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【妖】 生贄 セレンそーだね、多分、違うんだと思う。 あのこは誰かに愛される素質も、資格もあって、 ぼくはなにも無かったんだ、そういう違い。 同じ場所にいても違うなんて不思議だよね、世界って。 [ 慣れていることだ、これも。 故に憐憫を誘おうとしているわけでも何でもなく、 ただ事実だけを伝えているに過ぎない淡々とした口調で。 穏やかな笑いは崩れることなく、 子供らしからぬ諦めを宿し、笑顔は保たれたまま ] ($106) 2019/04/15(Mon) 2:15:57 |
【妖】 生贄 セレンどれくらい待ったのかな? ……なんて、そんなことも知らないのに、 貴方にもう少し待って欲しいって。 自分勝手にも言えちゃうんだ、ぼくは。 ニクスさまが辛そうなのが凄くわかるのにね? [ 月のようだなんて綺麗な言葉に、>>$96 滲んだのは自己否定の言葉の羅列ではあった。 物心というものを知った頃から奴隷で、 否定され続け、やがて憶えて深く沁み込んだ記憶。 だからこそ睫を震わせただけで流して、 双眸を細めて言葉を受け取ったことだけを知らせつつ。 寂しそうな夜の怪物に己の醜悪さを伝えて、 日誌に残されていた少女の優しさと重ねる違和感を誘う ] ($107) 2019/04/15(Mon) 2:22:15 |
【妖】 生贄 セレン[ 笑顔の仮面に何を隠しているのかは、未だ。>>$104 手を伸ばせば届く距離だからこそ、 想像でしか埋め得ない感情の行方を探るように ] ……ぼく、頑張るから。 [ 指を伸ばして撫でるように触れたのは歪に笑う頬へ。 過去の記憶を振り返ってもたったひとつだけ、 己が唯一知る他人からの優しい仕草を写して返す。>0:216 彼はきっと意識していなかっただろうけれど、 己が人に優しく触れられた経験は、これしかなくて ] ($112) 2019/04/15(Mon) 3:29:50 |
【妖】 生贄 セレン[ 人のようになりたい怪物を―― 人を殺していないから怪物とは違うと諭す彼を、 殺せば己は何になるのだろうかと考えながら。 その思考の意味のなさに、すぐに気付いて散らす。 夜にしか生きられない月の子供は、 夜を失えば消えるしかないのだから答えは自明だ。 だからあとは死なない為に生きて来た己を殺し、 たいせつなものに縛られた夜を、 眩い陽へ還すための感情を産む時間を作るだけ ] ($113) 2019/04/15(Mon) 3:36:00 |
【妖】 生贄 セレン[ 解放が、赦しが、殺すことなら。 そうしてもいいと想う感情とはなんだろう。 何もなかった己が抱いた疑問の答えこそが、 きっと、己のたいせつなものなのだろうと考えながら ] ($114) 2019/04/15(Mon) 3:41:10 |
【妖】 生贄 セレンあなたが何であっても殺せるように…… 皆みたいに、思い止まらないよう頑張るからさ。 [ だから大丈夫と囁いて仄かに笑いながら。 何が大丈夫かを――その解釈を夜に託して、 大切なものを知らない子供らしく無邪気を装う。 そうすることくらいしか己にはできないのだから ]** ($115) 2019/04/15(Mon) 4:16:11 |
【秘】 幕末のライダー シロガネ → 巨人のアヴェンジャー クガネ[白く、無垢な君をはっきりと 穢してしまったことがこの時、理解した 上がる口角は、慾濡れる、色香匂う組み敷かれたその姿は 確かに、彼もまた慾を求めているのだと 理解するのに十分なもの ――それを後悔していないのだから 私はとても罪深いので、あろう] 私も、好いておるよ。 [だから君をくれ。君が欲しい ―――可愛い、君よ。君の願いなら何でも叶えたい 自分の慾が君を変えたのだとしても。] (-120) 2019/04/15(Mon) 6:37:54 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[可愛い、いとおしい ――告げるのはなんとも気恥ずかしいが それでも君の笑顔を見れるなら 閨の時くらいは、すとれぇとに言っても 良いのではないか、と思う 視線が交わる。