人狼物語 三日月国


90 【身内】ifかもわからん!【R18G】

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【徒】 勢喜光樹

「そう。………………」

溜息が深い様子を、ゆるゆると眺めている。

「全然? まあ、俺は好きにやってるから…」

…そういいながら、相手のズボンに手をかけた。
前を寛がせ、そのまま静かに降ろそうとする。
(.51) 2021/08/17(Tue) 16:15:17

【徒】 勢喜光樹

気が急いている、のもちょっとだけある。
が、一方で、聞いてもきっと、「嫌だったらどうするんですか」、なんてまた言われたら、大変だ。こんなに我慢しているのに大変だ。大変、なんだ。人は獣なのだろうか?自分が、案外自制が出来ない人間だったのだろうか。

「ありがと」

そういいながらズボンを下ろし、続いて下着も掴んで降ろす。

「ちょっと迷ったんだけど、まあ、とりあえずね」

ベッドサイドのサイドチェストの上に置いてある袋を、がさがさと漁る。そのままプラスチックの容器を取り出し、粘性の液体を手に押し出した。

そのまま、それをあなたの臀部に滑らせる。
狭い入り口に、なめらかなローションを絡ませてから、そこを割り開く。

「はじめてだからなあ……我慢できなかったら、言って。」

辞める気、あるのだろうか――。
勢喜はそのまま、ローションをもう片手にもたっぷりとつけてから、
あなたの股座に手を伸ばす。

普段、滅多に効き慣れぬ水音が、部屋にひびく。
(.53) 2021/08/17(Tue) 17:51:28

【徒】 勢喜光樹

「慣れてるわけないけど」

「その顔、見たかったな」

薄ら笑いを一瞬、浮かべた。
でも、本当に慣れてはいない。

「……………」

手が、尻たぶを割り開いて。
思ったよりもすんなりと入った指が、中をじくじくと押し広げていく。
その柔さに意外さを感じつつも、彼が恐らく、トイレか風呂で一生懸命準備した様子を想起する――。

「(勃ったわ)」

口に出したら蹴られそう。
指はそのまま、性感帯を探りに行く。
むにむにと、気遣いながらもやめる気はない手つきで、
前立腺の位置を探る。

もう片手は、先端にローションを落とし、優しく触れた。
流石に、こちらの扱いは手慣れたものだから、そう困ることはない。なんなら、わざと指先で少し強めに触れて、少し悪戯をするぐらいには。
(.55) 2021/08/17(Tue) 18:13:31

【徒】 勢喜光樹

「よしよし」

なんとなく硬度を持ったような、そうでもないような。
相手のものを丁寧に触れている。
威嚇するような唸りには、口端を僅かに曲げた。

やっぱりかわいい生き物だ、これは。
自分以外には、それがわからないのだろうか?
都合がいい。

少しくびれた竿を、ローションの滑りを用いて丁寧に、弱く刺激する。
その間に、片手はついぞ、少し硬いしこりのような部分に届いて、それを指の腹で――なんどか押して、引っ掻く。

「ここ、どう?」
(.57) 2021/08/17(Tue) 18:39:19

【徒】 勢喜光樹

…………。

はねている。

「………ふうん。」

わからない。
という言葉に、なるほど、と納得したような声がする。

手元に感じる温度は、どちらも、あつい。
やはり、あの湯の効果は続いているのではないか。

「……………してないよ」

あなたを見下ろしながら、耳元に顔を寄せて囁く。
両手で、跳ねた原因であろう性感帯を、
ゆっくり、
緩慢に、
しかし離さずに、内部をじっくり刺激した。

「本当にあんまり、興味なかったんだなあ、黒沢は」

優しい声には、ほんのわずかに愉悦が含まれている。

「ここ、すごく柔らかい。真面目に、えっちの準備してきてくれたんだ。それ、すごい俺、すき。かわいい」

ぐちゃ、ぐちゃ、にちゃ。
くぐもった水音を立てながら、相手の気持ちのよいところをしっかり覚えるように触れている。
(.59) 2021/08/17(Tue) 19:11:40

