人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【人】 きっと教育係 キネレト

[きっと放っておけば明日の朝まで
一晩中続けようとしてしまっただろう真面目な会話は、
彼の機転のおかげで漸くひと段落した。
勧められた二つ目の茶菓子と君の煎れてくれたお茶とともに
君がくれた言葉たちを味わい尽くして、
心躍る宿題の提案に二つ返事で微笑んだ。

結論を急がず待とうとしてくれるところにも、
僕は随分と救われているように思う。
こうして『また今度』が積み重なってゆくのも楽しい。
現在進行形で僕は君に大事にされていると感じるけれど、
君がどんな時に大事にされていると感じると思うかは
今すぐには答えられなさそうだった。

誰にも見せたくなくて隠し続けるうちに
誰かに気付かれることさえなくなった弱い面を見せても、
君は嫌がらない。憐れむでも変に同情するでもない。
思えば一年前のあの日もこんな風に
遠慮して辞退しようとした僕を強く抱きしめてくれて、
気付いたときには自分でも驚くくらいに
心が君に全部持ってかれていた。

ひょっとすると君はきまぐれなノリで、
そうしてくれただけだったのかもしれない。
それでも確かに僕にとっては救いだった。

君に抱きしめられると僕は
ここに居ても良いのだと、もっと言ってしまえば
生きていても良いのだと認めて貰えているような気がする。]
(98) 2021/01/05(Tue) 22:04:05

【人】 きっと教育係 キネレト

[図書館の業務については、
一利用者として知る以上の知識は僕にはない。
だから君が普段どんな仕事をしているのか
興味はあるが、凄くあるが、未だに部分的にしか知らない。

僕の所属している教会の主な収入源は献金だ。
他に結婚式や葬儀の謝礼金や、
僕も携わっている教育関連の収入なんかも入る。
時代背景と法律は自分でもよくわからないし
もし訊かれたら僕よりも運営が焦りそうだが

お察しの通り捨て身を良しとする環境ではあるので
いろんな意味で言わぬが花と、
尋ねられても曖昧にしか返せないだろう。

寄付をしようとしてくれる
その気持ちだけで大変有難いものだ。
経理の仕事は僕はしていないから、
彼が教会に既に相当な額を寄付してくれている
支援者の一人であることも未だ知らない。

ただ、もし何かの拍子に知ることがあれば
感謝を通り越して怯えてしまいそうな気はする。
僕と君の仲をあまりよくは思っていないらしい神様が
君から必要以上に巻き上げようとしないとも限らないだろう?]
(99) 2021/01/05(Tue) 22:04:11

【人】 きっと教育係 キネレト

[自分に色気が皆無なのも、自分が一番良く知っている。
君をその気にさせられるようなスキルも持たない。
ただ服を脱ぐだけでも
半年前なら体感一週間は掛かっていたし、
君の些細な言動ひとつひとつに対して
そこらじゅうに人知れず転がった後を残してしまう。

たまになけなしの勇気を振り絞って誘おうとすれば
大抵ちょっと笑えるくらいに超次元的な邪魔が入ってくる。
君の隣を我が物顔で陣取りながら不甲斐ないとか
そのうちに君に飽きられてしまうのではないかとか
申し訳なさと若干の淋しさを覚えながら、
大事にしたいから、という君の言葉を信じることで
自分の心を落ち着かせてきた。

悲しいかな、人間そうすぐには変われないし
のんびりまったり過ごす時間も僕は好きではあるんだ。
君の心は読めないから、君がどうかはわからないけれど
君もそうだと良いなと願いながら今日も手を繋ぐ。

忘れ物を取りに戻る君の後を追ったら笑われてしまった。
別に脱衣所に一人取り残されるのが淋しいと思った訳じゃない。
本当だぞ。]


 そっか。内風呂なら冷えずに済むね。
 温まるのが最優先なお風呂を
 外に作るだなんてほんとに面白いよね。
 
 
(100) 2021/01/05(Tue) 22:04:27

【人】 きっと教育係 キネレト

 

 ああ、でも、本場のサウナなんかは
 氷点下の中で氷を割って湖に飛び込むのだっけ……
 
 ……へ? それは、ええと…………
ありがとう?