潤んで蕩けた君に 私は、慾を抑えきれそうにない] (D122) 2019/04/15(Mon) 6:38:13 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[破瓜の悲鳴に一瞬、躊躇う その切っ先をうずめてよいか? ―――いたがりはしないか?ほぐしたのだ 大丈夫とは、思うがと だが、目を瞑る彼の様子に惑う心を押さえつけ 中途半端よりも、全て納めた方がなじみやすかろう、と それを止めることは、しなかった] (D123) 2019/04/15(Mon) 6:38:50 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ 入ったよ。大丈夫。 —―ほら、わかるだろう? [君の中を貫くものが、腹の中に確かにあるよと 身を屈めれば自然、形がダイレクトに 君にも伝わっただろうさ>>D120 なじむまでの時間、意識を飛ばすは自分を包む感覚だ 挿入した雄に絡みつく内壁は甘く吸い付くき きつい締め付けをもたらして 初めてでこれほどまでに、己を受け入れてくれるのだから 回数を重ねればどれ程喜ばせてくれるのか 初々しい反応も、焦れるといった様子も 堪らなく可愛らしく、己には映った 新雪を踏み荒らす、或いは白のカンバスを私の色で穢す その様な背徳感と興奮が背筋から昇るようだ 匂いたつ、君の色香に無意識、舌なめずりをして 隠していた獣が、鎌首を擡げた] (D124) 2019/04/15(Mon) 6:38:56 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[優しく蕩けるように抱くのも、忍耐が必要だ がっつきたい思いは、初めての彼にはこれ以上の負荷となろう 今日は、慣れてもらおうか。と ゆっくりと律動を開始する 軋むベッドのスプリングの音 こういった交わりを行うのは畳の上の敷布団が 一般的だった影法師の前、生前の江戸末期 ぎしり、という音とともに君の体が動く 君が突かれるたびに歪むシーツが、まるで波のようで 少しばかり口元が、上がった 奥まで挿入したものを、ゆっくりと引き抜き 先ほど見つけた良い部分を雁でこすってまた、奥へと押し込み その際に聞こえる肌が触れ合う音と、彼の嬌声 もっと聞きたくて、緩く腰を振れば かき回される水音が、響いた 自分が快楽を与えるはずが 与えられているのは自分なのだと 自覚するのは、君の艶姿に興奮し火照る体を、自覚したから 汗で張り付くカッターシャツ ぽたり、と顎から零れる一滴の汗 君の晒された肌は色づいて、籠った熱を想像させる 触れれば溶け合えてしまわぬだろうか、などと思いながら 痴態に煽られ、生み出される熱が、止まらない] (D125) 2019/04/15(Mon) 6:39:10 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ ふ、ふ。なんとも、可愛いな。 [小さく、笑って 彼の腿をつかみながら、腰を打ち付けるは幾度になるか 合間に腰を引きつつ、また切っ先を押し込んで、と その際に君の様子を確認するのは忘れない ―――何せ気持ちよくなってもらうのが、目的故に*] (D126) 2019/04/15(Mon) 6:39:20 |
【独】 魔法工学技師 セドラ/* 朝目覚めて夜の間に増えたログ見てお茶吹いたわ もちもちアフタヌーンってなんだよ!!!!!ちくしょう!!!!!!!!! (-121) 2019/04/15(Mon) 6:50:07 |
【独】 魔法工学技師 セドラ (-122) 2019/04/15(Mon) 6:58:09 |
