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【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス「トレーニングルームの……2つ目の方だ。ついてきてくれ」 1つ目より奥まった場所にあるトレーニングルームを指定すると、先導して歩く。引っ張り出されたいつかとはまったく逆に。 着くまではあなたが何も話さないなら口は開かないで。 トレーニングルームのドアを開けて漸く口を開く。 「よく分からなかったからプリセットの舞台だが。一応それらしくしたつもりではある。どうだろう」 室内は既に設定済だ。スポットライトで照らされた機材の並ぶ舞台と、椅子のない観客席。 観客席には演習用ロボットをいくらか立たせている。 (-67) 2022/02/19(Sat) 2:21:16 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン先導して歩くあなたの後ろをついていく。 ポケットに両の手を入れて。いつも通り左右にひょこひょこと。 「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」 着くまではきっと鼻歌まじり。だから言葉は交わさなかった。 開いたドアの先、トレーニングルームを覗き込んで。 「…………おお。……え、なンで……?」 用意されていた舞台。スポットライトの眩しさに懐かしさを感じ。 ギャラリーだと言わんばかりに並ぶロボットを見て心が踊り。 ……男は噓が得意ではない。首を傾げ。疑問を浮かべ。 「…………アンタ、俺を殺すんじゃないの?」 そんなことを口にする。 (-69) 2022/02/19(Sat) 2:31:15 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス「探してたって、僕に用事かァ?」 「……あァ。そう話してんのが聞こえた」 聞こえたからと何ができる訳でもない。 守る者の心当たりはなく、シトゥラは襲撃者達の思惑通りに進む様を見ているだけだ。 「ルールは『相方』に聞いてなんとなく理解しただろ? 此処はそういう場所だ。……死はまだ慣れねェか?」 (-71) 2022/02/19(Sat) 2:34:49 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「…………ああ」 用事なんて特に無かったんだけど。 どこまでも素直な優しさを持つあなたが気になったから来ただけで。 「…………そっかあ、俺……死ぬのかー……」 言葉に噓が含まれていないと理解できる。 自分が死ぬのだと理解できる。 「…………ッハハ」 理解できたからこそどこか上の空。乾いた笑いが空を揺らす。 死ぬんだ俺。まだ死にたくないのに。 アイツとの約束があるのに。 夢 が、あったのに。「こんなトコで中途半端に……死にたくは、 無かった 、なー…… 」ぐらり。崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。 (-74) 2022/02/19(Sat) 2:43:37 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス「満足したようで何より。……なぜそう思ったか。分からないが」 まだ答えない。答えないで、強くあなたの手を引く。 「……俺は、君のことを気に入っている」 足は舞台の上へ向かっている。 「楽しそうな時。そうでない時。見ていて分かり易い所と……本気で好きなものがあるのは、良い」 舞台横の階段を登る。 「他は良く分からないが。とにかく……」 話しながらあなたを中央まで引き込んで、自分はそこから飛び降りた。 「 君をあんな狭い部屋で地味に殺す理由がない。 ビッグではないが、ここで殺したかった。よく気づいたな」背負った銃を下ろし、あなたへ向け、手元の端末を操作した。 観客として並んだロボットも、腕部に備え付けられた簡易的な銃器を一斉にあなたへ向ける。あなたを演習相手として認識しているから。 (-75) 2022/02/19(Sat) 2:49:26 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス「……そっか。それならよかった」 しゃくりあげているあなたの様子を見て、今は無理に会話を進めるよりも安らぐ時間を取ったほうがいいと判断した男は緩く微笑んでから一度視線をベッドに向けてからあなたに視線を戻す。 