【徒】 勢喜光樹

「ねえ」

ゆるゆると手は止めない。
本当に蕩けて、痛みがなくなるまで。
かけらほども傷が出来ないように、
前も後ろも気持ちよくして、脱力させきる。

無防備な姿になっていく相手。
自分を、信じてくれているからだ。
その信頼に応えなければ。

それと、もっと昏い感情。
じわじわと、満たされていく。

自分が、彼を、気持ちよくさせている。
一時的に、支配している。



「ね」

「顔、みたい」

「だめ?」
(.61) 2021/08/17(Tue) 21:28:13

【徒】 勢喜光樹

「…………」

「……そうなんだ……あはは……。」

小さい呟き。

触るのは、いいんだ。
許してくれるんだ。

こんなに甘やかされて、おかしくなりそう。
俺だけがこの顔をみてるんだ。
俺だけだ。
俺だけ。

俺だけの。



後ろに伸びる指が増えて、ばらばらと蠢いて。
そのたびに、内部を触れる。

痛みを与えないが、疼きを執拗に与えるような動きになる。
もはや、尋ねない。
確信したような動きになる。

(.63) 2021/08/17(Tue) 22:19:57

【徒】 勢喜光樹

「ねえ」


のそりと、上から伸し掛かりながら。



「抱きたい、誉のこと」


腕で隠した顔を、上から見つめる。



「誉の口で、答えて欲しいな。お願い」
(.64) 2021/08/17(Tue) 22:40:28

【徒】 勢喜光樹

「ありがと」

優しく笑ったような気配がする。

「最初の一回は、どうしても。確たるものがほしかったから」

(.66) 2021/08/17(Tue) 22:54:36

【徒】 勢喜光樹

何かを開く音。
小さな音がして、
それから、あなたの後ろから指を抜く。

代わりに、熱いものがとってかわる。
それが水音を立てて、やや性急に押し込まれた。

とはいえ、明らかに時間をかけて解された場所には、傷もつかないだろうが。

「………ッ、……………………、フー……ッ」



荒い息が零れ、水音が響く。

あなたを見る。
(.67) 2021/08/17(Tue) 23:07:29

【徒】 勢喜光樹

「…………ぁ、………ふ………、」


足を割り開いて腰を進めて、
落ちる汗を構わずに息を吐く。

「もってかれそ…………」

小さな呟き。
跳ねている様子に、動きを止めた。
相手の額に手をやって、髪の毛を払ってやろうとする。
腕が顔から外れて居れば、だが。

「……だいじょうぶ…?」
(.69) 2021/08/17(Tue) 23:37:26

【徒】 勢喜光樹

「…………」

頷く様子に、少しずつ体を前に進める。
あなたの足を抱えて、少しずつ奥に。

もうすっかり、馴染んだものだから。
あなたが沢山”気分”が良くなるように、
馴染みの箇所を思い切り掠めるように。

「かわいい」

鳴き声だ。
鳴き声。

あなたの無防備な胸板に顔を下ろした。
ぐい、と更に腰を押し付ける形になりながら、
体躯相応に引き締まった胸板に、優しくかじりつく。

「ここもきもちよくなるらしいけど………どう?……っふ、ぅ………」

胸の先端に口を寄せて、尋ねながら。
(.71) 2021/08/17(Tue) 23:55:41

【徒】 勢喜光樹

「……?」

反応がないのを気にしたのか、
勢喜が顔をあげる。

だが、あなたの様子を見て何か納得したらしい。
そのまま、何度か身動ぎを繰り返したあとで、
つぶやいた。

「手、つなご」
(.73) 2021/08/18(Wed) 0:37:05

【徒】 勢喜光樹

「あはは」

痛い筈なのに、笑っている。
手を握りしめられて、こちらも優しく握り返す。

「もう片手も」

「ね?」

「俺に、見られたくないの?」
(.75) 2021/08/18(Wed) 1:07:28

