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【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「……こんな環境で耐えろって言う方が難しくないですか。 今まで二年間はバレてなかったんだから……」 「気に、気にしない??僕は一生気にしますし忘れませんが、あの、いえ。 ええと、ご馳走さまでした 」あんなことやこんなことまでしておいて気にしないなんて無理でだ。 相手が性癖を気にしないのか行為を気にしないのか、聞くに聞けず視線を泳がせる。性癖のことが主だとはわかってはいるのだが。 おとなしく頭を撫でられてるわりに心は全く落ち着かず、目を白黒とさせていた。 「…………時に人は 妄想と現実の区別ができない ので、聞けるときに聞きたくて……」「……恋人や意中の人はいたりは……」 こんな状況ではあるが後悔をしたくなくて聞きにくいことを聞いておくことにした。止められてはいるが本当にこの会社をやめたくなっている。 (-144) 2022/09/27(Tue) 5:33:16 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「キミはどうだか知らないけど、俺はあんまり誰かと長続きしたことないんだ」 性癖によって引き起こされる欲を恋だと錯覚した回数など両手で足りないくらいはある。 誰とも付き合ったことがないなどという事は言わないが、本気で恋をしたことなどあったかどうだか分からないまま、28にまでなってしまった。 今後もそういう感情はわからないままなのではないかと思うくらいだ。 「だからといって遊びと割り切って関係を続けるなんていうのも、難しくて……。 でも、ああいうのが他にないとは言わないよ」 「それにしても……。 千堂くんもなかなかな事を言うね。つまりはいっそ開き直って上手く付き合えってことか」 (-147) 2022/09/27(Tue) 7:45:30 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛「キミは、……優しい言い方で御為ごかしても、聞かなさそうだな。 極端に過ぎる。僕一人の言葉や生き方がキミに影響を与えることは、ないよ。 近しい傾向を持つ人間に梯を外されて、ショックを受けているだけだ」 予想はしていたものの、想像していた通りのものが差し出されれば溜息をついた。 どちらかといえばショックを受け、動揺しているに近いのだろう。 その上で、息を吐いて己の感想なんかを抑え込んで、改めて見返す。 返る視線が無かろうとも、だ。 「いいかい、キミは自分のことを不適合だなんて言うけれど。 本当に仕事に対して不実で力量も見合わない人間を、社長が雇うはず無いんだ。 あれで、あの人はきちんと人を見ているよ。同情で雇用されたわけじゃないのはわかるだろう。 キミがその役職に至るまで積み上げてきた功績は偽りだったなんて、そんなわけはない」 小さくて重たい書類を机の上に置いた手に、長い指を添える。 触れるというよりは掴むような手つきだ。指の腹に僅かな懇願が混じる。 少なくとも自身の言葉がきっかけになったのなら、それは払拭すべきだ。 相手の言う通り、己と彼とでは全く違う人間だ。 であれば、生きるために取る方法だって全く違ってくるはずだ。 「キミが己の手並みを発揮することが出来ていないと感じているなら、それは…… ……僕の力不足だ。キミ自身を見て教育方針を立てることが出来なかった。 キミが気負うことじゃない。富武、キミを十二分に活かせなかったのは僕の責だよ」 今こうして説得している間も相手の嗜癖が感性を刺激しているのだとして、 それに臆したりもしなければ、呆れたりするようなことも当然、無い。 腹の中を曝け出して話してくれているのであれば、それをありのまま受け入れるだけだ。 → (-148) 2022/09/27(Tue) 7:50:43 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛「僕のほうの話をしようか。 実は、海外事業所から声がかかっていてね。ほら、僕は半分スウェーデン人だろう。 英語も出来るし、向こうの方の事業拡大に貢献しないかと言われてさ。