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【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「──そんなの傲慢だ、自分勝手だ、押し付けだ!!」 続くあなたの笑みに、その言葉に息を切らせて捲し立てる。 その間も押し込まれた切っ先がぎりぎりと傷口を押し広げ、 そうして傷口がある程度広がれば、 ぐりんと手首を捻ってより深くへ鋭利な爪先を潜り込ませた。 「僕が殺すしかないと思うほどの原因を作ったのはそっちなのに いちいち恩着せがましいんだよッ!! どうせお前がここで死ぬ事に意味なんか無いんだ!!! お前はそうやって勝手に自分が人の糧になった気になって、 僕を自己満足感を満たす道具に使ってるだけだッ!!!」 苦痛の声が上がろうとお構いなしに捲し立てる。 結局の所、これは自分の罪を、後ろめたい行いを転嫁する為の そしてあなたの理解し難い理屈を否定したいがための。 そんな狂人の、感情任せで理不尽な糾弾に過ぎない。 つまりは何処まで筋が通っているかなど怪しいもので、 あなたがこれらの罵詈雑言に耳を貸す必要は一切無い。 何よりも、突き詰めれば、結局は。 自身の思想の正しさなど、自身の中にしか無いのだ。 (-63) 2022/06/04(Sat) 22:02:50 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「前に進む方法なんて──どうすれば逃げられるかなんて、 僕は最初から、あの時から知ってるんだ……」 そうして一頻りあなたを糾弾し終えれば、 狂人はぶつぶつと呟きながら再び右手を振り上げる。 それから、やはり常軌を逸した力でそれを振り下ろし、 切っ先が衣服を、皮を、肉を引き裂き、内臓を引っ掻いて。 どすり、ぐちゅ、にちっ……重く湿った音の合間に、 時折 かり、と冷たく鋭い凶器が骨に当たる音が混じる。 それを何度も何度も繰り返す。 交通事故により、胴がひしゃげてぐちゃぐちゃになった 何よりも恐ろしかった父の死体を真似るように。 それに少しでも近付くように、死体を損壊させていく。 それがどんなに恐ろしいものであっても、 死んでしまえばもう自分の事を脅かせはしない。 恐ろしいものから本当の意味で逃れるには、殺してしまえばよかったのだ。 (-64) 2022/06/04(Sat) 22:06:01 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………うん…そうですね。 不幸中の幸い……とは、言えるのかも」 気味が悪くとも、こうして確かに利益を齎しているのなら。 悪いばかりのものでもないのだろう、と納得をして。 けれど、益にならないなら? また一つかぶりを振ってそんな考えを追い遣った。 (-67) 2022/06/04(Sat) 23:11:53 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミそうして暫く歩いた後、目的地へと着いて。 「…聞き間違えないから、 ただの音声案内より優秀かもしれませんね……」 音声0の音声案内があっても、いいと思う。 とはいえ小ボケは一度置いておいて。 「職員の誰かが白衣でも置き忘れてくれてると 上着の換えを探す手間が省けていいんですけど…」 ゴムもともかくとして。 絶妙にありそうだしあったらあったで複雑だから、複雑だな。 そんな事を思いながら── 一度立ち止まって、念の為。 周囲の気配を探ってから仮眠室へと足を踏み入れた。 (-68) 2022/06/04(Sat) 23:13:44 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ幸い、気配は特になく。 もっとも、あったら先に入った少女が危ないのでしょうけど。 『とりあえず軽い探索だけしてしまうのです。 ゴムと白衣を探すのです』 あっちこちの棚やクロゼットやベッドの下なんかを探します。 園児服cosmとか燕尾服cosm辺りが見つかるかもしれません。 ゴムはお徳用500枚パックがありました。 (-69) 2022/06/04(Sat) 23:31:47 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『ここの人ヤベーのです』 見つけた物を示しての言葉です。 『まあこれくらいあれば弓の弦には困らないのです。 こっちにも困りませんね』 卑猥なハンドサインもしてみせました。 黒いジョークも嗜むようです。 (-71) 2022/06/04(Sat) 23:37:27 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ一先ず周囲は安全らしく一安心。ちゃんと扉は閉めました。 そして仮眠室の随所から出てきた様々を見て、 「こんなもの置いてる所で実験体にされるの嫌だなあ………」 かなりマジトーンの"嫌"が出てしまった。 職員の趣味が終わってる研究施設の被検体、なりたくないね。 何とも言えない気持ちで少女の方へ視線を戻して、 「あの神陰間さん今お幾つでしたっけ……?」 レディに年齢を訊ねるのもいかがなものか。 未成年の飛ばす冗句にしては過激でびっくりしちゃったんです。 それはそれとして、白衣が見付かった。 (-76) 2022/06/05(Sun) 0:13:23 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……あ、こんな所に… 探しものはこれくらいで大丈夫そう、ですね」 適当な何処かからいいかんじのサイズの白衣を回収した。 うっかり忘れ物をしてくれた誰かが居たらしい。 名も知らぬ誰かに感謝して有り難く使わせてもらおう。 と、上着のポケットの中のものを白衣の方へ移し替えようとして 途中で何かに気付いてやめた。 そのままパーカーの上から羽織ればいいやと思ったみたいです。 (-77) 2022/06/05(Sun) 0:18:08 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『僕も嫌です。が、もう手遅れなのです』 過去完了形とは悲しいものですね。 『イマドキの子は進んでいるのですよ? 叶様はご興味がおありですか、こういうの』 一枚を口に咥えてにっこりしました。 場所によっては犯罪です。仮眠室なのでツーアウトですね。 (-78) 2022/06/05(Sun) 0:33:51 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『見つかったようでなによりです?』 ゴムを咥えながらでも喋れるのが タブレットの利点です。利点かな? 『それで』 『その』 『見て頂いても?』 軽口を叩いてないと耐えられなかったのかもしれません。 少し目が泳いでいます。 (-79) 2022/06/05(Sun) 0:43:15 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 部屋の外まで届くのではないかと思える程の絶叫。 神経の焼き付くような、想像を絶する痛みに 反射的に手足がじたばたともがいて逃れようとする動作。 それらが徐々に小さくなり、弱々しいものになって。 「あなたはひどい人だ……」 その全てを意に介さず拷問じみた凶行を続け、 僅かばかり落ち着きを取り戻した狂人はぶつぶつと独り言つ。 「人の為と嘯いて、がらんどうの上に人好きのする態度を乗せて その実誰の事も見ていないんだ……それがあなたという人だ」 それが事実とは限らない。 これは飽くまでも、叶 西路という人間の主観だ。 「あなたが好きなのは人間という種であって、 個々人の事なんて誰も彼もどうでもいいんでしょう……?」 あなたが出会う以前の叶の事を知らないように。 あなたの事を知らない叶から見たあなたという人間に過ぎない。 「誰でもいいんでしょう」 これは飽くまでも、叶 西路という人間の主観でしかない。 (-83) 2022/06/05(Sun) 1:57:32 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「あなたはわかっている気になっているだけだ……」 「僕の中に常日頃、理性や道徳観という形で どんなに人に危害を加える事への躊躇いと抵抗があって…… そして、それがどれだけやりたくない事であっても 解放される為ならと、やらなければと突き動かされるような どうしようもなく耐え難い恐怖の事なんて」 「あなたにはわからないでしょう」 叶 西路という人間は。 どんなに恐ろしいものからも殺してしまえば逃げられると、 そんな狂った答えを見出した狂人でこそあるけれど。 それでも、誰も殺した事は無かった。 こんな事になってしまうまでは。 その程度の道徳観と理性は持ち合わせていた。 けれどここで、こんな理不尽に巻き込まれて、 もはやそれでは耐えられないような恐怖に直面してしまった。 それが運の尽きだった。 この狂人にはきっと、もはや酌量の余地は無いけれど。 それだけは、運が無かったと言える事だったのかもしれない。 こんな事さえ起きなければ、人を殺す事は無かったのだから。 (-84) 2022/06/05(Sun) 1:59:29 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「…あなたの死にあなたが期待するほどの意味は無いんです」 幾度も引き裂かれ、内容物を引っ掻き回し、また裂いて ぐずぐずの血肉の混合物と化した腹部を見下ろしていた視線が ふと縋るように伸ばされた手を一瞥した。 左手は素手のまま、あなたの真横につかれている。 「だって僕は、あなたでなくともいいんだから……」 だからといって、誰でも良いわけでもないけれど。 この狂人が恐れるものは幾らでもあって、 順序を付けた結果こうしてあなたがまず標的になったのであって。 「……あなたである必要はないんですよ」 自身に向けられた視線の主を見返して、 もう一度、殆ど独り言のように呟いた。 (-85) 2022/06/05(Sun) 2:00:36 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「あるって言ったら問題があるんですよね………」 とはいえ無いと言うのもやっぱりいかがなものか。 いや年齢を考えれば無いと言うべきな気がする。正しい。 「Drop(放して)。 咥えゴムは髪ゴムだけにしましょうね…」 多分そっちの方が需要があるし。 どこに?どこかに…… (-86) 2022/06/05(Sun) 2:53:42 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……ん、と……うん、いいですよ。」 