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【人】 貴族の娘 アウドラまぁ、いけないわ。 そういうのであるのなら、 しっかりお顔を見せてくださらないと。 …………でも、 何かを申し上げるときは、相手の顔を見て、と お国では通っていなかったら申し訳ないわ… [ どうしたら良いのかと悩み、 彼女はひとり表情をコロコロと変えて。 国が違うのであればその国のやり方がある。 だから、あえて顔を伏せているのは そのやり方がその人にとっては正しいのかと 少しだけ思ってしまった。 問いかけには、屋敷の散策で迷い込んだ、と 恥ずかしそうに答えつつ、彼女は閃いたとばかりに 家主である父親に言えば 部屋を案内してもらえるのでは、なんて 口にしてしまったかもしれない。 ]* (165) 2021/04/16(Fri) 22:51:46 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ[そこまで驚かせるつもりも無かったが 想定よりも跳ねる肩に目を開いて。 けれど次にはいつもの笑みを湛えて 遅ればせながらの挨拶を青年へと向けた。 思わぬ来訪に返すぎこちない挨拶と 続く気心の知り切れていない硬さの残る口調には 楽しそうに口許を緩ませて。 その不遜を隠さずながらもしかし、 青年の話を深く聞き入り遂げた。 かの洞窟での一件で 一切緊張を緩めなかった青年が ふ、と表情を蕩かす様は仄か面白く。 また人間としての奥深さを感じられるな、 等と外れた事を過らせながらも 問われた言葉に記憶を 巡らせて。 左に目線だけ泳がせ口許に親指を添え、 そうだな、と] (-90) 2021/04/16(Fri) 23:07:10 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ Life’s but a walking shadow, a poor player that struts and frets his hour upon the stage, and then is heard no more. It is a tale told by an idiot, full of sound and fury, signifying nothing. (-91) 2021/04/16(Fri) 23:08:41 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴこういう歌謳う様な物語が存在しているかな。 他にも流麗な叙情詩や子が口遊み楽しむ様な 物語だけでなく、韻すらも楽しむ 物語が残されている。 他にも戦記物や冒険譚等もあるが、 何処か皮肉交じりの結末が多い特徴がある。 幸福を纏っていた筈の像が 最後には丸裸になり 哀れに朽ちていく物語や やっとの思いで最終盤まで 辿り着き女王になった少女が、 実は誰かの夢の中だけの 存在であった、などと (-92) 2021/04/16(Fri) 23:09:53 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ楽しめるかは読み人次第だろうが 入り込めばそれなりに面白い物語が多かったな。 [ある物語の一節を一つ暗唱し、 続けて覚えている限りの国の本の内容を 頭の中で並べ特徴を一纏めに捉えてはそう伝えた。 並べられた内容は些か童謡ばかりだったが 幼年期を過ぎた後に読まされた本は専ら 物語等と柔らかい著作では無かった為で 聞き慣れないだろう言語の音に驚いただろうか。 説いた言葉の何かの単語に反応しただろうか。 興味を惹かれた素振りの一つでも 見留めれば円やかに笑み、] 何か持って来てやろうか? [なんて提案したかもしれない。]* (-93) 2021/04/16(Fri) 23:11:54 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 寝穢い質である方は自覚している。寝入って間もなく、ルームサービスが訪れたことも、ダンテが浴室に湯を溜める音>>129にも眠りを妨げられることなく寝息を立てた。 靴音を吸い取る柔らかな絨毯、厚い壁と、宿銭に見合う設備もあっただろう。 ダンテは宿に着いた時よりも幾分小ざっぱりとした様子で、自分が起きた様子を認めると長椅子より身を起こし手にしていたメモ帳を閉じた。 自分が寝入った後、外出した様子はない。