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【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「この街の、より良き日々を望んで"そこ"にいるのか?」 言われたとおりにとばかり、簡潔にしたつもりだった。 聞く人によってはきっと意味のわからない問い。 けれどエドゥアルトは、貴方にはわかると思って尋ねているような、眼差しをまっすぐ向けた。さて、実際はどうだろう。 (-113) 2021/12/12(Sun) 6:46:18 |
オーウェンは、なんで揃いも揃ってそんな夢見てんだよ。 (a33) 2021/12/12(Sun) 13:28:20 |
【秘】 残氷 の エアハート → 埃運び オーウェン「はは、願い下げとは手厳しい。 これでもそれなりにはモテるのですが。 お好みに合わないのなら仕方ないですね?」 この家業が──元の職もその要素は少なくはなかったが、 他より同性間のあれそれが多いとは言え、 珍しい部類なのは違いない。わかってて言ってそうだが。 「それは失礼。ですが変な気を回して奇を衒っても君は それはそれで“酒の方が”と言いかねないでしょう。 次からただ声を掛けてくれるだけで出てきてくれるなら そう怒る事もないかもしれませんね?御一考ください」 元々何か渡さないと面倒臭がるか避けるイメージがある。 とは言え昔の事なので、今はどうかはわからないのだが、 この男には逆に辞め所が見つからないという奴である。 「結局、お酒飲みたいんじゃないですか。 不満なら食事でも構いませんがと言おうとしたのに。 まあ酒場ならどちらもあります。好きに頼んで下さい」 言いながら辿り着くのは普段とは違った賑やかさの酒場。 ──あなたも当然ご存じかも知れない。 “革命軍”の構成員が多い場所なのだから。 「ところで何故今日だったら気を使ってくれたんですか?」 (-125) 2021/12/12(Sun) 14:06:32 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「フン。誰も彼もが不真面目なら組織なんて立ち行くわけないだろ。 だいたい、お前はもう少し見聞を広げるべきだ見習い。盲信は罪とまでは言わないけどな……まだ若いってのに思想は固めるもんじゃない」 連れて行く時も説教臭い言葉ばかり溢れでる。きっと、どこにだって悪い奴はいるし、悪くない人も紛れている。 それを濁らせるのが、人の持つ損得勘定だ。黄金と夢に価値を見出してしまうからこその。 「これを機に、人の声を聞け。ノアベルトだけじゃなく、俺だけでもなくな」 そうして貴方の首には仰々しい首輪が嵌められる。 乱暴なやり方で多少見える所に痣や痕が残ってしまうかもしれないが、じきに消えるくらいにはした筈だ。 (-131) 2021/12/12(Sun) 15:41:36 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「は?」 何を言っているんだ?というまるで心当たりのないようなら間の抜けた声。 何処からだ?投げ捨てたくじ引きから?夢に対する嘆きか?ありえない、そんな尻尾未満の毛先一つを摘まれてたまるか。 僅かな左眼の揺らぎはあなたに見抜けるか。 「何を思えば、お前までこの騒ぎに当てられたか。配達にそんな大層な役目なんかあるはずないだろ? 俺は──誰かの未来を祈ったことなんかない。自分のささやかな、そして健やかな明日を守る為に仕事をしている。それだけだ」 瞬き一つすれば、些細な揺らぎも収まって。 真っ直ぐな眼差しを受け止めた、“一応の答え”を、続けた。 (-133) 2021/12/12(Sun) 15:59:40 |