【雲】 巨人のアヴェンジャー クガネ[ 己を可愛いと称された当初は恥ずかしく、何でだろうと思ってすらいた。 それも重ねるように愛を囁かれ、徹底的に甘やかされもすれば、 段々と脳が馬鹿になってしまう。 ……今では不思議と、その愛の囁きを照れることなく受け取れる。 全てが終わり魔法が解ければ、寧ろ前より照れてしまうかもしれない。 でも、今だけはーー愛しい貴方のくれる甘い蜜に、溺れていたい] (D127) 2019/04/15(Mon) 7:50:30 |
【雲】 巨人のアヴェンジャー クガネ[痛みに極端な反応を示せば、優しい彼はまた躊躇してしまう。>>D123 それは嫌だ。ここで終わらせるなど、 自分も彼も幸せな結果にはなるまい。 だから、悲鳴を必死に押さえつけ、全てを収めた時には 言葉で言い表せぬほどの充足感を得られたほどだった。 己の中の有様が、初めてにしては少々特殊だとは知らない。 知ってしまえば恥ずかしさのあまり自分を律する方に動いてしまうだろう。 しかし、この焼け尽くすような熱き愛を覚えてしまった今ーー その我慢とやらは果たして続くのかどうか 目の前の獣の色香漂わす男はまだ本性を表していない。 …その事実も知らぬ己は、まだまだ無垢だ] (D128) 2019/04/15(Mon) 7:51:30 |
【雲】 巨人のアヴェンジャー クガネ[ そうして、柔らかな地を揺らし始まる律動は 瞬く間に思考を蜜の海へと溶かしてゆく] あっ、ひぁっ、やっ、んんっ…… [彼が最大限配慮してくれた優しい交わりに、 初心な己はなす術なく、甘き声を上げ身を委ねるのみ。 下から聞こえる水の音が嬌声と吐息に混じってやけにはっきりと響き渡る。 腰に甘く染み渡る痺れが癖になる程心地良くて、 なるほどこれは毒でもあると、 ぼんやりした頭で一瞬思いもしたか ……何より、目の前で汗を滴らせ その白いシャツを濡らしながら、己を喰らう彼の顔が 余りにも真摯で、それでいながら普段は見れない 獰猛さも見え隠れして ーーその格好良さに、ますます落ちてしまいそうだ ] (D129) 2019/04/15(Mon) 7:53:10 |
【雲】 巨人のアヴェンジャー クガネんあっ、あっ、しろさっ、キスして……っ [制御できない口は慾をボロボロ零し、そんな願いを口にする。 すっかり蕩けきった白の色は、貴方だけに彩られている **] (D130) 2019/04/15(Mon) 7:54:02 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[君の魅力を囁く当初の、惑う様子も それに慣れ、受け入れる時の君の 伝える想いに慣れてくれた姿を見るのも 同じくらいに、愛しく思うのだ 西洋の御伽草子のしんでれら、は 0時の鐘が鳴った時に魔法が解けたというけれど 君に恋し、可愛いと思う魔法は永遠に解けぬものなのだろう 自らの愛を注ぐ海で溺れさせたい、私が つかんだ君の手、離せはしないのと同じこと] (D131) 2019/04/15(Mon) 9:08:11 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[自分が経験したことはないが 受け入れる方の負荷が高いことは知っていたから慎重に 君がなるべく痛がらぬようにとしたのと 君が耐えたことにより、男相手は初めて同士、ではあるが 1つになれたことが、堪らなく嬉しい ところで、もっと。初めての子は痛がると小説には書いてあるが あまり苦しむ様子はないのを確認し、少しだけ思案する ―――つまりはクガネに素質があるというやつなのだろうか それは良いことだ、と。志士はポジティブに考える 痛がるより、気持ちよくなってもらう方がずっといい どろどろに煮詰まった獣慾を。溢れんばかりの愛情を 君に注いで、触れた個所から想いが伝わってしまえばよい そんな男心を隠して、気遣うように君に触れ 内壁に亀頭を擦りつけつつ、ゆるく抽挿を開始する 自分が揺さぶるたびに甘く啼く君 それがまた、己の中の慾を連れてくる呼び水となる 腰が疼く。もっと食らってしまいたい でも、これからを考えれば 君が慣れるまでは。甘い蜜の中に浸らせてしまいたい 触れるだけで満足だったはずなのに 満たされれば次を、渇望してしまう 人とは。否己とはなんと欲深いのだ] (D132) 2019/04/15(Mon) 9:08:40 |
