だった。 アタシが元々希望してたやつ!] でかしたじゃない! 褒めてしんぜよう〜 [上機嫌にそんなことを言えば 俺が推したからだとかオレが説得したからだとか 一斉に手柄を主張しだした。 二人とも褒めてあげるわよと呆れつつ かわいさに口元が緩む。 何でアタシなんかが良いのかしら。] (13) 2021/04/14(Wed) 18:38:47 |
【人】 古井戸 日向[物心ついて女の子として暫く過ごしたあと 実はそうじゃないって突きつけられた時 全くショックではなかったけれど 男の子だと言われてしっくりきた訳でもない。 性自認は若干男寄り……、なのかな。 それでも口調はいまのものが好き。 かわいいものも、自分を綺麗にすることも、すき。 身体を鍛えることだって、結構すきよ。 恋愛感情を抱いたことがないから 男性と女性とどちらが好きかは未だにわからない。 自分でも知らないことが多くて 自分にどのラベルを貼るのが正しいか判断出来ずにいる。 でも誰に気持ち悪がられようとこれがアタシなの。 変わりたくなんて、ないわ。] (14) 2021/04/14(Wed) 18:39:48 |
【人】 古井戸 日向[こんな宙ぶらりんなアタシでも良いって 慕ってくれる子がいるのが不思議でならない。 でも、だからこそ、大切にしなきゃよね。] (けどやっぱ、下僕じゃなくて友達……) [関係性は近い内に正そうとは、思う。 他に看板作りの成果だとかを聴いていれば 家に着くのはあっという間。 文化祭の本番が、近くに迫っていた。**] (15) 2021/04/14(Wed) 18:40:01 |
【人】 オーブリー・フィリップス[おうちに帰ってご飯を食べて。 のんびりとした夜の時間を過ごすの。 紅茶はカフェインレスのハーブティーを選んで、 飲み終わったらお風呂に浮かべるお花を探すわ。 ふんふんと鼻歌なんて歌っちゃって。 今日はミシェルとヴィンセントに会えたからご機嫌だわ。 黒いレースのネグリジェとお花を持ってお風呂場へ。 ここからは私だけの秘密の時間よ? それじゃあ、また後でね。]* (16) 2021/04/14(Wed) 19:16:19 |
【妖】 オーブリー・フィリップス[ ぱさりと、布の落ちる音がした。 ]*・ その空間には布の擦れる音と彼の鼻歌が密かに満ちる。 着替えを綺麗に畳んで籠へ、今日着た服は洗濯籠へ。 つるりとどこにも、どこにも凹凸のない身体を空気に晒し、彼は浴室へと入った。 湯を浴びて泡を手のひらに作り、それを纏う。 肌を撫でるように泡を広げ、全身へ。 華奢な胸板を白く塗った後、下半身へと移る。 そこにある─本来あるはずの─性器は歪な形をしていて、まともなそれとはだいぶ違う見た目をしていた。 自身で切り落としたのももう昔の話。 彼はそんなこと無かったかのように、何も気にすることなく白く纏った泡を流した。 ($1) 2021/04/14(Wed) 19:16:53 |
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