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【墓】 瑞野 那岐[達して放心するみたいに、呼吸を繰り返していれば。 寄り掛かっていた重みがふと、消えて。 抱き返すように回された両腕に支えられ、 身体を持ち上げられてしまう。 くるりと、場所が入れ替わって彼の上に乗せられて。] ……っ、 [見下ろす形になれば、抱き抱えられるみたいになって、 彼の髪が、布団にふわりと広がった。 互いに下半身だけを取り去って、上の着衣は残った状態。 汗を含んだそれが少し重く、くしゃりと服に皺が寄っている。 上を脱ぐ暇もないくらい、性急に求め合ったことに。 今更少し、羞恥が襲ってきて、目を伏せた。] (+139) 2023/03/28(Tue) 18:25:38 |
【墓】 瑞野 那岐ッ、 ん へいき、[ふる、と首を揺らして大丈夫だと伝える。 緩やかに腰を撫でる手が、くすぐったくて、 もじ、と逃げるように腰が揺れたら、 返って、下肢同士を擦り付けるみたいになってしまう。 耳元に落ちる謝罪を聞いたなら、瞬いて。 え、と小さな声を漏らしてしまった。 普段に増して性急で激しかった理由を聞かされて、 その理由が自分の一言だったと聞けば、 面映ゆいような、くすぐったいような。] ……はは、 [それ以上に愛しいと思う気持ちが込み上げて。 荒いだ息の隙間に笑って、こつんと額を寄せ合った。] (+140) 2023/03/28(Tue) 18:26:06 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[暴走、と思うには優しすぎる。 確かに余裕はなかったけれど、無体をされた訳じゃない。 ただ、ひたすらに求めてくれたのだと分かれば。 悪い気はしなかったから。 こちらからも耳元へと唇を寄せ。] きもち、よ、かった [ぽそり、と。そんな吐露を零したら。 また、彼を困らせてしまったかもしれない。] (-169) 2023/03/28(Tue) 18:26:42 |
【墓】 瑞野 那岐[布団の上で少し睦み合って、熱を冷まして。 名残惜しさを少し残して、離れ、起き上がる。] うん、……服も洗わないと、な。 [彼の衣服を汚した白濁も落とさなければ乾いてしまう。 渡された冷茶を喉元に流し込んで、一息ついて。 部屋に散らばった衣服を拾い上げていく。 寝乱れた布団は、今は見なかったことにしよう。 脱衣所に入れば、湯の匂いが一気に強まった。 彼が引き戸を開ければ、かけ流しの音が耳に響く。 脱いだパンツと下着を籠に放り込んで。 パーカーとシャツを一気に脱いで、その上に落とす。] (+141) 2023/03/28(Tue) 18:26:58 |
【墓】 瑞野 那岐内風呂と、露天がありますね。 ……露天でいいですか? [個室の露天であれば、瑕を気にすることもないけれど。 聞いてしまうのは癖のようなもの。 横から覗き込むようにして扉の向こうを見れば、 どちらも二人で入っても、 十分に足が伸ばせそうな程広い。 ひとまずは、汚れた身体を洗い流すために、 洗い場へと向かって。*] (+142) 2023/03/28(Tue) 18:27:18 |
【人】 グルメライター ヤワタ[お互いが作ったケーキボトルを見せ合って交換し、 写真を撮るところまでは真白の機嫌は最高潮だった。 可愛くて撮ったら恥ずかしそうに微笑んで>>42 それがまた可愛くて撮った。 調子に乗り過ぎたのが良くなかったのかもしれない。 ひとつのテーブルの依頼を受けたら、うちも、うちも、と呼ばれ。 一人待つ彼女のことも気にせずカメラのストラップまで引かれる始末。 此方としてもぐったりで、早く真白の元に帰りたかった。] (45) 2023/03/28(Tue) 18:42:55 |
