【独】 橘/* ソロルの良いところは時間気にしないでいいところ(こら ほんと寡黙で申し訳ない 急な気温変化が悪い(ぐでー イメ曲は平沢さんの「帆船108」で落ち着きそう https://www.youtube.com... では寝る 雀animal雀animal蝶々animal (-5) 2022/04/14(Thu) 1:40:07 |
【人】 大崎[どこか懐かしさを覚える狩衣姿の舞が終われば、薄紙に包んだ小銭をそっと置いていった。残念ながら、紙幣を出せる余裕はなかったのである。] [春うららとはいうが、風は冷たいような、日差しは暑いような。しかしながら桜の花は春そのものを表している。 木の枝の合間に何かが動いた気がして目をこらせば、薄緑色の小鳥が桜の花を啄んでいた。] 美味いのかな。 [小鳥も春の訪れを喜んでいるようだ。 ひらひら、黄色い蝶も舞い踊る。 冬には滅多に見られなかった色彩だ。] (22) 2022/04/14(Thu) 3:04:56 |
【人】 大崎[淡い、沢山の色に誘われて、ついつい買ったのは色とりどりの金平糖。手軽な糖分として、しばらく旅のお供になってもらおう。 のどかな景色はどこまでも広がっている。**] (23) 2022/04/14(Thu) 3:05:14 |
大崎は、メモを貼った。 (a6) 2022/04/14(Thu) 3:09:29 |
【人】 虹彩異色症の猫[ 孫らの姿を見るや否や、子猫は後ろ足立って澤邑に縋り付くき、まるで抱き上げてとせがむようだ。 すっぽりと腕に収まる子猫を見て、祖父ばかりずるいと子らが騒ぎ立てる。自分たちも子猫を散歩させてみたいのだと、装具の持ち手が欲しいと強請る。 子らなりに可愛いがっており、手を伸ばして子猫を撫でるが、当の猫にとっては粗略な手付きが不当な扱われらしい。触れられた箇所をせっせと舐めて毛繕う。更に伸びる手からは身を捩り、このままでは出掛けるどころか邸内の何処かへ逃げ隠れでもしかねない。 無事に出掛けられたとするなら、澤邑が孫をいなしたのか。今日は猫のおやつもあるとの呼び掛けに、うるるる、と唸りに似た、それにしては迫力のない鳴き声を漏らす。 そんなものではご機嫌取りにならないと、抗議のような拗ねのような声音だ。 昨日と同じに良い天候で、子猫を膝に乗せ澤邑が腰掛に落ち着くと>>16、朝の冷えとは異なり春の陽差しが燦々と降り注ぐ。猫も陽気が心地良いのか、微睡み始めた頃合いに退屈だろうと思ったのか飼主に地面に下ろされた。 眠気を払うように勢いよく首を振ると、大きな耳が振れてぴるるると音でもするようだ。 大きくひとつ欠伸をすると、うろうろと澤邑の足元を歩いたり、地面を嗅いだり、手頃な大きさの石を転がしている。]** (24) 2022/04/14(Thu) 19:27:32 |
【人】 豊里[遠目に見れば、枝の色さえあまり見えない程に、 幾重にも花びらを重ねた花が浮かぶように連なっている。 余りにも見事な光景に、真希奈は言葉を失った。 その名の通り、樹齢は千年に至るのだろうか。 幽玄美、極まれり。手を伸ばし仰ぎ見る。 花 に 触 れ れ ば 忽 ち 、別 世 界 に で も 迷 い 込 み そ う だ 。 ] (25) 2022/04/14(Thu) 19:30:11 |
【人】 豊里 香 花 ふ 心 人 に ぞ る も は に 昔 さ 知 い ほ の と ら さ ひ は ず け る [人の心は移ろい変われども、美しきは褪せることなく。] (26) 2022/04/14(Thu) 19:36:50 |
【人】 豊里[憎しみを生まず、人に愛されるものを作りたい。 そう願いはしているけれど、それは容易い事ではない。 どんなものであれ、誰かにとって好ましいものは、 別の誰かにとって厭わしいものであることが儘ある。 銃だってそうだ。 その所為で負傷したり、命を落とす者がいる一方で、 守られ、命を救われた者もいる筈。 銃の本質は"殺傷する事"であると思うので、 きっと前者の方が多いのだろうけれど……。 "誰かに愛されるもの"と定義すると難しい。 対象が不確かで曖昧過ぎるからだ。 だから真希奈は、 まず"自分が愛するもの"を作ろうと思っている。 其れは独りよがりでしかないのかもしれないが、 確かに"自分"という、其れを愛する人間がいると云えるから。 同じく其れを、愛してくれる人が他にもいれば、万々歳だ。] (27) 2022/04/14(Thu) 19:39:45 |