栄転、というやつだ。 もしそうなったなら今の僕の役割は他の係長の内から繰り上がって取って代わるだろう。 そうしたなら、もっとキミにとって働きやすい環境になるはずだ」 少しだけ声音を切り替えて、気軽な話のように差し出した。 相手を追い詰め、合わない働き方に押し込めたのは自分だ。なら、こういう手段もある。 実際悪い話じゃない。いつ帰って来られるかはわからないが、それは今は問題じゃない。 「そもそも総務での仕事が合わなかったなら、別の部……例えば、開発に移るとかを検討してもいい。 案外向こうのほうが合うかもしれない、それに忌部課長は寛容だし、人をよく見てくれる。 総務に比べれば別部署への連携も少なく、自分たちの仕事にも没頭出来るだろうし。 僕なんかよりはずっと、キミが手腕を振るえる環境を作ってくれるだろう」 まだ、手を引っ込められていないのならその手をしっかりと握って。 怯えるように逃げられてしまっているのだとしたら、代わりに退職届を押し返すように。 「もしも今の縦社会が肌に合わず苦しいというのなら、選択肢はいくらでもある。 僕はキミの未来を潰したくはないし、もしも此処で快適に働けるならそのほうがいい。 キミが自分のために選べる道は、悲観的なものばかりではないんだよ。 ……どうにか、考え直してくれないかな、富武クン」 (-149) 2022/09/27(Tue) 7:51:06 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「一生ときましたか」 それは、大分重いことをしでかしてしまったなと苦笑した。 「まぁ旅行中は常に人がいて一人になるのが難しいから、気持ちはわからないでもないですよ」 実際媚薬にまみれたりしたような男だ。 この旅行中何が起こるかなんて本当にわからないし、まさか性癖をあんな形でバラされるとは、この時は本当に思ってもいなかったのだが。 まだ全く落ち着かない様子を眺めながら、どうしたものかなと考えあぐねて「ふむ……」といつもの口癖を呟いた。 「もしかして一人でやる時以外にも妄想してたりする?」 いや、なかなかにツッコんだことを聞いてくるなと頭をかきながら、それでも答えるべきかと思えばひとつ、息をつく。 「この旅行に来てる人たちは大なり小なり人に言えないような性癖をもってるらしいけど……。 だからこそキミもそうであったように、俺も性癖を抱えてる」 「その内容は言えないけど……その性癖のおかげで、恋と性欲の境目がよくわからないんだ。 小学生の頃から これ と付き合ってるんだけどね……、小学生の時は毎年クラスの先生に恋をしてたし、中学の時には各教科全員の先生に恋をしてしまったと思っていた。まぁ、全部錯覚だったんだけど、それが性癖によるものだったなんて自覚した時にはもう、高校生活も終盤にさしかかっていたよ」「特定の人を作ったことがないとは言わないけど、そんなだから長続きしなくて……。 今はそういう相手は、いない」 これは恋だとわかる相手ができればいいけどね、と。 そう言って、先程から説明をしてまたむずむずしてきているのを自覚して、ぐっと堪えた。 今は言ってることがわからなくても、明日にはきっと理解できるはずだ。 (-150) 2022/09/27(Tue) 8:03:07 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛もしかして一人でやる時以外にも妄想してたりする?と問われれば。 「 してますね、それはもう。 すみませんなんか。本当にすみません節操がなくて」 「……境がないのは大変そうですね、想像がつきません。 いえ、あの、…………今の僕のを言われると困るのですが、はい。 ……身近な人で考えると、いつでも見られて幸せと言いますか。 恋に関してもヤってるときはともかく……こう冷静になれば 錯覚していたのがわかります、し? 現実に好いてもらうには、 普通の交流と交際を経て社内以外が理想です 」ただの理想ですが。たった今のようなことがいつ起こってもおかしくないのをわかってしまったからこそもある。 「僕こんなに変態だと思わなくて……体も学習してるんですね。