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![]() | 【人】 経理課 望月 ロビン#3日目スパの部 一方その頃、十分にスパの施設を楽しんだところでようやく見知った顔を見つけた。 遠目に見てるぶんには、なにやら騒いで楽しそうなふうに見えただろう。 溺れている子供が一見すると遊んでるようにしか見えない、そういうやつだ。 「ああ、みんなそっちのほうにいたのか。先に回ってたみたいだね。 あっちの方は行ったかな、結構いろんな種類の……」 気付いてすぐの頃は呑気に、長い足がのんびりと近付いてきた。 集合時間ははっきり決めてなかったなとか、どれくらい集まるかわからないものねとか。 たぶんそんなことを考えていて、はぐれたことにもさして責めるようなコメントもなし。 ここはどんな設備だか、尋ねようとしたところで。 → (40) 2022/09/27(Tue) 0:10:50 |
![]() | 【人】 経理課 望月 ロビン#3日目スパの部 「――――ッ、信! 」ようやく異変に気づいたのは、多分それぞれのあげた声が尋常でなさそうだったからだろう。 肩に掛けたタオルを引っ張っていた手を離し、危うい駆け足で浴槽のふちまで駆け寄った。 身を乗り出し、一人に腕を伸ばす。どれくらい身体を突っ込むと危ないのかもわからない。 手探りで探すにも手出ししづらそうに、声を掛けながら白い腕をひっつかむ。 「こっちにおいで、大丈夫だから。僕に掴まれる?」 (41) 2022/09/27(Tue) 0:11:18 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「……ハハ、お見通しでしたか」 確かに。 自分の異常性癖が暴露されなければ、こんな風にあなたの元を訪れなかった。 あるものを持ってきたのも正解だ。 俺はあの時以降、あなたに何一つ相談する気がなかった。 それをする時はたった1つ……決心がついたらこれを書いて、渡すときだけだと思っていたから。 「でも……課長は一つだけ、勘違いをしてるようです。 俺はまだ、これを渡す勇気は持てていません」 そういって取り出したのは、退職届だ。 自分の目の前において、それを渡すことはない。 きっとあなたは予想してたんだろう。 だけど書こうと思った理由は、あなたに失望したからでも信頼できなくなったからでもない。 ただひとつ。 「俺はあなたとは違います。 煽られれば興奮を抑えられなくなってしまうし、相手が誰であっても劣情を持ってしまうくらいは重度の性癖を持っています。これまで何度だって、引きこもろうと考えたことが無いとは言いません。だけどできなかった」 「俺はあなたを信頼してますよ。 係長として、俺がしっかりしなきゃいけないのに、課長には迷惑をかけてばかりです。 親身になって……説明してくれているのはわかっているのにッ、陰ながら興奮して欲ばかり膨らんだ俺は愚かだ」 こうやって自分のことを話しててもなお。 興奮してしまうのを、抑えられない。最悪だ。 ▼ (-125) 2022/09/27(Tue) 0:34:47 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「だから……っ、俺、は。 課長に倣って、身を引くべきではないかと……そう思ったんです!」 そう言い切って、深く深く息を吐く。 俺の方が、信頼などもう欠片もないだろうにと。 目を伏せたまま途方に暮れた。 (-126) 2022/09/27(Tue) 0:35:28 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信「普通のことをしてるだけだよ。ああ、仕事のことなら、やりがいも感じているしね。 自分のために気を配ってるのだから、別に利他的なばかりじゃない。 鬱陶しいなんて、まさか。別にいつ来てくれたってかまわないよ。 もちろん、今は出来ないことだったなら、ちゃんと断れるのもわかっているだろう」 己の立ち振舞、あるいは相手の取り扱い方。 どちらにせよ自分でしっかりとコントロールできる範囲の話なのには変わりない。 相手が気を回す必要なんてのはないことだ。少なくとも、望月はそう思っている。 程度問題の差異はあれど、相手の手をわずらわせるような話じゃない。そうだろう。 「普段ならそうかもしれないけど、ここはスパリゾートなんだからさ。 