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【人】 黒崎柚樹筋トレっていうか……スポーツ? [不思議そうにボート漕ぎは筋トレの一環なのかと武藤に問われ >>236 、まあ大体そんな感じ、と、真面目に頷いてしまう。 テニスや水泳と一緒だよと続けたけど、そういえば、"海遊び"みたいな記憶は子供の頃が最後のもので、水着になったらガチ泳ぎするみたいなのしかしてないな、とは。 そういえば、数多のサークルに所属しているコミュ強の武藤は、バーベキューもしたことあると言ってたから、夏の水遊びも色々行ってるんだろうな。 先の事すぎて特段約束をしてるとかは無いけれど、武藤と海かプールに行くなら、いかにもなスポーツ用の水着しか持っていない自分は新調しなきゃなとうっすら考え、いや、そんな未来も、今は来るかも解らないじゃない、と打ち消して。 武藤と2人で居られるのが楽しいのと、苦しいのと。 多分、積もりに積もった感情は、コップの縁から溢れる寸前だったんだろう。] (243) 2023/03/02(Thu) 15:44:32 |
【人】 黒崎柚樹…………っ…………、 [涙、止まってよ。 武藤、困ってるじゃん……と、自分で自分を宥めようとしても、ぽたぽたどころかぼろぼろと溢れ続ける涙は、涙腺が壊れてしまったのかなと思うほど。 目を覆っている今は、武藤がどんな顔をしているのか、呆れてるのか困ってるのかも解らなかったけど。けれど、泣いている友人を前に去って行くような人でもないから、ひたすら、ごめん、って思っていた。 なんでもないんだよ、と伝えるように、私は緩慢に首をふるふると左右に振っていたのだけれど。] (244) 2023/03/02(Thu) 15:45:08 |
【人】 黒崎柚樹……ッ!?……へ……? [とても覚えがあるよ。その、"バチン!" >>239 って音。 冷静になろうとか、気合い入れようみたいな時、時々武藤がする仕草。 泣き濡れた顔を思わず上げてしまったら、武藤が両頬から手を外すところだった。] ど、した、の…………。 [目を見開いたら、最後の涙の1滴が目縁から溢れていったけど、びっくりしたあまりに涙は止まった風だった。 ふに、と銀紙が外されたキスチョコが、口元に押し当てられ、おずおず口を開いたらそのままころんと口中に押し込められて。 記憶、無いんだろうに。自覚もきっと無いんだろうに。 あの時と同じ、"おまじない"のつもりなのかな。] ………………。 [じわ、と体温で溶けていく甘くてほろ苦い武藤の大好物に、かし、と奥歯を立てて、俯きながら十数秒ばかり、私は無言でもぐもぐと口を動かしていた。] (245) 2023/03/02(Thu) 15:45:43 |
【人】 黒崎柚樹[本当は、武藤にして、って言いたかったけど。 でも今はそれをしちゃいけない気がしたから、私は左手だけゆるりと上げ、そこそこの勢いで自分の頬をバシン!と叩いた。] ……ッ…………ったぁ……。 [痛いなあ。 痛いけど。 でも胸の方がずっと痛くて、それでもまだいくらかは頑張れる、と思えた。頑張らなくちゃ、って。] ……ごめん。もう大丈夫。 そろそろ御飯炊き始めてるだろうし、コテージに帰ろう? [武藤が言う通り、何か食べれば元気出るし、今、出たし。大丈夫だよと立ち上がった。*] (246) 2023/03/02(Thu) 15:46:26 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 巫女見習いの日常 ― [守り人候補との出会いを経ていくらか。 石造りの塔に一日中こもる生活は変わっていなかった。 自らの力と向き合う修行がメインなのは当たり前として、力を捧げていく島についても学ぶのは大事なこと。 科学的な知識に実用的な地理、人づてに語られる伝承もと、読み書きは一応出来るものの膨大な文書に目眩がする。 あとは一般教養に礼儀作法も身につけねばならない。 巫女は神聖視され、ある意味では特別扱いされる存在のため、人前では常に相応しい言動をするべきというものだった。] ……。 [塔にある図書室にはひとつだけ窓がある。 どうしても疲れたときにそこから空を眺めるのが習慣だった。 今日も先生が退室した隙に、ほんの少しだけと自分に言い聞かせ、石造りの冷たい窓枠に手を乗せて顔を上げる。 午後の空は明るく青く、薄暗い室内に慣れた目に眩しい。 こしこしと目を擦りながら視線を動かしていく。] (-158) 2023/03/02(Thu) 15:56:27 |
