人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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【独】 「怪人」 ファントム

あとは、イルムヒルトさんのリュートに合わせてハミング、とか?
(-46) 2022/11/21(Mon) 22:12:19

【独】 「怪人」 ファントム

人造生物、なるほど
(-47) 2022/11/21(Mon) 22:21:39

【独】 「怪人」 ファントム

ユスターシャくん、守らなきゃ…私が…となる、なった
(-53) 2022/11/21(Mon) 22:42:06

【独】 「怪人」 ファントム

いやまさか死に見えたうんぬんの設定がこんなに拾えそうな相手がいるとは
(-54) 2022/11/21(Mon) 22:42:51

【人】 「怪人」 ファントム

―影街「ヴンダーカマー」―


『忘却』。
彼女の言葉が甘やかな響きとなって頭の中に広がる。
確かに、全てを忘れてしまえばいい。
自らの身に起こった事も、とうに人の身でない事も、自らがした行いさえ忘れて、何事もなかったかのように、舞台へ上がる。
――全ての痛みを忘れ去って、幸せな日々に戻っていく。

ゆっくりと、手が小瓶を握りこむ。
蓋を開けて、口元へと運び、中身を流し込むと、喉が液体を飲み下そうとする―――
(126) 2022/11/21(Mon) 23:06:35

【人】 「怪人」 ファントム

――…がふっ!げはっ!


すんでのところで、薬を飲み込むことは無かった。
うずくまり、喉に流れ込んだ薬を吐き出す。

なぜ、みすみす薬を吐き出したのかは、己にもわからない。
土壇場になって我知らず怖気づいたのか、心の底では「魔女」を信用しきっていなかったのか――はたまた別の何か。
(127) 2022/11/21(Mon) 23:06:53

【人】 「怪人」 ファントム

「…クリスティーヌ」


止むことのない怒りと引き換えにしても、忘れてはならないものを思い出して、踏みとどまったか。
(128) 2022/11/21(Mon) 23:07:04

【人】 「怪人」 ファントム

「すみません、店を汚してしまった。」

なんとか、息を整えて立ち上がる。
無理やり吐き出した影響で、肺がずきずきと痛んだ。

「…代わりに、一つ注文が出来ましたよ。

何の意味もない、子供騙しのような薬を一つ下さい。
例えば、しばらく笑いが止まらなくなるとか、一日だけ猫ひげが生えるとか、しっぽが生えるなんて…。
そんなものがいい。

コイツの寿命に、忘れ薬と交換に出来る価値なんてないのだから。
そうでしょう?」

『彼ら』の命に、自分の記憶と引き換えにする価値などない。
だからこそ、くだらない彼らの命に見合う報酬を魔女に求めた。*
(129) 2022/11/21(Mon) 23:07:25

【人】 「怪人」 ファントム

――現在/中央広場 ユスターシャと――


彼の緩んだ頬>>111を目掛けて、人差し指がぷにっ!っと突き刺さる。

「珍しい魂の持ち主のようだから様子を見に来たが。
この街を気に入ってくれたようで嬉しいよ。
その為に、君が払った代償はあまりに大きすぎるがな。


最期の一言だけは、彼に聴こえない様に。
彼が、どういった経緯でこの街に来たかはわからない。
けれど、この眼に映る彼の魂は、もう…。
(142) 2022/11/21(Mon) 23:44:58

【人】 「怪人」 ファントム

「君に、この街を楽しむコツを一つ教えてあげよう。
それは『歌う』事だ。
この街の人々はな、楽しい時には歌うのだよ。」

言うなり、靴底を慣らしてリズムを取り、鼻で音を鳴らす。
言葉も、歌詞も必要ない、ただ心が求めるままに音を響かせる。
目線で、彼にも同じように促しながら。*
(143) 2022/11/21(Mon) 23:45:07

【独】 「怪人」 ファントム

ユスターシャくん、イルムヒルトさん、リリーさんに自分でセッションとか考えたけど、流石にハードル高いなぁ
(-64) 2022/11/21(Mon) 23:58:43

【独】 「怪人」 ファントム

それに、大分我儘なロルになるしなぁ
(-67) 2022/11/22(Tue) 0:03:15
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a28) 2022/11/22(Tue) 0:14:38

【独】 「怪人」 ファントム

ちょっと冷静さを無くしてるところがあるかな
ゆっくり進めよう
(-75) 2022/11/22(Tue) 6:20:26

【独】 「怪人」 ファントム

ー『クリスティーヌ』ー

「もっと自由に歌ってもいいんじゃない?」

かつて、とある女性にそう言われた事がある。
身なりも言葉遣いも上等なもの、恐らく上流階級だったのだろう。
彼女の顔は右半分が焼け爛れ、誰もが気味悪がって、積極的に関わりを持とうとしなかった。
けれど一度歌声を響かせれば、あらゆる人が耳を傾けて立ち止まる。
まさに、天の使いが降りてきたかの如くだった。
彼女は「クリスティーヌ」と名乗った。