確かに前立腺マッサージにもはまってますし、ひとりでできることはやってますよ、商品を使ってるかと言えば恥ずかしいんで言いませんがまあ一通りぐらい何がどう気持ちいいかとかはわかってるつもりですし、その辺の理屈をわかった上で売れる商品を用意していますからこれぐらいおかしくないですよね、趣味と仕事がちょうど良くあったぐらいで何話しているんだ僕は、でもしばらくかなり…… 中の感覚がなくならないなぁ…… 」あなたの心中も知らず、明日のことも知らず。 わかったとたんに頭をぶつけそうなほど 自分が恥ずかしい説明をしていたことも予想できず。 よろりと立ち上がろうとして、腰の重さからぺたんと座り込めば。 「シャワー浴びさせてもらっても……いいですか?」 情けなく笑って、手を貸してほしいと申し出た。 (-154) 2022/09/27(Tue) 9:48:15 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「俺の性癖がわからないのは当然ですよ。 ずっと、隠していたんですから」 わかっている。俺があの時怒ったのはただの八つ当たりだ。 上司の言葉がきっかけになっただけ。だからあの時のことに関してあなたに責任はなにひとつない。 手に触れられると僅かにびくりと跳ねたものの、そのてを払い除けるようなことはしない。 見せない表情とは裏腹に、その手はわかりやすく体温の高いものであっただろう。 「栄転……」 続く話を聞いて何故かぐっと、胸を掴まれたような気がした。 違う、そうじゃない。 自分にとっては誰が上司になろうと同じことだ。 人は、関係ない。 説明という行為に、興奮してしまう俺にとっては。 「俺、は。 小学生の頃……クラスの先生に必ず恋をしました 」口を開いて出たのは、昔の話。 勿論これはただの性癖による錯覚だ。 ▼ (-164) 2022/09/27(Tue) 12:50:42 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「小学生の頃はまだ先生って基本的に一人だからまだ良かったんですけど…… 中学から教科ごとに先生が代わって、俺はすごく浮気性なのかと疑いました……」 今考えてもとても悲しい少年時代だったと思う。 この男、これのお陰でまともに恋愛したことはないし、特定の人を作ってみても長続きしたことが一度もないのだ。 「先生だけじゃなく部活の先輩にも後輩にも興奮してましたし……何かおかしいと思って…… 高校生の終盤になってやっと、自分の性癖に気づいたんですよ 」「でも、たとえ錯覚のような感情でもッ」 離れれば現実に戻って冷めてしまうのだとしても。 「勘違い、しないで。俺、はあなたが好きです。そうやって突き放さないでください……、開発なんて、無理です。 同期の加賀山さんにプレゼンの練習に付き合わされたときの地獄を思い出したくない……」 開発は何も研究するだけじゃない。 それを説明してアピールするのも重要だから、人事に頼み込んで行きたくないと主張していた部署の一つだ。 同じ総務でも営業やクレーム担当などはもってのほかで、一番落ち着けるのがこの会計だったのだ。 だんだん言ってる言葉はめちゃくちゃになってきたし、握られた手を握り返したくてたまらないし、動くに動けない。 なんなら身体は震えてきたし、下半身はとっくに兆してしまっている。 そうやって握ってくれるのに、どうして手放すようなことしか言わない? なんて思ってしまったが、あなたは上司で俺は部下。それ以上でもそれ以下でもないはずだ。 よりよい環境を探してくれようとするのは決して悪い意味ではないと、わかっているのに。 真面目な話をしながらこうなるなど、本当に泣いてしまいたかった。 (-165) 2022/09/27(Tue) 12:51:42 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘「節操ないのは良いけど、すごく遠回しに振られてる気になるのはどうしてかな……」 「俺もしばらく離れて落ち着けば錯覚だったって自覚はできるんだけど…… キミはその、意中の人なんていうのはいないんですか?」 そもそも告白などしてないのだが。 理想と現実は違うというのはさておいて、 全てにおいて普通に対象外宣言されてしまった気がして少し悲しくなった。 「ん”ん”……。 変態はお互い様ってやつですよ、多分……。 