人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【人】 小さな心 サルガス

>>3:29 ブラキウム
「やっぱり、そんな感じに見えちゃうのかな……ぼくね、やりたいこと、むずかしくて。
 ぼく、だれかの役にたてるのが、うれしいんだ。ここは、何にもしちゃだめって、言われないから。
 それ以外ってなると……ううん、なんだろう」

 ひとよりは少しすくない食事、それを少しだけ時間をかけて食べる。
 ゆっくりと食べているようには見えない。スピカのように健啖家らしいのに、一口は小さい。
 自分の姿に、変わらぬものを求められていることなどつゆ知らず。
 小さい頬にゆで卵のクロケッタをいっぱいに詰めて、じっと見つめて。
 そればかりはお行儀よく、ちゃんと飲み込んでからからっぽの口で問いかける。

「ブラキウムは、好きなことややりたいことって、なあに?」
(30) 2021/05/29(Sat) 11:42:09

【人】 小さな心 サルガス

>>3:31 ブラキウム
「……ブラキウムは。やさしいね」

 彼の言葉に宿るもの。ここで、育っていくにあたって、そしてここを卒業してから。
 うまくこのギムナジウムを渡りきって、その先につなぐものを、ずっと考えているのだろう。
 "サルガス"がいなくなってほしくないから、いなくなると思いたくないから。
 その先に、未来があるように見つめてくるのだ。

「そっか。……じゃあ、ぼく、がんばるね。
 同じクラスの、ふたりだもん。ぼくも、ずっといっしょにいたいな。
 思い出たくさんつくれると、いいね。ふふ」

 無垢にも思えるような返答に、自然と頬がほころんだ。同じ気持ちであることが嬉しい。
 少しばかり年は違って、追いつくまでに時間はかかってしまうけれど。
 みんなで、そして三人で。いっしょに過ごせたらと。少しだけ、声に出して笑った。
 
そのためにも、解決のために頑張らないと。
(32) 2021/05/29(Sat) 12:35:23
サルガスは、誰かに運ばれています。
(a36) 2021/05/29(Sat) 13:22:14

【独】 小さな心 サルガス

 痛い。痛い。背中の真芯を打ってしまうのは、体をねじって避けたけど。
 首や脊髄を守ろうとして、半身に重みがかかってしまった。呼吸が苦しく、ひゅうひゅうする。
 大きな怪我になっていなければいい。そう冷静に考えるのも厳しいくらいに、痛い。痛い。
 心臓はいつも以上に高鳴っている。怯えたような鼓動が耳の裏まで響く。

 騒ぎを聞きつけた誰かが、転がっている体をかかえあげた。
 けれども少年の視界はちかちかとして、それが誰であるのかもわからない。
 痛みが視覚にまざりこむように、黒と赤に明滅するのばかりが見えて。
 どこを、どのように通ったのかも、よくわからない。
(-123) 2021/05/29(Sat) 13:34:23

【人】 小さな心 サルガス

>>33 ブラキウム
「ブラキウムは、――ブラキウムは、いつも、上に立つ人らしく、してるよね。
 じぶんはつよくて、こわくて、だれにもばかにされちゃいけないと思ってるよね。
 でも、こころのいちばんしたからぜんぶほんとうにそうだったら。きっと、ぼくに声をかけない」

 それは真ではないかもしれない。少年の善性が、そう思い込んでいるだけかもしれないだろう。
 人の心の何もかもを水鏡のように見透かすことなど出来はしないのだ。
 ましてや、まだ未熟な子供にそんな芸当など。そう思いたいだけなのかもしれない。
 それでも、少年は貴方の中に厳しさも強さも、何もかもが育まれていることを信じている。

「ブラキウム、ぼくのともだちの、ブラキウム。
 ぼくも、きみが心配なの。きみも、きっと知らないところで、危険なことをしてるでしょう。
 でも、だいじょうぶだから。
 ぼくが、きみをだれにも連れて行かせない。ぼくがきみを、守るから」

 ああでも、だからこそ。約束は結ばれない。
(35) 2021/05/29(Sat) 13:41:36

【人】 小さな心 サルガス

>>34 メレフ 昼頃、昼休みは過ぎ去って
「はい!」

 まるで授業中に指されでもしたかのような、大人しいながら元気いっぱいの声。
 けれども扉が開くまでには、少しだけ時間がかかってしまった。
 尋ね人が誰かもわからないのに、重いものでも運ぶように両手で頑張って扉を開けて。
 見上げた顔が貴方であるのを見て。ほっとしたかと思えば、すぐに眉を下げた。