血を流したり傷が開いたりするのはほかの人にも迷惑だと思わない? ……ほら、わかったなら明日からはちゃんとすること。別に剃るのは下手でもいいさ。 でも傷にならないくらいの努力はしたほうがいいんじゃないかと僕は思うよ?」 掌の上の顎を好き放題動かして、最後の仕上げにむぎゅと大きな手で両頬を摘んだ。 それで懲りてくれたのなら、説教はこれくらいにしておこう。 いい加減にかわいそうな同期を解放してやって、湯治を楽しむことにしよう。 長い脚を投げ出して、起き抜けの低い体温がじんわりとあったまってくるのを実感する。 のぼせないうちに上がろう、なんて考えたりしているんだろう、きっと。 (-127) 2022/09/27(Tue) 0:40:53 |
![]() | 【人】 経理課 望月 ロビン#3日目スパの部 >>44 「交代するより何より、キミを引っ張り上げるほうが先だよ」 多少呆れ混じりな声を吐きつつ、掴んだ腕を思い切り握る。ちょっと力の掛けすぎだ。 スライムまみれになっているのだからこれくらいは勘弁してもらいたい。 あふれる粘体がまだ少ないところに足を掛けて力を入れて、やっとのことで全身引っ張り出した。 痩せっぽちの体は軽かったからなんとかなったけれど、これが本当に交代したら。 多分、2,3人がかりで引っ張り上げることになるんだろうと思うとちょっと恐ろしくなった。 「これ量が少なくなったらちゃんと自我を失うのかな。 製品の機序についてはわからないんだけど、どうなんだい。 ……ちょっと飲んだ? 吐き出したほうがいいのかな」 助け出したはいいものの、スライムについてはさっぱりわからない。当たり前だ。 今はそもそも責任者代理がいるのだから、当人に聞いたほうが早そうだ、なんて。 すっかり満身創痍になっていそうな体を腕の中でひっくり返して、膝の後ろに腕を入れる。 上腕に背中を預けさせれば、多少は両手も使えるだろう。 黒い髪にまで張り付いたスライムを、どうしたものかと見下ろして頭を捻った。 (46) 2022/09/27(Tue) 0:48:26 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「……あの手のことに、やりがいを感じられるなら流石だねえ。 オレはその手のあれやこれやの段取り決めやらアフターフォローってのはどうも苦手だ。役職なしに戻りたい時もあるよ」 役職がつけば、その分、業務内容だって商品開発ばかりにも携わってはいられない。 会議や人員のフォロー、他部署との連携、そういう細々としたものはどうにも苦手というのが本人談。人前に出ることをあまり好まぬせいというのがまず第一ではあるが……。 「鬱陶しいってんじゃないなら、よっぽど人とメシ食うのが嫌なんだなあ。いや、もしかしてオレの飲み食いの仕方がめちゃくちゃ汚いかもしれんのか?」 人を不快にさせる食い方はしてないつもりだが、それはそれ個人差もあろう。見た目にはとことんマイナスイメージが付きまとう生き物だ。それで劣等感を抱くわけではないが、ふと真剣な顔をして考え込んでみたり。 「へーい。ロビンちゃんがそこまで言うならしょうがないなあ」 キミの主張はもっともだ。 他人に不快感を与えるのはちとまずいかと、これ以上ねばるのはやめた。 後はキミの隣でのんびり景色でも見ている事にしよう。 (-131) 2022/09/27(Tue) 0:57:27 |
![]() | 【独】 経理課 望月 ロビン『まさか。キミの食べ方は綺麗だ、とても』 そうは言えなかった。 今まさに薄氷の上を歩くようなゲームの中で、いつ明かされるかもしれないそれで。 別に、いつ言ったところでかまわないような話だろうに。 自分の口から話すことのほうがどれだけ価値があるかとさえ思うのに。 わかっているくせに、自分の大事なもの相手にさえ何も言えないままでいる。 このまま口を閉ざしていれば永劫の闇に葬れると、そう信じている。 (-137) 2022/09/27(Tue) 2:12:42 |