なんなら相手がほしい時は来てもらってもいいし、お願いできるならピンチのときのヘルプとか頼めたら助かります。 俺はタチ専じゃないから、キミがタチをやりたい時はネコをしてもいい……」 どうしてそんな説明をするんですか。 受け答えをしてるこっちもこっちですが、だんだんどうしようもなくなってきたじゃないですか。 あれだけヤったばかりだというのに。 頭を抱えそうになったとき、立ち上がろうとしてぺたりと座り込んでしまったあなたを見て、苦笑して頷く。 「じゃあ一緒にシャワー浴びてしまいましょう。 無自覚に煽るとどうなるか、教えてあげましょうかね」 どうぞ捕まってくださいと手を伸ばし、腰に負担がかからないようにしながらよいしょと抱えた。 口ではこうは言っているものの、流石にさっきのような無理はさせないだろう。 それでもまた兆してしまった分は責任を取らされてしまったかもしれない。 (-172) 2022/09/27(Tue) 16:04:12 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛物心ついたときから連なる出来事についての弁が、今を表すに必要なことだというのはわかる。 だから、長い吐露の間も一蹴したりすることなんかはなく、静かに相槌を打って聞いていた。 そうした積み重ねが無力感を強固にしているのだろうということは自ずと分かる。 本当ならば時間を掛けてそれを解いてやれればよかったのだろうが、 それには今、時間が足りないまま結論を出そうとしている。 「富武、……そう……とは……」 一切想像していなかったわけではない、けれどその結論は短絡的に過ぎると思っていた。 だからこうしてはっきりと好意を示されて、言い様のない息苦しさに唇を噤んだ。 「……ちゃんと自分でわかっているんじゃないか。そうだよ、錯覚だ。 人間の行動に起因する昂揚を覚えて、それが血潮を熱くさせるのを恋慕と勘違いしてるだけだ。 突き放しているわけじゃない。たまたま、ちょうどいい機会があっただけだ。 僕も自分の何かを犠牲にするわけじゃなく、互いに良い道を見つけられるだろ?」 これは残酷なんだろうか。どうするのが相手の為になるか、検討もつかなかった。 社長や、忌部だったら上手い対応を思いついただろうかとさえ考えている。 手の内の強張った指にかかった手は置物のように冷たくなったまま、 ようやく、時間を掛けて、わずかに関節を曲げて力を込めた。 「……僕は、 キミのことを頼りにしてる。頼れる部下だと、そう思っているよ。 その立場が"今の"キミにとっては嬉しくないことだというのはわかる。 けれどもしもそれで構わなくて、後で余計に枷になって苦しむのでないのであれば。 キミにとって一時の慰みを与えるくらいのことなら、出来るよ」 何かしら満たされるものがあり、苦悩を融かすことが出来るのであれば。 それが貴方の本心からしてみれば、望ましくない手助けだとしても。 (-173) 2022/09/27(Tue) 16:25:25 |
【秘】 開発部 加賀山 紗矢 → 経理課 富武 瑛「私の言葉を反射的に否定せず、肯定と捉えてくれるなら、 そう思いたいって気持ちがあるんじゃないかな〜 だから、上手いとかじゃないと思うよ。 ……私が言われたい言葉、って言い換えても同じだからね」 まだ勇気がなくて曖昧にぼかすけれど。 まるで共通点がないのにこんな言い方をする女ではない。 それはこの長年の付き合いであなたもきっと知っている。 まあ、この発言自体が説明に引っかかっているのでは? だが発情の可能性があろうと言わねばならぬときがある。 そんな懸念は無視するに限る。 「……やっぱり、辞めたいって気持ちになってる? それも道とは思うけどね。勿体無いなと思うよ、係長まで来て」 (-175) 2022/09/27(Tue) 16:32:52 |
【秘】 営業 榑林 由希子 → 経理課 富武 瑛「んぁあっ♡ ひぅッ♡ そんなに奥……突いちゃダメぇっ♡」 これだけ濡れていればゴムによる抵抗感も気にならない。 愛撫の時点で把握された弱点を執拗に攻められて、 身を捩りたくても腰を掴まれて快感の逃げ場がない。 「もう何度もっ♡ イっ……てるのにっ♡ 大きいの……来ちゃうぅッ♡」 強い絶頂の予兆を感じ、膣壁が激しく収縮した。 それは同時に射精を促す刺激となってあなたを襲うだろう。 (-178) 2022/09/27(Tue) 17:00:36 |
