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【人】 騎士 エース[ちなみに、 部屋のどこかに俺のわからない言葉で、 この部屋を出る方法 が文字で記されているが、その文字に精通していない俺はそれを認識する事すらできなかったのだった。*] (22) 2024/01/19(Fri) 19:38:50 |
【人】 王子 シール──何の部屋── [試練の洞窟で謎の仕掛けが発動し、 奇妙な落下に巻き込まれて気を失った後、目覚めたら二人してこの部屋に居た。 移動したては平衡感覚が狂っていて、目眩を起こして倒れる前に、従者に体を支えてもらった。 ドサクサでウエストに触った手>>17には気づかなかった。 お互いの無事を確認した後で、この場所についての考察を始める。 祠だと思ったのは、周囲がどことなく石造りの玄室めいた感じがしたからだ。 向こうの方にこの部屋で一番明るい場所があって、その中心に台座らしきものが見える。 体にどこにも異常がなくて身動きできるなら、 この部屋をもっと調べないと。 そのためにはまず、立ち上がらないと、で] (23) 2024/01/19(Fri) 21:09:23 |
【人】 王子 シール[二人で周囲を見回しながら、自分の胸元にも目を遣る。 ここまで落下したり何なりで、かなりの衝撃を受けたはずなのに、胸に着けた白い花は、花びら一つ散らされる事なく、元気よく咲き誇っていた。 そんな姿に可憐なのに頼もしいと感じてしまって、これから先に何が起きようとも勇気付けられるような、……そんな気がする] (25) 2024/01/19(Fri) 21:12:09 |
【人】 王子 シール[壁にも床にも、出入り口らしい場所が見当たらないのはすぐに分かった。閉じ込められている>>20という従者の声に、そうだな、と頷く] 一見扉がないように見えても、こうした玄室には 何らかの仕掛けがあるはずだ。 ここが試練の洞窟の終着点なのだとしたら、 探索者を試す何かがあってもおかしくない……って、 コラァ! [急に雄叫びと一緒に激しい物音が聞こえて>>21、 慌ててそちらを振り返る。 壁を蹴りつける騎士の側に駆け寄って叱りつけ] 駆け出しの冒険者でもあるまいに、 この手の扉がそんな事で開かない事くらい分かるだろう あとは、ここを開くための手段を探そう。……な、 [下手に触るなと決めた後で、壁を思い切り蹴るのはいいのか、と突っ込みたいのは堪えて。 荒ぶる従者を宥めてから、再び調査を始める] (27) 2024/01/19(Fri) 21:14:45 |
【人】 王子 シール[今度は自分で台座の方へ向かい、その周辺を見回して] ……人が横になれそうな大きさ。 石櫃にも見えるけど蓋はないか……やっぱり、台座か? ……うん? [台座の側面を調べていた時に、 何かの文字が刻まれているのが見えた。 古代魔術語のようにも見える。文章を読み始めて、 わたしは「あっ」と声を上げた] エース、こちらへ来てくれ 何か書いてある [台座の傍らに跪いたまま、従者を呼ぶ。 彼が側に来たら、文章の続きを読み始めた] (28) 2024/01/19(Fri) 21:15:16 |
【人】 王子 シール……えーっと、…… 要約すると、こうなるな……? [彫られた文字を指で辿りながら、順に読んでいく] 新成人、おめでとう 君には、大人になるための…試練を与える 同じ部屋に居るもう一人と をすること ……これが達成されない限り、君はこの部屋から出られない 大人なら、誰もが行うことだ 越えられない試練ではない 試練が果たされた後で、君は 新たな扉 を開くだろう。では、……励みたまえ [文章はここで途絶えている] (29) 2024/01/19(Fri) 21:17:16 |
【人】 王子 シール[途中で読み飛ばした部分は、わたしの知らない単語だった。 肝心のここが分からないと、何をするのかが分からない。 従者と顔を見合わせて首を傾げたが、わたしは再び「あっ」と声を上げる] 昨日買った辞書!あれに載ってるかも [幸いにも身に着けていたポーチは落下時にも離れずにいてくれて、早速口を開けると中から小さな辞書を取り出した] 買って良かったな……本当に便利だ、 えーっと……何なに、…… ……って、……えっ [見つけた単語に思わず挙動が停まる] (30) 2024/01/19(Fri) 21:17:56 |
【人】 王子 シール[わたしが蒼ざめて硬直していると、傍らの従者も気がかりで声を掛けてきただろう。 伝えないわけにはいかない、か] いいか……、辞書に誤りがなければ、の話だぞ わたしが誤読をしているとかでなければ、 [と仰々しく前置いて、台座の単語と辞書の頁を並べて従者に見せて、違わない事を確認させる。その上でわたしは、散々迷った後で、従者にそっと耳打ちしただろう。 ここから脱出する手段、について…───それは、] (32) 2024/01/19(Fri) 21:19:13 |