ふと、切り出された話と共に空気が変わったのを感じて。 その話の内容を察して、しっかりとあなたの方を向いた。 とはいえ特に急かすような事はせず。 (-87) 2022/06/05(Sun) 2:54:01 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ叶の返答に肩を竦めます。 ああ、これは勿論『問題』の方ですが。 それから咥えていたゴムをベッドに投げて、 おずおずと自らの和装に手を伸ばします。 指がその襟を緩め、するりと。 止める間もなく、上半身が露わになるでしょう。 白い肌。サラシによってかなりきつく締められ、 ひしゃげて潰れた相当なサイズであろう胸。 しかしそれよりなにより、目につくものがあります。 檸檬色 と葡萄色 の水晶。……いいえ、あれは飴でしょうか。 うろこ状の飴が、腕や肩の皮膚から生えています。 それらがみし、ぱきと身じろぎに合わせて軋み削れます。 俯いて、入力に集中します。 そしてタブレットの文字だけが向けられるでしょう。 『僕が思うに』 『食べた物などを身体から生やせる能力?なのです』 『もしくは―― 自分を造り変える 能力とか』『そのような感じだと思うのです』 そう見せて、あなたの反応を窺います。 (-89) 2022/06/05(Sun) 3:24:36 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………、……」 徐ろにあなたの取った行動に流石にぎょっとして、 思わず視線を逸らしそうになった、けれど。 「身体から、……──自分を造り変える…?」 視界に入ったものと、タブレットの文字を見て それを声に出して確かめるように、 殆ど口の中で呟くように文章の一部を口にした。 精神や感覚ではなく、目に見える形で身体に影響する。 確かに近似の例は──隠しているわけでなければ、誰も居ない。 自分のそれともまた異なるものだった。 けれどその水晶じみた半透明は、もしかすると。 「……身体は大丈夫、ですか…? えっと……こういう……能力、を使った後は 何人かは体調を崩しているように見えましたし、それに… ……動きづらそう、ですよね…痛くないですか…?」 そしてあなたのそれは、あなたを何処まで、 どういったものにまで変化させ──変異させてしまうのか。 そんな懸念も、無くはないのだけど。 あなたの様子を窺う、相変わらずどこか不安げな視線は 飽くまでも気遣いからなのだと取れるものだった。 今は。 (-102) 2022/06/05(Sun) 14:32:16 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 叶 西路は狂人だ。 普遍的で、誰しもが踏み外す蓋然性を孕む歪みによって、 あまりにも違和感無く、あまりにも普通に、けれど致命的に。 どこまでも正気のまま狂い果てた人間だ。 正気と狂気が地続きで、 あなた達を気遣うのも、あなた達を疑うのも、 自分達を、あなた達を脅かす何かに怯えるのも、 自分を脅かすかもしれないあなた達に怯えるのも。 迂遠な脅しや凶行に及びながら、自分こそが弱者にして被害者で それ以外のものはほぼ全てが加害者であると信じ込む事も。 この狂人の中では、その全てが並行して 何一つ破綻せず矛盾せず当たり前の事として行われていた。 最初から、あなた達と出会うずっと前から。 歪みを抱えていない人間など存在しない。 真に『普通』な人間が存在しないように。 人は誰しも他者と異なる点を、歪みとなるものを内に抱えていて 狂人とラベルを貼られる人間とそれ以外の差と言えば、 その歪みが顕在化しているか、それが他者に害を与えているか。 結局はその程度のものに過ぎない。 このありふれた歪みを抱えたありふれた人間が狂人となり、 道徳観や理性といった最後の一線を踏み越えてしまったのは やはり薬による作用と、この状況が起爆剤になったに過ぎない。 (-103) 2022/06/05(Sun) 15:26:40 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイその視線に少しためらいながら視線を返します。 『生える時痛いのです』 『かなり』 そう入力して見せました。 『ちょっと考え事するとすぐ生えるのです』 『動くと折れる時があって、叶様が聞いたのはそれなのです』 『幸い、目立ちにくい所に生えているのですが』 『表に出ると何を言われるかわかりませんので』 『なるべく内緒にしておきたいのです』 『できればこの能力を持って出ていきたいですし』 結晶を間近で見ようとするような動きがなければ、 少女は静かにはだけさせた上衣を着直すのでしょう。 『叶様の能力に関しては』 『お聞きしない方がよろしいのです?』 (-104) 2022/06/05(Sun) 15:26:51 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 そんな前提をおいて話は現在へと戻り。 叶の歪みとあなたの歪みは、 叶の狂気とあなたの狂気は。 恐らくはきっと、互いに理解の及ばないものだった。 であるとしたらこれは、なるべくしてなった事なのだろう。 「────、」 叶 西路は異常だ。 叶 西路は正常だ。 だから異常に正常に、 この状況であなたが笑っている事に嫌悪して、 「あ は、離しっ………」 ────ぱき、 左手を掴まれて、途端に濁流のような焦りと恐怖が込み上げる。 