![]() | 【秘】 人事課 緑郷 溢 → 経理課 望月 ロビン「言わなきゃバレなかったかもしれないじゃないですか〜! でも、向きになるって言うとあれですけど 緑郷もそういう時はズルいやり方しちゃう事もありますから」 お互い様ってことになりませんか、なんて悪童めいて笑ったり。 幾らかあけすけとも言える会話はからりと笑ってしまえる程度、 肩肘張るような事も無く、気軽な戯れのような調子だ。 「はい、緑郷がどういう…… どういう? 」そんな流れのまま給湯スペースの方へと寄っていって、 それからなんだか含みのある言葉に遅れてやや首を傾げた。 確かに一対一で話し込める良い機会、とはいえ飽くまで旅行中に 改めて自己アピールじみた申告だの何だのと、 そんな面接だとか面談めいた何某をする事があるだろうか。 いや、日頃周囲を気に掛けているあなたであれば無くはないが。 「つかぬことをお聞きしますが、具体的にどのような事を…?」 そんな一縷の望みに賭けたくなるのが人のさが。人ではないが。 脳裏を過るのは社長が唐突に始めた催しの事。もしや?まさか? とはいえあなたになら言ってしまっても困る事は無いか、 という思考があるのもまた否めない。いやどうだろう。 (-138) 2022/09/27(Tue) 2:56:48 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 正社員 千堂 歩生「ここ? ……ああ、ピアスのあるところか。ちょっと破っちゃいそうで怖いな。 でもへそ周りってのは皮膚が薄く出来ているらしいね。 感覚が過敏になりやすいのは、確かにあるんだろうな」 柔い掌が腹の周辺をぐにと弱く押す。その下の内臓が浮き出しそうだ。 へそ周りから腰骨までを掌が撫で回し、皮膚の感覚を起伏させて、 それからボトムにベルトがあればそれに手を掛け、脱がせ始める。 肩先に舌で愛撫を続け、手元が見えてなくても滑らかな指の動きがひっかかることもない。 存外、こうした行いは慣れているのかもしれない。 下着から何から、足を覆う衣類を膝に引っ掛けるように落とさせて。 外気にさらされた皮膚に、同じように指を這わせる。 熱っぽい手付きはそれ自体は穏やかではあるものの、焦らすように性感を溜めていく。 通う吐息は深く沈むように落ち着いて、体の内側の熱を帯びた。 「……あんまり気にしたことないね。選り好みするような身分でもないし。 大体の人はそういうものなんじゃない? 特にこの会社では、さ」 (-145) 2022/09/27(Tue) 7:22:47 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛「キミは、……優しい言い方で御為ごかしても、聞かなさそうだな。 極端に過ぎる。僕一人の言葉や生き方がキミに影響を与えることは、ないよ。 近しい傾向を持つ人間に梯を外されて、ショックを受けているだけだ」 予想はしていたものの、想像していた通りのものが差し出されれば溜息をついた。 どちらかといえばショックを受け、動揺しているに近いのだろう。 その上で、息を吐いて己の感想なんかを抑え込んで、改めて見返す。 返る視線が無かろうとも、だ。 「いいかい、キミは自分のことを不適合だなんて言うけれど。 本当に仕事に対して不実で力量も見合わない人間を、社長が雇うはず無いんだ。 あれで、あの人はきちんと人を見ているよ。同情で雇用されたわけじゃないのはわかるだろう。 キミがその役職に至るまで積み上げてきた功績は偽りだったなんて、そんなわけはない」 小さくて重たい書類を机の上に置いた手に、長い指を添える。 触れるというよりは掴むような手つきだ。指の腹に僅かな懇願が混じる。 少なくとも自身の言葉がきっかけになったのなら、それは払拭すべきだ。 相手の言う通り、己と彼とでは全く違う人間だ。 であれば、生きるために取る方法だって全く違ってくるはずだ。 「キミが己の手並みを発揮することが出来ていないと感じているなら、それは…… ……僕の力不足だ。キミ自身を見て教育方針を立てることが出来なかった。 キミが気負うことじゃない。富武、キミを十二分に活かせなかったのは僕の責だよ」 今こうして説得している間も相手の嗜癖が感性を刺激しているのだとして、 それに臆したりもしなければ、呆れたりするようなことも当然、無い。 腹の中を曝け出して話してくれているのであれば、それをありのまま受け入れるだけだ。 → (-148) 2022/09/27(Tue) 7:50:43 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛「僕のほうの話をしようか。 実は、海外事業所から声がかかっていてね。ほら、僕は半分スウェーデン人だろう。 英語も出来るし、向こうの方の事業拡大に貢献しないかと言われてさ。