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【赤】 温和 セナハラ「……では、…………」 言葉は続かない。 悩んでいた。子供を加担させるべきか否か。 この先、生存者を出していくには、避けられないのだから。 「…………メイジくん、包丁を扱ったことはありますか? 実は流されてきた猿を数匹見つけたんです。 ある程度は僕が解体しますから、 細かく切る作業をお願いしたいんです」 この村で育ったなら知っているはずだ。 …… この近辺の山に、猿はいない。 けれど、もしかしたら。 遠くから流されてくることだって、あるかもしれない。 (*6) 2021/06/28(Mon) 17:00:26 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「セナハラさん、料理とかできるの……?まずそ〜」 疑わしい目つきで見つつも、やがて零す様に笑って。 「ふふ、でも食べてみたいかも……絶対、約束だから」 小指を立てて軽く相手に傾ける。 「うん……ちょっと寒いし、欲しい」 (-98) 2021/06/28(Mon) 18:13:53 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「これでも自炊してるんですよ? あまり凝った物は作れませんけどね」 よく言われることだ。 男の一人暮らしである為、時々入院食の残りを貰ったりもしているが。 立てられた指を見れば、今までとは違った意味で苦笑した。 こんな状況で約束ができる程、幼くはない。 しかし、その小指に無骨な指が絡まった。 「指切りげんまん、ですね。……久しぶりにしました」 (-103) 2021/06/28(Mon) 20:10:16 |
【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ「水は足りてんのか」 近くを誰か――例えば、子どもらが――通りがかって、 不安にでもさせたらコトだ。そう考えての耳打ちだった。 「沸かせば使えるんじゃねェかと思ってさ。 必要なら捨てずに沸かすが、どうかね」 (-105) 2021/06/28(Mon) 20:17:53 |
【赤】 温和 セナハラ悟られなかったことが幸いなのか、災いなのか。 今の男には、理解できなかった。 「山というよりは、密林のような場所で育ちました。 外地の生まれなんです、僕。 戦況が悪化して、皆何でも食べてましたから……」 虫から木の根まで、 食べられそうな物は全て喰らった。 それは墓の下まで持っていく筈の秘密で、 二度と侵さないと決めた領域だ。 「鶏とかいれば、絞め方を教えられたんですけどね。 猿はどうしても、見た目が人間に近いですし」 (*8) 2021/06/28(Mon) 20:32:44 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「そうなんだ……男で料理って…… お嫁さんとか、もらうつもりないの?」 男が家事をするイメージがまるでわかなかったが、生涯独身のつもりならそういうのもあるのかもしれない 「約束破ったら、針千本だからね」 しっかりと小指を絡めて約束をした。 「大人になったらこういうの、あんまりしないの?」 (-109) 2021/06/28(Mon) 20:44:08 |
【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク「あー……実を言いますと、はい。足りてません」 そんな様子から、子供に対する配慮を感じ取ったのだろう。 こちらも声を潜めて返した。 「ですが雨漏りで溜まった水は見るからに汚いので、捨ててください。 ……屋上にある貯水槽の方がまだましな色をしてます」 言外に、事情を理解できるなら、手伝ってほしいと告げた。 (-123) 2021/06/29(Tue) 3:38:05 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「今の賃金じゃお嫁さんは難しいでしょうね……。 いや、自炊は節約のためですよ。 ちゃんといつかは結婚……いや、うーん…」 世帯を持つ自分が想像できない、というのが正直な感想だった。 貴方の小指から指を離し、何と言ったものかと考える。 「大人になると指切りじゃなくて、判子とか使って形に残すようになるんです。 大人は子供より、ずっと忘れやすいですから」 (-124) 2021/06/29(Tue) 4:00:08 |
【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ「アー……」 だろうなァ、とぼやく。 女の医者の態度から、大人が触れぬ話題から。 ここは蓄えが少ないのだろうと察せられた。 「もっとマシなのがあンなら捨てた方がいいわな。 ンで、屋上ねェ……あとで汲みにいくか。 ガキどもは論外として、あの商人サンには声かけとくか?」 (-131) 2021/06/29(Tue) 11:32:48 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「…………そうだね、セナハラさんはお嫁さん貰わない方がいいかも きっと貧乏すぎてお嫁さん逃げちゃうし。可哀想でしょ?」 ふふ、とからかうように笑った。 「大人って大変だね……」 離れた指をじっと見つめて 「卵焼きの判子とか押してあげた方がいい?額とかに」 (-134) 2021/06/29(Tue) 12:43:05 |