【独】 武藤景虎/* う、泣き止んでくれて安心した…… 顔叩いてくれは言われたら容赦なく叩くけどまだ男子だとは思ってるものの、女子と認識したうえで顔叩いた記憶を思い出しかねない気はするのでな…… (-157) 2023/03/02(Thu) 15:56:28 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[中心街でもこの一角は石造りの建物が多いが、少し離れた向こう側には、昼でも夜でも細長い筒から煙がもくもくと立ち上り、明かりの消えない、鉄などで出来ているらしい茶色い建物が複雑に今にも崩れそうなバランスで組み合わさっている、この辺りとはまた雰囲気の違う場所がある。 地理の勉強によると、様々な飛行艇の整備工場や他の島までも行けるような飛行船の発着場などがあるらしい。 今日はそちらが気になりじっと目を留めた。 理由は最初分からなかった。けれど。] ……鳥? [煙に紛れるようにして、一羽の鳥が飛び立ってゆく。 群れじゃないなんて珍しいなぁ。 なんとなく視線で追い続け、あれ、違うと気づく。] 鳥じゃない……? [鳥にしては大きい。 でも、両翼があるように見える。 ひらりひらりと旋回し、高度を増し、姿が小さくなる。] (-159) 2023/03/02(Thu) 15:56:36 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空もしかして、人? [知らず知らず身を乗り出し、息を止めて目をこらす。 きら、きら、と。銀色の何かが太陽の光に反射していた。 あの鳥は、どんな景色を見下ろしているのだろう。 どんな風を受けて、どこに向かい、何を思っているのだろう。 自由に空を舞う姿がうつくしく心に刻まれていく。 鳥の正体をまだ知らない日のことだった。**] (-160) 2023/03/02(Thu) 15:57:06 |
【人】 緑山 宗太朗一緒になって深呼吸。>>240 今日は何かしら一緒に行う事が多いなぁ。 ……普段もこんな感じだったっけ? ほぼほぼ毎日一緒に居ると、行動も似るのかもしれない。一緒になっておバカをする時もあった事だし >>144 「木に囲まれてデトックス〜ってね〜 ……家の周り森みたいにしたらさ、 俺たち、何時でも今みたいな新鮮な空気吸えるんかな〜」 なにか言い出した。 唐突な思いつきを、真剣に考え始めている。 「まずタモは入るじゃん?」 あると森っぽいので。 「ドングリも植えていいな……」 どんぐりが庭にあると、毎秋遊べそう。 「美海はどう思う?」 と、空想に意見を求めた。実際植えられるかどうかは……謎だ。 (247) 2023/03/02(Thu) 16:08:11 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 『食べる』ということは、生きることと同義です。 [カトラリを皿の上に置いて、椿は言った。] 生きている限り、人は食べなければなりません。 だから、たとえそれがビタミンの錠剤でも、生きたままの魚であっても、あるいは何か、木の皮のようなものであったとしても、それが人間らしくない、とは、言えないでしょうね。 [言葉を選びあぐねて、椿は皿の上に目を落とす。 はじめの頃、彼女は腹が減れば当たり前のようにヒトを喰らった。 それは羊や豚を食べることと何も違いはないと、そう思っていた。 いや、それは今でも変わらない。ただ、その度に片割れが悲しい顔をするから、やめてみようと思ったのだ。それができれば、この世界に自分が生きていても良いのかもしれないと、そう思って] (-161) 2023/03/02(Thu) 16:09:28 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” たとえば、たとえばですけれど。 お友達の可愛がっている犬を食べては、いけないのでしょう? [拗ねるような口調になったことには、自分では気づかなかった。 それがなぜいけないのかは、椿には良くわからない。今の言葉は、それを暗に示していた。 それがわからないから、やはり自分はヒトではなくて、ここにいてはいけないものなのだと、それだけがわかる。それが悲しくて、それを悲しむことすらもきっといけないことで、考え始めると出口のない迷路に迷い込んだような感覚に陥ってしまう。 彼はどうなのだろう。あのとき聞こえた“内緒話”で、彼らも自分と似た存在なのだと知った。 そう、思い出した。だから、逢いたいと思ったのだ。 人間ではない彼らがどうやって生きているのかを知りたくて。] (-162) 2023/03/02(Thu) 16:11:16 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「木とか花とかいっぱい植えたらさぁ……」 「いつか出来る、新しい家族にもさ……自然に親しんで貰えっかな?」 どうかな、その辺…… と伺いつつ首を傾げた。「まぁ、もう家には色々……植えてたとは思うし。場所空いてたら、参考までに?」 今、早急に植えたいわけではないらしい。 あったらあったらで嬉しいな、ぐらいの。 でも将来、家に人が増える時には、なにかひとつは植えたいなぁとも。 一緒の年月を過ごしたものが家にあるって、験担ぎ以外の面でも……なんかよさそうだし。 ……と、自分たちにはまだ早いかもしれない話を、真剣に考えている。 (-163) 2023/03/02(Thu) 16:12:04 |