[変わらず凹凸の少ない貧相な身体に
見蕩れさせられるような要素は自分では微塵も感じられない。
のだが、多少は魅力を感じさせられているのだろうか。
だとしたら嬉しいね。存分に見蕩れておいてもらおうか。
そんな風に思えるくらいに僕も随分
自惚れ
成長したと思う。
しかしながら恥じらいがなくなったわけではないので
服を剥ぎ取るスピードは格段に落ちた。

そんな中で脱がし合ってみるかと冗談で告げた提案に
君は予想外に真面目な顔で考え込み始めた。
あれ? これは本気にしたやつか? どっちだ??
そんな君をじっと食い入るように見つめて
手に汗握りつつ見守りながら、
僕の手も暫し完全にフリーズしてしまった。

君が本気にするなら断る理由は何もない。
そうか、決めたか。脱がせるか。脱がすか。
よし受けて立とう、今夜のご注文はどっちだ……!

……固唾を飲んで答えを待ち構えて
心拍数が最高潮になった辺りで、君は口を開いた。]
(101) 2021/01/05(Tue) 22:04:39

【人】 きっと教育係 キネレト



 ……ふふ、そうだね。
 家でのお楽しみに取っておこう。

 お湯とお料理はゆっくり楽しみたいし、
 入る前から逆上せてしまっては
 折角のお湯を楽しみそびれてしまいそうだしね。


[命拾いした、ような。
少し残念な、ような。
どうにも掌の上で転がされているな。策士だなぁ君。

最初は確かに冗談のつもりだった筈なのに
勝手に僕一人が期待していたみたいで
余計に恥ずかしくなってしまった。

夏の頃よりは肌の色も多少白く戻ったはずの肌が、
羞恥心に耐えかねてじんわり紅く染まり出す。

視線を足元に彷徨わせていると君の靴下が剥がれる。
自分より一回り大きなつま先に無意識に心臓が跳ねた。
なるほど? こういうことか?

温泉であってもきちんと元の形に伸ばされる靴下たちに、
なんだか微笑ましい気持ちになった。]
(102) 2021/01/05(Tue) 22:04:57

【人】 きっと教育係 キネレト



 おや、そうだったんだ。初耳だな。
 土足で生活する文化圏の人達にとっては
 裸足は恥ずかしいものとして映るのか……
 普段他人に見せないものだからかな、おもしろいね。

 幼い頃に染み付いた習慣って
 なかなか消えないものだよねぇ。
 大人になってから身に付けた事柄より余程。


[なんとなく、彼が自分から話したがるのでなければ
過去について尋ねるのは躊躇われていた。
興味がないわけでは勿論ないし
寧ろ聴かせて貰えるなら何時間でも聴きたいが、
思い出したくない記憶もあるのかもしれないと思うと
自分からは訊けなかった。
だから、断片的にでも過去の話を聴くことの叶った喜びに
返す声は自然と弾んだ。

僕はと言えば──靴と靴下がまず貴重品だった。
裸足で過ごすのが幼い頃は普通だったから、
当然裸足を恥ずかしいと感じる文化は根付いていない。
ただ、まじまじと見つめられたら確かに恥ずかしくは感じそうだ。
決して綺麗な足とは言えないものだから。]
(103) 2021/01/05(Tue) 22:05:08

【人】 きっと教育係 キネレト

[然しながら胸元を恥ずかしいと感じる文化は根付いているので
君のお言葉に甘えてあひるちゃんを3匹預け、
残りのあひるちゃんたちで胸元を隠しながら
扉を全開にして突き刺すような外気に身を晒した。
残りのどうすることも出来ない部分は湯けむりが
なんかうまいこと隠してくれると信じて。

色気もへったくれもない
そこら中に響き渡る大声を上げてしまったことを
後悔するも後の祭り。君が笑ってくれたから良しとしようか。

ところで……君は平気なのか熱いお湯。
今度はこちらが信じられないものを見る目で
君を見つめる番だった。]