「床に座りっぱなしも冷たいでしょう、あっちに移動しない? さっき宣言した通り、そういった意味で手を出すつもりはないし……泣いたら喉乾いたでしょう?レモネードあるから一緒に飲もうよ」 強引に聞き出そうとはしない。テーブルの上に置きっぱなしのレモネードを指差してそっと尋ねる。 (-78) 2022/02/19(Sat) 2:54:39 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクスすぐに蘇生はしてもらえる。 なんてのは、励ましにゃならないんだろうなァ。 「っておい、大丈夫か!?」 崩れ落ちるのは予想外だった。 強かに膝などを打ち付けないように支えて、ゆっくりその場に座らせただろう。 「悪ィ。そこまでショックを受けるとは思ってなかった」 大丈夫かと、落ち着かせるように背中を摩る。 (-83) 2022/02/19(Sat) 3:03:20 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ン、…………」 手を引かれる。 「…………、?」 舞台へ歩を近付ける。 「…………ッハハ、なんだよそれ。……えっと、アリガト?」 舞台へと続く道を上がる。 「…………、ッ!!!!」 ステージの中央で歩みを止める。それでも男はあなたをしっかりと見据えて。 いつだかに話していた事を覚えていてくれたのだろうか。 本当は俺は伝説になって27歳で死ぬのが夢だったんだ。 『伝説のミュージシャンは27歳に死んだ奴らが多いんだ』 アイツと語らった伝承に近い夢物語。 「ああ……そういうコトか…… なら、期待に応えてやんねーとな 」銃口が向くと同時にギターを構える。 まずははじまりのFの音。俺のだいすきな優しい音で迎えて。 ▼ (-85) 2022/02/19(Sat) 3:11:16 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ライブ、スタートだぜッ!!!!」 男 は笑う。大胆不敵に。ギターの 音 をかき鳴らして。最大 の音量で。「――揺れる機械のクラクション」 衝撃波が巻き起こる。風が舞う。 埃を含んだ風圧はあなたにもきっと届く。 ステージから降りるなんてゴメンだね。 俺は俺の音が止まるその時まで中央で演り続ける。 力強く舞って歌ってみせようか。 来る弾丸を音で受け止めようと。 (-86) 2022/02/19(Sat) 3:14:18 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクスダダダダダッ!!! はじまりはあなたに合わせて。 ロボットへの合図と共に自らの指で引き金を引き、弾丸の雨を降らせる。 周囲の機材を壊し、舞台に傷がついていく。 しかしロボットの弾はそこまで威力の高いものではない。手数だけだ。警戒すべきはテンガンの銃から射出されるものだろう。 「出だしから威勢がいいじゃないか」 埃で目を潰されないよう腕を傘にしながら、ロボットたちの影に隠れるように後退する。視線は舞台上、あなたから離さない。 そのままロボットの足元に置いていた、重なった金属の板のようなものを持ち上げ、立てる。 これは折り畳み式の盾だ。処刑時のあなたの様子は、大変参考になった。攻撃を防ぐ必要がある、と分かったから、自分一人隠れられるだけのこれを準備したのだ。 (-93) 2022/02/19(Sat) 3:30:29 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ちょっと触れただけで 破 裂するセ ンチメンタルな徒労感 ――♪」音が無数の刃となる。風を纏う。処刑時に使用した 斬撃 だ。中央へと向かう弾丸の雨を、刃を当てて切り裂く。 勿論あなたの元へも無数の刃が駆け襲うハズだ。 だからその判断は正しい。 弾の挙動など、打ち出される振動を操ればいくらでも変えられる。 ――でもそれじゃあフェアじゃねェだろ! カラカラと音を立てステージ上に弾が転がり。 全てを捌ききれてはいない。脚に、腕に、掠めて血が滲む。 「そこに 響 き揺れるクラクション置いていかれたアンニュイな 感 じ ――♪」歌う。叫ぶ。猛る。がなる。その音は 打撃 になる。上から振り下ろされるハンマーのように。身体を揺らして。 音の圧でギャラリーもあなたも、全てを潰さんとするだろう。 (-100) 2022/02/19(Sat) 3:50:02 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードあなたの視線が動けば男もそれを追うようにして視線を動かす。こちらに戻した視線でやっと目が合うだろうか。目元がほんのりと赤い。 「…………、ン゛」 短い返答。頷きも添えたので承諾したのは伝わるだろう。 揺れる肩。身体はずっと震えている。 努力はするが、立ち上がれるか、歩けるかがわからない。 「…………、 つか 、れた 」あなたの両の腕を、己の両の手で掴んだ。 もしかしたら抱っこのおねだりにも見えてしまうかもしれない。 (-107) 2022/02/19(Sat) 4:10:52 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「……あは、いや、えへ、うん、大丈夫ー……」 口角は緩く上がっているものの。 目元からぼろり。 零れる大粒の涙が大丈夫でないと物語る。 「……やー、ゴメン、アンタは、悪く ない、よ 何も あは、は、アンタ、やっぱ優しい よな」 大丈夫かと背を撫でられる度に、それはぼろぼろと零れる。 なんで出てくるのか。わからない。空っぽの気分なのに。 (-108) 2022/02/19(Sat) 4:17:23 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス「面白いな。弾丸は駄目か」 掠り傷をいくらつけたところで殺せはしない。 ぐらぐら揺れる振動を感じる。観客が前から潰されていく。 「ではこれは」 服から小さな、丸い球を2つ引っ張り出す。ピンを抜き、1、2秒待ってから。 ありったけの力で投げつける。降り注ぐ音圧は、 爆風で押し返して飛ばしてしまえ! 破裂した球は、音楽に負けないほどの強烈な風と熱風を生むだろう。 すぐさま銃を持ち替える。連射が可能なショットガンだ。大きな弾丸は、先程までの弾丸とは比べ物にならない推進力がある。風くらいには負けないだろう。 また打撃が始まる前に ダンダンダンダン、 と連続して打ち込む。狙いはあなたの太腿、太い血管のある箇所だ。 (-109) 2022/02/19(Sat) 4:17:46 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス「ん。そっか、じゃあちょっとごめんね。ベッドに連れてっちゃうよ?」 あなたのおねだりにも似たそれを見て、掴まれた腕から伝わるあなたの震えを受け取って、男は一言断りを入れてから動き出す。 許されるのならばあなたを抱き上げて、レモネードを回収してからベッドに向かうはずだ。その際レモネードは手の届く位置に置くだろうしあなたを下ろす際はベッドに座る己の膝の上か隣になるだろう。 許されなければ風で構成されたベッドであなたを浮かせて運ぶことになる。その場合は男だけがレモネードを取りに行くし、あなたが降ろされるのはベッドの真ん中。男はレモネードを持ったままベッドに腰掛けているはずだ。 「眠かったら眠るでもいいからね。このベッド広いし寝心地いいんだ」 (-113) 2022/02/19(Sat) 4:25:15 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「 見 ないでいて――♪」投げつけられた爆弾の風圧で音圧は相殺された。 熱を帯びた衝撃波が巻き起こる。空を揺らす。 楽しそうにからからと喉が鳴る。 「ぐる ぐる ぐる 変 わらないでいてくれたのはくる くる くる 傍にある壊れた 機 械だけ――♪」打ち込まれた弾丸を再び音の刃で迎えて撃とうとする。 捌けない。押し切れずにそれは中央の演奏者の元へと。 ああ、演奏ミスっちまったな。 「から から から 急ぎ足でも間に 合 わないなら なら なら この 動 きで壊してみせて――♪」男は避けない。音の壁を貼る事も可能だがそれをしない。 男は弾丸を太腿に受ける。血が溢れ。痛みに一瞬顔が歪み。 それでも。 バランスを崩しそうになっても踏ん張る。 靴音を響かせる。再び衝撃波が巻き起こる。 俺はまだ歌える。 (-116) 2022/02/19(Sat) 4:39:53 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 衝撃波 ポルクス「──へえ。意外と粘るね。 怒りも否定もしないで己の何かを守ろうとしてるのかい?」 反論、あるいは泣き言か泣き声が返って来るか。 