まずい、と思った。 それは手を掴まれた事よりも、── (-105) 2022/06/05(Sun) 15:28:55 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 ぐじゅっ にちゃっ。 引き込まれるままに体勢を崩す。 未だあたたかで、やわらかく、ぬるついた感触が 何にも覆われていない、無防備な左手に伝わって。 ──"逃げたい"と思った。強く思ってしまった。 ────パンッ!!!! 咄嗟に目を瞑り、顔を背けた。 殆ど本能的に取った回避行動だった。 その直後の事だった。 自分さえも巻き込んで、 そして間近に居たあなたも巻き添えにして。 無数の破片が皮膚を切り裂いて、肉に深く食い込んだ。 狂人の右手を鎧っていたガラスが、破裂するように砕けたから。 (-106) 2022/06/05(Sun) 15:31:09 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……そう、ですか… 鎮痛剤とか、あった方がいいのかな…」 それくらいなら、探せば見付かりそうでもある。 市販のものでは気休め程度にしかならないのだろうけど。 そんな事を思ってまた眉尻を下げた。 「……能力を持って出ていきたい、ですか? 痛くて、その上あまり意識的に抑える事もできないなら その力で困ってるんじゃ……?」 できれば、と続いた言葉には少々困惑を滲ませて。 そうしていたから、着衣を正す事は中断されない。 そうして、最後に表示された文章を見て、暫しの逡巡。 きっと隠せば疑われる。 その性質を偽ろうにもこの力の対象は限定的だ。 そして、あの現場を見たあなたに明かせば、恐らくは。 「………僕のこれは、……」 (-107) 2022/06/05(Sun) 16:45:24 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ──どうせどのみち疑われるなら。 「…神陰間さんのそれとは違いますし、 結木さんや深和さんの言っていたものとも違います…」 今ここで明かして、あなたの出方を見るのが一番ましだ。 「……ガラスに影響するもの、です」 そろりと視線を向け、そう告げて。 あなたの様子を、その顔色を注意深く窺う。 叶 西路という人間には、人の顔色を窺う癖がある。 それは処世術などというようなものではなくて、 目の前に居るものが、今に自分を脅かすものであるか否か。 結局はそれを見極める為のものだった。 (-108) 2022/06/05(Sun) 16:45:52 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「結晶操作」 タイプ:発動能力 触媒 :恐怖の対象 結晶体に影響を及ぼす能力。 ガラスは非晶質固体だが、便宜上結晶と総合する。 厳密に言えば透明、或いは半透明な固体に影響するもの。 ガラスに関連した記憶に起因するもので、 割れたガラス片かそれに良く似たものへの干渉が最も容易。 操作元となるものが無ければ機能しないため、実質的にそれらも触媒に含むと言える。 元がごく小さなガラス片一つであったとしても 質量等を無視して元より大きなものにする事も可能。 能力は主に対象の形状を変化させる、または破裂させる形で行使される。 (-109) 2022/06/05(Sun) 16:49:14 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『平気なのです。痛いのは慣れているのです』 少女は実際、表情一つ変えずにここまで過ごしてきました。 あなたに背中を見られなくてよかった、と 少女は心中で思っていた事でしょう。 『困ってはいるのです。 でも、困ったり、痛いくらいで済むなら、 僕はこれを抱えて外に出たいのです。 僕がやるべき事をやるのです』 そう入力して、見せる頃には和装はいつもの通り、 きちんと正されている事でしょう。 平坦な表情、その瞳にだけ強い決意が浮かびました。 (-111) 2022/06/05(Sun) 17:09:32 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイそして、あなたの言葉に思い出します。 先程見た死体の事を。きらきら光っていたあの姿を。 同時に、端末に古後からの連絡が届くでしょう。 それを一瞥し、次に叶の目を見返します。 そして、タブレットに届いた通知の連絡を スワイプして消しました。ぺちぺちと入力する音がします。 今までより考える時間が長いのも、 あなたを脅かす要素になるでしょうか。 『そですか。 叶様が僕の力について黙っていてくれるなら、 僕から言う事は何もないのです。 僕の目的はここの誰かをどうこうする事でもないですし、 叶様を突き出して私刑に遭わすことでもないですので』 『ただ二つお願いがあるのです。 聞いてもらえるのです?』 首を傾げて画面を見せました。 16歳。その年齢にしては、異常と言える文面でしょうか。 身じろぎの度ぱき、と鳴る音は、どう見えるのでしょう。 これから成長する怪物と見るか? 決意を持って事を成す若き人と見るか? 少女は静かにあなたを見ています。 (-112) 2022/06/05(Sun) 17:21:29 |
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