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![]() | 【人】 夢見る乙女 シャルロッテ>>5 エルナト 「バラニは、――――」 あなたが窓の外ばかり見ているから、痺れを切らしたように、少女はもう一度、口を開きかけた。 刹那、ゆっくりとあなたが振り返る。 けれど、答えは返らない。 「バラニは、どこ」 三度、口にして。 ようやく、あなたが告げたのは。 ――――ヒュ、と。 喉から漏れるのは声にもならない悲鳴。 (6) 2022/05/04(Wed) 21:24:27 |
シャルロッテは、朝食も摂らず、食堂から駆け出した。 (a0) 2022/05/04(Wed) 21:24:51 |
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![]() | 【人】 花信風 トット昨日よりはいくらか軽い足取りで食堂に来たけれど、 見回して、それから何も言わずに食事を取りに行った。 食べる量も昨日よりは多い。 食べたくなくても食べなきゃいけないのだし、無理やり詰め込んでいると言えばそうだろう。 (7) 2022/05/04(Wed) 21:26:20 |
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![]() | 【墓】 境界 テラ*テラはこの日も姿を表しませんでした *かわりに *校舎裏の隅にひっそりと *少年が使っていた防護服が一式 *疲れ果てて座り込んだ人のように *打ち捨てられていました *ひっそりと、ひっそりと (+4) 2022/05/04(Wed) 21:29:45 |
![]() | 【独】 雷鳴 バット貸し与えられた、と彼が言っていた一室の中へと紛れる。 静かな空気はものの通らない喉をすっきりとさせるようで、 不思議と気持ちだけはほっとしてしまった。 机に食事を置く。並ぶのはハムにベーコン、塩漬けの肉。 焼いたタンパク質の羅列に、小さなパンと更に乗せられたトマトが半身。 慣れたように毟り食う肉がきちんと喉を通ることに安堵した。 治療の効果は劇的に自身を良化、或いは悪化させるものではないらしい。 いつもと変わらない食事を食べ進めながら、その最中で両手を膝に置いた。 最後に食べてみようと試みたのはいつだったか、思い出せない。 パンを一口。小さなかけらを口に入れる。 前歯で噛みちぎって、奥歯で小さくまとめて、たったそれだけのことがうまく出来ない。 全く違う食感がほろほろと口の中で崩れるのを、舌はざらつく違和感で受け止めた。 異物を飲んでしまったような落ち着かなさを、えづきそうになりながらこらえて。 たまらず、オレンジジュースで流し込んで息を吐く。 繊維感の無い液体状のそれであれば、胃腸が拒むことはない。 親指の爪ほどのパンを食べるだけで、グラスは半分ほど飲み下してしまった。 とてもではないが完食できそうにはない。 外の小鳥にあげるか、誰かに差し入れれば良いのだろうか、と。 手に余るそれを、困り果てたように見下ろした。 (-8) 2022/05/04(Wed) 21:30:37 |
![]() | 【人】 高等部 ラピス「?」 今日も人が少ない食堂に顔を出して、 そうしたら取り乱した様子のシャルロッテを見かけた。 思い出すのは昨日の会話。 声をかけることもできず、駆け出していく姿を見送るしかなかった。 (9) 2022/05/04(Wed) 21:30:48 |
![]() | 【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ駆け出した少■は、いないと聞いたばかりにもかかわらず、あなたとエルナトの暮らす部屋へと向かった。 開かない扉を叩き、枯れた声であなたを呼んだ。 扉を叩く手は、あなたを呼ぶ声は、徐々に力を失って。 項垂れそうになって。 座り込みそうになって。 けれど、少■は再び駆け出した。 どこへ向かえばいいのかはわからない。 それでも、立ち止まってはいられなかった。 少■はあなたの姿を探して、施設中を駆けずり回る。 『いつも通り』を捨てて、懸命に。 (-9) 2022/05/04(Wed) 21:31:24 |