「メレフ! たいちょう、だいじょうぶ? しんどそうだったでしょう。
 どうしようかな、まだ、朝のたべもののこってるんだけど……」

 気遣わしげに部屋の中をちらりと振り返る。
 隙間から見える風景には、ちょろりと残ったクッキーやヌガー、お茶のポットが置きっぱなし。
 朝、人を匿おうとして積み上げた食料をまだ消費しきれていないのだろう。
 少しだけ、青い草と土の匂いがする。
(36) 2021/05/29(Sat) 13:49:32

【人】 小さな心 サルガス

>>3:37 ブラキウム
「ブラキウム……」

 脅迫に近い言葉なのだろう。命令に近い言葉なのだろう。
 それでも、それそのものには恐怖は感じられなかった。
 もっと怖いのは、自分が手を振り払ったことで、彼がなにかになってしまうこと。

「……わかった。ブラキウムに、頼めそうなことがあったら、ぼく、おはなししにいくね。
 まだ、急にいろんなことになっちゃったから……まとまってないんだ。
 わからないことばかりだから。わかったことがあったら、あとで相談しにいっても、いい?」

 確約できてしまわないことは言及を避けておきながらも、ようやく、頷いた。
 きゅうと、指先が貴方の指を包むように一瞬だけ動いて、そうっと離れた。
 食器は、ほとんどカラになっている。
(39) 2021/05/29(Sat) 14:50:37

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

/*
先生こんにちは!
教員棟の二階の窓から背中から落ちたので、もしお手すきだったら部屋まで運んでくれませんか?
エッチな展開にするつもりはあまりないので、めちゃくちゃ注力して頂く必要はないです。
主に名前がチラ見することで人間がハラハラする事を狙いとしています。

内蔵破裂してるか、打撲で済んでいるかは考え中です!
(-145) 2021/05/29(Sat) 15:00:20

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

元気な挨拶ありがとうサルガス。ラサルハグ先生です。

生徒が危ない目に遭うのは先生も悲しいですから、喜んで運びます。notエッチも把握です。ハラハラが目的なんていけない子ですねサルガスは。愉しそうなので先生そういうの大好きです。

このまま秘話進行にしますか?あと、もしかしたら先生もアクションログを使用するかもしれません。もし先生側は何もしないで〜!という感じでしたらアクションは控えるのでお手数ですが連絡くださいね。
(-147) 2021/05/29(Sat) 15:08:00

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

/*
ボンカレーです。
特に運営的に問題はなさそうなご様子だったので、アクション使用していただいて大丈夫かと。
秘話進行で、時々誤解を招くアクションが漏れる感じでいこうと思います。よろしくお願いします。
(-155) 2021/05/29(Sat) 15:40:09

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

匿名外野席です。進め方についても把握しました!
怪我の具合もそちらに全てお任せしますので、ゆっくり考えていただければと思います。それではどうぞよろしくお願い致します。

(-160) 2021/05/29(Sat) 15:54:21

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

教員棟某所。
何やら遠くがざわついているのに気がつくと、この大人もまた顔を上げて他の大人たちの声がする方へ視線を投げるだろう。

「…………」

逡巡し、少しだけ歩幅を広げて他の大人たち数名と何かが起きた付近へと移動する。

窓から落ちた貴方の様子はどうなっているだろうか。
(-161) 2021/05/29(Sat) 15:54:47

【人】 小さな心 サルガス

>>3:40 ブラキウム
「ありがとう。ブラキウムも、むりしないでね。
 あしたは、ルヴァと、ブラキウムと、ぼくで、ごはん食べようね。
 ルヴァ、最近カストルと仲がいいから。つれておいでっていったら、くるかな……」

 他愛ない話をしながら、ゆっくりとした時間を終えて。
 机を離れるとき、あなたの食器をあなたが自分で片付けていることにあれ、と声をあげた。
 けれどそれ以上に言及はなく、先にも行かず、見守って。
 並んで歩いて返却場所まで行って、ささやき、笑い合っていたことだろう。
(43) 2021/05/29(Sat) 16:19:08

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

 昼休み。遊び、駆け回る子供の声が残響となってあるからか、
 案外その場に人はそれほど集まっていなかった。或いは、興味もないのかもしれない。
 子供は浅く呼吸をし、真っ青な顔で草の上に横たわっていた。
 全くの更地ではなかったからわずかに下生えはクッションになっていたものの、
 衝撃を受け止めきるほどではなかった。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」


