【独】 中隊長 アーサー/* アーサー・ルイスくんです。 よろしくお願いいたします。 チェスの時点で自分なのだけど、ルイスまで出したら ドンピシャん名刺っぽ、なので名前だけ。 嘘。苗字は親を捨てた時に捨てました。 (-11) 2021/04/14(Wed) 22:33:36 |
【独】 第11皇子 ハールーン/* ごめんしろねりさん、お腹痛くて……ごろごろしていた!! あと市場どうしよう……なんか雑多なのはわかったぞ! (-13) 2021/04/14(Wed) 22:50:40 |
【独】 第11皇子 ハールーンアルファルド……言いやすい、よね? アルファルファって言いそうになるかな…… って、大体に『アル』が付きがちなの逆に覚えにくいかも。ごめんね……!! (-14) 2021/04/14(Wed) 22:57:15 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 拗ねたような響きに思わず笑った>>34。胸に陰った罪悪感が払われるような思いだ。 一国の君主の命脈の前にスマートとは、と揶揄も口を衝きそうになるが、何処に耳があるか知らず、流石に不敬と口を噤んだ。これ以上厄介事を増やしたくない。] ひとりだと思っていたの? [ ターミナル駅の役割を果たす国そのものが、1日の休業を迎える為にその前後列車を運休し、溢れた旅客で宿は埋まり、実益を兼ね住処を宿として貸し出している己の所に彼は客人として訪れ、また列車が動き出すまでの数日を共に過ごした。宿の主と通り過ぎる旅人。それだけの関係の筈だった。 抗いもなく受け渡された鞄>>35は衣類の他、数冊の本も詰められており、それなりの重さはあるが苦になる程ではない。 それでも片手に日傘、片手に荷物では買い歩きもままならず、一先ず荷物の置き場所も兼ねて差し掛け傘の影が落ちる卓を確保した。ひとりが荷を見ている間にひとりが買い出しに出ればいい。 おのおの好きなものを買い寄れば、肉と野菜、甘い茶とコーヒーとてんでばらばらな嗜好にも笑ってしまう。] (44) 2021/04/14(Wed) 23:29:21 |
【人】 宵闇 ヴェレス 軍人だ。 [ ちょうどダンテが両手に朝食を贖い席に戻った頃合い、巡回らしい金糸雀色の軍服>>29が人波の向こうに垣間見えるのに呟いた。その征衣が国軍と異なるもの>>a5であるのは知る由もないが、旅人にとっては闊達な露天市に見えても、実情穏やかでない事はその姿で知れる。 時折不審げな、探るような目付きを現地の住人らしき者に向けられるのもそのせいか。 市への道すがら、広い鍔で隠したつもりの欠伸は覗き込まれて>>35しっかり見つかってしまった。] そうだね、宿に落ち着いたら一眠りしようかな。君は街を見て回ってくれていてもいいし……、いや、やっぱり夕方くらいまで一緒に寝る? [ 先の軍人の姿や、向けられる視線の治安を思えば、彼をひとりにすることも憚られた。 宿の書き付けを差し出されるのと入れ違いに、干し果実を茶請けに彼の方へと押しやる。] (45) 2021/04/14(Wed) 23:31:15 |
【人】 宵闇 ヴェレス 食事は街に出ればいいから拘らないけど、折角だから見晴らしのいい、景色のいいところがいいな。 [ 如何なる意匠や意味が込められているのか、幾何学的文様と淡い色合いが美しい建築物が、雑然とした街並みの合間合間から遠くに見える。それらを視界の遮るもののない場所から眺めてみたかった。 安価で良いと勧められた宿は地図で見れば市や酒場街に至近で、平時なら利便性高いが今の情勢では些か安全性に懸念が残る。 結局丸を幾重に重ねられて勧められた宿と、そこから少し川沿いの宿を候補として希望した。幾らか高値の宿といっても食事を外せば予算内であったし、なんなら予算を越す分は自分が負担してもいい。 荷物を手放し伸び伸びとした様子を見れば>>36、宿までの道は僕がスーツケースを持とうか? と伺う。多分それが荷物の中で一番重い。]** (46) 2021/04/14(Wed) 23:32:37 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 自分のおどけた様子に>>44ヴィが笑みを浮かべたのを見てこちらも安堵する。お互いに相手を大切に思うばかりに気を回しすぎる所が有る様に思う。 自分のことは置いておいて良いのだが、ヴィのことは大事にさせてほしいなんて勝手なことを考えてしまう。 多分、彼の体質のせいもあるかもしれない。] 最初はね。 [ あの時は、故郷で病に伏せった恩人を訪ねる旅だった。危篤の連絡を受けてからの数日の足止めは気が急くばかりで、宿すら無いかもの瀬戸際。] 君と出会えてよかった [ ふふと笑って、素直に当時の気持ちを口にする。今の自分の顔は何か眩しい物でも見たような表情になっているのだろう。そして、その思いは常に継続している。 歯の浮くような事でもできるだけ言葉にするようにしているのは、言わなければ伝わらないというのと、足止めのせいで結局は恩人の最後の瞬間に間に合わなかったという経験のせいかもしれない。*] (47) 2021/04/15(Thu) 1:42:33 |