 だい、大丈、夫…………
 熱いお湯は貴重だって、頭ではわかってるんだが
 ぬるいお湯に慣れてしまってるんだよな……
 長く浸かっていても逆上せにくいし。


[そうか。先に手で温度を確かめれば良かったのか。
君に倣って指先をお湯に浸して温度を確かめてから
かたつむりに負けない遅さで湯船に沈んでいく。

丁寧な掛け湯の大切さを思い知った瞬間である。
なぁ、君の方が温泉慣れしてないか? 気のせいか?
そういや眼鏡なしでちゃんと見えてるのかい??]
(104) 2021/01/05(Tue) 22:05:13

【人】 きっと教育係 キネレト



 なんだよぉ! 
 何がおもしろいんだよ!!


[抗議の声を上げてみるものの
客観相当面白いであろうことは自分でもわかる。
僕だって君みたくもっとスマートかつエレガントに
入浴を成し遂げてみせたかった。

故に、隣に入って来てくれた君ではなく
敢えてあひるちゃんと戯れる方に夢中になったのは、
照れ隠しでもあったのだ。
恥ずかしくて君の顔が正面から見れなかったから。
水面を揺らしてあひるちゃんを一列に泳がせ、
しんしんと降り続ける雪と白銀の小さな庭園を眺めて
スノードームの底ってこんな気分かな、なんて
特に深い意味はなくぼんやり思ったときだった。

君が徐に隣から前へと移動していく。
やっぱり君も熱いんじゃないか、
そう勘違いしたのは一瞬のことだった。

波に翻弄されてくるくる回るあひるちゃんを(1)1d6
助けるように引き寄せて胸元に抱きしめながら……
正面へ回って来た君に漸く目を合わせて、]
(105) 2021/01/05(Tue) 22:05:18

【人】 きっと教育係 キネレト



 へ? 隊長? 僕のこと? 足?
 勿論構わないが……何故だい?


[言われるがままつま先を伸ばして素直に足を乗せた。
とろっとしていて濁っている温泉の湯質のせいで
足元はあまり良く見えず、
君のどの辺に乗っているのかもよくわからない。
膝とか太腿とか、その辺だろうか。

楽しそうに口ずさまれる鼻歌を聴いていると
なんだか僕も釣られて歌ってみたくなってきて、
君の歌声に合わせて一緒に口ずさんでみる。

相変わらず良い声だなぁ、君。
歌詞は一部しかわからないからほとんど鼻歌になった。が。
足元のこそばゆさに小さく身を捩った。]
(106) 2021/01/05(Tue) 22:05:27

【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア



 ふんふ…………ふっ、ふふっ…………
 くすぐったいなぁ……


[最初は。確かに。
マッサージだったと思う。
され慣れない分くすぐったかったのだけれど、
まだくすぐったいだけで済んでいたし
君の顔を眺める余裕も一緒に鼻歌を歌う余裕もあった。]


 (あ、れ…………??)


[なにか、ちがう。
さっきまでと違わないか?
違和感を覚えて君の表情を窺ってみるけれど
顔色一つ変わらずに歌い続けている。
楽しそう。ご機嫌でかわいいね。
そんな風に和んだのも束の間。

触れられれば触れられる程に、息が上がってきてしまう。
熱いお湯の中で早くも逆上せてきてしまったのか
揉まれて血流が良くなったからか、]
(-108) 2021/01/05(Tue) 22:10:54

【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア

[他ならぬ君に触れられている所為か。]


 …………っ、は   ぅ


 あ…………ぁ、っ………  ぁ、
 ……く…………………ん……っ…………?



[アザレアくん、と。君を呼びたかった筈の声は
自分でもよくわからない甘ったるい音になって雪に溶けていく。

堪らなく恥ずかしくなってじわりと頬を紅く染めると、
口元を抑えてあひるちゃんとともにぶくぶく湯船に沈んだ。]
(-109) 2021/01/05(Tue) 22:13:09

【鳴】 鬼走

………ここでは全部脱ぐなって!
 あの時は特別だから!