![]() | 【人】 充溢 バレンタイン「……………………ああ、」 ごくり、と水気のあるものを喉奥に押しやる音がして。 溢れないように何もかもシャットアウトするには、 食堂で見聞きするすべては少し許容範囲外で。 逃避先を探そうと視線は右往左往するものの、 その行先は視線の先ではなく、頭の中に着く。 ・・ 「そうだな。お茶にしよう」 どことなく暗号じみたそれを呟いて。 「何をするにもまずは落ち着かねえと。 押さえつける蓋が無いとダメなんだ。 薬を飲んで、花をお茶にして、それからだ」 「それから、センセイに話を聞いてみよう」 まるで順路を通っていない思考の道筋は、どこへ向かうのか。 (10) 2022/05/04(Wed) 21:31:25 |
バレンタインは、ずり落ちかけの帽子を直して、きびきびと朝食を済ませた。 (a1) 2022/05/04(Wed) 21:31:50 |
![]() | 【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ──こわい。 小さな唇が、音もなくその言葉を反復した。 繰り返しても、特に感慨は生まれない。 指先がことり、固い音を立てる。 『時間が過ぎていくにつれて』 『心も石になっていくような、そんな錯覚がするんです』 そんな筈はないのだけれど。 『でも、そのほうがきっと、苦しくなくて良いと思うんです』 心を傷めなくて良くなる。 そうすれば、全部私が抱えられるのに。 『こんなことを書いては、心配をかけてしまいますね』 『大丈夫』 『約束は、ちゃんと覚えています』 (-11) 2022/05/04(Wed) 21:34:20 |
![]() | 【人】 司書 エルナト「…………はぁ。」 家族のように思っていた者たちが、どんどんと消えていく。 しゃんとしないとな、とは思うものの。 中々心というものは切り替わらないもので。 「…………。」 がたり、と椅子を鳴らして立って。 いつもより少し早く、図書室に向けて歩いて行った。 あそこが一番落ち着くから。 (11) 2022/05/04(Wed) 21:34:33 |
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![]() | 【人】 半分の仮面 リアン「気分転換のつもりだったが、これでは―――」 勉強会はつつがなく、久方ぶりに和気藹々とした雰囲気だったと思ったが。 ……どうして、こうも。 「やはり、まだ知らないことが多すぎる」 (12) 2022/05/04(Wed) 21:36:05 |
トットは、その声を聞けば 眉を下げて少し微笑んだ。 (a2) 2022/05/04(Wed) 21:36:59 |
エルナトは、図書室で本を読んでいる。『揚羽が番を食い殺す物語』 (a3) 2022/05/04(Wed) 21:43:10 |
![]() | 【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテいない、返事も帰ってこない。 彼らの暮らす部屋にも、何処にも。 何処を探しても、バラニの姿を見つけることはできない。 少なくとも午前中の間は、あなたがいくら懸命に少年の事を探してもその行いは徒労に終わることになってしまうだろう。 (-12) 2022/05/04(Wed) 21:44:15 |
![]() | 【赤】 高等部 ラピスかつ、かつ、かつ。 黒板を叩いて、合図を響かせる。 「………」 今日は、どうやら"いつもと違う"らしい。 エルナトは普段通り食堂に現れた。 さて、これからどうするべきだろうか。 (*5) 2022/05/04(Wed) 21:47:08 |
![]() | 【置】 充溢 バレンタインばんばんと胸を叩いて、つっかえた食べ物を胃に落とす。 ちょっと急ぎ過ぎた。これも愛嬌ということで。 「……不安だから確かめなきゃ。 いなくなっても置いていったわけじゃない。 ならそこまで怖がる必要はない。僕は。 直接聞くのは怖いし、わからない。 だけど直接聞かないと何もわからないんだ」 それは幾度となくやってきた、 自分に言い聞かせるような喋り方。 眠気で抑える前は、そうやって自分を安心させて。 「……何かに連れ去られたんだよな、きっと」 その意識が外に向けば、やっぱりそれは唐突なもの。 噂の正体に無関心だった故に、考えはそこから始まる。 (L0) 2022/05/04(Wed) 21:48:19 公開: 2022/05/04(Wed) 21:50:00 |