【人】 祓魔師 ダンテ気づいた? [ 席を定め、交代で手早く欲しいものを買いに行く。自分が戻った際にヴィが口にした言葉>>45に少しだけ眉根を寄せた。] 活気のある良い市場と思っていたけど、普段ならそう気にならない事だものね [ 比較的安定して治安のよいヴィの住む国では警官の姿など気にしたことがなかった。ヴィが視線を向けた軍人と思しき人物は>>29表情などから厳しく見えるのだが、容貌などから推し量るに自分よりも年若のようだ。] 逆に考えると、大通りなら彼らが見張っていてくれてるってことだね。妙な小道にはいったりしないよう気をつけよう。 僕は昨日夜間に寝てしまったからなあ。 ここから先の生活時間を合わせるために起きておけばよかった。 [ 自分を一人にさせられないなんてヴィが考えているなどとは気づかずそんな答えを返す。*] (48) 2021/04/15(Thu) 1:43:32 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ すでに自分の買ってきたものは食べ終わり、甘いお茶が食事の香辛料によくあう。それからヴィが果物をおすそ分けしてくれたので最後にそれをつまむ。] そうだね、せっかくの旅行だし 仕事中に泊まるようなところだとげんなりしてしまう [ 仕事柄あちらこちら行くことが多く、いわゆるスラムのような場所へ赴くこともそれなりにある。できるだけ治安の良い場所へ宿泊するよう努めてはいるが、床に荷物を起きたくないと思えるような場所は多い。] む、格好つけさせてくれてもいいじゃない 君は気に入ったショールはあった? 帽子では心もとないから道すがら買いなよ [ 一番重たいスーツケースを代わりに持ってくれるというからしかめっ面でそう答えた。どう見ても自分の方が背も高く体型もがっしりしていると思うのだが、ヴィは人種的な優位さというアドバンテージがあるためその辺り無頓着だ。] (49) 2021/04/15(Thu) 1:44:49 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ キャスター付きのスーツケースを道ゆく人の邪魔にならないよう引っ張り持ち歩く。宿までにたどり着く間に、ヴィにショールをかぶせることができただろうか。 こちらではヒジャブというんだろうか、店の人がそう言っていたようなきがする。] ついた、一番オススメのところだね …と昔のお城を改装したと言ってたんだけど すごいところだね [ >>46まず最初に何重もぐるぐると印をつけてくれたホテルへと向かった。心中ではここが良さそうなら比較はせずに決めてしまおうと考えていたのだが費用は大丈夫だろうか。 そこは駅の案内人の見立てが正しかったのか、ピカピカに磨き上げられたロビーを抜けフロントで料金表を眺めれば一応予算ぎりぎり上限といったところだった。] ここにしてしまおうか [ ヴィを振り返りそう尋ね、眺めと景色の良いところという要望ならここが一番に思える。それに作りも重厚で一番の心配の治安もここなら大丈夫そうだ。**] (50) 2021/04/15(Thu) 1:47:30 |
【人】 祓魔師 ダンテ─少し前─ そういえば、妙に視線を向けられている気がするね 法律も関係あるんだろうか … [ ヴィのことを自分は「彼」と人称しているが、その実あまり男性と考えていない部分がある。だけれど他人から見ればヴィの様子は女性とも男性とも見える曖昧な容姿をしていて、この国の規範から外れてはいないかと見定められているような不躾さを感じる。 とはいえ他人から見れば、友人同士に見えるかもしれないし、ヴィは意に介してないのかもしれないが。自分はひどく気にしているのはこの感情が恋愛含みだと自覚しているし、漏れ出てない筈がないからだ。] … [ 単にその視線は旅人への不信かもしれないが、同性愛が死罪だという厳しさを思えば心配ごとが増えるのは確かで疑いを招く距離感は控えた方が良いと気づくのが遅すぎる。 