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【人】 王子 シール[娼館を訪れた事はあるのかと訊ねて>>45 すぐに返事が来るかと思ったらそうではなかった。>>51 こちらを憚ってる? というわけでもなさそうで。 旅に出てから間もなく三年経とうとしているが、 自分の預かり知らぬ処で適当に欲求を解消しているかと思いきや、 (そうしてくれて一向に構わなかったのだが) そうではなかったようで、逆にこちらが少し驚いてしまった] わたしを置いてそんな事しない……?>>51 そうか、…… 顔に似ず真面目なんだな [顔に似ずと思わず言ってしまったのは、 顔が良いからこそ遊んでいそうといった先入観からで、すぐに失言だと気付くと従者に頭を下げた] (55) 2024/01/17(Wed) 22:26:29 |
【人】 王子 シールいや、お前を不真面目と思った事は一度もないよ。 すまない……、あと、驚いてしまって 別に悪い意味ではなく ……わたしに遠慮せずとも?いいのに [三年間共に旅をしてきて、 一度たりともムラムラした事はないのだろうか。 わたしに仕える前は、荒くれ者だったとは聞いている。 悪事三昧から改心したらしいが、やりたい放題から急に 禁欲生活に切り替える事など出来るのだろうか。 わたしには想像がつかないから、 ちょっとは事情を聞いてみたいとは思ったけども] (56) 2024/01/17(Wed) 22:26:48 |
【人】 王子 シール[わたしの興味は目の前の従者だけに向けられたものだったのに、 娼館に対してだと解釈したのか、急に強引に誘ってきて>>52] ヤダッ!!そんなのムリムリムリ!! そっ、それに、万が一どこぞで子でも成そうものなら、 色々マズいのだ、っ、て、いやぁ〜! [力でまともに張り合えば叶いっこないのだが、 わたしが子どものように駄々をこねて地面に足を踏ん張ると、 従者から先に手を離した。>>53 娼館の入口に立つ少女は、こちらの様子に気付いただろうか。 やりとりの声までは届かないにせよ、男同士で揉めている風にも見える光景は、一体どのように映ったのだろう] ……まぁ、どこぞの国では羽目を外す王子が いるかもしれないけどな。 うかつに手を出して、王家以外に後胤を残すような 真似はしたくない、という意味だ [頭を垂れて詫びる従者にだけ聞こえように、もぞもぞと伝える。 お互いに目の前の建物には行かないという事だけが決まった] (57) 2024/01/17(Wed) 22:27:33 |
【人】 王子 シールカンパ〜イ [機嫌よくグラスを合わせてみたものの、 一口飲んだらクラッと世界が回って] ……うっ [グラスを置いてテーブルの上に突っ伏す。 う〜〜……頭がグルグルして 話をするどころではなくなってしまった。*] (59) 2024/01/17(Wed) 22:30:50 |
【人】 王子 シール──回想・金銭でやらかした話── [あれは三年前、 武者修行兼見聞の旅に出てまだ間もない頃だった。 旅立つ前は路銀はわたしが管理するようにと言われていた。 旅を共にする従者は忠実なる騎士だが、元はあらくれ者。 資金を持って、わたしから離れる事もあり得るかもしれない、 という懸念からだった。 そもそもどちらが持とうが、旅の途中で従者がわたしを 殺せば有り金を奪う事が出来たわけだが、 ここまで平和に旅が出来ているので、その点は杞憂だったわけだ。 そうして旅に出た訳だが、 旅に出る事は元より、今まで城下町ですら自ら買い物をしたことがなかったわたしが、まともな金銭感覚を持っている筈がなく。 城を出て数日後、賑やかなバザーに立ち寄った。 露店に並ぶ装飾品があまりに美しく見えたものだから、 思わず手に取って眺めてしまった] (60) 2024/01/17(Wed) 23:26:41 |
【人】 王子 シール旅のお守りに良いと思わないか? お揃いのペンダントを持とう。 [わたしは商人のトークにすっかり乗せられて、 美しい装飾が施されたペアのペンダントに心奪われていた。 巷では恋人たちが持つようなものだが、 世間知らずなので、そのあたりの情報には疎い。 途中までは従者も側に居てこちらのやり取りを見守っていたが、 近くでスリ騒ぎがあったとかで、従者の気が逸れた隙に、商人の言い値で手に入れてしまった] (61) 2024/01/17(Wed) 23:27:42 |