栄転、というやつだ。 もしそうなったなら今の僕の役割は他の係長の内から繰り上がって取って代わるだろう。 そうしたなら、もっとキミにとって働きやすい環境になるはずだ」 少しだけ声音を切り替えて、気軽な話のように差し出した。 相手を追い詰め、合わない働き方に押し込めたのは自分だ。なら、こういう手段もある。 実際悪い話じゃない。いつ帰って来られるかはわからないが、それは今は問題じゃない。 「そもそも総務での仕事が合わなかったなら、別の部……例えば、開発に移るとかを検討してもいい。 案外向こうのほうが合うかもしれない、それに忌部課長は寛容だし、人をよく見てくれる。 総務に比べれば別部署への連携も少なく、自分たちの仕事にも没頭出来るだろうし。 僕なんかよりはずっと、キミが手腕を振るえる環境を作ってくれるだろう」 まだ、手を引っ込められていないのならその手をしっかりと握って。 怯えるように逃げられてしまっているのだとしたら、代わりに退職届を押し返すように。 「もしも今の縦社会が肌に合わず苦しいというのなら、選択肢はいくらでもある。 僕はキミの未来を潰したくはないし、もしも此処で快適に働けるならそのほうがいい。 キミが自分のために選べる道は、悲観的なものばかりではないんだよ。 ……どうにか、考え直してくれないかな、富武クン」 (-149) 2022/09/27(Tue) 7:51:06 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信それから後は、体があたたまるまで湯船の中でゆっくりと過ごして、 朝食の時間に間に合うようには連れ立ってプールサイドまで向かえただろう。 朝っぱらから揃って浴衣で参上するのは、他に催しがなければ若干目を引いたろうけれど。 だがまあ、結果としてはそのことに気が向かないくらいの衝撃はあったわけで。 また明日も、同じ時間に。とはちゃんと言い置いていたかもしれない。 (-152) 2022/09/27(Tue) 8:19:42 |
![]() | 【人】 経理課 望月 ロビン#3日目スパの部 >>47 「人のことを勝手に数字にするんじゃない。 それに僕みたいな大男がそんな目に遭ったって面白くはないよ。 ……案外元気そうでよかったのやらどうやら」 抱きかかえた腕の中で急に呑気しだす様子に、たしなめるような言葉が出た。 助けないという選択肢も無かったものの、少し考えないでもなかった。 「馬鹿……」 今回ばかりは完全に呆れ返った声が出た。手が空いてたら顔を覆っていただろう。 残念ながら手一杯なので、渋い顔であさっての方向に目を向けるだけだ。 肩にまだかろうじて掛かっていた、青いタオルを手先で引っ張って下半身に乗せてやる。 見た目ばかりは誤魔化せている、だけでしかないのでなんとも滑稽だ。 「まあでもそしたら、じゃあ水で落ちるのか。 ほらちゃんと掴まって。この高さから落ちたら腰痛めるよ」 しっかりした体つきの人間ならまだしも、如何にも不健康そうな彼一人くらいなら軽いもの。 ひょい、と抱え直すと、シャワーブースの方まで持ち運んでいく。 部下二人置いていく課長二人。 (49) 2022/09/27(Tue) 9:26:54 |
望月 ロビンは、「だから危なっかしいんだ」とだけ独りごちた。 (a19) 2022/09/27(Tue) 10:37:26 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 人事課 緑郷 溢「保守を取って戦々恐々としてるだけってのもあんまり僕らしくないだろ? それに、課は違えど同じ部署内の後輩ではあるんだ」 「……」 どういう、の種類がどれくらい適応されるのかを一瞬考えてしまった。 いや、自分の言葉なのだから今は意味は一つきりで差し支えない。 「ああ要するに、キミがどういう嗜癖を持っているのかってこと。 この催しで多分これが発表されうるんじゃないかってところをさ。 僕のほうは――……せっかくだし、お楽しみクイズってことにして正解は伏せとこうかな。 社長の楽しみまで奪ってしまっちゃ後が怖い」 あくまでまあ、任意同行ってところの言い回しだ。 別に何かしらの追求ではないし、半分は興味、半分は口八丁の都合合わせだ。 一見して女性的な体つきから伸びる手指に、自分の指を触れる程度に重ねる。 普段は対人の距離感はちゃんとしている人間だし、女性の素肌に手を触れるなんてことはしない。 