【秘】 埃運び オーウェン → 仮面の役者 フランドル「はらから気取りかフランドル。 お前に詳しいことを語る道理はない、ない、が。 酒に免じて口を滑らせるとしたら」 言葉を選ぶように。沈黙の間、どこか遠くを見る。 人に踏み込むのは嫌いだ。けれど、そもそも心の在り処が近ければ、それは多分深入りとは呼ばないのではないか。 そう、自分を納得させる時間ののち。 「有鱗種と人間の合いの子は。 上にも下にも居場所はなかったんだよ」 部屋の中だというのに被っている帽子の隙間からは、伏せた瞼と、特有の堅い鱗が見てとれた。 「実際のところ。うまくいくかいかないかはどうでもいい。 この都市の壊れるスピードがあがりゃいいんだ。 その過程でしくじって俺の尻尾が掴まれたら……ま、おたくらの気にする話でもないだろ」 (-149) 2021/12/12(Sun) 19:34:58 |
【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 埃運び オーウェン「あなたは……お母さんみたいなことを言うのね。 でも、先生は……恩人だから。」 首輪を指でなぞり、あなたの話をおとなしく頷きながら聞いていく。 痣になった部分はあえて外に見えるように腕まくりをしておくことにした。見せしめにはちょっと弱いかもと思いつつ……。 「…………考えておくわ。ご忠告、どうもありがとう。 じゃあ……わたし、戻りますね。」 (-152) 2021/12/12(Sun) 19:44:51 |
【秘】 埃運び オーウェン → 見習い少女 アンゼリカ「だ〜れがお母さんだ。 ……ふうん。ノアベルトはま、あれで結構人を見ているし。 そこまで心配しているわけじゃないが。っつーか予定言っちまったせいで革命側じゃないのはバレたし。 あ〜あ、これが割れたら次シメられるのは俺かな」 腕組み、ボヤきながら背中を向けて。 「早く行きな。俺はどうもしねえけど、それこそオオカミが目を付けて襲いに来たら洒落にならねえ。 わざわざ守ってやる義理もないしな、俺には」 そんなことを言いつつも。目や耳の届く範囲なら割って入ってはしまうのだろう。出来ればそうならないことを祈った。自分の体裁が立たなくなる。 (-154) 2021/12/12(Sun) 19:51:04 |
【秘】 埃運び オーウェン → 残氷 の エアハート「ア?急に自慢するなよ。 そもそも、冗談なんかそれとも本気なのか分かんない奴に深入りするのが一番面倒事を招くんだ。 好み以前。問題外。残念だったな」 矢継ぎ早に刺々とした言葉をぶつける。 それは彼の言うように。本質的に、好みかより前に人を遠ざけようとする、不器用な姿勢によるものだ。 「だから厭だ。声かけただけじゃ出て行かない。 ……飯は及第点か。俺に有益なことがなけりゃ人付き合いなんてしてたまるものかよ、全く。 有益じゃなけりゃ……こんな酒場にも入り浸らねえ」 未だ慣れぬ方の賑やかさに眉を顰めて。 ただでさえウルフファングに居つくにも紆余曲折あったというのに、ましてや革命に与するまで来なかった場所に馴染むだとか、いつの話になることやら。 「気分だよ気分。余計なところ拾うな。 誘われて、少し酒入れてるって分かってるのに好き勝手飲んで潰れたら俺の面子も潰れるだろうが」 (-157) 2021/12/12(Sun) 20:10:30 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「……配達の話ではないと、言ったら?」 まるで魔術でも使ったかのような、確信めいた物言い。 「……おれは常々、自分の望みよりも 誰かの役に立たねばと……そう思っている」 貴方も、例外ではなく。 今こうしているのだって、そう。律儀に返す。逆だな、と。 エドゥアルトは相変わらず、あなたの目をみつめている。 その揺らぎに気づいたかは定かではないけれど。 きっと、行動は変わらない。 「……おれは、きっと知っているのだろう。 所詮……表面上。本質までは、わからない。 だから話しに来た……今日が、貴方だったのは偶然……」 突拍子もない話。けれど、関係のある話。 ……何かの、間違いでなければ。 「……おれは、貴方の邪魔をするつもりもない。 ただ、何を、どう考えてそこにいるのか聞きたかっただけ。より良い日々を望んでいる人が、いるから」 目を伏せる、勝手なことをしてしまった自覚はあるからだ。 (-160) 2021/12/12(Sun) 20:42:24 |
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