【秘】 広報さん 牧野瀬 幸 → 経理課 富武 瑛受容に堪らなく愛おしさを覚えて、前のめりになって唇にもう一度深いキスを落とす。 休まずに抽挿を繰り返しながら食らいつくそれは、紛うことなく獣のようなもの。 くは、と音を漏らしながら顔を離して、ほんの少し汗ばんだ表情で見下ろしつつ、奥まで突っ込んで内壁の天井を擦るような腰使いへと。 「わかります、か?……こんな恥ずかしいカッコで犯されてるのに、表情も、ここっ、も!それに声も、全部悦んでて…… 僕もさっきからずっと、興奮しっぱなしっすよ……どうしてくれるんすか?」 説明に合わせて腰を突き動かせば肌と肌のぶつかる乾いた音が響く。とはいえ言葉では威勢よく述べてやれるものの、腰の動きはかくかくとどうにも情けない。 人間として隠すべきあれこれに触れさせて貰いながらの性行為なんて、気が抜けばすぐに精も根も搾り出されてしまいそうだ。 躾のなってない犬のように浅い呼吸を繰り返しつつも、どうにか相手に負担のないように気を使う。 溶け切らない最後の理性が快楽のみを貪る真似を押しとどめていた。 (-179) 2022/09/27(Tue) 17:11:24 |
【秘】 研究員 鹿籠 吉弘 → 経理課 富武 瑛「…… えっ 」「あっ、ちが、ちがいます。そんな。違うんですよぉ……! こんなことしてる時点で付き合ったり告白できるわけないじゃないですか…… 」「意中の人は……い、ませんね……まあエッチしたい人は皆さんにはなる変態なんで、付き合えたらなんて妄想は先程のように、あの、フィクションで考える程度で……本当にあの、……」 しどろもどろになりつつも、やってきた謎の提案にそっくりなん"ん"という声を返した。何を考えているんだこの人は。 「なっな、何をいって……不問にするどころかまた!? 係長が一介の開発部に抱かれてもいいなんてどこの同人誌ですか! えっ、あっ、… …えぇぇ……た、たべれるならぁいただきますけどぉ…… 」その瞳はまた抱かれるのも抱けるのも嬉しそうな気持ちがあふれでていたが、今後死ぬかもしれないし辞めるかもしれないのでこれは夢を見ているような気持ちで答えていた。 「は、い?ん"っ、なん、 一緒のつもりじゃ……えっ、そんなことしたら僕、はぁ?? 今までのどこに興奮する台詞なんてあったんですか!? ちょっ……あっ、 あぁぁ…… 」こればっかりは無自覚過ぎたトラップにかかりながら、ちょろ男が流れるように責任を取ったのは言うまでもなかった。 (-186) 2022/09/27(Tue) 18:52:03 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 富武 瑛「それは俺も同じですねぇ。 長続きと言うより…一夜限りって感じですケド。 我慢って良くないですし。 フムさんはー…割り切れない辺りやっぱり真面目…なのかな。」 あはは、と笑って緩く首を傾ける。 こういう話題は無粋すぎたか? だとすれば反省するところではある。 「うーん、出来るなら?って所ですし無理にやる事でもないですけど。 ずっと悩み続けるよりは楽かもなぁって。」 (-187) 2022/09/27(Tue) 18:58:23 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 加賀山 紗矢「この会社は嫌いじゃないし、辞めたいと思ってるわけじゃない。辞める決心って、なかなかつかないものだよな」 はぁぁ、と大きく息を吐いた。 気安いからこそ見せるくだけた態度は、どん底だった気分が少しばかり上昇したからかもしれない。 「まぁ……一度は課長と話してみる。 あの人と話さないとどうにもならないことをしでかした自覚はあるんだ」 自分の生き方を示され、諭されて、八つ当たりしたとは流石にカッコ悪すぎて言えない。 それなのに、自分のために長い語り口を聞いてるだけで、だんだんむずむずしてくるのは本当におかしくて。 それを耐えて口元を手で抑えると、どっちもを隠すつもりで曖昧に笑った。 (-188) 2022/09/27(Tue) 19:07:04 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン/* ロール中に失礼します。 