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【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク「そうですね、丁度良いでしょう。 後で着替えなんかを持っていくことになってます。 その時にお声がけしようかと」 貴方が使う部屋にも、同じ流れで届けるつもりだ。 「水を汲み終わって着替えたら、 交代で湯を沸かしましょうか。調理場でね」 (-135) 2021/06/29(Tue) 13:33:31 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ子供に言われては返す言葉もない。 「……大丈夫ですって。 それにもし僕が忘れても、ニエカワくんが忘れないでしょう?」 約束は一人で守るより、二人で守る方がいい。 何事も誰かと助け合えば乗り越えられる、 と夢を見ているわけでは無いけれど。 せめて貴方の善性は守りたいと思うのだ。 (-140) 2021/06/29(Tue) 15:16:09 |
【独】 温和 セナハラPLが恋未練好きそうだからフジノちゃんかと思ってたけど〜 この秘話の流れ、怪しくない? おれセナハラとアユミさんRPしてさ、子供を計3人泣かせることになりませんか? (-142) 2021/06/29(Tue) 15:25:45 |
【赤】 温和 セナハラ「動物の解体って、大丈夫だと思ってても案外辛くなるんです。 医学校の実習で人を開く授業があったんですけど、 必ず何人か吐く人がいます」 嘘ではないが、本音でもない。 どこまで加担させるべきか、未だ悩んでいた。 「だから先ずは、バラバラにした段階から。 大丈夫であれば、一緒に始めから解体しましょうか」 → (*10) 2021/06/29(Tue) 15:43:53 |
【赤】 温和 セナハラ「……これはね。 メイジくんが話したくなかったら、話さなくて良いんですけど」 そんな様子を見つめ、口を開く。 手を汚させるなら、せめて何か報われてほしい。 贖罪にも似た心地だった。 「転んだりぶつけたりすると、怪我をしますよね。 そういった傷は、肘とか膝といった関節にできます。 ……言い返せば、」 → (*11) 2021/06/29(Tue) 15:44:44 |
【赤】 温和 セナハラ言葉にずっと耳を傾けていた。 荒んだ生活を送る帰還兵は珍しくない。 戦場が人の精神を削り、形を変えてしまうことをこの男は知っている。 「心配してるんですよ、勿論。 情けないなんて、これっぽっちも思いません」 片膝を着き、貴方を見上げる。 もう父親がこの世にいないような話し方をすることに気付きつつ、口には出さなかった。 「……メイジくんの家は、戦場だったんですね」 (*15) 2021/06/29(Tue) 19:26:54 |
【赤】 温和 セナハラ「いい子のままじゃ、戦場は生き残れません。 もし何か悪い事をしたとしても、それは生きる為にした事です」 まるで説得するような抑揚だった。 尤も、それは自分に言い聞かせていたのかもしれない。 「そう思わなければ、きっときみのお父さんのようになってしまう」 (*16) 2021/06/29(Tue) 19:27:29 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「ウエノ辺りなら何度か。 あまり観光とかはしてないので、詳しくはないですが」 金があればきっと、土産話のひとつやふたつを出せた筈だ。 何故そんなことを、と考えて思い出す。 「ああ、もしかして誰かトウキョウの人がいるんですか?」 (-195) 2021/06/30(Wed) 12:12:51 |
【赤】 温和 セナハラ薄く笑う貴方の頭を撫でようとして、やめた。 そんな資格、自分には微塵も無い。 「……そう思っているなら、大丈夫ですよ。 では、この事は内密にしますね」 立ち上がると、深く息を吐いた。 覚悟を決めるかのように。 「大まかに解体して来ます。 用意ができたら呼びに行きますけど、今日使う部屋は決めてますか?」 (*18) 2021/06/30(Wed) 12:40:49 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワそんな貴方を懐かしく思いながら、相槌を打っている。 本土に憧れていたかつての自分を思い出す。 いつか身体が丈夫になると励ましても、その『いつか』が来るとは限らない。 迷った末に、問いかけにだけ答える事にする。 「うーんと……あの時は確か…」 しかし。 結局、言い淀んでしまった。 水を差すようなことは言いたくないが、嘘もまた言いたくなかった。 (-197) 2021/06/30(Wed) 12:50:15 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「あまり良い話ではないですよ?」 一呼吸置いて、口を開いた。 逆に期待させてしまったようだと、申し訳なく思いながら。 「遺骨を……ですね、引き取りに……」 (-206) 2021/06/30(Wed) 15:03:45 |
【赤】 温和 セナハラ「使って良い部屋は幾つかあるんですが、 一階の空き部屋だと助かります。宿直室が近いですから」 手術室へ向かいやすい、とは言わずに一階を勧めた。 貴方が手伝っていることを、極力知られたくないからだ。 「あと、できればこの手伝いの件は内密にお願いします。 食べ物があるとわかると、その……、 揉め事が起こるかもしれませんから」 そう言い残せば、手術室へ歩き出す。 (*20) 2021/06/30(Wed) 15:13:59 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「もう何年も前の話ですから。 こちらこそすいません、変な話を聞かせてしまって」 骨など諦めていたから、悲嘆するよりも安堵していた記憶の方が強い。 言い淀んだのは、気を遣わせたくなかったからだ。 「……ニエカワくん。 きっときみの中には焦りもあるんじゃないかと思います。 でもね。今は生き急がなくても取り残されたりしない、 平和な世の中になりました。 だからゆっくりと、安心して養生してほしいんです」 年寄くさい、説教のような言葉だとは自覚している。 それでも伝えたかった事を、迷った末に話した。 (-212) 2021/06/30(Wed) 16:26:01 |
【赤】 温和 セナハラぴたり、一瞬足を止める。 「……ええ、勿論」 小さく呟き、再び歩き出す。 手術室へ入れば、手術台を見て眉を顰めた。 メスを用意する。 容器を運ぶ。 思い出す。 (*22) 2021/06/30(Wed) 16:31:06 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「ん、ありがとうございます。病に焦りは禁物ですからね」 宥めるように微笑むと、二階を指差した。 「今日は慌ただしかったですし、 夜更かしはしちゃだめですよ? 起きてないか、見回りしちゃいますからね」 冗談めかした抑揚で、早寝をするように伝える。 尤もそれは、体力を温存させたいという魂胆であったが。 (-221) 2021/06/30(Wed) 17:35:16 |
(a26) 2021/06/30(Wed) 20:03:30 |
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