窓際の卓に、空になったサンドウィッチの皿がそのままになっている。] それはいいんだけど。 [ 酸味のある白ワインは冷えておらずとも喉の乾きを癒すと共に爽やかに口を濯ぎ、すぐに空にしたグラスにまた半分ほど酒精を満たした。] 退屈じゃなかった? [ 眠っていたとは知らずそう問う。寝台には自分以外が横たわった形跡がないからだ。本を読んだり、書き付けをしたり、街に出回ったり、太陽の高い時刻自分が寝入っている間も彼がひとりで時間を使えるのは知っている。 けれど折角の旅先であるというのにだ。] (166) 2021/04/16(Fri) 23:29:32 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 平均的な人種の寿命を持つ彼を、長命の自分につきあわせる事に負い目がないと言えば嘘になる。昼夜が逆転している自分の生活時間に彼を添わせることに素直に肯えないのもそのひとつだ>>77。 けれど旅先では同じい時間に活動しようとなると、どうしても夕から夜に彼をつきあわせてしまう事が多い。 自分に合わせ夜更しをする、と意気込む彼が、夜半に寝入ってしまうのを眺めて深夜に本を片手に過ごす時間も悪くないが、自分が眠りに過ごしてしまうのは酷く勿体無く感じる。 浴室を先に使ったと詫びる彼に気にしなくていいと手を振ると、眠気覚ましと身支度を整える為に浴室に入る。 金属の鈍い光を放つ湯側の栓を開くと、待つことなく温かい水が手を濡らした。ダンテも充分に足を伸ばせるだろう広さの猫脚の浴槽へ湯を溜める事に魅力を感じなくもなかったが、うかうかしているとすっかり遅い時間になってしまう。髪だけ洗い、シャワーで済ますことにした。] ……そういえば、これは予定していなかった。 [ 水気は拭ったがまだ髪に湿り気を残したまま、着替えたシャツの袖を捲くりながら浴室を出る。 筋張りを見せていた身体の線は幾らか柔らかく、頬も少し丸みを帯びている ふたまわりほどサイズの大きな衣類に辟易しながら、見せた姿は女性のもの。]** (167) 2021/04/16(Fri) 23:31:40 |
【人】 祓魔師 ダンテいや…全然 とまあ、僕もちょっと眠ってしまっていたから 君が起きるちょっと前に目が覚めてそれから少し書きものをしていたくらい [ >>166退屈ではなかったかと問われて若干口ごもってしまったから素直に打ち明けることにした。おかげで夜遅くまで付き合えるよなんて調子に乗れば、ヴィの表情は複雑なものになってしまうだろうか。 そんな過保護にしなくても、休暇の間だけ生活時間が入れ替わるくらい、元に戻すなんて容易いはずなのだが、彼の真意は別のところにあるだなんて思い至りもしていなかった。>>167 とはいえ酒も入った状態では頑張っていてもいつの間にか眠っていることも多いのだが。] 結局街並みの様子を少しメモをしただけで終わってしまった。 [ 自分には素人の手慰みというか詩文を書くという趣味があって、職場でも同好会をつくっているくらいだ。 逆にというかヴィは執筆を生業とするプロだったから、たまに助言をもらうこともあり、報告めいたことを言う。*] (168) 2021/04/17(Sat) 0:15:15 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ それから、>>167ヴィが身繕いをすませるからと浴室へ消えた少しあと。シャワーの水音が響いていたから湯を貯めるのは控えてしまったのかもしれない。 あまり夜遅くに外を出歩くのは避けたいからだろう。今ならまだ夕日が沈みかけた頃だから、市場が閉まるまでは大丈夫そうだ。] …… [ そうして姿を現したヴィを見て一瞬自分は惚けていた気がする。彼の種族が男女の性を定めるまではどちらにも変わる事ができるという話。 女性の姿を見たのは初めてで、見惚れたと言っても過言ではない。] 服を買わなきゃね [ それから口に出たのはそんな言葉だった。普段の彼だってそれほど線が太いわけでもなく、どちらかといえば華奢な造形をしていると思うのに。 女性の姿をしたかれはいっそう美しく小さく儚げに見えた。*] (169) 2021/04/17(Sat) 0:17:45 |