 大人は。あんがい、焦っているようだった。
 隠蔽し難い怪我だったからだ。病気、怪我。虐めの痕ならばまだしも、死は隠しえない。
 ましてや手術でもなく、広範囲の打撲。それに、事故じゃ"金にも愉悦にもならない"。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」


 低い笛の音のような異常な音が、喉から漏れている。痛いのだ。
 既に対処にあたっている大人の調べでは、幸い脊髄の損傷には至ってなさそうだということだ。
 様子を見るにしても何にしても、砂地の上では何も出来ない。

「ぁぁぁ、ぁぁぁ ぁぁぁ、ぁぁぁ」
(-172) 2021/05/29(Sat) 16:27:03

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

「……」

痛ましい音にカウンセラーの大人は顔をくしゃりと歪めた。まるで自分もまた痛みを受けているかのように。
大人たちの玩具として使われず、自分も愛を注ぐことができず。勝手に壊れられても困りものだ。

「……サルガス、サルガス。私たちの愛しい子。聞こえるかな」

砂地にコートが汚れることも一切躊躇わずに跪き、手短に言葉をかける。

「手を尽くそう。気をしっかり持って。早く手当てをしようね」

(-179) 2021/05/29(Sat) 16:45:55

【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 小さな心 サルガス

「私も手伝います」

対処に当たっている大人たちに混じり、サルガスを然るべき場所へと運ぶだろう。
カウンセラーは結局カウンセラーでしかなく、医学に関する知識量は本業の者と比べて当然劣る。
どこに運ぶか、その後の対応はどうするかなど、全て自分より詳しい者へ判断を任せるようだ。
(-180) 2021/05/29(Sat) 16:47:07
サルガスは、痛みに呻いています。
(a41) 2021/05/29(Sat) 16:49:22

サルガスは、嘔吐しました。
(a42) 2021/05/29(Sat) 16:55:36

【秘】 小さな心 サルガス → わるいおとなの ラサルハグ

 まだ丸みを帯びた面は紙のように白くなっていた。
 薄く開くばかりがやっとの瞼の内側は、目玉が白目を向きかけている。
 苦しみに耐えかね、昼餉混じりの吐瀉が地面に垂れ流される。勢いもない嘔吐だった。
 気胸の危険性がないようにと、大人の一人がガーゼを充てがう。危険な状態だった。

 それでも。人の声を聞くと、まだ顔合わせも子供たちとしきれていない貴方の声を聞くと。
 ほっと肩からを抜いて、真っ白い唇に、大丈夫だとでも言うように薄く笑みを乗せた。

 その後、経過を見てひとまず肺や心臓、内臓の破裂はないことが判明した。
 それでも未だ神経の損傷の可能性は疑われている。落ち方が落ち方だからだ。
 最悪麻痺や呼吸障害の可能性もあるが、まだ様子を見る必要がある、と結論は出された。
 肋骨や打った内臓をしっかりと固定し、包帯やガーゼで正しい位置に合わせる。
 しばらくすれば、少年は自室へと帰されるだろう。

 少年の処遇がどうなるのかは、明日の犠牲者の数が示している。
(-185) 2021/05/29(Sat) 16:59:59
サルガスは、自室に返却されました。
(a43) 2021/05/29(Sat) 17:07:46

【独】 小さな心 サルガス

 痛い。痛い。それでも、しばらく固定すれば多少は楽にはなった。
 あばらにひびは入っているかも、ということだけど、手術の必要はないらしい。
 正しく安静にしていれば問題はない……らしいけれど。安静にすることこそが至難というもの。
 やらなければいけないことがあるのに。ままならない気持ちだけが膨らみ続ける。

 レヴァティは、どうしてああもけろりとしていられるのだろう。
 ブラキウム、ぼくの優しい友達。普段のようにいられないゆらぎを、守ってあげたい。
 メレフ、見た目よりもずっと脆く、情深い貴方。彼の為に何をしてあげられるだろう。
 ルヴァ、ほんとうはそばを離れてしまいたくない。危うげな、小さいきみ。
 カストルは。ああ、本当は、彼が何を見ているのか、全くわからない。恐ろしいのだ。
 シトゥラ。どうして、イクリールがいないのに。本当は、想っていると信じたい。

 たった一日で、こんなにも誰かを疑っている己が恐ろしい。それ以上考えたくないのだ。
 どうして、こんなにも急いてだれかを探しているのか、理由は自分でわかっている。
 見つけたなら、話をしたなら。もう、"居る人間"を疑わなくて済む。
 ごめん。ぼくは、犯人探しなどしたくない。
 誰とも知らぬ人間ばかりが関わっているのならばいい。
 ぼくは。本当は、いい人間でなくなってしまうことを、恐れているのだろう。