【徒】 勢喜光樹

「……………………」


「おれ、今、すごくみっともない顔してる」

「すごいよ」

「たぶん、涎たらして、顔赤くして、きもちよくて、しょうがないから」


「でも、」


「みられてもいいし、みたいよ」


「黒沢、いま、どんな顔してる?」
(.77) 2021/08/18(Wed) 1:31:35

【徒】 勢喜光樹

間。



「ふは」


笑った。


(.79) 2021/08/18(Wed) 1:50:24

【徒】 勢喜光樹


うれしい。
うれしい。
泣いてるのだってかわいい。
顔がぐちゃぐちゃなのもかわいい。
俺の顔をみて、恥ずかしいんだ。
そうなんだ。

そんなに、”俺”には嫌なんだ。

次。
次がある。
次を約束しちゃう真面目さも、
俺を許してくれるのに、俺にそうやって繕おうとするのも。

かわいい。
かわいい。
かわいいな。

絶対俺だけにしてほしい。
他の誰もしらないうちに、
絶対俺がいないと居られないようにしてあげたい。

こんなこといったら逃げられちゃうかも。
手遅れになったら、教えてあげる。


(.80) 2021/08/18(Wed) 1:51:01

【徒】 勢喜光樹

「いいよ」
「次ね」


「じゃあ、顔は見ないから」
「キスだけ」

それから、片手を握って。
片手で相手の頭を、あやすように撫でて。
相手の唇に、愛おしげに口づける。


繰り返していた抽挿も限界で。
彼の身体と、自分の身体を思い切り近づけるように打ち付けて。






「好きだよ」と、最後に囁く。





――――――――
――――――
――――

(.81) 2021/08/18(Wed) 2:06:15

【徒】 勢喜光樹

―――――――――。


「……………」



後始末を終えた。


動く気力があるかどうか。相手の身体も隅々まで清拭しおえると、ぼすん、とベッドの隣に寝直す。

疲れた。……寝ているかもしれない相手の頭を、静かに撫でている。
(.82) 2021/08/18(Wed) 2:08:31

【徒】 勢喜光樹

「………」

寝てる。
なら、いいか。

静かに眠る相手の顔を眺めた。

あどけない寝顔だ。
無理を沢山させてしまった。
彼は後輩でもあるから、流石に悪いことをしたなあ、と、
頬を撫でる。

彼を組み敷いて、
自分のわがままで、
沢山辱めて。

…………
まあ何より、彼の身体を労わろうと思った。
彼が目覚めたら。

ぽんぽん、と頭を撫でて、
その内、寝息を立て始めた。
(.85) 2021/08/18(Wed) 2:47:21

【徒】 勢喜光樹

―――――――


「…………」

寝ぼけ眼を開いた。
今時間は何時だろうか。

そして身動ぎして、硬直する。
目の前に黒沢がいた。


「………」


なんとなく手を伸ばし、両腕で布団ごと抱き枕にした。
(.87) 2021/08/18(Wed) 11:53:59

【徒】 勢喜光樹

「こわ…………。」

しかし、気にせず今度は布団の中にもぐって、
相手を直接もぞもぞ抱き枕にしようとする。
嫌なら剥がすだろう、という甘えである。

「えー……わかんない。返信きてなかったし……。
置いてかれたら…まあだるいけど…今ねむいしな……」

ううん、と眠たげな声をあげた。
普段、この男はこんな早い時間に起きないのだ。
(.89) 2021/08/18(Wed) 12:33:41

【徒】 勢喜光樹

「えー………。じゃあとよぴー先輩にも聞くか……。」

うにうにと緩慢に手が布団の上にのび、
スマホを手に取ってぽちぽちしている。

「眠たいよお………」

間延びしているというか、これは単純に眠いのだろう。
コアラ状態になっている。

「甘やかしてくれたらおきる」