【人】 仕立て屋 アルフレド >>153あーあそこでも捕ってるやつもいるし。 遠いところから運んでくる奴もいる。 もっと遠いところにはたくさんの種類がいるって聞いたぜ。 それはあんたのほうが詳しいんじゃないの? [パンを取り出して。] 俺はそのままアルフでいいぜ。 あんたもいいネタ見つかるといいな。 [くわえながら帯刀する男を見送って。] むぐむぐ(ありゃあ傭兵っつうより騎士みたいだよなぁ。) [根拠はないただの推測を喉の奥で散らした。] (170) 2021/04/17(Sat) 0:30:29 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 昼前、ヴィの手が自然と外れて、そのあとも少し探すような仕草をしていて。手放したものを探す様に見えて、あの時指先に一瞬触れた。 抱きとめて抱えて眠ってしまえればどれだけ幸せなのだろう。今もまだ何か触れがたいものに触れるような躊躇いが自分にはある。 初恋を餌にと、あの胸が痛むような彼への触れが、ありふれたものとは思えなくて。いつだって許しが欲しいと思ってしまう。*] (-95) 2021/04/17(Sat) 0:57:02 |
【人】 宵闇 ヴェレス ベッドで寝ればよかったのに。 [ 自分が休んでいる間、ダンテも少し眠っていた>>168と聞いて眉を寄せる。 広い寝台はふたり四肢を伸ばしても眠れるくらいの余裕がある。 ひとりで街に出ることに懸念していたから>>45、眠っていたと聞けば寧ろ安堵したが、表情を曇らせたのは別の理由だ。 書き付けをしていたと言うから、暇を持て余していたのではないだろうことはよかった。旅先の情景を詩文にして彼はよく見せてくれた。そのうち一冊の本に纏めるのだと言う。出向いた先では仕事柄陰鬱な成り行きも多いだろうのに、彼の筆先は翳りよりも光彩を輪郭に描き出しているようで、それも彼の人柄故かと思う。時偶求められれば簡単な校閲を行うこともあったが、詩文は自分の執筆する分野とは異なるからたいそれたものではない。単純に彼が書くものが好きだった。 彼の昔の初恋の詩篇を目にして、その煌めきが自分にはもう決して手に入らない事に愛惜を覚える程。] まとまったら見せて。 [ メモ止まりだと言うから、草案の形にもなっていないストックだろう。旅の合間に形になるかもしれない事を思うと楽しみだ。 そう言い置いて浴室に向かう。] (171) 2021/04/17(Sat) 1:42:46 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 浴室を出ると、見慣れないが故に戸惑ったのか、女性の形をした自分を認めダンテが口噤む様子で>>169、所在無げにその視線に身を晒す。] 男性の方になる用がなくてよかったよ。 [ 暫くして、寸の合わない自分の衣服に、服を買わなければいつもの口調で彼が言う。それに合わせる形で自分も軽口を叩く。 男性の姿であれば普段より、いやダンテの身長をもゆうに越す体格であるので、服を買いに行く為の服がない、などという事態になりかねなかった。 袖は捲くっても下衣のベルトは一番に絞っても弛く、今までの靴は歩き難いだけであるので、海辺を歩く為に誂えたサンダルに替えた。] 靴も買わなきゃ駄目かなあ。 [ だらだらと登った坂を今度はだらだらと下る。宿に帰るときにはもう一度登らなければいけないが、荷物がない分楽だろう。 陽が暮れても外気は名残の熱気が未だ残っており>>131、冷えるとまで行かず風があればなお心地良い。] 服を見てから食事でもいい? お腹すいてない? [ 市へ近付くと、幾つか早仕舞いの露店もあったが、それと入れ替わるように酒や軽食の屋台が出ており昼とはまた別の活気がある。 夜は何処かの酒場に入ろうと考えていたが、おそらく飲食の店は遅くまで開いても服飾の店はそれより閉じるのは早いのではないか。 いつもどおりに話し掛けているつもりでも、何処か間合いがずれる。見上げる位置が違うからだとすぐに気付いた。] 変な感じ。 (172) 2021/04/17(Sat) 1:44:32 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 一度だけ彼の前に女性の姿で現れた事がある。 特段種族の事を隠している訳ではなかったから、知人から男性の形でいた自分の話を耳に入れ困惑する彼に、見せた方が早い、と思って形を変えた様を見せたのだ。 その時も彼は、同じ様な反応を返していたのだったか。驚き、という点ではまだ薄いか。] 何が。荷物のこととか? [ 女性であれば多少は筋力は劣るが、それでも人種ほど非力な訳でもない。それにこの形でいるのは当国に滞在している間だけのつもりであるから、その点は恐らく問題はない。 