当時の私は、まだ十をいくつも過ぎていない子供で、見様見真似で彼女の真似をしていた。
そんな時に掛けられたのが、先の言葉であった。

彼女には、随分と多くを学んだ。
声の出し方ではなく、生きることを楽しみ、心に歌をのせる方法を。
段々と私は大人になり栄誉も金も手に入ったが、それでも彼女の元へ通い続けた。
そうしてあの日も私は彼女の元へ向かった、『彼ら』がつけてきているなど、気づくわけもなく。
(-76) 2022/11/22(Tue) 6:49:09

【人】 「怪人」 ファントム

ー追想 『クリスティーヌ』ー


「もっと自由に歌ってもいいんじゃない?」

かつて、とある女性にそう言われた事がある。
身なりも言葉遣いも上等なもの、恐らく上流階級だったのだろう。
けれど、どういうわけか彼女の顔は右半分が焼け爛れ、誰もが気味悪がって、積極的に関わりを持とうとしなかった。
だが、ひとたび彼女が歌声を響かせれば、あらゆる人が耳を傾けて立ち止まる。
まさに、天の使いが降りてきたかの如くだった。
彼女は「クリスティーヌ」と名乗った。

当時の私は、まだ十をいくつも過ぎていない子供で、見様見真似で彼女の真似をしていた。
そんな時に掛けられたのが、先の言葉であった。
(152) 2022/11/22(Tue) 7:33:14

【人】 「怪人」 ファントム

彼女には、随分と多くを学んだ。
声の出し方ではなく、生きることを楽しみ、心に歌をのせる方法を。
段々と私は大人になり栄誉も金も手に入ったが、それでも彼女の元へ通い続けた。
そうしてあの日も私は彼女の元へ向かった、『彼ら』がつけてきているなど、気づくわけもなく。
(153) 2022/11/22(Tue) 7:33:30

【人】 「怪人」 ファントム

そうして、あの日。
私は全てを奪われて、表舞台から姿を消した。

ーーけれど、あの日いなくなったのは私だけではなく、彼女も一緒だった。
誰にも顧みられることなく、私以外の記憶から忘れ去られた。
私一人であれば、魂を売り渡すこともなかったろうに。

かくして私は、復讐へと身を落とすことになったのだ。* *
(154) 2022/11/22(Tue) 7:38:56

【独】 「怪人」 ファントム

リリーさんと夜空の下でしらきら星とか
ユスターシュさんとストリートセッション的な何かとか
(-88) 2022/11/22(Tue) 12:26:30

【独】 「怪人」 ファントム

――現在/中央広場 ユスターシャと――

靴底で石床を叩いて、リズムをとる。
そうやって彼の歌をリードし、自分は彼のあとを半拍ほど遅らせて歌い上げる。
今の自分は、彼のフォロワー。
彼の歌を支えて、より歌に込められた想いを強調する。

「その調子。
大丈夫、一人じゃない。」

伴奏も、歌詞も、楽譜もない。
けれど、ここには彼がいる。
そして、私がいる。
歌うのにこれ以上のものは必要ない。
(-90) 2022/11/22(Tue) 12:36:06

【独】 「怪人」 ファントム

通り過ぎる足音が、少しずつ減っていく。
行き交う人々の目線が、自分達に集まり始める。
少しずつ周囲に人が集まり始めて、やがて一つの塊になっていく。

ーーふいに、どこからか別の声が歌に混ざり始めた。
小さな、子供の声。
どこにいるかはわからないが、確かに彼の声に合わせて歌い上げている。
どこかで、誰かがリズムに合わせて指を鳴らし始める。
どこからか、リュートの音が歌に重ねられる。
靴で石床を叩く音が、男性の声が、女性の声がーー。
彼の歌を中心に、多くの人の歌が一つに重なっていく。
それは、彼が歌う事をとめるまで響き続くだろう。
(-91) 2022/11/22(Tue) 12:57:13

【人】 「怪人」 ファントム

―影街「ヴンダーカマー」―

「ーー薬の埋め合わせは、近いうちに。
まだ、この店に連れてこないといけない奴らがいるのでね。
貴方にも、損な話ではないでしょう?」

そう、まだ復讐を果たしていない。
彼女に捧げる供物なら、すぐに調達できる。

「カラス、ね。
そうですね、これがいい。
この程度が、今の僕には丁度いい。」

これが、彼らの結末。
実にくだらなくて、無用な薬。
小瓶を懐に仕舞い込んで店の出口へと足を向ける。
さっさと薬のツケを、彼らの命で精算させてもらうとしよう。

ーー程なくして、彼女の店に中身入りの袋が複数届くだろう。
彼が復讐を果たし終えて、報復する相手がいなくなるまで。
(161) 2022/11/22(Tue) 15:16:48