ナメた発言である。
(.91) 2021/08/18(Wed) 13:29:09

【徒】 勢喜光樹

「4時」

遅寝遅起きの不良先輩。
素直な回答だ。

「うーん………。」

満足気な声が漏れる。
本当にでかい犬のようだ。

「………しあわせ」

ぺそ、と動きが止まった。

……このままだと寝そうだが、少しずつ微動している。
約束を守る気はあるらしい。

「朝、何食べる?」
(.93) 2021/08/18(Wed) 13:57:53

【徒】 勢喜光樹

「深夜………それはお爺ちゃんが早すぎるのだ……。」

もぞもぞと蠢く。
随分と気の抜けた顔が見える。
昨夜とはえらい違いだ。


「満足………。
朝ごはんね、どうするんだろーね……。」

髪型を整えてくれるあなたとは打って変わって、
もぞもぞゆっくり体を起こし、
ふわふわの髪の毛が少しましになっていく。

「ゎ 黒沢、髪型くずれてる。おもろ」

なんていいながら、寝ぼけ眼であなたの髪を弄りだす。

「はじめてみた」
(.95) 2021/08/18(Wed) 16:22:49

【徒】 勢喜光樹

「らしいね…。俺、いつになったら早起きマンになるんだろ…。」

勢喜はあなたの表情をまじまじと眠そうな目で見ていたが、
むにゃむにゃいいながら髪の毛を弄っている。

「じゃー…やっぱ食べたいね、みんなで。

……じゃあこれ、レアだなぁ」

髪の毛を指先で整えながらつぶやく。
暫く髪の毛を整えたりして、荒れた部分を自分なりに直してから。

「どこもいたくない?」

そういいながら、反動をつけて起き上がる。
ズボンに上半身裸――力尽きる前に気合でズボンを履いたらしい――で、冷蔵庫へ歩いていって、清涼飲料水を二つ取って。片方をあなたに取って渡す。
(.97) 2021/08/18(Wed) 19:51:25

【徒】 勢喜光樹

「ま、若いうちはやること多いし、多分、寝る時間と起きる時間が交差するから無理なんだけど。」

寝ているうちに、あなたには上下がしっかり着せられていたようだ。
違和感もなく。

「脚。………脚か。……はねてたもんなあ」

なるほど、と、得心が言ったようで。そんな呟き。
ペットボトルの蓋を捻って飲む。

「他に怪我がないようで、安心しました。………まあないようには……してみたんですが……」

流石にはっきり言うのは、素面だと憚られるようだ。
(.99) 2021/08/18(Wed) 20:46:35

【徒】 勢喜光樹

「………………果報は寝て待てっていうことわざがあって……」

窓の外を眺めた。視線を逸らす。

「まあ……普段やらんことだろうからね。そりゃあ、そう。
蹴っ飛ばされないように、本当に嫌そうなことはちゃんと聞いてた……のと、みてたからね。

でも、なんか……黒沢は……」

「…どこ触っても反応するから、敏感肌かもしれんね」

のうのうと。
(.101) 2021/08/18(Wed) 21:08:36

【徒】 勢喜光樹

「テストはいい点数取ってるから……」

セミが鳴いている。夏だなあ……。

「あだだだだだ………痛い痛い痛い」

耳をつねられて身体をひねる。

「ちからつよいつよいつよい、べつにいいじゃん俺しかみないでしょ、あだだだだだ」
(.103) 2021/08/18(Wed) 22:01:32

【徒】 勢喜光樹

「いはい………」

ぺそりとベッドに沈んだ。
やる気なく、シャツのボタンをつけ…て…いる。

「……良くないけど……」

渋い顔を見る。

「…いいかも。」

何だかよくないことを考えている気配がする。
(.105) 2021/08/18(Wed) 22:42:30
 




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