[それでも外に出ないのなら、全裸で浴衣でも構わないのだけれど。自分だけが見るというのなら。
あの時は夜で誰にも会わないの前提だったし、外で二人きりだった。
だからこそあのようなことができたのだけれど、ここではいつ人が来るかわからないし、大体素肌で浴衣は間違った文化だ。

でも彼がどこまでも迫ってくるので拒絶しきれなくなって、ため息をついて彼に浴衣を着せかけた]
(=29) 2021/01/05(Tue) 22:13:49

【鳴】 鬼走

ほら、こうするんだよ……。


[慣れた手つきで彼に浴衣を着せていく。
自分が着るのには慣れているが、他人に着せるのはあまりないからできないかといえばそうでもなく。
元々茶道は習っているのはジジババが多い。歳をとって体が弱り、着れなくなってしまった人のお手伝いもしていたら、慣れてしまっただけだ。

しかし……全裸の相手はやりにくい。
いわゆるチンポジというか、そういうのを意識してしまうし。
だが夜長はこうして着せてみると、すらりとしてとても似合っていて格好いい。惚れ直してしまいそうだ。
彼に浴衣をプレゼントする約束は、延び延びになってしまっていたけれど、どんなのをプレゼントしても映えそうだなと思ってしまうのは欲目だろうか]
(=30) 2021/01/05(Tue) 22:15:18

【鳴】 鬼走


 じゃあ、今度は俺………俺………。


[そこではたと気づいた。
もしかして、彼が自分に着せたいといっていたが、もしかして全裸の上に着つけるつもりなのではないか、と。
背筋に流れる冷や汗。
じっと彼を見つめながら、自分が着る予定の浴衣をちらちら見ていた*]
(=31) 2021/01/05(Tue) 22:15:45

【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空

[空先輩はずるいと思う。
たった一言で、身体の力が抜けてしまう。
すがるように先輩の浴衣を握って。]


私も大好きだし……


逃げないもん。


[ぎゅうと力の入らぬ手で先輩に抱き着いて。
赤くて熱い頬で、肩に頬を寄せた。
囁かれた耳元がくすぐったいような、もどかしくて。]
(-110) 2021/01/05(Tue) 22:17:47

【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空



空、先輩。


[小さく名前を囁くと。
大好きだと言う代わりに、ぎゅっと先輩に抱き着いた。*]
(-111) 2021/01/05(Tue) 22:18:10

【念】 きっと教育係 キネレト

じゃあ僕からも父さん(?)にお願いしてみよう。
パパ!!
お兄さんアザレアくんにください!!!
(!11) 2021/01/05(Tue) 22:22:52

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[鍋のメインがないことに気づけば、
彼が買ってきてくれるというか。
泥船もとい大船は、彼のおかげで転覆せずに済みそうだ。
同棲という単語に微笑みを浮かべる彼を見れば

――やはり、一緒に住むことを考えてしまう。

その話題を彼は今まで何故かずっと避けていると感じていた。
何か悩み考えているのだろうな。と察しがつくのは、二人の距離が近いせいか。今度の旅行を通して、彼に改めて同棲の話を持ち出せればいいとそのときは考えていた。その先まで見通せなかった自分の視野の狭さを呪うことになるのは、更にその後。
今は、明日の仕事が気になって、彼を抱き上げて、寝室に運んでいくことにした。

ぎゅっと抱き着く彼が愛おしく
可愛いと思えて胸が鳴った。

彼の信頼を得ているのだと堪らなくなる。]
(-112) 2021/01/05(Tue) 22:25:38

【念】 きっと教育係 キネレト

……………………。

[なるほど。余程認められないと見える。
お兄さん=アザレアくんのつもりだったので即ちアザレアくんにはアザレアくんしか渡せないというパパのお達し……

……に負けじと連れ込まれたお布団でぎゅうぎゅう。
えっまさかころがってないと思ってたのかい?]
(!12) 2021/01/05(Tue) 22:26:30

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[そのまま、眠るかと思ったが
どうやら彼は自分との時間を大切にしてくれるようだ。パジャマ姿の彼が、背後から抱き着いたのはちょうど、洗い物がおわった頃か。ん、とその髪を優しくなで、待っている。という言葉に綻べば、振り返り。

