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![]() | 【人】 羽井 有徒── ホテル:豆腐屋? ── [>>119男は皆、紳士という皮を被った獣ですよ、お嬢さん。] そ、違ったか。 [笑いを堪えても目が笑うし唇の端がプルプル震える。 続く言い訳に吹き出しそうになるのをさらに堪える必要に迫られた。 というか、どこぞのお嬢様だろうかと思いかけて、そう、その違和感に興味を覚えたのだと思い出す。] それじゃ俺は買おうかな。 [落とした巾着を拾って、はい、って彼女に渡す。 それから、名産品だという豆腐を買って、パッケージを半分に割ると片方を着物の女に差し出した。] はい、これ、貰ってくれる? 二つも要らないから。 [丁度、真ん中で一丁ずつ二つに割れるパッケージがあってよかった。]* (121) 2020/07/26(Sun) 18:32:47 |
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![]() | 【独】 羽井 有徒/* それはそれとして。 どういう路線でいくか。 20歳前後多いけど、さすがにその辺と恋愛ってのはなー。 かなり大きな切欠がないと。 もういっそのこと毎晩BARで飲んだくれるか。 それだ。 (恋愛村とは) (-86) 2020/07/26(Sun) 20:09:59 |
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![]() | 【人】 羽井 有徒── ホテル:豆腐屋? ── [人がうろたえる様>>197は存外おもしろいもので。 ちょっと笑いすぎたかと思ったとたんに今度は驚く番だった。] ハハ………は? [今までの言動から基本的に金銭に余裕のある方ではないと思っていた。 だが、今この女は自分で作ると言い出したのだろうか。 キッチン付きの部屋なんてスイートぐらいしかなさそうだけれど。 ─── まさか、スイートなのか? いや驚くところはそれだけじゃなくて。 それはつまり、見知らぬ男を部屋に招くということだけど。 と、一瞬間の逡巡の後、好奇心が勝った。] ……本当にそうなら、お願いしようか。 [さてどこまでこの女が本気で言っているのか。 試すように、そのまま豆腐の入った袋を女の手に渡した。] (210) 2020/07/26(Sun) 21:40:53 |
![]() | 【人】 羽井 有徒[……さて。 そういうことになるなら、買い出しから荷物持ちを経て、今日のランチはご馳走にあずかることになるだろう。 もちろん、その場合の食材費はこっちで持つが。]* (212) 2020/07/26(Sun) 21:41:18 |
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![]() | 【人】 羽井 有徒── 閑話休題 ── [この如月町には、この街で唯一の知り合いが営む喫茶店がある。 6月を意味する店名のそこは、何の変哲もない料理のくせに、妙に美味いと評判だった。 メニューにあるのは【サンドイッチ】【ガーリックトースト】【ナポリタン】【オムライス(デミソース+100円)】【ビール】【コーラ】それと手書きで【インスタントコーヒー】の文字だけ。 もちろん、商売っ気のないこの店にやってくる客は決して多くない。] シン……なんだこのふざけたメニューは。 [なんて文句を言ったものだ。 でも、頼んだオムライス(一番手間が掛かるから嫌がらせで)とインスタントコーヒーは、妙に懐かしい味がした。 ずっと昔、まだシンと自分が右も左もわからない小僧だった頃の。 もちろん美味いか不味いかは───…]* (230) 2020/07/26(Sun) 22:22:59 |
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![]() | 【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── [結局、買い物をしてから女の部屋にやってきた。>>245>>246 別にやましいことがあるわけじゃし、さすがに分別はつくつもりだったが。] そういえば、名前聞いて無かったよな? 俺は羽井(はねい)、都内で飲食店を経営してる。 [だからちょっとだけ小金持ち。 と言ってもスイートルームに泊まれるほど金が有り余ってるわけではないけど。 それで、女が名を名乗ったのなら『面白い名前だな』と感心しただろう。] あ、これここ置くぞ。 [それから買ってきた食材をキッチンに並べて、それからワインクーラーに氷を貯めて買ってきたワインを突っ込んだ。 イタリアンならワインでしょ、と。] 手伝えることはあるか? [ただ待っているのも手持無沙汰だと手伝いを申し出る。 断られたのなら、スイートルームの質のいいソファで大人しく待っているとしよう。]* (253) 2020/07/26(Sun) 23:05:30 |
![]() | 【独】 羽井 有徒/* 時系列もなにも午前って時間の枠で、それぞれ場面作ってるだけでは? 強いて言えば、詩桜のところが本屋先、先生後ってところか? (-121) 2020/07/26(Sun) 23:24:07 |
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![]() | 【人】 羽井 有徒── スイートルーム ── 有徒(ゆうと)だ。 別に秘密にするような大した名前じゃない。 [からりと笑う。 秘密にしてもよかったかな、なんて。 この女を揶揄うのが癖になりそうだった。] どうだろうな。 野球チームのオーナーが、 野球上手いとは限らないだろ? [確かに、美味いものは沢山知ってはいる。 だけど舌が肥えているかというとそれはまた別の話で、人の味覚ってのは子供の頃、つまり育ちが大きく影響するとも言われるし。] (336) 2020/07/27(Mon) 7:06:26 |
![]() | 【人】 羽井 有徒面白い名前だな。 そのまま芸名か源氏名みたいだ。 [下の名前もそうだけど、まず雅楽って苗字が珍しい。] いいんだよ。 イタリアンにワイン、こういうのは雰囲気だ。 味噌汁、いいな。 急に和っぽくなってきたけど。 [洗い物をしながら雅の様子を伺う。 素人は素人なのだろう、手慣れてはいるがプロのそれとは比べるべくもない。けど、それで料理が劣っているかは決まらない。 味付け、盛り合わせ、そして雰囲気、人間の舌は案外不安定だ。] (337) 2020/07/27(Mon) 7:07:26 |
![]() | 【人】 羽井 有徒[でも、その顔に浮かぶのは玉のような汗。 雅は明らかに体調が悪い、それを押してこうして料理に励んでいる。 「ウィッグを外したら」「着物はキツくないか」掛けられる言葉は幾つもあるが、彼女がそれを隠す以上は、案じはしても止めはしない、踏み込みはしない。 それに、そうであることを悟られないことが、彼女にとって大事なこと、そういうこともあるのだから。] なんかの心理テストか? [とぼけて言う。] ……答えは『半分だ』だな。 [“もう“でも“まだ“でもない。 ただ、半分である事実を認識する、それだけ。] (338) 2020/07/27(Mon) 7:08:53 |
![]() | 【人】 羽井 有徒[出来上がった料理をテーブルに並べて、二人の食事会。 グラスに少しだけ注いだ薄い朱色のワイン。 ワインの作法も出来なくはないが、あまり気取り過ぎるような場面ではないだろう。 彼女が席につけばグラスを小さく掲げる。] ……いただきます。 [そう言って。]* (339) 2020/07/27(Mon) 7:09:32 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 ![]() (a91) 2020/07/27(Mon) 7:11:59 |
羽井 有徒は、メモを貼った。 ![]() (a95) 2020/07/27(Mon) 8:11:51 |
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