 痛みに耐え、痛みに耐え。
 幸い怪我のせいで、午後の授業への出席は免れた。
 今のうちに、誰かを、居なくなった彼らを、探さなくては。
 彼らを、僕らを。ぼく自身を、守ってやるために。
(-234) 2021/05/29(Sat) 20:51:26

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

>>36 サルガス

「ん。……もう大丈…いや、少しまだしんどいはしんどいか。
 動けるくらいにはなった…食欲はないから、食べはしないけど 置いてある分には気にしない」

扉からのぞいた顔に手を挙げて。
少年の顔を見て、メレフも少し気が落ち着いたように表情が穏やかになる。

「ルヴァは大丈夫だったか?あの時は、すぐ通せなくて悪かった」

部屋の方は気にした様子もなく。
入れるなら入るぞ、という顔をしている。
(-241) 2021/05/29(Sat) 21:48:30

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

/* 間違えて秘話を送ってしまいましたわ………………………………………………通常発言に発言し直しましたので、そちらで続けて頂けたらと思います………………………………………………!
(-244) 2021/05/29(Sat) 21:55:09

【人】 小さな心 サルガス

>>3:52 昼過ぎ メレフ
「前、たべものの匂いも、やだったから……でも、だいじょうぶなら、よかった。
 ルヴァは、とりあえず立ち直ったみたいだったよ。まだそれからは会えてないけれど」

 少し動くのが億劫そうなのは眠気のせいだろうか。緩慢な動作で、扉を開く。
 いま寝坊して置き出したみたいに、ベッドシーツがもこもことトンネルを作っている。
 隣を過ぎる時に少し香るのは、普段の匂いに加えて少しの土の匂い、消毒液の匂い。

「なにか、あったっけ。見つけたものとか、あった?
 のみもの飲むの、たいへんじゃなかったら、昨日とおんなじの淹れるけど……」

 見上げる視線は貴方のことばかりを気遣って、鶏と雛のようにそばをちょろちょろとしている。
 いつものケープは土と青草で少し汚れて、ベッドのそばにかけられていた。
(60) 2021/05/30(Sun) 0:57:40
サルガスは、中庭に顔を出した。
(a75) 2021/05/30(Sun) 1:02:56

【人】 小さな心 サルガス

>>3:a75 中庭
「……」

 いなくなった人々を探して、のろい足を動かして。
 青い鳥のように、中庭に集まる人たちを探してぱあっと顔を輝かせた。
 小さな少年は、たしかにそこにいるみんなを認識している。
 ああ、と声をかけて駆け寄ろうとしたけれど、どうにもみな、大事な話をしているようだから。
 ぎゅっと耳をふさぎながら、それでも見えるところに姿を現した。

「き、きいてよくなったらおしえてね」
(61) 2021/05/30(Sun) 1:06:29

【人】 小さな心 サルガス

>>3:62 中庭 ブラキウム
「……ああ、うん。本当に……」

 自分が見ている風景と、貴方は見ている風景は。同じなのだ。
 それはただ単純に己が間違っていないことの証明でもあるし、
 貴方が前を見ていることを証明することでもあるし、
 なにより、ここは、食堂のような場所ではなく。多くが受け入れられる場所だと。
 ホッとした途端に喉がぐっと狭まって、鼻がつんと痛くなって。

「みんな。スピカも、シェルタンも、ルヘナも、イクリールも。
 ああ、いるって、言っていいんだ。言って、いいんだ……」
(63) 2021/05/30(Sun) 1:17:14

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「るへな、」

 しゃくりあげてしまいそうな声が、ようやく喉から音を押し出した。
 少しのろい足取りがそちらに歩んでいって。なんて、声をかければいいだろう?
 遅くまで一緒にいて、離れてからはそう時間など経ってはいないのだ。
 なのに、とても長い時間離れていたような、そんな気さえする。

「、……き、のうは。ありがとう、ね……」

 いっぱいの感情で占められた頭の中から、いちばん確かな言葉を選び取る。
(64) 2021/05/30(Sun) 1:20:38

【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス

>>60 サルガス
「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。

 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。
 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」


サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。
傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。
ベッドに倒れこませる。ぽふん。

「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。

 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」

消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。
(-290) 2021/05/30(Sun) 1:21:33