こちらとしては何も無問題ではあるのですが誰かのNGに抵触してしまってはいけないので一応お聞きしておきたく。 ロールはいつでもどうにかなるようにしてはありますが、意図せぬ三角関係になったりしていると悪いなと思うので……他にどなたかと深い仲にすでになっている、みたいなことはおありでしょうか? (-190) 2022/09/27(Tue) 19:13:26 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛/* お疲れ様です。 今肘鉄を入れ合っている相手に聞いてきましたが、 ただセックスする分には全然問題ないそうだし、 向こうも遊び回ってるしこっちも遊び回っています。 そんな感じです。判断はおまかせします。 (-191) 2022/09/27(Tue) 19:46:31 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン/* なるほどそうでしたか、了解しました。 錯覚にも本気になる方向にも持っていけるようにはしてるものの、ちょっとひやっとしたもので……。 こちらも十分遊び回っております。お返事はこれから練るのでしばらくお待ち下さい、ありがとうございました! (-194) 2022/09/27(Tue) 20:15:14 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン「…………。 課長が、自分のために海外を選んで栄転したいというのなら……、俺はそれを応援します」 たまたまでも何でも、判断の理由に1ミリでも自分が関係しているなら、それは嫌だった。 俺の八つ当たりが原因で離れた方がいいと判断されるのは、たとえ自業自得と言われようとも嫌で仕方ない。 これは性癖でも何でもなく自分の感情なのだと言いたい。 だけど、そう思うことすら今の自分が正常でないからだと言われれば、それを自身持ってNOと言える自信はなかった。 握る力にが僅かに籠もった手に気づいて、少しだけ顔をあげてあなたを見た。 冷たくなった手を対称的に熱を持った頬を見せてしまうのは、恥ずかしいけれど、状況はバレバレだ。 「……頼りにされるのが、嬉しくないわけ、ないじゃないですか。 昂ぶっていたって、俺であることは変わりません」 今抱く感情が本物であったとしても、今以上の関係を望むつもりは全く無い。 そんなものがあったなら、どうしてそばを離れる決断をしようとするわけがない。 「……っ、今の俺に。 そんな事を言って、首を横に振れるとお思いですか。 鎮めるためなら、自分の欲のためなら、いつだって股を開ける程度には遊び慣れた男ですよ」 誠実に生きようと努めるキレイな人を汚してしまう。 重なった手の下で、行き場を失った退職届がくしゃりと音をたてた。 (-216) 2022/09/27(Tue) 22:25:20 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 営業 榑林 由希子淫らな水音が部屋に響き渡るくらいに腰を動かして、その小さな入口を何度もノックすると溢れる愛液がシーツを汚していく。 「ふっ……そんなに、締め付けたら……っ」 きゅううと噛みつくような締め付けに、余裕のない眉間にシワが寄った。 汗で濡れ光るあなたの背中が不規則に波打って、深い絶頂に達するまでは我慢だと、その締め付けの中でも注挿を続ければやがて自分も我慢ならぬ絶頂の時間が訪れる。 「―――――ッ!!!」 あなたの背中と腰に手を回し抱きしめるように包み込んで、己の白濁をゴムの中に吐き出してしまえば、そこには二人が肩で息をするだけの静かな空間が帰ってくるだろう。 (-218) 2022/09/27(Tue) 22:44:04 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 広報さん 牧野瀬 幸キスは嬉しい。 すごくすごく気持ちがいいから。 少しでも声を出さなくて済むから。 ――愛されてる気になるから。 「――ん、んッ、ふ、ぁ……んぅっ」 喘ぎはくぐもって、互いの唇の間で消えていく。 帽子を常にかぶっているから忘れがちだけど、そういえば彼は人狼と呼ばれる獣だったなと思い出しながら、その獣の交尾のような抽挿に折りたたまれた身体いっぱいで受け入れている。 「あっ、み、見えてる、からぁ……ッ 出し入れしてる、とこも、ぐちゅぐちゅ泡、たってる、とこも……ぉ」 剛直が前立腺を擦るたび、言葉にならない喘ぎ声を上げて。 抽挿に合わせて雁首に掻き出されたローションが、結合部から漏れ出して、便座にたらりと垂れているが、互いにそんな事を気にしている余裕はないだろう。 全身がぐずぐずに溶けて、なくなってしまいそうだと思った。 (-226) 2022/09/27(Tue) 23:44:28 |