【人】 豊里[私はきっと、名匠になることは出来ないだろう。 それでも構わない。称号も、称賛も必要ない。 そもそもそれらの賛辞は、 一握りの人間にのみ与えられるものだ。 そうでない者は悪である……という話ではない。] (28) 2022/04/14(Thu) 19:41:12 |
【独】 九朗/* 私は寝るまでに、もう一回くらいロルを落としたいところです。 書きたいことに対して、パソコンの前に座っていられる時間が短すぎました…。 でもだからこそ、基本ソロル推奨なこの村のスタイルが楽でしたね。 ネタとしてはあと、夏の送り火と秋の観月祭があるので。 また余裕のある時に「bAroQueチップで遊ぶ村2」とか建てたいですね。 とはいえ需要がなければ建ちませんが!!! (-9) 2022/04/14(Thu) 21:59:38 |
【人】 九朗[あちらへふらふら。 こちらへふらふら。 風に舞う薄紅の花弁のようにとめどなく、人の流れに流されて。 気づけば淡い色の金平糖が荷物の中に増えていた。>>23 それでも堀之内の端から端まで歩いていれば、いつかは薄墨神社の石段前に着くというもの。 長い石段のふもとに探していた褐色髪の長身を見つけて、九朗は荷物片手に手を振った。] あぁ、居た居た。 探しましたよ。 [探していたのは事実なのだが、一二三はあきれた顔で「探したじゃねぇだろう」と肩を落とした。 だがまぁ、十分に祭りを堪能している様子の九朗を見れば、一二三でなくともそう言いたくなるだろうか。] (30) 2022/04/14(Thu) 22:47:00 |
【人】 九朗やだなぁ、ちゃんと探してましたよ? あ、喉かわきました? 一二三の分もお茶買ってありますよ。 [そう言って買った荷物の中から、封を切っていない竹筒の茶を渡す。 一二三はいくらだった?と言いながら受け取ったが、九朗はいいよと首を振る。] そういえば、途中で澤邑のおじさんに会いましたよ。 子猫を飼い始めたと聞いたんですが、随分かわいくて。 [ご隠居の腕に抱かれてすやすやと眠る子猫の愛らしさを思い出し、口元へ手を当ててくすりと微笑んだ。*] (31) 2022/04/14(Thu) 22:47:29 |
【人】 澤邑だめだ、お前たちは先に店の前で待ってなさい [ >>24こゆきは孫たちの仕打ちがよほど嫌なことだと刻まれているのか、澤邑の腕から降りようとしない。 背伸びして触れようと孫たちの手が伸びてくるのをいなして。こゆきは触られたところをせっせと毛繕いしているからよほど嫌なのだろう。 孫たちもこゆきが可愛くて仲良くなりたくてしているのだがなにぶん子供と猫は相性が悪いものだ。] 知らんぷりしてる方が、猫は寄ってくるもんだよ [ そんなことを偉そうに孫たちに講釈垂れたかもしれないが、触りたくてたまらない子供たちには不満の残るものだろう。] (32) 2022/04/14(Thu) 22:56:34 |
【人】 澤邑こゆきおいでおいで [ 眠そうなことに気付かず、地面に子猫をおいたらんーと背伸びをして一度身震いするとしゃんとなった。紐の届く範囲でうろちょろしたり、小石を獲物に見立ててじゃれついている。 今日は巾着を下げていて、その中に台所でささみを煮たものをガラスの容器に入れている。 膝を叩いてみたがこゆきは寄ってくるだろうか。来なければそのまま足元で戯れているのを眺めている。*] (33) 2022/04/14(Thu) 22:57:25 |
【人】 澤邑[ 半刻になるかならないかくらいで子供たちが駆け寄ってきた。 紙芝居が終わったのだろう。腹が減ったとか言っているがまだ昼飯には時間があるから、屋台に目移りして小遣いが欲しいのだろう。 家で待っている人たちのお土産も一緒に買ってきなさいと、いくらか渡せば大喜びで飛び出して行った。きっと自分達の欲しいものばかりたくさん買って大人が喜ぶものは何も無いのだろうなぁとは予測がつくのだが、子供時分の頃の楽しみだろう。**] (35) 2022/04/14(Thu) 23:09:16 |