【人】 グルメライター ヤワタ……うん。 [周りから見たら上手く平静を装っていると思う。 でも自分には彼女が相当もやついているのがわかるわけで。>>44 手を繋ごうと差し出した腕にぎゅうとしがみつかれる。 寄り添って駐車場に向かう早足。 残りのいちごを入れたビニールが跳ねてがさがさと音を立てた。**] (46) 2023/03/28(Tue) 18:43:12 |
【赤】 グルメライター ヤワタあ〜車に入ると余計匂うね。 ……我慢してくれてありがとう。 [抱き締めて頬擦りしてくる真白の髪を撫でる。 運転席のドアポケットに入れてある車内用の消臭剤をシュッシュと噴けば、ある程度不快な匂いは消えてくれたか。] 最初の家族連れを断ってればあんなことにはならなかったかな。 普段プライベートであんなことなったことなくて。 [仕事の時には勿論、うさぎの客から言われたこともなかったし、 花見で知恵を撮った時には沙弥が途中参加したが、別撮りを依頼された訳でもない。 自分で好きで料理の写真を撮ってはいたが、常連にカメラマン扱いされることはなかった。] (*5) 2023/03/28(Tue) 18:43:28 |
【赤】 グルメライター ヤワタもうしない、とは約束できないのが辛いな。 通りすがりにシャッター押してって言われたら 答えることはあると思うから。 [ゆっくりと髪を撫でる。 ひと掬いして鼻先に近づけた。 ――安心する、彼女の匂い。] でも、そういう突発的なやつ以外は受けない。 マシロちゃんの傍を離れてまで撮りに行かされるのは もう絶対嫌だ。 (*6) 2023/03/28(Tue) 18:43:46 |
【赤】 グルメライター ヤワタ[擦り寄る頬を撫でた。 膨らんでいるかな。 撫でていたら強張りは取れるだろうか。 顎に手をかけて上向かせ。] マシロちゃんだけが好きだよ。ずっと。 [目を見て真剣な顔で告白し、唇を近づけた。 瞳を閉じたら彼女の香りと甘いクリームの香り。 顎の皮膚を押し下げて唇を開かせ舌をいれる。 同じものを食べた筈なのに、いちごの味はわかるけれどそれ以上に甘い。] (*7) 2023/03/28(Tue) 18:44:17 |
【赤】 マシロ[ 車内に入れば、香水の匂いは余計に強く匂った。 ──成程、縄張りを荒らされた動物の気持ちはこんな感じか。 さっきまで彼を拘束していた女性の視線を思い出し、 幾ら強くても移るくらいの時間は近くにいたんだ と 改めて思い出しては、髪を撫でられても機嫌は上昇しない。 消臭剤で多少匂いが消えたなら、 上書きするようにぎゅうとまた抱きついて。 ] ……出来ない約束、されるほうが辛いです それくらいは別に やきもち、……焼かないですし ────でも、今日みたいなのは、……いやです… [ 花見の時もうさぎぬいぐるみ撮影会をしていたり、 店でも常にカメラを携えていたが、ああはならなかった。 店内なら「お客様なので」と仲介に入れもするだろうが そうでない場所だと、中々そんなことも出来ないわけで ] (*9) 2023/03/28(Tue) 20:32:41 |
【赤】 マシロ──……前、夜綿さんが言ってた 魔除けしたいって言葉の意味、今分かりました。 むってしちゃいますね、──…どうしても。 [ 正確には"むっとする"どころか嫉妬爆発中なのだが。 何なら明らかに彼女持ちの男性を熱っぽく見つめ、 写真を口実に匂いが移るくらいの距離を確保した あの女性にちょっぴりしてやられた気持ち。 以前までの自分なら、面倒がられることを恐れて こんな感情も態度も決して見せなかっただろう。 けれど彼はきっと受け止めてくれると信じているから、 頬を撫でる彼の指先には、嫉妬で膨らんだ頬が分かる筈 ] 写真を撮ってるときの夜綿さんも好きです。 ……でも、うさぎの穴とお仕事以外で 他の人をレンズ越しにずっと見るのは、もうだめです。 [ 顎に手を掛けられ、上を向かされた頃には 頬の膨らみは取れた代わり、やきもちの色は濃いまま。 ] (*10) 2023/03/28(Tue) 20:32:47 |