そのままちゅっと唇にキスをした。]


 …ああ、分かったよ。
 なあ、後でお休みのキスが欲しいな。


[ベッドの中でのお休みのキス。
待っていてくれるのなら、彼からのキスがあってもいいだろう。彼が用意してくれたスエットに着替え、歯磨きをしてから、彼の元へ向かおう。外はすっかり冬支度。そういえばクリスマスだったな。と街灯りにくすっと笑えば、寒い。と言いながら、彼のいるベッドにもぐりこもうか。

冷たい足をくっつけて、それから抱きしめれば
いい夢を。と彼に囁き、おやすみのキスを貰おう。]
(-113) 2021/01/05(Tue) 22:26:46

【秘】 マジシャン 夜長 → 鬼走

[自分にとってのいい夢は彼の夢。
愛おしいぬくもりを抱けば
仕事の疲れからか直ぐに眠りに落ちた。

朝の目覚めには此方からのキスを。
朝ごはんは自分が作ると言って聞かなかっただろう*]
(-114) 2021/01/05(Tue) 22:28:27

【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音

 まぁ……逃げれないけどな。

[力が抜けて、縋るように浴衣を握る杏音、肩に頭を預けるのを、後頭部に手を添えるように触れて、そっと痛くならないようにゆっくりと押し倒す]

 こうしたら逃げ場もないしな。

[覆いかぶさるように見下ろして]

 ……杏音。

[名前を呼ばれて、名前を呼び返す。
ただそれだけの単語に愛しい思いを詰め込んで、ゆっくりと髪を撫でるようにして結っていた髪を下ろし、今度は深く叶うなら貪るように舌を差し入れた口づけをするだろう*]
(-115) 2021/01/05(Tue) 22:36:27

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[ベッドの中で彼がやってくるのを待っている。
こんな風に起きて誰かが来るのを待つのが楽しみなんて、サンタクロースを待っていた幼い時以来ではないだろうか。
ああ、そうか。夜長が自分のサンタクロースなのだっけ。
古い歌に恋人はサンタクロースってあったのを思いだして、そして今更自分の発想に照れた。

ドアの向こうで彼が寝支度をしているのを感じる。
衣ずれの音は着替えているのだろうか。
しゃこしゃこいうような音や水の音は、歯磨きをしているのだろう。
自分以外の人の気配がするのはどこか不思議で、安心できる。

ずっとしている一人暮らし。
彼と一緒に暮らすことに憧れがないわけではないけれど、でも、ある程度予測ができる自分の人生と違い、これから人生に対してもステージで花開いていこうとしている彼を縛ることが怖くて、自分から踏み出せずにいた。
彼に対しては常にどこか躊躇してしまう自分がいる。それに気づいている。
ぎゅっと自分の手を握りしめていれば、彼がベッドにやってきた]
(-116) 2021/01/05(Tue) 22:41:29

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 おかえり。


[なんといって出迎えたらいいかわからなくて、どこか変な言葉になった。
掛け布団の端をめくって冷たい躰の彼をぎゅっと抱きしめて、そして約束のキスをする]


 おやすみ、夜長。
 メリークリスマス。

 ………いい夢が見られますように。


[彼の額に自分の額をつけて、いい夢の見られるおまじないをかける。
こうして彼を抱きしめて、彼に包まれていれば、自分はいい夢を見られるに違いないから。

そうしてすぐに寝息に変わる恋人の寝顔を見つめてクスクス笑う。
疲れているのに自分のところに来てくれてありがとうと、自分だけのサンタクロースを抱きしめる]
(-117) 2021/01/05(Tue) 22:41:56

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 ―――好きだよ。ありがとう。


[そう耳元で囁いて自分も眠りにつこうか。
朝にどんなことが待っていようと、今は安らぎの空間に眠りの帳が降りていた*]
(-118) 2021/01/05(Tue) 22:42:17