【人】 九朗[そういえば縫いぐるみに着けるリボンは買ったのか?と尋ねる一二三に、九朗はまだと首を振る。] どうせなら社務所の飾り紐をと思いまして。 それにしても一二三、よくここで待ってましたね? 待つなら神楽殿の前の方が確実だったでしょうに。 [そう九朗が疑問をそのまま口にすれば。 一二三は飲み終わった竹筒に栓をしつつ、なんでだ?と真顔になった後で 「九朗が俺の前を歩いてたんならはぐれるはずもねぇし。 だったら俺の後ろを歩いてたんだろ? じゃあ石段の前で待ってりゃいいじゃないか」 と答えたので、今度は九朗の方がぽかんとした間抜け顔になった。] (36) 2022/04/14(Thu) 23:09:26 |
【人】 九朗それはつまり… 後から私が来るって、 分かっていたからここで待っていたと? [確かに神楽殿のある境内に入るにはこの石段を登らなければならない。 神楽目当てで混むだろう境内や神楽殿周辺ではぐれた相手を探すよりも、一本道の石段前で待つ方がよほど確かだ。 ただしそれは、相手がすでに石段を登って神社の境内に入っていないことが前提なわけで。] まったく… あなたには敵いませんね、本当に。 [実際一二三の後ろを歩いていたのは確かだが。 一二三の言い方では前を歩いていたなら見失うはずがないと明言したようなものだ。 言った男自身にその自覚があるかどうかは別として。 …いや、恐らくないのだろう。 竹筒を懐にしまい、シンプルな杖を手に取る一二三に、九朗はこの人たらしめと内心で悪態をつく。]* (37) 2022/04/14(Thu) 23:09:38 |
【人】 東天[初めに拍子などはない。 その身に染みつき湧き出す拍から、舞を紡ぎ出す。 空を掻く指はその爪の先まで神経を使い、 伸ばした足が描くのは脈々と計算され尽くした円、 扇の起こす風は花弁を纏って上へ下へ。 りん、と鳴る鈴で、舞に音が灯る。 通りすがる人々も、灯っていく音に振り向けば、 そこに狐面の舞手が居よう。 この舞は標。 神のためではなく、人のために。 いつしか生まれる拍子に合わせ、 舞は静と動を繰り返す。 空気をはらんだ袖は花弁を巻き込みながら撓み、翻り。 そうしてぴたりと止まる。 指先は東の天を指して] (38) 2022/04/14(Thu) 23:09:48 |
【人】 東天[それははるか昔の約束だという。 故郷へと彷徨い急ぐ二人がいた。 必死にその道を走り、待つ者がいる故郷の方角へと一心不乱に駆けるが、 ………しかし、それは叶わなかった。 その片方がその道半ばで倒れ込む。 体がついに保たなかったのだ。 倒れた者は最期の力を振り絞り、連れに頼み込んだ。 "どうか、その綺麗な花咲く木の下へ埋めてほしい" "そうすれば、それを標にまた会えるから" 故郷まではまだ遠く、息絶えれば連れ帰る事はできず。 連れの者は約束通り、近くの蕾の膨らむ木の下に埋めて、独り故郷へと帰って行った。] (39) 2022/04/14(Thu) 23:11:14 |
【人】 東天[暫くの後、約束通り会いに来た連れは困ってしまった。 様変わりした街道で、どうにもわからなくなったのだ。 朦朧とした意識で走っていて正確な場所もわからず。 その木がどんな花を咲かすのかもわからず。 ただわかるのは、綺麗な花が咲くだろう、蕾の膨らむ木の下。 ──ならば。 綺麗な花咲く木の下全てで舞えば良いかと、 妙な開き直りをして、手始めに街道沿いの木の下で舞を始めた。] (40) 2022/04/14(Thu) 23:11:35 |
【人】 東天[──火が灯る。 暗闇の中、標となる燈籠の火を継いで。 わたしはここでまっている。 はるかむかしから、 わたしはここでまっている。 ──水面は流れていく。 長い時の中、途切れ継いだ場所など教えぬままに。 ただ、ひとり、 "わたし"はここでまっている。 きみにあえるひをまっている。] (41) 2022/04/14(Thu) 23:13:31 |
【人】 東天[今でもその約束通り、どこかを目指して会いに行く。 会いに行っては舞う、繰り返し繰り返し。 あの人が愛した舞を絶やすことなく、生きた証を灯し続けよと。 この舞を愛し惚れた者の巡礼の道として、その教えは今日も守られる。 綺麗な花咲く木と言う標。 こちらが示せるのは舞と言う標。] [とん、と足を踏み鳴らせば。 りん、と、鈴が一度鳴り。 また一曲、舞は終わった。**] (43) 2022/04/14(Thu) 23:15:24 |
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