![]() | 【秘】 神経質 フィウクス → 司書 エルナト/* 拝啓、ロールの流れで能力行使先を決めていたら 気付けば恋窓がブンされていました。 こちらのハンドアウト上、 この絆の解釈次第ではちょっとまずい(まずくはない)事になるので 取り急ぎ要点だけ掻い摘んでお伝えします…… こちらご覧の通り物凄く情緒不安定なヒス男なのですが、 実際は 『人に向ける感情が全て怒りに捻じ曲がってしまう』 喜怒哀楽に始まり、恐怖や困惑や驚きに果ては愛情まで。 とにかく何でもかんでも例外なく最終的に怒りという感情に着地します。 論理的思考は感情とは異なりますし、理性もありますが、 仮に親愛や何らかの情を抱いても病によって捩じ曲がったそれらをそうと定義できるかは疑問が残ります。 という感じに……なっています……。 こちらPLには特にNG事項は無いため(場合によってはPCが上手く応えられるかは怪しいですが)、絆の扱いについては当たり障りのないものでも当たり障りのあるものでもご随意にして頂ければと…… (-13) 2022/05/04(Wed) 21:52:53 |
![]() | 【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット眠る君の姿が目に入って。 「な――バット君!?」 「この姿はなんなんだ、説明しろ!!! こんなんじゃまるで猛獣の扱いじゃないですか」 治療の実態は――知らない。噂だけだ。 それでも大きな事件になっていないのは、 生徒達は無事に戻ってくることが多いからだ。 変化はあれど、その後生活に戻る。 だから、問題ない。もしかしたら、嫌な予感は当たらず 非道な事にも巻き込まれず帰ってくる可能性を考えた。 しかしこの現状だ。噛みつきかけた言葉に、冷静に返される熱の籠もった言葉。 鎮静剤? 暴れたら? そんなことを彼にされた事なんて、今まで。 (-14) 2022/05/04(Wed) 21:53:20 |
充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。 ![]() 2022/05/04(Wed) 21:53:36 |
![]() | 【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニあんな別れ方をしたのに、どんな顔をして会えばいいんだろう。 朝、目覚めたときに抱いた不安は、今、別の不安に塗り替えられた。 あなたの教えてくれたあれが、もし、本当なら。 あなたが酷いことをされたのなら。 あなたが苦しんでいるのなら。 少■はそれに耐えることができない。 少■があなたにできることなど、何ひとつないのだとしても。 ただ、そばにいたかった。 授業にだって出席せず。 頽れそうになる脚を叱咤して。 少■はそれこそ、日が暮れるまであなたの姿を探すだろう。 それが無意味な行いだとしても。 何度だって同じところを確認し、狂ったように、ずっと。 (-15) 2022/05/04(Wed) 21:56:39 |
![]() | 【赤】 花信風 トット──いつもより慌ただしく教室に入ってきた。 この状況がいつもと違うこと。それはトットも認識している。 どういう事なのか話し合いしたくて、半ば躓きかけるようにして机の前に止まった。 「お」 「おはよ! あの、……うーん?」 (*6) 2022/05/04(Wed) 21:57:21 |
![]() | 【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット「……わかり、ました。 連れてきて下さりありがとうございます。 彼の経過観察は引き続き私が行います。 対処の方も、おっしゃるとおりに」 早くに教師を帰し寝台に沈む君と向き合う。 夜に眠って居る姿を見れたことはない。 前髪をそっと撫でて、必要以上の怪我が無いかを確かめる。 手錠に、口枷、異様な光景が広がっているのにすぐに外す気にはなれなくて。 "病気のこども"。 頭によぎったのは、確かにその言葉だった。 彼は、自覚していて、そして――"病気"ではないそれが治ることがなかった。 「変な期待を持たせた……? 治らない先のことを、しっかり考えていたかと言えばわからない。 普通の生活ができるのなら幸せだと思った。 君の周りは普通の生活をしている人が多いようだから。 ……、ミゲル、って誰だい。バット君」 手錠は、暴れるのを防ぐためと口枷を外す予防。 外して問題があるのはその口枷だろう。 「暴れる君を見れば、教えてもらえるの……?」 その指先に枷が触れて、僅かに震えたのを自覚しつつ。 眠っている貴方を隣で眺め続けた。 (-16) 2022/05/04(Wed) 21:59:07 |