今のうち、旅行の間だけのちょっとした火遊びに過ぎない。 「それともこういうのは、嫌い?」 (-158) 2022/09/27(Tue) 11:28:53 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信>>50 ひとまず近場のシャワーブースに向かって、適当に一番広いスペースをくぐる。 本来なら親子用か何かで多少幅広に場所を取られているものの、大人二人には狭い。 抱えた足をうっかり振り回してその辺の壁にぶつけでもしたら突き指しそうだ。 「……ああいうのって社長が仕掛けたんだろうか。 それとも元々一般開放なのかな。 美肌効果とかの類いで謳ってる設備なんだろうか……」 考えてもわからない。おそらく、あんまり考えない方がいい。 シャワーフックからひょいと拾って、まず自分の足元と、相手のヒザ下に温水を掛けた。 足を滑らせてしまわないようにしっかりとスライムを流してから、 やっとそろりと相手の体を床に下ろす。慎重に、壊れ物でも扱うみたいだ。 「水で薄めたらほとんど洗剤やそれこそ化粧品と変わらないね。 頭流すから、目閉じて。シャツもこのまま流したほうがよさそうだ」 向かい合ったまま、眼下にある頭に弱めの水流を当てる。 そのまま世話をし続けることに、なんら疑問を感じていない顔をしている。 スパに浸かって多少香水の匂いは落ちたものの、肌からはボディオイルの甘い匂いがした。 バニラやトンカビーンズにアーモンド、グルマン系の柔らかで温かい匂いだ。 (-162) 2022/09/27(Tue) 12:05:00 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「いやあ、あれを一般開放するのは……事故のもとじゃないかなあ」 作っているのは自分達なわけで、それを使われたことによる事故がどのような惨劇を起こすかなんてものも容易に予想が付く。 事実、事故現場からの移動を終えた後にも関わらず、全く下半身の様子は改善される事はなく、地に足を付けた今となっても血が集まっているような状態はキープされない為、キミが隠す用にと被せたそれから手を離さないまま、頭から湯を浴びて。 「ぉ……。いやあ、ありがとロビンちゃん。 もうこっから先は一人で出来るからさあ、大丈夫だよお。 歩生ちゃんたちも心配だろうから、行って来な?」 具合自体が悪いわけじゃない。 ちょっとばかり体温は上がっているし、スライムが至るところに出たり入ったりしたせいでちょっとばかり性的によろしくない気分ではあるが、他ならぬキミを前にして縋るような事は出来やしない。 嗅覚に訴えかけるキミな香は、ちょっとばかりよろしくない気分になりそうで、思わず顔を顰めてしまった。 自制心というか、節操のなさに、こめかみを押さえる。 「……あー……。 あと、あれだ、ちょっとばかり自社製品の性能の良さに酔ってるからさあ。オナっとかないと落ち着かない感じだし」 キミへ向けてしまった劣情は伏せておくとして、性欲自体はおおっぴろげに。 他にも救出を求める人はいたのだし、キミもそれ等が気がかりだろうと、今来た方へと目線を向けさせよう。 (-163) 2022/09/27(Tue) 12:24:09 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「俺の性癖がわからないのは当然ですよ。 ずっと、隠していたんですから」 わかっている。俺があの時怒ったのはただの八つ当たりだ。 上司の言葉がきっかけになっただけ。だからあの時のことに関してあなたに責任はなにひとつない。 手に触れられると僅かにびくりと跳ねたものの、そのてを払い除けるようなことはしない。 見せない表情とは裏腹に、その手はわかりやすく体温の高いものであっただろう。 「栄転……」 続く話を聞いて何故かぐっと、胸を掴まれたような気がした。 違う、そうじゃない。 自分にとっては誰が上司になろうと同じことだ。 人は、関係ない。 説明という行為に、興奮してしまう俺にとっては。 「俺、は。 小学生の頃……クラスの先生に必ず恋をしました 」口を開いて出たのは、昔の話。 勿論これはただの性癖による錯覚だ。 ▼ (-164) 2022/09/27(Tue) 12:50:42 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「小学生の頃はまだ先生って基本的に一人だからまだ良かったんですけど…… 中学から教科ごとに先生が代わって、俺はすごく浮気性なのかと疑いました……」 今考えてもとても悲しい少年時代だったと思う。 この男、これのお陰でまともに恋愛したことはないし、特定の人を作ってみても長続きしたことが一度もないのだ。 「先生だけじゃなく部活の先輩にも後輩にも興奮してましたし……何かおかしいと思って…… 高校生の終盤になってやっと、自分の性癖に気づいたんですよ 」「でも、たとえ錯覚のような感情でもッ」 離れれば現実に戻って冷めてしまうのだとしても。 「勘違い、しないで。俺、はあなたが好きです。そうやって突き放さないでください……、開発なんて、無理です。 同期の加賀山さんにプレゼンの練習に付き合わされたときの地獄を思い出したくない……」 開発は何も研究するだけじゃない。 それを説明してアピールするのも重要だから、人事に頼み込んで行きたくないと主張していた部署の一つだ。 同じ総務でも営業やクレーム担当などはもってのほかで、一番落ち着けるのがこの会計だったのだ。 だんだん言ってる言葉はめちゃくちゃになってきたし、握られた手を握り返したくてたまらないし、動くに動けない。 なんなら身体は震えてきたし、下半身はとっくに兆してしまっている。 そうやって握ってくれるのに、どうして手放すようなことしか言わない? なんて思ってしまったが、あなたは上司で俺は部下。それ以上でもそれ以下でもないはずだ。 よりよい環境を探してくれようとするのは決して悪い意味ではないと、わかっているのに。 真面目な話をしながらこうなるなど、本当に泣いてしまいたかった。 (-165) 2022/09/27(Tue) 12:51:42 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信まあ、そう。 客先に向ける部分はちゃんとしている会社でよかった、なんて思ったりした。 「鹿籠クンも向かっていたみたいだし、急ぎで戻らなくても問題ないんじゃないかな。 まあ彼とはあんまり言葉交わしたことないから、人柄はよくは知らないけれども」 暖かなシャワーを頭の先から肩口、手の回らなさそうな背中のほうへと回しかけて、 シャツの布地にまとわりついた粘液を落とす。あれだけ浸かれば内外の差異もないだろうけど。 一人では手の届かなさそうなところくらいは手伝っておこうと、 肌に張り付いた布地をつまんでシャワーを流しかけた、ところで。 言いづらそうな物言いが耳に聞こえて、少しだけ体を退かす。 「……」 暫し、サアサアと床を叩くシャワーの音だけが響いた。 なんにも言わず、身動ぎもせず虚空にお湯が投げかけられて落ちていく。 瞬きも少なくゆっくりと上下の睫毛が叩き合わせられ、その奥に控える瞳がじっと見つめる。 ほんのちょっとだけ首を傾げて、気まずそうな顔を、呼吸する様子を観察している。 さして長い時間ではなかった気がするし、短いとは言えない時間でもあった気がする。 「わかった」 「外で待つよ」 二言三言、シャワーの音に紛れるようにして返してホルダーへと置いた。 裸足のあしが引き返して、ブースの扉を閉める。 小さく、扉が外から鳴った。重しのかかって軋む音。 遠ざかるような足音は、聞こえない。 (-168) 2022/09/27(Tue) 14:53:52 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「んまあ、確かに? 吉弘ちゃんなら大丈夫だよお。 開発部の頼れる後輩。オレみたいになったヤツのアフターフォローだってしっかりやってるだろうさあ」 交友があまりない事は知ってはいるから、彼という人となりについて問題がない範囲で語っておくとして。 さて、当面の問題はどちらかというと自分自身であり。 湯気が空間を満たせば、その分キミの香が世界を包む。 呼吸をするだけで、よりにもよってキミが欲しいだなんてどうかしている状況に、心底腹が立つ。 キミが沈黙のまま此方を見つめるものだから、そんなよこしまな心が気取られてしまったかと眉を下げる一幕の後。 「え」 「いや…………待って、なくて、いいぞお?」 キミからの回答は大体いつも予想外なところに向かう。 珍しくしどろもどろ。言葉を詰まらせながら、そんな戸惑いを覚えているうちにブースから出て行かれてしまうのだろう。 残ったのは、甘い香りだけ。 