離れないでね、と添えられるのにダンテもね、と返すが、この姿であるならダンテと連れ合ってもいらぬ邪推は受けないだろうが、治安における心配は変わらぬままだ。ゆるい坂を下る間、市街地に着く前、逸れないように隣を歩く人の指に自分でも頼りなく思える指を掛けた。]** (-97) 2021/04/17(Sat) 1:48:23 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[2個目を食べ終え、ジュースを飲み干し、その場を後にする] よう靴底、いつもの4本。 んで、これがこの前の4本の串な。 [続いて来たのは肉を串に刺して焼いている店。一本当たりの値段は周りの店より安いが、あまり人入りは良くない。 あからさまな悪口に怒りの言葉を投げつけながらも、店主は串に刺した焼いてない生のままの肉を4本見せ渡してきた。] あ?いつも言ってるだろ、晩飯にすんだよ。ばんめし。だから俺が持ってく代わりのの串も渡してんだし問題ねーだろ。 てめーで肉買えって言わてもよう、お前んとこの肉何の肉かわかんねーし一から捌くの面倒なんだ。いいじゃねーか焼く手間省けるんだから。 [何回かに1回はしている問答をして、ブツを貰ってしまう。] (173) 2021/04/17(Sat) 2:14:07 |
【人】 仕立て屋 アルフレド 草。草。草。汁。あとバケット。 十分だ。帰るべ。 [>>1とは少し離れた場所で晩飯の調達するのは、帰路が短くなる店を選んでいるため。] あ? [最後のパンを食べながら自宅への道を歩いていくと、自宅の前にだれかいるのが見える。 目を凝らさずとも、身なりがこの辺の住民よりはるかにいいものを着ているし、立ち方一つが異なることを理解した。] (見たところ下級貴族か貴族の従者の類ってところか。) わりぃね。客かい? ああ、ちょっと待ってくれ今開けるから。 [男は頼んでいたものを引き取りに来たといって割符―所謂引換券を見せてくる。] (174) 2021/04/17(Sat) 2:14:44 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[アルフシルバーと表札くらいの大きさで書かれた看板を張った、ほかの住居と見た目は他と変わらない、裏庭風のスペース持ち工房兼自宅。これが居城。 一つ違うところは家の扉に頑丈な魔法の鍵をかけていることくらい。 中は質素なつくりとなっていて、カウンターにはいくつか見本(サンプル)がおいてあるだけ。カウンターの奥に一つ魔法の扉があり、中は工房と住居になっている。] あんたのは、これだな。まあ確認してくれよ。 [銀の装飾と魔法の力を宿した石を使ったアクセサリー。微弱な魔力流すと装飾部分が青白く光るギミック付きである。 最初に感嘆のため息をはいている男の反応は良い。] 問題ない?そうか、そいつは俺も安心だよ。またよろしくな。 (175) 2021/04/17(Sat) 2:20:49 |
【人】 仕立て屋 アルフレド あー酒抜いといてよかった。 [一人になれば途端にだらける。 口は全く変わらないが、姿勢は正しているつもり。] さて、あれを誰が誰に何のために贈るためのもんかねぇ。 [晩飯の時間までは、ゴシップに頭を巡らせながら時間をつぶしていった。]** (176) 2021/04/17(Sat) 2:56:06 |
【人】 祓魔師 ダンテ起こしてしまいそうだし [ >>171ベッドを使えばよかったのにと彼は言うが、人の気もしらないでと密かに考えてしまう。どのみち二人の寝る時間はずれているし自分はきっと酔っ払って寝落ちるからベッドが一つでも問題ないとは思うなんて情けないことをちらりと考える。 天幕付きの寝台は詰めれば大人三人くらいは眠れそうにも見えるから、余裕があるのは確かだ。] うん、是非 [ まだ、朝ごはんを買ったり窓からの景色くらいしかこの国のことは見ていない。書きつけ程度しかないから人に見せられるものではなかったが、何かしら残したいと思う。 下手の横好きだから、気恥ずかしさは常にあるのだが、人に見せてこそだとか同好会の皆も言うから開き直っているところはある。 それにヴィは書いた内容について批評することはなくて、文法とか技術面をたまに添削してくれる。かきぐせというか好みの単語や言い回しを重複させていたりとか、自分では気づかないところもあるからとても勉強になる。] お礼もさせてね [ こんな素人の文章を、生業にしている人に見てもらえる機会なんて普通ならない。彼はいらないと言いそうにも思えたが、気持ちだけでも受け取って欲しい。*] (177) 2021/04/17(Sat) 3:28:33 |