【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク「そうですね、丁度良いでしょう。 後で着替えなんかを持っていくことになってます。 その時にお声がけしようかと」 貴方が使う部屋にも、同じ流れで届けるつもりだ。 「水を汲み終わって着替えたら、 交代で湯を沸かしましょうか。調理場でね」 (-135) 2021/06/29(Tue) 13:33:31 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ子供に言われては返す言葉もない。 「……大丈夫ですって。 それにもし僕が忘れても、ニエカワくんが忘れないでしょう?」 約束は一人で守るより、二人で守る方がいい。 何事も誰かと助け合えば乗り越えられる、 と夢を見ているわけでは無いけれど。 せめて貴方の善性は守りたいと思うのだ。 (-140) 2021/06/29(Tue) 15:16:09 |
【独】 温和 セナハラPLが恋未練好きそうだからフジノちゃんかと思ってたけど〜 この秘話の流れ、怪しくない? おれセナハラとアユミさんRPしてさ、子供を計3人泣かせることになりませんか? (-142) 2021/06/29(Tue) 15:25:45 |
【赤】 温和 セナハラ「動物の解体って、大丈夫だと思ってても案外辛くなるんです。 医学校の実習で人を開く授業があったんですけど、 必ず何人か吐く人がいます」 嘘ではないが、本音でもない。 どこまで加担させるべきか、未だ悩んでいた。 「だから先ずは、バラバラにした段階から。 大丈夫であれば、一緒に始めから解体しましょうか」 → (*10) 2021/06/29(Tue) 15:43:53 |
【赤】 温和 セナハラ「……これはね。 メイジくんが話したくなかったら、話さなくて良いんですけど」 そんな様子を見つめ、口を開く。 手を汚させるなら、せめて何か報われてほしい。 贖罪にも似た心地だった。 「転んだりぶつけたりすると、怪我をしますよね。 そういった傷は、肘とか膝といった関節にできます。 ……言い返せば、」 → (*11) 2021/06/29(Tue) 15:44:44 |
【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ「そンなら、声かけンのはお医者サンにまかせようかねェ。 来てくれりゃァいいが」 「だなァ。毒見ならまかせな、はらは丈夫だからさ。 ……と、丈夫なヤツが毒見してもしかたねェかァ?」 お道化る様に口にしてから、距離を一歩離す。▼ (表へ) (-156) 2021/06/29(Tue) 18:13:23 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「忘れないけどさ…… でも、針千本なのは変わらないんだから、なるべく忘れないでよね」 どこか不服気にしているが、額に判子を押すことはあきらめたようだ。 「そういえば、セナハラさんはトウキョウいったことある?」 俯きがちに話題を変えた。 (-164) 2021/06/29(Tue) 19:06:56 |
【赤】 温和 セナハラ言葉にずっと耳を傾けていた。 荒んだ生活を送る帰還兵は珍しくない。 戦場が人の精神を削り、形を変えてしまうことをこの男は知っている。 「心配してるんですよ、勿論。 情けないなんて、これっぽっちも思いません」 片膝を着き、貴方を見上げる。 もう父親がこの世にいないような話し方をすることに気付きつつ、口には出さなかった。 「……メイジくんの家は、戦場だったんですね」 (*15) 2021/06/29(Tue) 19:26:54 |
【赤】 温和 セナハラ「いい子のままじゃ、戦場は生き残れません。 もし何か悪い事をしたとしても、それは生きる為にした事です」 まるで説得するような抑揚だった。 尤も、それは自分に言い聞かせていたのかもしれない。 「そう思わなければ、きっときみのお父さんのようになってしまう」 (*16) 2021/06/29(Tue) 19:27:29 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「ウエノ辺りなら何度か。 あまり観光とかはしてないので、詳しくはないですが」 金があればきっと、土産話のひとつやふたつを出せた筈だ。 何故そんなことを、と考えて思い出す。 「ああ、もしかして誰かトウキョウの人がいるんですか?」 (-195) 2021/06/30(Wed) 12:12:51 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「ウエノ……観光じゃないのに何しに行ったの?」 地域は大体わかるものの、そこに何があるかなどはぴんと来なかった。 「ロクとアキラが言ったことあるって。 アキラはトウキョウで仕事もしてるらしいんだ…… 俺の一個上なだけなのに」 すごいよね……と尊敬と憧れをはらんだ声色で呟く。 自分もいつかトウキョウへいってみたい、そこで働いて自分で稼いだお金で好きなことをしてみたい。 そんな夢が少年にはあった。 病気で外出許可が下りない少年にはかなわない夢だろうが。 (-196) 2021/06/30(Wed) 12:31:23 |
【赤】 温和 セナハラ薄く笑う貴方の頭を撫でようとして、やめた。 そんな資格、自分には微塵も無い。 「……そう思っているなら、大丈夫ですよ。 では、この事は内密にしますね」 立ち上がると、深く息を吐いた。 覚悟を決めるかのように。 「大まかに解体して来ます。 用意ができたら呼びに行きますけど、今日使う部屋は決めてますか?」 (*18) 2021/06/30(Wed) 12:40:49 |
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