【人】 騎士 エース[俺も立ち上がってどこも痛くないし、 王子の立ち方や歩き方もおかしくなかったから、 ひとまず無事だった事に安堵する。 しかし穴に落としておいて、殺す気がないって事か……。 それ以上を考える前に二人で部屋を調べる>>26が、 台座の周辺は石像なんかもあって、特に怪しい。 が、この時は特に目ぼしい情報は得られず。 旅の間、 ピンチだって二人で切り抜けてきたが、 閉じ込められるのはおそらく初めてで。 ……一人でなら、国外で悪さを働いて、 ひと月ほど牢にぶちこまれていた時以来か。 あの時は空腹と、自分の排泄物と、感染症に苦しめられたっけ。 こんなに早く痺れを切らしたのはそういった過去を無意識に思い出したからかもしれないが、暴れたら当然の様に王子に怒られた。>>27 しゅんとするでもなく どちらかと言うと不貞腐れた顔で言い訳したが、] ……はい。申し訳ありませんでした。 [厳しく、しかしどこか優しく窘められて、調子を取り戻す。 しゃんと背を伸ばして頭を下げて、調査に戻る] (34) 2024/01/19(Fri) 22:19:56 |
【人】 騎士 エース[王子が見えにくいだろう高いところを見て回っていたら、 台座の方に向かっていた王子から呼び寄せられる。>>28 跪いた王子の横に腰を下ろして、 王子の視線の先を見つめるが、俺にはわからない文字だ。 読めるんですか?って目線を向ければ、 王子は文字をなぞりながら、書いてある事を教えてくれる] ふむ……? 成人の儀は一人でおこなうものだった筈ですから、 これは、後から魔術師が模倣したんですかね? ……ん? で? なにを、するんですか? [部屋を開ける方法がある事はわかった、が 肝心の「すること」を王子が読み飛ばしたから首を傾げる。 言いにくいのかな?と思ったけど、そうでない様だった。>>29] (35) 2024/01/19(Fri) 22:21:18 |
【人】 騎士 エース[ふうぅ、と長く息を吐いて、その場に胡坐で座る] 他の可能性はないんですか? 似た言葉とか。 だって一人で来た人間は、どうするんですか? [さっき自分で述べた考え>>35を自分で否定する。 ここは街の人が言う祠ではない。 それは本当は理解しているのに、 王子が教えてくれたここを出る方法を、受け入れられない。 だから他の可能性はないかと王子に問うて、 王子をきっと、困らせてしまう] …………、 [口元に手を当て、考える。 誰かが、助けに来てくれる可能性。 ここに行くとは、洞窟の事を教えてくれたあの人間にしか伝えていない。洞窟までの道でも誰にも会わなかったから、そこに期待するのは絶望的か……] (38) 2024/01/19(Fri) 22:24:42 |
【人】 騎士 エースどうします? 本当に、ソレしなきゃいけなかったら。 [とりあえず王子の意見を聞いてみようと、 わざと軽い調子で尋ねてみる。*] (39) 2024/01/19(Fri) 22:25:02 |
【置】 騎士 エース― 回想、出逢いの時 ― [今なら思う。 そんな、殺す気で剣を振って>>0:L5、 本当に俺が死んだらどうしていたんだと。 まあ、代わりはいくらでもいるだろうから、 王子の行動は何ら問題はなかった、とも理解するが。 俺が強くてよかった。 初めて己の生きて来た環境に感謝した瞬間、だったと思う。 粗削りながらも鋭い剣筋を受け止めて、 隙だらけの腹を蹴りつけたら、 その小さな身体は吹っ飛んで行った。 それでも蹴った靴底に筋肉を感じたから、 咄嗟の防御に秘かに感心した] ―――、 [俺の暴挙に剣を向ける兵たちがいたが、 俺はそいつらにも負ける気がせず、鋭く視線を配らせた。 でも内心ちょっとやべ、と思った。 ]折角騎士になれるかと思ったのに、やらかしたか、と (L0) 2024/01/19(Fri) 22:53:28 公開: 2024/01/19(Fri) 22:55:00 |
【置】 騎士 エース[けれど王子の一声>>0:L6で、兵たちは剣を下ろしたか。 構わないと言ってくれた事、それから、 咳き込んで、すぐに立ち上がれないくらいのダメージを喰らわせてしまった事に、申し訳ない気持ちで、急いで王子のもとへ近寄る。 せめてと手を差し出し、王子が立ち上がるのを手伝う] ……、はい、 [無礼を働いた相手に怒るでもなく、 目下の相手に教えを乞う謙虚さを持ち、 この歳で、自分に合う術を知っている。 まだ逢って間もないのに。 大きな器を持つこの人に、 そして何故だか、その滲んだ涙に 惹かれてしまって。 生まれて初めて人の助けができる事を、嬉しく思う。 そうさせてくれるこの人はこの時、俺の中で大事な人になった] はい、シール様。 この命ある限り、あなたの為に。 [差し出された手を握り締める。 握手をしながら言う様な台詞ではなかったかもれないが、心は、王子に跪いていたから。この気持ちは今でも、変わる事がない。*] (L1) 2024/01/19(Fri) 22:53:36 公開: 2024/01/19(Fri) 22:55:00 |
【人】 王子 シール[散々迷った挙句に勇気を振り絞って伝えたのに、 誤読じゃないかと一蹴されて、] ……ウッ [恥ずかしくて居たたまれなくて、泣きたくなってきた。 誤読だったら、どんなに良かったか。一応、似たような単語の意味を当てはめたけど、最初に読んだ物以外にしっくりこなくて、つまり最初のが最適解という事になる] (40) 2024/01/19(Fri) 22:55:25 |
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