そう思って見つめていたのだが、どうにも言葉を聞くよりは葛藤先が『先程己が発した言葉』と言うより、もっと不覚にある『何か』と感じた。 「はは。これじゃ壊れた機械と言うより、 『壊れた方が幸せな機械』 じゃないか」「……誰の為にそれを頑張ろうとしてるのか知らないけどさ、そこまで『不可能な夢』に縋って苦しんで生き続けて、 本当にその相手は今のこの君を見て、その在り方を良しとするのかな?」 最も、感じただけでそれが何かまでは当然読めないのだが。僅かに拾った断片の言葉から無理やり推測して、更に揺さぶるように突いてみるも、さて。 (-119) 2022/02/19(Sat) 4:49:10 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード男は抵抗をしない。抱き上げられる際も大人しくしている。男の体重は平均よりは少ない為、あなたになら軽々と持ち上げられるのだろう。 そして、抵抗をしないのできっと一度はあなたの膝上に座る事になって。 「…………、 えっいや 、なにこれ…… 」俺はお人形さんかなにかか?首を傾げた。 よいしょ、よいしょ、隣へと移動して座ろうとします。 「…………、寝るのは、いい……どうせ、寝れない、から」 眠るのはあまり得意ではないらしい。首を横に振った。 (-122) 2022/02/19(Sat) 5:09:53 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ「ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ……」 必死に呼吸を戻そうとする。肺の音が響く。 嗚咽と呼吸と言葉の揺れで気持ちが悪い…… いっそのこと壊れた方が楽かもしれない。 それでもその道は選ばない。選べない。 出来損ないの機械は揺さぶりに合わせ音を響かせる。 「んっなの゛っ……俺が知るワケねえだろ゛!!」 ――本当は知りたかった。 「アイツは俺に何も話してくれなかった!! 俺はアイツの話を聞く勇気が無かった!!」 ――今でも後悔だらけだ。 「わ゛っかんねぇよ!! 俺はアイツじゃね゛えもん!!」 ――それでも。 「アイツな゛らっ、褒めてくれるって゛、俺は!!!!」 ――信じているから。 「俺は俺が 信 じたいモノを……信 じるだけだ……!!!!」 (-126) 2022/02/19(Sat) 5:38:17 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス……ああ、本当に見事だ。感嘆の声を漏らしてしまいそうになる。 まだ止まらない。止めない。傷程度で止められはしない、立ち続ける意思がそこにはある。とても美しいものを見ている気分だった。このまま演奏し切ってくれたら、それはそれは良いものになるだろう。 しかし……この美しいものを美しいまま壊したところで、 俺は"楽しく"なれるのか。 強く感じる予感がある。舞台は用意して、これを見ることができたのだ。これを、無粋なほど壊してこそ。楽しいものが見れる気がする。 ダンダンダン、と盾の接合部を撃ち壊す。銃を捨て、細い板になったそれを持ち、壊れた観客の中から抜け出して、乱入者はステージへ飛び乗る。 防ぐのは頭や胴の、重要な部位へ向かう音のみ。極論、足が繋がってさえいれば前には進めると考えて。 完全な力押しだ。 もう長くかけるつもりはない。完全に圧に負け倒れる前に、あなたの ギターの弦 ともしかすれば弾く手 目がけて、分厚く重いナイフを下から切り上げ、振るおうとするだろう。 (-131) 2022/02/19(Sat) 13:11:07 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス 大人しいあなたが膝上から脱出しようとするのを見るとくすくす笑いながら素直に解放し、隣に座るのを手伝うことだろう。 次の問いかけにもふむふむと頷きながらサイドテーブルに手を伸ばし、ウェットティッシュをあなたに差し出す。 「……辛いこと聞いちゃってごめんね?話したくないことなら無理に聞かないし、話したいけど今は話せないってことなら後でも構わないから安心して。 目元荒れないようにこれで拭いて。それから……俺ばっか聞くのもアレだね。何か聞きたいこととかある?」 泣かせたお詫びに素直に話すよ。と付け足した。 (-133) 2022/02/19(Sat) 13:32:22 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス「大丈夫じゃない時は、大丈夫って言うもんじゃない」 零れた雫を指で拭い……後から後から零れ出る様子に、ハンカチを取り出して頬に当てる。 