【人】 王子 シールとても縁起が良い石だそうだよ。 うん、……よく似合う。 [自分の首に掛かったものと対になる装飾が施されたペンダントを 従者の首にも提げて満足する……までは、良かった。 超ゴキゲンな買い物を済ませた後で宿に向かったが、] (62) 2024/01/17(Wed) 23:28:04 |
【人】 王子 シール……あれ? 金が足りない、……な? [財布の残金をロクに確認せずに露店で使い果たしてしまったらしい。そう判明するや否や、従者は買ったばかりの二つのペンダントを持って、宿の外へと出て行ってしまった。 わたしには、この場から一歩も動くな、ときつく言いおいて] (63) 2024/01/17(Wed) 23:28:33 |
【人】 王子 シール[しばらく経った後で従者が戻ってきた時は、 掌中にはペンダントはなく、代わりにあの場で支払った金が丸々と収まっていた。 世間知らずの坊ちゃんは騙せても、元荒くれには通用しなかったという事だ。 以降、資金管理は従者が担う事になった。 無論、わたしはそれには従うしかなくて。 おかげで以降の旅は、贅沢出来ないものの、極端にひもじい思いもしなくて済んだ。 途中で冒険者向けの依頼をこなすなどして、 得た報酬を資金に足したりもして。 今でもこうして健やかに、食いつないで旅が出来ている。*] (64) 2024/01/17(Wed) 23:31:02 |
【人】 王子 シール……んっ [水を飲んでくれと言われるまま>>69 一回目は上手く飲めたけど、二回目の喉が鳴る前に口の端から水が溢れて顎や首が濡れてしまった。それに気付いたのか、すぐにグラスが口元から離される。 薄っすらと目を開けると、心配そうな顔をした従者と目が合った。 ゆっくりと瞬きすると、目尻から零れた涙が頬を伝った。 悪酔いで気分が悪くて] んうぅ……、気持ちワルイ…… まだパイ食べてないのに……もう無理…… [空腹に初めての酒を入れたのが良くなかったのか、 胃の内側がドクドクして、胸がムカムカして、 喉に何も通せない気がする。 手つかずのパイを諦めないといけないのが悲しくて、さめざめと泣きながら、従者の手を借りて椅子から立ち上がろうとする] (71) 2024/01/18(Thu) 0:24:43 |
【人】 王子 シール……うっ [部屋に戻ろうとするも、やはり足に力が入らない。 不本意だが、従者におんぶしてもらうしかなかった。 こちらに向けられた背にしなだれかかると、 後ろから肩に腕を回して両手をだらりと前に垂らす。 初めての酒が判断を鈍らせ、 これまで一度もしてこなかった体同士の接触を許す] (72) 2024/01/18(Thu) 0:27:00 |
【秘】 王子 シール → 騎士 エース……何も感じるなよ…… [従者の耳に吹き込んだのは、酔っ払いの戯言か。 なお、主の胸元はまな板過ぎるので、 ]何か新たな気付きが得られるほどの感触はないだろう (-13) 2024/01/18(Thu) 0:27:54 |
【秘】 王子 シール → 騎士 エース……。 [初めて身を委ねた背中は、とても広いと感じた。 適度に固くて頑強で安心する。 本当はあまり体を押し付けたくないのに、酔いが回った頭は意思とは真逆の行動を取らせる。 まるで磁石の対極が引き合うようにくっついて離れられない。 こうしたからといって、すぐにこちらの秘密がバレてしまう事はないと思うけど、つい「感じるな」と念を圧してしまった。 余計な一言だったか。 ゆうべのことでわたしが覚えているのは、ここまで] (-17) 2024/01/18(Thu) 9:16:27 |
【人】 王子 シールな、な、なんでお前がそこにいるんだっ?! [恐らく様子を伺いに近寄ってきたであろう従者に声を荒げるが、二日酔いの喉はしわがれて思うように声が出ない。 ……そんな事より] いや……いい、……先に水をくれ。 頼む…… [こめかみの痛みを堪えながら、コップ一杯の水を所望した。**] (78) 2024/01/18(Thu) 9:18:31 |
【独】 王子 シール/* あ、れ? 村情報見たら、たのしいたのしい身内村になってるww そうね!楽しいわね!!www 最後まで面白おかしくいきましょう!w (-18) 2024/01/18(Thu) 10:01:37 |
【人】 王子 シール[水に入ったコップを受け取ると、中身を一気に飲み干した] ……っ、ふぅ…… [生き返った心地がして一息吐く。 手の甲で口元を拭ってから、従者を見上げた] ……で、お前はどうしてここに居るのだ? [と、調子が戻った声で促せば、ゆうべの顛末を聞いただろうか。 話を聞いた後は、ここは自分の部屋だというのに、居心地の悪さを感じたかもしれなくて] (79) 2024/01/18(Thu) 13:25:42 |
