【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺[ 伸びてくる手ではなく。先輩の顔を見る。 近づいてくる手は、 先輩の手 だと理解する為。あぁ、それでも] (-102) 2020/11/14(Sat) 8:35:04 |
【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺[ 頭の中で、警告する声が聞こえる。 大丈夫、大丈夫だよ だから、怯える私を、心の中で宥めた。 良く見て、目の前の人は" 誰 "?記憶のものとは、違う手が触れる瞬間。 一瞬だけ、身体びくりと震えたけど、 強張った身体は、少しずつ緩んでいく。 撫でられる感触に、表情も少し和らいで 私も想ってくれる言葉が、確り聞こえた。] (-104) 2020/11/14(Sat) 8:38:19 |
【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺っ、…… [ 頭から頬に移動する感触。 指先が、触れる瞬間に、びくりと瞳を閉じれば、 溜まっていた涙が、ころりと落ちて。 それを、先輩の指先に掬われる。 ゆっくり瞳を開き直せば、 覗きこむ瞳と視線が混じりあった。] せん、ぱい……、井田、先輩…… [ ひゃくり上げながら、名前を呼んだ。] (-105) 2020/11/14(Sat) 8:39:44 |
【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺[ あの頃の私が、 誰にもいなかった言葉を吐き出す代わり。] 先輩、……っ、これは、嬉し、涙です [ 名前を呼んだ。 それから、ちゃんと言葉にした。 涙が出るのは、胸の奥が痛くて、熱いのは 嬉しいから、そんな感情を忘れてしまって、 言葉にするのが苦手な私の心が、代わりに零した。 ――嬉しい、涙なんだって、] (-107) 2020/11/14(Sat) 8:42:27 |
【秘】 外国語学部3年 天音 和花 → 4年 井田 嶺先輩……、手、合わせても、いいですか? [ ほろほろと、零れる涙は、止まらないけど。 すん、と一呼吸、吸い込んでから。 ぎゅっと握っていたカップを傍に置いて。 鏡に手を伸ばす様に、片手をあげた。 ――『Detroit: Become Human』映画のようなゲームで *]心を持ったアンドロイドたちが、 想いを交わらせる時に、やる動作のように (-108) 2020/11/14(Sat) 8:43:23 |
【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花[小さく震える天音の身体。 少しだけ強張った表情。 まったく、どれだけ無理してるんだよ。] だいじょうぶだよ、天音。 [閉じて、震えて、開いて。 しゃくりあげる声と瞳に、もう一度名前を呼ぶ。 根拠なんかない。 抱えているものの大きさまではわからない。 だけど、大丈夫。俺にできることならするから。] (-114) 2020/11/14(Sat) 9:12:59 |
【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花[ 俺はセイギノミカタにはなれない。 彼のように無鉄砲なヒーローじゃない。 ―――でも、助けるから。 ] (-115) 2020/11/14(Sat) 9:13:57 |
【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花[小さく聞こえる嗚咽。 それから聞こえる言葉。] そうか、だったら思う存分泣きな。 いつまででも、天音の傍にいるから。 [何度も名前を呼んで。 雫がこぼれるたびに、押し込められた感情に返すように名前を呼んで。 ここにいるよ。 あなたはもう、ヒトリじゃないよ。] (-116) 2020/11/14(Sat) 9:15:14 |
【秘】 4年 井田 嶺 → 外国語学部3年 天音 和花 ……ん。 ほら。 [伸ばされた手に、鏡を合わせるように 鏡合わせのように、片手をあげて。 そっと、その手を。天音の手に合わせた。 ―――手のひらから、想いが通じたら、きっといい*] (-117) 2020/11/14(Sat) 9:15:43 |
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