【人】 緑山 宗太朗「手ブレ?なんでぇ?」 「星は動かないぜ」 手ブレの元凶となっている男には、自覚がない!行動に落ち着きが出るのは何時頃になるのだろうか。 直火にあぶられたヤカンがぽこぽこと鳴り出したら、お湯の沸いた合図。 注いで貰ったコーヒーを「ありがと〜」と受け取って、ふーっと息を吹きかけている。一息で覚ましたい派。息に応じて湯気がもうと長く立つ。 「たまにはな?」 「美海、ブラック好きだよな。」 1口啜るといつもの味。味はいつもの豆のだけど、外で飲んでるってだけで倍美味しく感じる。 ほぉ、と吐いた息は少し白い。胃が温まっている感じがする。 砂糖なしだと飲めないと思ってたけど……意外とブラックでも飲めるかもなぁと感心している。やっぱ入れた人の腕がいいのかも。 ちらっと横を見た。ほんのりと焚き火の明かりを反映した顔も、ここでしか見られない風景かもしれない。 (248) 2023/03/02(Thu) 16:22:24 |
【人】 緑山 宗太朗買おうかな >>241 の一言に 「買おう買おう!また使うっしょ」 食いついた。家でキャンプ気分を味わうのもいいだろうし…… またこうやって遊びに来た時、役立つのではという重いも、多分にある。また一緒に、遊びに行きたいのだろう。大自然のあるどこかに。 「なんなら俺が買おっか?」と旦那様は乗り気も乗り気だった。 そして、 抜かりなく準備はできている。 そう言わんばかりに、何本かのマシュマロ串を掲げた。焼く為のマシュマロは、少し大きめだ。 1個だけさしたの、2個連続でさしたのと、3連刺し。好きな物をどうぞ?と、先手を譲った。 「初心者には1個のがおすすめ!」と、自分の経験談を交えて話している。* (249) 2023/03/02(Thu) 16:24:24 |
【人】 片連理 “椿” 美味しい。 [小さく切った肉を口に入れる。 さほど料理の腕がいい方ではない椿ではあったが、素材が良いものだったのだろう。シンプルに焼いただけの肉は素直に美味いと感じた。]** (250) 2023/03/02(Thu) 16:26:43 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[おかしな話だ、とも思う。 自分の命はもうじき尽きる。 それだというのに、なぜ今更生きていい理由を探しているのか。]** (-166) 2023/03/02(Thu) 16:58:35 |
【独】 緑山 宗太朗/* 無意識のうちに長寿とか永遠とかの花言葉(木言葉)を選ぶのは、この時間が一生続いて欲しい気持ちの現れなんだとか 天国での死別とか別離とかを遠ざけたいと願っているみたいですね。自分と美海ちゃんがおじいちゃんとおばあちゃんになったら……って話は日増でもするけど、本当にそうなって欲しくはないって気持ちが根底にはありそう でも実際じいばあになったらその時は受け入れようと努力するんだと思います。 天国では永別の概念が存在しないと生前考えてた節はありそうですね (-168) 2023/03/02(Thu) 17:16:26 |
【独】 緑山 美海「タモ」の花言葉は「幸福な日々・未来への憧れ」 「どんぐり」の花言葉は「永遠の愛」 ありがとうございます···。尊い···。 (-169) 2023/03/02(Thu) 17:22:59 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[生きるために何かの命を犠牲にしても構わない──それは楓も同意するところだった。 だから彼も自分の意志で人間を食べている。 “人間を食べてはいけない”のは人間社会のルール。 人間でなくなったからには、従わなくとも罪ではない。 楓の考えはそうだった。 そして、それゆえに自分を人間とは言えない存在だとも信じ込んでいる。 人間は“同族食い”を禁忌とする生き物。 躊躇わず人間を食う存在は、いかに見た目が人間に近かろうとも異端と見做され、排除される。 そのことはよく、わかっていた。過去の自分自身の感覚として] (-170) 2023/03/02(Thu) 17:23:10 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[けれど彼女の拗ねるような問いかけを聞くと、反発する思いが浮かんだ。 彼が必死に避けていることと通じる部分のある例だったから。 同時に悲しみを感じた。 彼女はそれがわからないのだと、その問いで感じてしまったから。 そして、それを悪怯れずにいるとは思えなかったから] 椿……。 [平然とその感覚を受け入れているのなら、拗ねるような声など出まい。 彼女にとっては理解したくてもできない感覚なのだ──そこまで感じ取ってしまって、楓は彼女に右手を伸ばした。触れようとしたのだ、今はカトラリを持たぬ彼女の手に。 本当は、彼女を抱き締めたい思いに駆られていた。 