「買いかぶりすぎだ。ほんとに優しかったらなんとかするか、黙っとくもんだろ。 ……わかってても覚悟なんて、できない事もあんだから」 ポルクスが何を考え、思っているのかはわからない。 落ち着くまで、シトゥラは傍にいるだろう。 (-150) 2022/02/19(Sat) 17:02:41 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガンギターを鳴らす。男は歌い叫ぶ。靴音を響かせる。 衝撃波が巻き起こる。衝撃波が巻き起こる。 あなたを待ち受けるのは嵐の日のような強い風圧。 あなたを遮るモノはその 向風 のみ。上がって来いよ。乱入者なんかじゃない。 アンタもこのステージの主役だ。 「限りなく 強 く全身で 高く 色を付ける だから――♪」 ――ああ、ダメだクラッシュは!!!! 男はギターを庇うようにして身を捩らせる。 あなたのナイフは左の手首の神経に深く傷を付けた。 もう弦は弾けない。それでもフォームだけは崩さない。 「際限なく 強 く全霊で 高く 色 を付ける そして――♪」男はまだ歌うのを止めない。まともな演奏は出来ていない。 それでも残った片方の手で音を弾いて。 "音を正して"まともな演奏にしていく。無理やりにでも。 目 配せする。もうわかってる。逃 れようもないこと。汗 が落ちる。からからと笑う。だったら逃 げないさ。お前の演奏で壊してみせろ。 俺様の演奏を止めてみせろ。 (-158) 2022/02/19(Sat) 18:06:34 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード案外すぐに解放された。よかった。隣に座り安堵ではあ、と息を吐きつつ。 差し出されたウェットティッシュで顔……はすぐには拭かず、指先にひっかけてぐるぐると回し始めた。手遊び。 「…………い、や、話したくない、というか」 男は噓が得意ではない。一度口を開けば 先程のように ボロが出る。それ以上に、自分が真実を語る事によって自分の大事な"もの"に影響を与えると確信している。どうすればいいのかわからないんだ。 「ドギーのことー……はー……」 考える時の癖だろうか。左右にゆっくり小さく揺れつつ。 隣を覗き込むようにちらり、目配せして。 「アンタって意外とー……強い人間……では、ない?」 そんなことを口にする。 「なんか……なん、だろー……言動とアンタから響く音がちぐはぐな気がする。合ってない、ずっと何かを隠してるカンジ。この部屋だってそう。俺もっと派手で豪華な見た目してると思ってた」 (-162) 2022/02/19(Sat) 18:39:53 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「…………っ、……ぐす……」 何も言い返せなかった。 その代わりに我慢していた嗚咽が漏れて。 小さな身体で肩を震わせて。首を横に振って。 「買いかぶりじゃ、ない……アンタからは、悪意のある音が、しない、から……」 男には音でわかる。人から響く微細な音、揺れを察知する。 あなたの音はとても素直で優しいものに感じたのだと。 今だって与えられている優しさに男は困惑の音を零して。 「……俺っ、俺ぇ゛……ぐす、俺、アイツと約束……伝説になって、一緒に、27歳で死ぬ゛って……っ゛、だから、こんな゛所で……」 死ぬはずじゃなかった。 ああ逃れられないんだ。 (-167) 2022/02/19(Sat) 19:05:32 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス「俺が真面目な看守じゃないのは君も知っているでしょう?だから君がどうしてもと強く訴えないのであればなーんにも変えない。何だろうと握り潰してあげる」 つまり、何を話しても黙っていてあげる、という意味だ。自分にそれほど大きな権限がないというのもあるが。 停滞を望もうとも変化を望もうとも、望んでもどうにもならなくても。聞くのは自分にもできる。 それから投げかけられた質問にはほんの一瞬だけぶわりと警戒が沸き上がるも、すぐさまそれを収め一言謝って。 「……この部屋が白いのは俺の趣味なんだ。夜に目を閉じた時の黒と、毛布に包まっている時に視界いっぱいに広がる白が、安心できるから好きで。君は知ってるかな、毛布を被ればやっと一人きりに……って、面白い話でもなかったね。 