【人】 王子 シールそうか、……心配かけたな。 お前にも食事を中断させて悪かった。 それに一晩中そこに居たのだろう? ベッドで休ませる事が出来なくてすまない…… [従者から視線を逸らし、両手の中に収まった空のコップを見つめながら、罰が悪そうな顔をして詫びを重ねる] (80) 2024/01/18(Thu) 13:26:43 |
【人】 王子 シール[しかし、酒に関しては懲りたわけではなく、] ……酒の飲み方にしても、最初にしては無謀だった。 まずは先に食べて腹を満たしてから、ワインではなく エールのようなアルコール度数の低い物からにすれば、 次はきっと……。 [酒を飲む事自体を諦めてはいなかった。 お前は何か苦言を述べたかもしれないが、男子たる者いずれ酒を嗜む術は身に付けなければならぬ、と退ける。きりりっ] (81) 2024/01/18(Thu) 13:29:03 |
【人】 王子 シールよし、……ではこの後で食事に行くか。 ああ、もう立てるよ…大丈夫。 いや、食事の前に風呂だな……。 お前も部屋に戻って身を清めてくるといい。 それか、部屋で休むなら食事を運ばせるが、どうだ? [などと言って、今日のこの後の段取りを決めただろうか。 この街での滞在予定は明日まで。 買い出しは昨日済ませたから、今日は周辺の情報収集や今後の予定を決める事にする。 後で食堂で待ち合わせようと言って(きっと扉の外で待機しているだろうけど)退室を促した。**] (82) 2024/01/18(Thu) 13:29:44 |
【秘】 王子 シール → 騎士 エースもう出て行っていいぞ。わたしはこれから風呂に入る。 いくら同性とはいえ、王族は人前で肌を晒さぬものだ。 さぁ、行った、行った。 [従者の背中を両手で押した際に、ゆうべの出来事が頭を過る。 背中を借りてこの身を委ねた時に感じた安堵や 幸福 を。あの一時だけは確かに、この背中はわたしだけのものだった ]……。 [これ以上何かを考えてしまう前に、背中から手を離す。 思考と一緒に部屋の外へと追い出して、顔を見ないようにしながら扉を、締めた。**] (-20) 2024/01/18(Thu) 13:30:45 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a3) 2024/01/18(Thu) 13:35:38 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a4) 2024/01/18(Thu) 14:10:04 |
王子 シールは、メモを貼った。 (a5) 2024/01/18(Thu) 14:15:41 |
【人】 王子 シール[食事の後は、腹ごなしも兼ねて街へ探索に出る。 本日の天気が良い。花街の通りは今日も咲き誇る花が そこら中にあって、眺めもいい] この街は本当に美しいな。 二日といわず、もっと滞在したいものだが…… [明日でわたしが18歳になるということは、 王城に居る双子の兄も同じように成人の年を迎える。 お年を召した父王の事を考えれば、王子であるわたしが いつまでも放浪しているわけにはいかない。 なので、のんびりもしていられず。 今はまさに、王都へ帰還の途中であった] (94) 2024/01/18(Thu) 21:58:17 |
【人】 王子 シール冒険者が腕試しで向かうとなると、 それなりの準備が必要じゃないか? [宿に戻って武装の準備が必要かとも思ったが、元は成人になる誰もが挑んだ試練なのだから、そこまで難易度は高くなさそうだ。 とはいえ、中には恐ろしい体験をした者がいると聞けば、手ぶらで向かうのは心許なくて] 奥に祠があるなら、魔術語が刻まれた石碑が あるかもしれないな。 昨日買ってもらった辞書を持って行っていいか? あと、成人の儀式なら昨日の花も身に付けたい。 こういうのは、形式が大事だからな。 [昨日は身に付けなかったが、花屋からピンは受け取っていた。 宿の部屋に戻って、まだ咲いている白い花を手に取ると ピンを取り付けて左胸の上に飾る] こうすると何だか、大人になるのだという自覚が 芽生えて来た気がするな…… [簡単に準備を済ませた後、わたしたちはピクニックへ 向かうような軽い気持ちで街の近くにある洞窟へと向かった。*] (96) 2024/01/18(Thu) 22:00:28 |
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