けれどそれは躊躇った] (-171) 2023/03/02(Thu) 17:24:09 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”食べたら殺してしまう。 殺した命は、帰ってこない。 そうしたら友達の心を傷つける。 人は、大切な命には生きていてほしいと願うものだ。 [言っていて反吐が出る思いだった。 それを理解する彼自身は人間だと主張するかのようで。 それを理解しているから何だというのだ? 理解しながらやり続けるほうが、理解できずに行うよりよほど罪深いのではないか。 遠くに旅立ち、何らかの罪で誰かから死を望まれている人間を探し出し、喰らう。 それが楓が日常を保ちながら生きるために選んだ道ではあったが──罪人だって誰かの大切な人には相違ない。 楓は人間を踏み躙り人間の敵に回るようなことをしながら、人間の中で人間として生きていくことを望んでいる。 どれだけ矛盾したことか理解していても、他に方法が見つけられなかったのだ] (-172) 2023/03/02(Thu) 17:24:49 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 抱き締めに行くかすごく悩んだんだけど…… 向かい側に座ってる(多分)のを移動してまでの衝動ではないなと思った 座ってるの向かいだっけ? テーブルに二人掛けは特筆無ければ向いだよな多分 (-173) 2023/03/02(Thu) 17:27:12 |
大学生 寿 達也は、メモを貼った。 (a23) 2023/03/02(Thu) 17:32:59 |
【独】 緑山 宗太朗見上げた赤白青黄の星々は綺麗で、上を見上げているとなんだかキラキラ輝く星が羨ましくなってきた。 自分と美海は、多分生まれ変わっても何かしらで、一緒にいられると。 思っているのだけど。 来世、来世ではもし。 俺が人間として生まれても、お嫁さんとまた巡り会えないのであれば…… その時は、星になるのも、いいかもなって。 目の瞬きを挟んで、思った。 だって、星になったら寿命が長いから。 何度でも何度でも、生まれ変わった美海を眺めることが出来る。 生まれた所も見られる分、その分きっと、死んじゃう場面もよく見るし、無機物だから天国に会いに行けもしないし。 星と人間だから、話せもしないんだろうけど…… うーん、こう考えるとデメリットの方が多いんかな。 人間の金持ちとして生まれて、終生を美海探しの時間に充てる方が、やっぱいいのかなぁ…… と、くだらない事をごねごねと、考えていた。星空は悩み事に相槌すら打たず、静かにまたたきを返すのみ。 (-175) 2023/03/02(Thu) 17:34:39 |
【人】 武藤景虎[合宿の話は男部屋を女部屋だと訂正が入る前から特に違和感なく普通に聞いていて、その時から眉を顰めていたことには殆ど無自覚だった。 漏れ出た不機嫌そうな声音が聞こえていたかは定かではないが、くっきーからは特に何も言われなかったので>>242気づかれてはいないだろう。 聞かれたとしても自分でもわからないその理由を答えられた気はしないが。 女部屋と訂正が入って漸く、普通に会話を返したものの、澱のような微妙な違和感だけが心の隅に沈んでいった。] レジャーってイメージの方が強い気はするが、まあ、スポーツではあるのか……。>>243 [テニスや水泳も友達とかと行くならスポーツ感覚ってよりは遊びの一環かなあ、とは。 どっちも正解ではあるんだろうけど、海やらプールに遊びに行ってもガチ泳ぎだけしてんのかな、とは少し気にはなってしまう。 その方が想像つくかもと思ったのに、海パン姿のくっきーは何故か想像がつかなかった。 小さな違和感や疑問が積もっていく中で、くっきーの方では溢れそうになっている何かがあるなんて全く気付きもしないまま、盛大に慌てることにはなったのだけど。] (252) 2023/03/02(Thu) 17:47:00 |
【人】 武藤景虎[何と声をかければいいかもわからずに、伸ばした手を寸前で止めたり引いたりしていたオレは相当に挙動がおかしかったと思う。 目を覆っているくっきーからは見えなかったことだけが幸いだった。 緩く首を振る様子>>244からは、気にしないでいいというような意図は伝わってきたものの、成人済みの人間が涙を流すような状況がなんでもないわけがないし。 慌てふためいていても状況が改善するわけでもなく、とりあえず冷静になろうとして自分の顔を思い切り叩いた。] …………、 [此方を唖然として見つめる瞳からは新しく涙は溢れてはいなかったものの、赤くなった目縁や頬に残る濡れた跡に手を伸ばそうとするのをとどめて。 オレはチョコを万能薬とでも思ってんのかな、思ってるかも。 チョコを押し当てた口が開くと中に押し込んでから指を離すと、指先に残る柔らかい感触が熱を持つ感じがして、掻き消すように指を擦り合わせた。] (253) 2023/03/02(Thu) 17:47:27 |
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