俺は強い人間じゃないしまともな人間でもないよ。 両親がいなくて罪を犯しても純粋な君みたいな人間もいるし、両親がいたけどこの通りのろくでなしな俺もいるし、ままならないよね本当」 (-171) 2022/02/19(Sat) 19:33:56 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクスわざわざ迎え入れるようなことを。 手加減、と言っては失礼だろうか。まさか音も鳴らさない部外者を彼は奏者だと思っているのだろうか。 切りつけた感触から、様子から、傷は浅く済まなかったことは分かる。あなたにとって大切な存在に傷をつけられなかったのは残念だ。 荒れ狂う風の中に盾を投げ捨てて、ナイフを回し逆手に持ち替える。 空いた片手は柄の底を押せるよう添え。 狙うのは、あなたの 喉 だ。鋭く刃を突き出す。目を合わせたまま、あなたの覚悟を見ながら。 テンガンは声も発さない。今この空間を埋めるのはあなたの音楽だけだ。 それを、今から鮮烈な赤で塗り替える。 声を奪われても、君はまだ演奏を続けられるか? (-172) 2022/02/19(Sat) 19:37:48 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード「…………、…………、」 覗き込んでいた目線を逸らし前に向き直り。俯き。 その言の葉に噓の音が含まれていても、いなくても。あの事件がこの男に付けた傷は深い。あれで全てを失った。今でも混乱と迷いの音は鳴り続けている。 アイツも失うかもしれない。 何も変わらない? それでいいの? 話すってどうやるんだっけ……? 警戒の音に気付けば怯えたように肩を震わせる。だが、あなたの心を揺さぶってしまう問いだという自覚はあった。アンタは悪くないよと首を振って。 「……、? 別に俺はアンタのコト、まともじゃないとかろくでなしとか思わないけど」 「アンタ、……何か混ざってる? いや、わからない……不安定な……ノイズが多い気がする……大丈夫、なのか……?」 男は頭がいい訳ではない。音しか分からない。音なら分かる。 不安定な音を感知しても、その理由までは分からない。 ただ心配を浮かべた顔でもう一度あなたの方を見た。 (-178) 2022/02/19(Sat) 20:03:38 |
【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス悪い事しなくても良い人だとは構わないだろ、なんて言葉は飲み込んだ。否定を重ねる必要はない。 「アンタは僕よりずっと、耳がいいなァ」 そう呟くように言って、やはり落ち着かせるように背を摩った。 ……嗚咽と共に別の言葉が飛び出すまでは。 「……アイツとの、約束?」 この取り乱し方は、蘇生できるからと落ち着くようなものではないように思えた。 「なにか、あんのか?」 促すように問いかける。 ルール上、先に告げた死を回避する事はできない。 だが、ポルクスがなにか個人の事情を抱えているのなら。それを取り除く、あるいは軽くする手伝いはできるかもしれない。 何も話したくないと黙するのならば、シトゥラは落ち着かせる事に専念してそれ以上は追求しないだろう。 (-181) 2022/02/19(Sat) 20:12:47 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン歪な音が鳴る。音を正す。歪な音が鳴る。音を正す。 辛うじて音楽という形だけは維持されている。 ぐらり。意識が飛びそうになっても大音響を脳内に響かせ起こす。 「つなぎ 合 わせた――♪」コイツだけは何があっても守り抜く。 あの時そうしてやれなかったから。 俺の"手物"とは同じ道を辿らせない。 「―― がッ ……は ……あ゛…………!!」その衝撃に喉から、口から、鮮明な赤が吹き出し零れる。 喉に刃が突き刺さる。男は逃げない。きっとあなたの狙い通り。 それでもあなたを見据えて手を、足を、口を動かし続ける。 駆ける音。刺さる音。服の擦れる音。心臓の音さえ。 この場にある全ての音を 演奏の音に塗り替える。 「――――…… 色 とりどりの線と音で揺れる 機 械の その名は――――……♪」この歌声は。あなたの鼓膜を直接震わせ響かせて。 (-184) 2022/02/19(Sat) 20:30:20 |
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