【秘】 幕末のライダー シロガネ → 巨人のアヴェンジャー クガネ[可愛くて、愛しくて。肌染め嬌声を上げる君がとても綺麗で だからこそよりもっと、もっと欲しくなる 喰らいたくなる。君だけを見つめるこの瞬間が胸を打つ] (-123) 2019/04/15(Mon) 9:08:50 |
【雲】 幕末のライダー シロガネ[声に導かれるように、交わった視線に強請られるように 君の唇に噛みつけば、僅かに 先ほど飲み込んだ精の味も移してしまったやもしれないが その魅力的な、誘う唇が悪いということで 許しては、呉れまいか 一度、君に達してもらおうと 先端が遠慮なく前立腺を突く] —― クガネ。今のお前はほんに、綺麗じゃの。 [ぽつ、と零れる長州弁で 自身にもあまり余裕がないのは知られたかもしれないが 今なら素直に、想いを吐露できそうだ *]愛しい君と1つになれて。いまとても、幸せなのだ、と (D133) 2019/04/15(Mon) 9:09:18 |
【見】 魔法工学技師 セドラ─ こぼれ話:空腹な者の机上空論 ─ [シチューが出来たと聞いて 他の全てを放って飛びついたり 受け取ったら即座に手を合わせたその姿を もしデザートもついて来たのなら>>198 年に似合わないぐらい大喜びしていたところも 全て見届けられていて しかも腹ペコさんだとまで>>213思われていたとは セドラにとっては知らないことだし、気にしていない それもそのはず食べ物にがっついたところを見られて 恥ずかしさを感じるような余裕のある食生活を 送ってないのだから当然のことだ 普段の食生活がどんな感じなのかと聞かれたら お金が入った時だけ(一般人の思う)普通の食事をして あとは殆どがもやしを食べて暮らしている …という超省エネ生活を送っている そして、そんな彼のちょっとしたこぼれ話は とある年の夏ぐらいまで遡る。] (@29) 2019/04/15(Mon) 9:45:29 |
【見】 魔法工学技師 セドラ……本って 焼いたら美味しそうですよね [リコリスに設置する為の 北極エアコン>>0:125を制作している頃 暑さと空腹で全部が美味しそうに見えてくる幻覚が見えた 白い本はパンに見えるし、金属片は刺身に見える 頭が沸いているのか?と言われたらその通り そんな私を心配して工房に時たま訪れる リコリスからの使いの青年はその時のことを 「たまたま通りかかって扉が開いているからおかしいと思ったら 本の表紙を齧ろうとしていた人が居た。驚いた」 …と供述したという] (@30) 2019/04/15(Mon) 9:45:54 |
【見】 魔法工学技師 セドラ[青年が持ってきた青いラベルのスポーツ飲料を ちびちびと飲みつつ耳に届くのはお説教である …このお説教も19回目だっただろうか 食費を削って研究費にしない 分かってはいるが気がついたらお金は無くなっているので しょうがないと言わざるを得ない どうして本を食べようとしていたのかと 聞かれたので隠す事なく素直に答える] 美味しそうに思ったんですよ。本が …ほら、何法全書だったか忘れたけれど あの分厚い法律の本なんて 大きいサイコロステーキみたい [「全国の法学関係者を敵に回すのは辞めてくれないか」 ツッコミと共に青年がいつも持ち歩いているらしい 白いタブレットが6つ並んだ銀色のシートが投げられた 一粒取り出して口に含むと 甘味と酸味が程よくクセになりそうな味と ほろりと崩れる舌触り …こちら違法薬物ではありません。ヨーグルットです] (@31) 2019/04/15(Mon) 9:46:35 |
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