【赤】 マシロ[ 視線が交わって、 見つめた先の貴方は真剣な顔。 ] 私も、夜綿さんだけ。 ずっと好きだし、愛してます。 ──約束です。 [ 近付いた唇を受け入れ、瞼を伏せる。 幾夜も重ねた夜のおかげか、物覚えの良い白うさぎは 唇を自分で開こうとしたけれど。 それよりも先に唇が開くよう押し下げられ、 半ば強制的に開かされた唇へ舌が入ってくる。 ──こうやって、ふと。 少しでも強引に求められるのが、彼限定で好きかも、と 気付いたのは一体何夜目のことだったか。 ] (*11) 2023/03/28(Tue) 20:32:52 |
【赤】 マシロ[ 舌が絡まるたびに、粘着質な水音が響く。 日除けパネルと遮光の為のカーテンもあるとはいえ ここは誰が通るとも分からない駐車場の車内。 自制しなければいけない、と、 ──……理解ってはいるのだ、けど ] ンむ、……ふ、ぁ ん……っ [ もっと、とねだるように、背中へ手を回した。 一緒にいられなかった時間を甘さで埋めて。 離れていた寂しさを熱で溶かして。 この嫉妬心を、愛で全部、蕩かしてほしい。 ] (*12) 2023/03/28(Tue) 20:32:58 |
【赤】 マシロ[ 二人から連絡があるまで。 ────貴方と私のお気に召すまま、キスをしよう。 首元に光る約束の証の銀色は この旅行が終わったら、貴方の分も買わなければ。 獰猛で時にお利口な狼さんには 白うさぎという番がいる証明の首輪になるように。* ] (*13) 2023/03/28(Tue) 20:33:01 |
【独】 マシロ/* 灰に「すき」しか書いてない私の語彙力〜〜〜 でもほんとにロルのやり取り楽しかったな……たのしんでもらえてますように……という謎のドキドキ感が今からある。エピだぁ。 (-170) 2023/03/28(Tue) 20:38:55 |
【独】 高野 景斗/* 内風呂は声がひびきますね えっち 露天風呂はお隣に聞こえてしまうかもしれませんね えっち 向こうも同じことになってたりしたら超面白いなって 思ってしまいました。 (-171) 2023/03/28(Tue) 21:16:22 |
【秘】 高野 景斗 → 瑞野 那岐[ へいき、と首を揺らすと、 髪が触れ合ってくすぐったい。 謝罪に返るのは驚くような、小さな声。 少しして、笑い声を上げるから 今度はこちらが、小さく、え、と呟いた。 ] ………は〜………俺の恋人が すごいエロくて、めちゃくちゃ可愛い……… [ 耳元で、ぽそりと零されて、 動揺と、愛しさとで、ひくりと体が揺れる。 ] (-172) 2023/03/28(Tue) 21:16:49 |
【墓】 高野 景斗 よかったか、そっか。 [ 少し、困ったのは本当。 あとで、優しくするとそう言ったのに。 そうする自信が削れていくような気がして。 ] (+143) 2023/03/28(Tue) 21:17:08 |
【墓】 高野 景斗 あぁ、そういえば。 [ ――衣服を脱ぐ間も惜しんでいたのか と思えば、僅かに羞恥も滲む。 洗って干すのは後回しにして、 散らばった服の回収は任せてしまうことにして。 自分も冷えたお茶を飲み、 向かうのは脱衣場。 汚れてしまったシャツを含めて 全て脱いで籠に収めながら、 ドライヤーと洗面所に視線をやる。 最悪ここで洗って干して、は可能だろう 後ほど宿の案内ファイルの中に、 ランドリーを見つけることになるが。 ] (+144) 2023/03/28(Tue) 21:17:22 |
【墓】 高野 景斗 いいね、露天。 [ 髪を濡らしてしまわないように、軽くヘアゴムで まとめておいて、汗をざっとシャワーで流して。 ] おぉ、 [ 露天風呂には控えめなライトアップが されていただろうか。 都心にはない空気の綺麗さがなす景色に 目を奪われていると、ひやりとした夜風が 肌を撫でる。 濡れた体には、少し冷たい風から 逃げるように、ちゃぷり、風呂に体を沈めながら ……この木造の壁の向こうも、 風呂なのだろうか、と考えつつ ] ………あぁ………、 [ 至福のため息をついた。* ] (+145) 2023/03/28(Tue) 21:18:06 |