【鳴】 マジシャン 夜長

[特別。という言葉に内心喜びを噛みしめた。
あの時、彼があの恰好を取ったのは自分だからこそだという確信が満ちる。少しばかり、そういう趣味があるのではと疑った事があるからこそ、彼の叫びは嬉しいものだった。だからといっても、今下着を着るという選択肢を選ぶ訳ではないのだが、どうやら諦めた彼がため息をつき、浴衣を着つけはじめてくれた。手を出せば、慣れた手つきで彼が着せてくれる。

着付けができる理由を彼は以前話してくれたが…]


 …慣れているな、着せるの。
 これは、俺が嫉妬する相手がいたとかか。


[そんな事を聞くも
慣れてしまった理由を聞けば、またやったと罰が悪そうにしただろう。しかし、全裸で浴衣を着るのは中々に新しい扉を開きそうだ。主に下半身が気になる。とても気になる。見えてないだろうか、と危ぶみながら彼はあのとき、こんなスリルを味わっていたのか。と考えた。
スリルを味わおうとも装ってくれた事に
改めて感謝を浮かべると同時に

此方を見る目に]
(=32) 2021/01/05(Tue) 22:45:44

【鳴】 マジシャン 夜長




 似合っているか?


[と尋ねたのは
大きな姿見がないため。
自分がどんな姿をしているのか分からなかったからで。
風呂の方にいけば、全身を映す鏡があるか。と少し考えた。濃い色は雪でも映えるだろうか。ただ着付けが終わったと胸元を触り、次は彼の番だと見つめたのだが]


 ん?どうした。
 次はお前の番だな。
 ……なんで脱がないんだ。



[此方を見つめる彼を此方からもじっと見つめ。
ちらちらと見ている浴衣に対して何となく頷きてそのままじりじりと距離を縮めれば、はい、万歳。という掛け声とともに彼の服を脱がしにかかっただろう。もちろん全裸の上につけるつもりだ。一人ではいかせない。という言葉があるだろう。]
(=33) 2021/01/05(Tue) 22:46:29

【鳴】 マジシャン 夜長


 ほら、旅は道ずれだろ。
 ちゃんと脱いで
 …違うな、俺はお前のあの姿をもう一度見たいんだ。

 あの時は蛍灯り、…今は雪灯り
 そんなに変わらないさ。


[間違えた言葉の運用とともに
彼の上着を脱がしにかかれば、そのままズボンの方にまで手を向けて。ダメか。と少しばかり背を屈めて上目にじっと彼を見つめ、問いかけただろう。素肌に浴衣は間違えた文化だというが、最初にその文化を発掘したのは彼なのだから、性癖を植え付けた責任はとってほしい*]
(=34) 2021/01/05(Tue) 22:46:46

【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空

ぁ……


[逃げれないって、優しく頭に手が回って。
そっと背中が畳に着いたら、視界いっぱいに先輩の姿があった。
瞬きをして、先輩を見詰めたら、名前を呼ばれて。
それだけで思わず瞳が潤む。
気が付いたら、髪が頬を彩っていて。
何時もと違うキスに、戸惑ったように喉が鳴る。]


ん……
……


[小さく吐息が零れたら、絡め取られるように舌が入って来て。
どうすれば良いのかも分からずに、先輩の浴衣を掴むけれど。
霞のかかった思考の中、濡れた瞳でうっすらと先輩を見詰めては、熱い息を吐いた。*]
(-119) 2021/01/05(Tue) 22:51:36

【鳴】 鬼走

[彼が嫉妬してくれるのが少し嬉しいと思ってしまう自分は悪い子だ。
そして理由を話して彼がバツが悪そうな顔をするのも可愛くて嬉しくなってしまって。
しかし、その嬉しさもその後の焦りで掻き消えてしまったのだけれど]


 いや、脱ぐのを当たり前のように思わないでほしいのだけれど。


[じっと見つめられて、じりじりと間合いを詰められては、まるで肉食獣に睨まれている草食動物な気がしてならない。
上着とズボンを同時に脱がされそうになって、慌ててそれを押さえつける]
(=35) 2021/01/05(Tue) 23:12:46
 




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