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【秘】 夜の一族 チャンドラ → 逃亡者 ポルクス/* やっぱりアンタ片思いじゃないの!!! そんな気はしていたのよ!!! アタイは夢の中で襲われるらしいのよね……この場合どうなるのかしら? でも部屋に来るのはOKよ! (-240) 2021/10/21(Thu) 9:13:20 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ/* リアル日付が変わっちゃったしこのままじゃ間に合わないからそろそろ始めるわね! 何にせよ間に合わない気はするけど……それはごめんなさい! (-241) 2021/10/21(Thu) 9:15:06 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ眠りについたわたしは、夢を見ていた。 辺り一面星屑の煌めく夜空の中。 わたしはふわふわと、浮かんでいた。 いつも見るよりもっと大きな月が見える。 手を伸ばそうとしたわたしは、体が動かないことに気付いた。 金縛りにでも遭ったみたいに、動かない体。 覚えがあった。徐々になんて生易しいものではなく、体が冷えていく。 唇にまた、何か冷たいものが触れた気がした。 だけど動けないわたしは、月の近くのすごくすごく高いところで、凍えて静かに浮いている。 (-242) 2021/10/21(Thu) 9:25:52 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ「…嗚呼、やっと着いた。距離が離れていると矢張り手間取るなァ」 一羽の白い鴉が其の隣にすっと並んだ。其れは何一つ似ていないが確かにキエだと判る筈だ。 夢なのだから。 「やあチャンドラ君。約束通り会いに来たが…随分と凍えてしまっているね。どうだい、月の近くに来た訳だが」 (-247) 2021/10/21(Thu) 12:12:13 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「………キエ?」 全く身体は動かなかったはずなのに、現れた白い鳩に顔を向けることも、言葉を発することも出来た。 それでもわたしはこれが夢だと気づかない。 「こんなに高くに来たのにまだ触れないの。 月はあんなに大きくすぐそこにあるように見えるのに。 ……それに、ここはひとりぼっちよ。寂しいわ」 (-251) 2021/10/21(Thu) 13:43:41 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 夜の一族 チャンドラ/* ハロウィンにでてきてくれて助かったわ! どうやって話しかけようか大分悩んでたんだもの。 夢の中でなら、一緒に眠ってしまって連れて行ってもらうのがいいかもしれないわね。 (-263) 2021/10/21(Thu) 14:42:35 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>57 ポルクス 「……?」 一瞬あなたの言った意味がわからなかったわたしは、きっと不思議そうな顔であなたを見つめていた。 「……そうね。もう、大丈夫。 少なくともさっきよりずっといいわ。 あまりあなたのベッドを独占する訳にもいかないものね」 わたしはそうポルクスに笑いかけると、残るリゾットに手をつける。 あたたかくて、おいしくて。 それでもまだ、寒さがこびりついていることを、わたしは告げずにいた。 (64) 2021/10/21(Thu) 19:46:40 |
【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ「……月は近く見える程に大きいからねェ。だから多くの者が月を眺め、月を想う。月を知らぬ者などいないだろうよ」 鴉は冷たいチャンドラの指に近づく。撫でる様に頭頂部の羽毛へ指先が埋まった。鴉は温かい。 「さて此処は高い空だから見晴らしが良い。…下をご覧、君には何が見える?」 (-301) 2021/10/21(Thu) 19:51:26 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ「下……?」 指先にやわらかなあたたかさ。 触れられた部分から血が通うように、少しずつ感覚の鮮明さが増していく。 言われたように下を見る。 無数の星々が煌めく中、ひときわ青く美しい星が見えた。 「……故郷が見えるわ。お父様に、一族のみんな。 あそこに暮らしているのね」 愛する人が暮らす場所。 愛する月を見上げていた場所。 望郷の懐かしさとともに、一際身体がぶるりと震えた。 指先以外は、酷く寒い。 (-310) 2021/10/21(Thu) 20:13:12 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 夜の一族 チャンドラ/* OK、気にしないで。 こんな感じで部屋に向かったようにしたらいいかしらね。 この後は日付を挟んで墓落ちするだろうから、秘話に以降しましょ。kiss…… (-315) 2021/10/21(Thu) 20:32:01 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 逃亡者 ポルクス/* Thank you…… 表はこれ以上アタイから返すことはないわ。 部屋の描写を秘話で行うから、少し待っていて頂戴。 (-317) 2021/10/21(Thu) 20:34:31 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 逃亡者 ポルクスリゾットを食べ終え、少なくとも空腹に関しては回復した。 わたしはポルクスに礼を告げ、彼とともに自室へと向かう。 内装は他の部屋と変わらない。 ただベッドの横に紙飛行機がひとつと、朱と翠の宝石がそれぞれ置いてある。 脱ぎ捨てられたハロウィンの衣装がソファに置いてあって、わたしは顔を赤くすると慌てて片付けた。 「そ、その。慌てて着替えたものだから……」 ハロウィンパーティから部屋に戻って、不思議な体験をして。 衣装をきちんと片付ける暇なんてなかったの。 (-318) 2021/10/21(Thu) 20:39:26 |
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