1/2 (-169) 2022/09/27(Tue) 15:11:23 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビン「…………クソ……」 よろしくないとわかっていても、欲望に抗えるようなタイプの生き物ではない。 一人残されたブースでシャワーの水の出力を最大にして水音を増したのちは、何をするかってキミの残り香だけを頼りにするだけ。 背中をブースの壁に預けて、布を退けて。 下半身はもう何も纏うものもなく、手を伸ばせばすぐに滾る自身に触れられる。 膨張したモノはもう皮も被らず、もういい歳だろうに先端は上を向いており、握れば随分と硬くて笑ってしまった。 「……っ は。………… ロビン、ちゃ、ん……」 罪悪感が酷い。 けれど、止まれるものでもない。 幸いとするならば、今、頭の中で思い描く何かは誰にも見えやしない事だ。深く息を吸って、シャワーの水で全てが流されてしまう前に。 耽って、浸って、自身に添えられた右手で扱く動作はもう止まる事もない。 扉を隔てただけのキミを穢す、何て虚しく愚かな行為。 2/2 (-170) 2022/09/27(Tue) 15:23:46 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛物心ついたときから連なる出来事についての弁が、今を表すに必要なことだというのはわかる。 だから、長い吐露の間も一蹴したりすることなんかはなく、静かに相槌を打って聞いていた。 そうした積み重ねが無力感を強固にしているのだろうということは自ずと分かる。 本当ならば時間を掛けてそれを解いてやれればよかったのだろうが、 それには今、時間が足りないまま結論を出そうとしている。 「富武、……そう……とは……」 一切想像していなかったわけではない、けれどその結論は短絡的に過ぎると思っていた。 だからこうしてはっきりと好意を示されて、言い様のない息苦しさに唇を噤んだ。 「……ちゃんと自分でわかっているんじゃないか。そうだよ、錯覚だ。 人間の行動に起因する昂揚を覚えて、それが血潮を熱くさせるのを恋慕と勘違いしてるだけだ。 突き放しているわけじゃない。たまたま、ちょうどいい機会があっただけだ。 僕も自分の何かを犠牲にするわけじゃなく、互いに良い道を見つけられるだろ?」 これは残酷なんだろうか。どうするのが相手の為になるか、検討もつかなかった。 社長や、忌部だったら上手い対応を思いついただろうかとさえ考えている。 手の内の強張った指にかかった手は置物のように冷たくなったまま、 ようやく、時間を掛けて、わずかに関節を曲げて力を込めた。 「……僕は、 キミのことを頼りにしてる。頼れる部下だと、そう思っているよ。 その立場が"今の"キミにとっては嬉しくないことだというのはわかる。 けれどもしもそれで構わなくて、後で余計に枷になって苦しむのでないのであれば。 キミにとって一時の慰みを与えるくらいのことなら、出来るよ」 何かしら満たされるものがあり、苦悩を融かすことが出来るのであれば。 それが貴方の本心からしてみれば、望ましくない手助けだとしても。 (-173) 2022/09/27(Tue) 16:25:25 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信一段と強くなるシャワーの音だけが壁の向こうから漏れ聞こえる。 黙って腕を組み、扉に背中を預けたままでただただ時間が過ぎるのを待っていた。 やがて、水が床に叩きつける音が変わって少ししてから、扉をコンコンとノックする。 こちらからは開けない、向こうの都合が見えやしないから。 「……どうしようか。みんなの方に戻る? それとも部屋まで帰ろうか……っていうか、そうか。 水着流されちゃったんだっけか。更衣室のロッカーに替えとか、ある?」 応答なり扉が開くのを待ってから何事もなかったかのように声をかける。 とはいえこっちから連れ回したりはせず、あくまで相手のやりたいように合わせてだけど。 (-180) 2022/09/27(Tue) 17:25:42 |