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 シェルタン
「うん。……うん。また、いっしょに、たくさんいろんなこと。
 いろんな、音楽のこと……話したいなって、おもて、」

 ひとり、ふたり。話しかけられた頃には、もう涙声になって、鼻が湿っていた。
 あまり小綺麗ではない音を起てて鼻をすすって、こくこくと頷いている。
(65) 2021/05/30(Sun) 1:22:37
サルガスは、ブラキウムに対して力強く頷き、ぎゅっと手を握り返した。
(a77) 2021/05/30(Sun) 1:26:26

【人】 小さな心 サルガス

>>3:67 昼過ぎ メレフ
「ぼく、探し回ってばかりだものね。ブラキウムにも、ひとりでうごくなって言われちゃった。
 ブラキウムもルヴァのことしんぱいしてたから、きっと、うまくやってけるんじゃないかな……」

 互いに人のことばかり、自分のことを発信しないのはお互い様だろうか。
 思うところを理解しているから余計には追及せず。
 それから昨日のように椅子を用意して、保存食で散らかっている机の上をちょっと避けて。
 飲み物を用意しようとしたところで、軽い体はころんとシーツの上に簡単に転がされた。
(68) 2021/05/30(Sun) 1:31:29

【人】 小さな心 サルガス

>>3:67 >>3:68 昼過ぎ
「い゛、」


 苦悶の声だった。マットレスが跳ね返した体は引き伸ばされたようにぴんと背を張り、
 首は引き抜けそうなほどに後ろに添って後ろ髪をシーツにこすりつけた。
 ひゅうひゅうと細い呼吸をして、隠すように口に手を当てて。
 どうみたって不自然な様子であるのに、なかったことにするようによろよろと身を起こそうとする。

「きょ、うは……どう、した、の?」
(69) 2021/05/30(Sun) 1:34:20

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「そんなこと、ないよ。まだ、できるよ、ううん、ぼく、まだ、なにもできてやしないけど……。
 でも、でも。ねえ、ルヘナ。まだ、ぼくはきみに、きみたちに。
 なにかできると、おもってもいいだろうか」

 涙声だと言うには、もう震えてかたちもなしていない。聞こえはひどく悪い声だ。
 それは貴方にとっては手遅れのことであり、手抜かりの末のことであるかもしれない。
 それでも、まだ。少年は諦めていなかった。
 そしてあなた達を見つけたいま、目的は人探しから、変わりつつある。
(71) 2021/05/30(Sun) 1:40:28
小さな心 サルガスは、メモを貼った。
(a80) 2021/05/30(Sun) 1:45:14

【人】 小さな心 サルガス

>>70 昼過ぎ メレフ
「だいじょうぶ、だいじょうぶだ。ああでも午後、おやすみ、もらったんだ。
 だからね、へいき。うごけるよ。みんなのこと、それに、解決のほうほう、さがさなきゃ」

 声は濁り、喉の裏側をえぐるように低く鳴らす。普段のようにアルトは通らない。
 横倒しになった顔は痛みのせいかみるみる紙のように白く青ざめる。
 襟首を広げてみるならば、よくよく見れば白い包帯が覗いていた。

「メレフ、むりに、触らなくていいよ……ころんだ、だけだもの。へいきだよ。
 ねえ、メレフ、あれから、なにかあったんでしょう。きみのほうが、ずっと心配だ」

 それでも。案じ、思い起こすのは朝方の貴方のひどく弱った様子のほうで。
 ななふしのように細い腕に力をかけて、体を起こそうとする。
 なにか、話したいことが、或いはこれからについて、相談したいことがあるのだろうと、
 そればかり気にしているのだ。
(72) 2021/05/30(Sun) 1:54:20

【人】 小さな心 サルガス

>> 中庭 ルヘナ
「……うん。きっと、できるよね。ぼく、がんばるよ。がんばらせてほしい。
 そのために、ここへ来たんだもの」

 貴方の方へも、歩み寄って手を伸ばして。握り返してくるものがあると信じている。
 少しだけ笑顔を作ったけれど、それはすぐに真剣な表情に置き換えられた。

「ルヘナ。ぼくも、きみも。ここにいるよ。きみの傍に、ぼくはいるよ」
(74) 2021/05/30(Sun) 2:21:14
 




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シトゥラ
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ルヘナ(3d)
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のんびり返信

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置き去りカストル

ブラキウム(5d)
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新規〇夜から

処刑者 (3)

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部屋なう 新規○

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新規◎

サルガス(5d)
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突然死者 (0)

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デボラ
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ラサルハグ
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ポルクス
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