【赤】 グルメライター ヤワタ[単に香水が苦手という以上に、 彼女ではないと駄目だということ。 体臭が好みということは、 遺伝子レベルで相性が良いと聞いたことがあるけれど。 運命とは違うと誰に言われようとも、 自分はこれを運命にする。] うん、今日みたいなことには絶対しない。 マシロちゃんといる時でも、 一人でいる時でも。 [真白は自分が許容出来ない範囲のことを言ってくれた。 「他の人をレンズ越しにずっと見るのは、もうだめ」>>*10 絶対この約束は守る。 何度も「うん」と頷いた。] (*14) 2023/03/28(Tue) 21:22:24 |
【赤】 グルメライター ヤワタ――うん、約束。 [ああでも。 むっとさせたことに対して自分は不甲斐ないなと思う反面、 ヤキモチを妬く彼女はとてつもなく可愛いと思ってしまう訳で。 普段自分ばかり黒焦げになっている気がするから、 こうした真白の姿を見るのは貴重だ。] あんまり物分かりよくなくていいからね? マシロちゃんが「ダメ」って言ったら、 その嫌な気持ちを軽くする方法を考えるから。 [「ダメ」を無条件で受け入れるのではなく、 2人が許容できる範囲を話し合おうと。] (*15) 2023/03/28(Tue) 21:22:42 |
【赤】 グルメライター ヤワタ[でもまずは、上書きだ。 重ねるだけでは足りなくて、強引に奪った。 カーテンの隙間からは強い日の光が入ってくるから車内は全然暗くなくて、まだ昼間だということを忘れさせてくれない。] 愛してる、 好き、 [息継ぎの度に愛を告げる。 嫉妬心を溶かす薬を飲み込んで欲しい。 背中に回った手が肩甲骨に触れてびくりと身体を震わせた。 あまり長く続けていたら、下肢が兆してしまいそうだ。] (*16) 2023/03/28(Tue) 21:22:56 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[ 「やあ。通りすがりなんだけど、空いてる?」 (見てたの気づいたかな?真っ直ぐにわらってくれる子だな) 「マシロちゃん、僕の名前覚えててくれたんだね」 (こないだ見つけたばかりの「好み」のブレンド、もう?!) 「ありがとう。おいしそう!」 (テーブル席のサーブでもよく通る声だな。自信作?) 目が合う度に、 声を聞く度に、 美味しいものを食べて微笑む度に、 「大咲真白」が自分の中に積もっていく感覚。 キスをして、彼女の深くまで暴く権利を得て、 これからもきっとどんどん積もっていく。 彼女が「神田真白」となっても。* ] (-173) 2023/03/28(Tue) 21:25:21 |
【人】 グルメライター ヤワタ[二人から連絡があったなら、もう車内に戻っていることを伝える。 宿までは車で数分だ。 大浴場は男湯と女湯、 それと宿泊部屋に対応した家族風呂と部屋風呂。 大浴場から出たところにはマッサージチェアのコーナーやお土産物屋、リフレクソロジーの店舗が併設されている。 チェックアウトは明日の11時。 二人きりで過ごせる時間はまだたっぷりとある。*] (48) 2023/03/28(Tue) 21:40:05 |
【墓】 瑞野 那岐[到底男に向けられるはずではない台詞が並んで、 くすくすと肩を揺らして笑う。 彼の言う通り、エロくて可愛いというのなら、 そうした責任は彼自身にある。 それはおいおい彼本人に面倒を見てもらうとして。 彼の言う堪えの効かなかった愛情を受けても、 感じる身体になってしまったのは、本当。 今まで届かなかった箇所に、届いた先端の形を 思い出して、ぞく、と一瞬身を震わせたことには、 どうか、気づかないで欲しい。 (+146) 2023/03/28(Tue) 22:00:10 |
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