![]() | 【秘】 高等部 ラピス → 夢見る乙女 シャルロッテ首を振ったときに散った雫が、綺麗に見えた。 こんなにあなたは綺麗でいるのに。 苦しめるものから守れないのが歯痒かった。 その呪縛を解くことができれば、どれほど良かっただろうか。 引きずり込まれないために掴まる切れ端程度しか、与えることはできなくて。 だからどうにかするための方法を、二人で探ることができたら良い。 『お父さんは、難しい人のようですね』 『私が今思いついた方法は二つです』 『"シャルロッテちゃん"をやめてしまうか、』 『"お母さん"をやめてしまうか』 『シャルロッテちゃんは、どう思いますか?』 あなたを義務感で捕えて離さないもの。 離れがたい何かがそこにあるのだろうか。 (-17) 2022/05/04(Wed) 22:03:31 |
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![]() | 【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ眠る青年に不必要な虐待が行われた形跡はなかった。 庇い傷も躊躇い傷もなく、少し土の匂いがするのは森へ行ったならいつもと変わらないこと。 暴れていつも以上に汚れた様子もなければ、痛めつけられた様子もなく。 普段他に見られることの少ないベッドに横たわる姿は、 むしろいつもよりも剣呑な装いである、そのはずなのに。 朝になるまで、青年は起きることはなかった。 当然自分の力で枷を外すこともなく、寝ながら暴れるわけでもなく。 朝日ののぼる頃には、ゆっくりと目を開けるのだろう。 (-18) 2022/05/04(Wed) 22:26:05 |
![]() | 【独】 神経質 フィウクス/* あれ?これってもしやそこが天然誑じゃなかったら また同じ日に同室二人滅んでたのか…… 運命の気紛れってこわいですね(現実逃避) (-19) 2022/05/04(Wed) 22:32:44 |
![]() | 【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテあなたの行いが実を結ぶのは、日が傾き始めたその頃。 午前中はどこを探しても見つからなかったバラニは、ふらりと姿を現す。 ちょうど部屋に戻ろうとするところなのだろうか。 どこか足取りも重たげにしながら、ゆっくりと周囲を警戒するようにしているようだが。 (-20) 2022/05/04(Wed) 22:34:30 |
![]() | 【人】 神経質 フィウクス食堂の様相を、そこに居る者、居ない者、その様子を一瞥して。 眉を顰めて、今日もまた溜息一つ。 その後は何も言わず席を立って食堂を後にした。 いつも通り。 今は誰も居ない所に居たかった。 (13) 2022/05/04(Wed) 22:49:20 |
![]() | 【秘】 司書 エルナト → 神経質 フィウクス/* クロノちゃんだけだと思ってたらなぜかもう一人 誑かしてて、本当にびっくりしてるPLです…… ハンドアウト、了承しました! 正直どうせこうなってしまったならもういっそ、当たり障りあるやつにしてやろうか、と思ってるんですが……(テロ) こちらの方も設定上、ちょっと色々、あり……端的に言うと、 『自分以外を平等にペットとか動物的なものとして見てるので、 それらに向ける感情以上のものを抱けない』 というものでして……… 故にどんな感情(怒りに変換される前の)を向けられても、応えることが大変難しく…… むしろ怒りに変換された方がお互い楽かもみたいな……状態です! 絆の扱いは、ロール上、フィウクスくんが抱きそうな感情を抱いてもらえれば、と思います。こちらもNG自体はなく! 今までのやり取りだとちょっと難しいですかね?デート、したほうがいいですか……!? (-21) 2022/05/04(Wed) 22:50:50 |
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