【人】 「怪人」 ファントム

ーーそうして、随分と時が経ち。

すっかり忘れていた薬を飲んだ事で、カラス頭の謎の怪物がラ・コスタ中で歌い騒いだ事は、また別の話になる。
(162) 2022/11/22(Tue) 15:19:11
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a34) 2022/11/22(Tue) 15:31:50

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a35) 2022/11/22(Tue) 15:32:47

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a36) 2022/11/22(Tue) 15:33:52

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a38) 2022/11/22(Tue) 18:23:07

【独】 「怪人」 ファントム

>>163
あー、なるほど
さてどうするか
(-97) 2022/11/22(Tue) 18:28:40

【独】 「怪人」 ファントム

んー、ファントムもクリスティーヌもあんまり怒らなさそうかな
そういう事もあるよね、でも歌えるしいいか
ぐらいに考えそう
(-98) 2022/11/22(Tue) 18:30:30

【秘】 人造生物 ユスターシュ → 「怪人」 ファントム

[―――もし、僕の魂がどうにかなっているというのなら。
それはきっと、生まれる前から。

「何もかもを滅ぼしたい」なんていう、主様の望みを叶えるべく造られた『人造の魔王』の失敗作に、健やかな魂が宿っているはずもなく。

それでも、命あるあいだはこうして、誰かと触れ合いたいし、
言葉を交わせたならば、それはとても嬉しいこと。]
(-118) 2022/11/22(Tue) 22:05:48

【独】 「怪人」 ファントム

おっと、歌い終わっちゃったか
ふむ
(-121) 2022/11/22(Tue) 22:31:35
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a43) 2022/11/22(Tue) 22:32:40

【人】 「怪人」 ファントム

――現在/中央広場 ユスターシュと――


靴底で石床を叩いて、リズムをとる。
彼の歌をリードし、自分は彼のあとを半拍ほど遅らせて歌い上げる。
今の自分は、彼のフォロワー。
彼の歌を支えて、より歌に込められた想いを強調する。

例え、彼の語彙が拙いものであっても。
例え、歌う事を知らなくても。
きっと、歌う事の魅力は伝わる。
(220) 2022/11/22(Tue) 23:21:44

【人】 「怪人」 ファントム

「その調子。
大丈夫、一人じゃない。」

伴奏も、歌詞も、楽譜もない。
けれど、ここには彼がいる。
そして、彼には声がある。
歌う事を楽しんでいる。
余計なものは必要ない。

私は、彼に寄り添うだけでいい。
何より、彼の歌に寄り添うのは私だけでもない。
直ぐに、彼も気付いてくれる。
(221) 2022/11/22(Tue) 23:22:36

【人】 「怪人」 ファントム

その証拠に、通り過ぎていく足音が、少しずつ減っている事に彼は気付いたろうか。
行き交う人々の目線が、自分たちに集まり始めている。
彼の歌に魅せられて、より多くの人が集まり始めている。

――どこからか別の声が歌に混ざり始めた。
小さな、子供の声。
どこにいるかはわからないが、確かに彼の声に合わせて歌い上げている。

どこかで、誰かがリズムに合わせて指を鳴らし始めた。
彼の楽しげに歌う様子に、誰かが応じている。
「自分も、共にこの瞬間を楽しんでいる」と、言葉を使わず彼に伝えているのだ。

どこからか、リュートの音が歌に重ねられる。
靴で石床を叩く音が、男性の声が、女性の声が――。
彼の歌を中心に、多くの人の歌が一つに重なっていく。
それは、知らずその場に居た踊り子>>218>>219の耳に届いたろうか。
(224) 2022/11/22(Tue) 23:23:17

【人】 「怪人」 ファントム

――セッションを終えて――


彼の歌が止まり、人々がまた流れ始める。
まるで何事も無かったように。
けれど、確かに彼は自身の『美』を人々へと刻んだのだ。

「なに、君が楽しんで歌ってくれたおかげで、私も楽しかったよ。
それより、後ろを見たまえ。
早速、君のファンが出来たようだ。」

彼の背後には、手を振る小さな少女。
最初に声を乗せてくれた子だろうか。
彼に向けて、実に楽しそうな笑顔を向けている。

「――私はファントム。
歌いたければ、またいつでも呼ぶといい。」

最期に、それだけ言葉をかけた。
彼が再びこちらに目を向ける時には、きっと影に溶けた様に、私の姿を見つける事は出来ないだろう。*
(225) 2022/11/22(Tue) 23:24:00
 




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スカリオーネ
5回 残 たくさん

オフりそう

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1回 残 たくさん

ねむり

リュディガー
14回 残 たくさん

お疲れ様でした

シメオン
20回 残 たくさん

眠気

イルムヒルト
13回 残 たくさん

ゆるく

ブランシュ
6回 残 たくさん

着席

ユスターシュ
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少し低速。

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