【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生「君はなんていうか、印象通りの男だな」 別に蔑んでるわけでもなく、ただ素直な感想としてぽつりと呟く。 そういう相手はこちらとしても性癖上都合がよく、今まで相手してきた人間の中で付き合いやすいタイプではあるのだ。 「真面目……どうだろうな。 俺は、これ以上おかしな目で見られたくないという気持ちのほうが強いから」 出来る限り真面目に、誠実であろうと倣うのはここまで歩んできた人生に対するアンサー、処世術というやつだったのかもしれない。 本来の自分がどういう性格であったかなどわからなくなった程度には、この性癖に全てを歪められて生きてきたのだ。 「まぁ……その当たりは考えてみるさ。 駆け込み寺ができれば助かるのは確かだし……良い意見をもらえたと思っているよ」 (-227) 2022/09/27(Tue) 23:50:31 |
【秘】 経理課 望月 ロビン → 経理課 富武 瑛少しだけ、肩の力が抜ける。俯いている相手には気づけやしないことだったろうけど。 会社の損失があってはならないと思うのも本当だし、優秀な部下を失いたくないのも本当だ。 これまで見守ってきたひとと歩み寄れずに衝突したままになるのだって嫌だし、 少しでも好ましい人間の未来を自分の手で閉ざすなんてのは、少しも望むところじゃない。 沈みかけた心が前向きになれたなら、と。安堵で胸の内が占められる。 「このゲームで心中を明かされることになるのはキミだけじゃないし、 同じ経験をした人たちは一心同体なんて言わないけど、なにかしら力になってくれると思う。 キミが思い悩んでいたものを今こうして理解して手を取り直せるなら、それが一番いい」 みんな同じ気持ちだ、なんてありふれたことを言うわけではない。 けれどもただ一人だけ苦境に突き落とされたと感じてほしくはない。 相手が顔をあげたなら、その先にあるのは髪こそあげてはいれどいつもの顔だ。 こんな状況だから、ではない。いつだってあなたを見てきた人間の微笑みがある。 「そんなふうに卑下しなくたっていいだろう。 キミだって、僕が何を抱えているかを察して答え合わせに来たんだから。 それとももう、"俺とは違う"人間にはそれを取り返すチャンスもくれないのかな。 僕じゃ、キミを鎮めるには足りない?」 安堵は血の巡りをようやく動かして、腕先からつながる指に柔さと熱を取り戻す。 持ち上げた指先を、きゅうと長い指が包むように握り直した。 /* 一旦整合性の確認をするんですがこのまま昼スパ前の時間でしますか? それとも夜にもう一回会うことにしますか? こちらはどちらに捩じ込んでもOKです。 (-230) 2022/09/28(Wed) 0:02:35 |
【秘】 正社員 千堂 歩生 → 経理課 富武 瑛「えー…?むしろどう思ってたんです? 解説してくれますか?…なんて、ね。」 悪戯に目を細めて笑う。 性癖を卑下するというよりは煽るような一言。 「おかしな目…おかしな目、ですか。」 貴方の真似ではないがふむ…。 好奇の目、卑下される目様々あるが貴方の場合は両者も体験していそうだ。 「いつでも駆け込んでくれていいですよぉ〜。 愚痴や悩みは生きてればいくらでもありますしね。 餞別の飴ちゃんです。考えすぎはよくないですから。 引きずり出してほしい時は言って下さい?」 /* こちら反魂師です。 需要はないと思いますが能力行使が欲しい場合は言って下さい。 (-232) 2022/09/28(Wed) 0:18:52 |
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