![]() | 【独】 経理課 望月 ロビン/* なんかぼやぼやしてたら時間なくなってきたな あんまり意思あり投票するのフェアじゃないなって気がするし 普通にもう潜伏に専念したほうがいいのではってのはあるねんな〜 (-181) 2022/09/27(Tue) 17:33:22 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビンやがて果てて吐き出された白い塊は、すぐに流されて排水溝へと。 珍しくあまり好意的には受け取れない行為ではあったから、視界から消えてくれるのはありがたい。 ただの一度、慰めたからと全てが治まったかと言われると実際はそんなこともないが、それでも時間稼ぎにはなる。限界というわけでもなければ、いくらでも誤魔化しが効く。 「さすがに替えの水着はないなあ。 ロッカーに浴衣置きっぱなしだから、それ取りに行って今日は部屋に帰るよオレは。 ロビンちゃんはさあ、せっかくだから楽しんでおいでよお。 オレに構うことないよ。後輩との遊んどいで」 扉を開けて、まだモロ出しのままに、全く情けない事だと自らの姿、そのままを見せつけながらたははと苦く笑った。 (-182) 2022/09/27(Tue) 17:42:45 |
![]() | 【秘】 経理課 望月 ロビン → 開発部 忌部 永信萎えた後なら、朝に風呂場で見たのとさして変わらない姿だ。 なんとなく滑稽な装いだな、くらいは感じているものの眉をひそめるものでもない。 向こう、再度賑わってきたスライム風呂のほうにある人影を数える。 賑わいの中に相手が混ざらないというのなら、わざわざ戻る必要てのもない。 「いいよ。信がいればいい、僕は」 相手が部屋の方面まで戻るなら自分も同行することにしよう。 泊まっている部屋は違うから、特段理由がなければ部屋前でついていくってことはない。 (-183) 2022/09/27(Tue) 17:52:18 |
![]() | 【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 望月 ロビン「んくっ…あは、っは…それは、こわい…ですねぇ… ピアス開け、て…も…っはぁ…感じるものは……感じ、ちゃって」 破けるのは流石に痛いだろうか。 恐怖心までは感じないが。 そういう趣味があるのならされた時はされた時。また一興というもの。 腹部を押されるとその奥、体内の方が疼く。 圧迫感もありじわじわと追い詰められるような感覚がたまらない。 脱がせやすいように軽く腰を上げて ついでの戯れに片腕をゆるゆると下ろし 貴方の下半身、熱は持っているだろうか 確認する様に衣服の上からゆるりと撫でた。 やたら肩を吸ったりなめたりする貴方を見て その髪に顔を埋めて美味しいです?なんて言ってみたり。 「ぁふ、っふふ…確かに…っ。 貴方は、その中でも…綺麗、ですけどねぇ…。」 (-185) 2022/09/27(Tue) 18:45:20 |
![]() | 【秘】 開発部 忌部 永信 → 経理課 望月 ロビンかしかし。 後頭部を掻く。いつもなら乾いた音がするのだろうが、湿った髪からいくつか飛沫が飛んだ。 ちゃんと拭いていない髪なのだから当然だ。 とりあえず今更ながら、上に纏ったシャツなんかは脱いで、いっそ全裸の方がまだスッキリするというもの。 萎えている……まあ多少は。半萎えくらいのものだろう。 疼きはちっとも消えやしないから、頭を拭かず、代わりに頭からタオルを被って巻いて誤魔化しておく。 更衣室から浴衣を羽織りつつ、こちらについてくる様子を見せるキミを横目に。 珍しく曇った顔で。 「オレぁ、部屋帰って二発目ヌくの。 そこにロビンちゃん、いたくはないだろお?」 己の今後の行動を正直にお伝えしよう。 その場に居合わせた際に、キミがどれだけ気まずい思いをするだろうかなんて事も匂わせて。 (-189) 2022/09/27(Tue) 19:11:37 |
![]() | 【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン/* ロール中に失礼します。 こちらとしては何も無問題ではあるのですが誰かのNGに抵触してしまってはいけないので一応お聞きしておきたく。 ロールはいつでもどうにかなるようにしてはありますが、意図せぬ三角関係になったりしていると悪いなと思うので……他にどなたかと深い仲にすでになっている、みたいなことはおありでしょうか? (-190) 2022/09/27(Tue) 19:13:26 |
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