![]() | 【秘】 宣教用 ルツ → 歌唱用 アタナシアス「私も、この場所で過ごせたことは とても幸福な時間だったと感じている」 グレイたちと温かな食卓を囲んで、 皆で家族のように日々を過ごしたことは忘れない。 「………ありがとう。こんな時でも君は優しいんだな。 誰かの心を想えることは得難い善性だ。 そうだな。記憶の中の友には、いつも笑っていてほしい。 それと同じくらいに、君の涙を掬い上げたいと思ったが」 伸ばした指先で、あなたの目元をなぞる。 そこに涙が無くても。 楽しかったことも、苦しかったことも。 全てを抱えて生きたいと思うのだ。 「ああ、約束しよう。アナ。ずっと君を側に置く。 君の為に、教えを説こう。君の紡ぐ歌を聴こう。 ずっとずっと、私の命が尽きるまで覚えているよ」 メモリに焼きついて消えないほどに。 電子の魂に刻んでみせよう、と。 (-258) 2021/10/06(Wed) 20:38:29 |
![]() | 【秘】 宣教用 ルツ → 子守用 アメフラシ「何事も形から。好ましい心掛けだ」 それから主人の話をしよう、と顎に手を当て考える。 「ふむ……悩ましい。私の本来の主人は司教であるのだが、 日常的に接しているのは子どもたちだからな……。 司教らは悪い人間ではないが、手がかかる。 子どもたちは可愛いし、それに手がかかる」 どちらも相応に世話の焼ける人間らしい。 「アメは子守用だったな。 子どもの相手をするもの同士、話が合いそうだよ」 (-259) 2021/10/06(Wed) 20:44:22 |
ルツは、静かに、聖歌に聴き入っていた。 (a85) 2021/10/06(Wed) 20:59:13 |
ルツは、メンテナンスのとき、いつもと変わらない顔で、アタナシアスに「おやすみ」を言った。 (a86) 2021/10/06(Wed) 20:59:39 |
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