【人】 祓魔師 ダンテああ、ごめん、見惚れただけ あーいや、 この国だけでいいからね [ ぼうっとしていたから、ヴィが所在無げにしていたから正直に心のうちを明かした。それから慌てて付け加えた言葉は自分の好みに合わせて身体を変えるなんてことはしないでという要望。] うん、まあ… [ 人は姿形ではないというが、ヴィが男性体だったなら自分は今のように接していただろうかとたまに考えたりはする。もう少し違う関係だったような気もするが、わからない。 なんだかんだ日に当たるなとか、他人に合わせて無理をしたらいけないとか、口うるさく言ってしまっているかも。] そうだね靴も選ぼう それだとぶかぶかに見えるから 転んでしまうよ [ 二、三日の滞在のための衣服は不要な出費のようにも思えるが今の姿のヴィが着飾ったところを見たいと思ってしまうのは仕方がないことではないか。] (178) 2021/04/17(Sat) 3:31:33 |
【人】 祓魔師 ダンテむしろ君の方が空腹なんじゃって思うけど 僕は大丈夫だよ [ それじゃあ出かけようなんて二人で部屋を出て施錠して。窓はそのままでも大丈夫だろうか。フロントで部屋の空いた食器などの片付けを頼んでワインのボトルなどはそのままにしておいてもらった。] それにお店が閉まってしまうかもしれないから 先に服を選ぼう [ その辺りはヴィも考えは同じだったらしく、食事を後回しにすることにした。来た道を逆に市場へと向かうが、大荷物が今はないからすごく身軽だ。 ホテルのそばには店舗を構えた貴金属店や衣料店なども立ち並んでいる。観光客向けのものなんだろう。情勢があまりよくないことになってからは客足も減っているのかもしれないし、ガラス越しに並ぶものを眺めれば強気の値段に見えた。 市場の方に並んでいた布地を扱う店などは>>124地元の人向けでもあるだろうからもう少し安価だったかもしれない。*] (179) 2021/04/17(Sat) 3:32:43 |
【人】 祓魔師 ダンテとりあえず女性はすっぽりかぶれるような日よけの衣服を着るみたいだね。君にとってはちょうど良いかも。 そして中に着る物は隠れちゃうけど割と自由みたいだ。色の綺麗なワンピースとか選ぼう。 [ きっとヴィより自分のほうが楽しんでいる気もしてしまうが、以前冬に旅行した時もなんだか可愛らしいコートを自分が選んで彼に着せたことがある。* ] (180) 2021/04/17(Sat) 3:43:02 |
【人】 祓魔師 ダンテ魔法を織り込んだ布があるって聞こえたよ どんな効果があるんだろう [うっすらと聞こえたことをそのまま口にしたなら店主が 「ここの商品は一般的なものですから魔法のかかった布が欲しいのなら市街地に腕の良い職人がいるそうですよ。」なんて教えてくれた。 市街地では土地に明るくないため探し出すことは困難かもしれないが、日数はあるのだからと頭に留めておきたい。*] (181) 2021/04/17(Sat) 3:46:20 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレスふふ、もう、君は自分のことにほんとに無頓着だなあ [ 自分のわざとらしいため息に、彼は荷物のことか的外れな言葉を返す。今のヴィは20代かそれよりも若いくらいに見えるし、何より可愛らしい。そのうえ、いかにも非力そうだ。 未分化の時でもヴィと物理的な力比べをしたら自分の方が多分負けると思う。だから女性体の華奢な様子でも、見たままではないと思うから、何があってもヴィは対処できるからの無頓着さなのだろう。] 僕が君のことが心配なだけ [ ヴィはヴィで自分のことを非力なものとして心配しているかもしれないのだが、自分も危機察知と対処法くらいはそれなりに。 こうして考えればお互い様なのかもしれない。*] (-101) 2021/04/17(Sat) 3:47:52 |
【人】 祓魔師 ダンテ手を繋いでもいい? [ 坂道を下りながらそんな声をかけて、言い訳は、履物が大きくて歩きにくそうだからと彼のせいにしてしまおう。**] (182) 2021/04/17(Sat) 3:49:11 |
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