あまりこの国では、馴れ馴れしくはしないように気をつけなければと、今更に心に刻んでおく。*] (51) 2021/04/15(Thu) 2:05:32 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[書店含めた比較的堅牢な店の通りを抜けて、露天の通りとの境目を見回す。とはいえ、此方の目的は暴動や乱闘のの鎮圧であって、旅人達の思惑>>51なんて露程にも感じていなかった。 皇子らのいざこざに紛れて取巻きの大臣が税金を上げようだの観光客を制限しようだの好き放題宣っているせいで、民衆は尾鰭背鰭をつけて抗議という名の暴動を起こしているという、解決のしようもない、あちがちといえばありがちな泥沼。 ひとつを止めたっていずれはもうひとつ、またひとつと浮き上がってくるだろう問題は、現状数でなんとかするしかない。 だからこそ、向こう側から監視をしているような視線に見えても>>45>>48>当人としては目に入ったと形容しても良いかはわからない。 その上、初めこそ目線は自身と同じような高さに留まっていたが、不意にそれは足元へと移り、顔だけでなく身体を捻り、歩いてきた方角をもう一度走りだすこととなる。] (52) 2021/04/15(Thu) 6:06:01 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[店通りまで戻り、裏路地に入り込もうとする『それ』に追いつくため、低い壁を蹴って軽く跳躍を用いて速度を上げる。己の着地と同時に『獲物』は道を立ち塞がれたことで一瞬の怯みを見せた。すかさず、右手を前方へ伸ばす。 手の中で、フギャイ、と『それ』からはなんとも不細工で情けない声が発せられた。同時に口を開いたことによってぽとりと口元にくわえていたものを落とす。 それは、キジトラ柄の猫だった。] …化けるなら盗むものは選べ。 塩漬け瓶など即座に持っていく訳ないだろう。 [国の人間、余所者、ヒューマン、獣人。 とりたてて差異を感じないのは、大方二足歩行が多くを占める為だろう。どんなに獣の特性を持ち合わせていても、大方ヒューマンに寄っている方が多い印象を受ける。 だからこそ小さな野良猫による窃盗などもままあるのだが、捕まえた猫が野良猫――ましてや猫で無いことも知っていた] (53) 2021/04/15(Thu) 6:06:12 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ 『か、勘弁してくだせぇ!生魚は目の前に店員がいてどうしても取れなかった!店端にあるコイツでもなんでも、腹が膨れるならそれで良かったんだ!』 [猫はまるで口元だけ人間のように、人間の言葉を喋りだす。 その口振りには当然覚えがあった。もう少し離れた地で露頭に迷っている窃盗の常習犯だった。とはいってもやることはコソドロで、捕まえてはヒンヒンと情けなく泣くような奴で、誰かを手に掛けた、などという話は聞かない。 落ちた瓶を拾い上げれば、市場でも活気ある店員が地元でもそれなりに有名な、鮮魚店>>1で扱っているオイルサーディンであることの確認が取れる。酒好きな同僚達が食卓によく並べていたことを記憶していた。] 職を手にしたのではなかったのか? 『い、いや……そこがたまたまその、劇場の裏方要員でな、キャストのなんだ、色んな魔法を裏から見てるうちに「こいつは使える!」って思っちまって……へへ……』 [乾いた笑いで誤魔化そうとするそいつは、どうも反省の色が見られない、普段から寄せ気味の眉の皺をさらに増やして睨みつければ、ヒ、と男は小さく悲鳴をあげ、次いでみ、みゃぁ、と猫撫で声を出した。単刀直入に言えば中身を知っているので気色悪い。 しかし、長い沈黙のあと、ふう。とため息をつく。] (54) 2021/04/15(Thu) 6:06:26 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ……もう一度職探しからやり直すことだな。 [自身は、この窃盗犯を何度か捕まえていた。 しかし、直接罰しようなどとは考えたこともない。それは自分の仕事ではない。 この仕事でなかったら。 そもそも、見過ごしていたかもしれない。] 変身を解くなよ。罪を重ねたくなければ。 [確かその魔法、服はごまかせないのだろう。そう尋ねれば、猫状態の窃盗犯は、みるからに萎れていき、己の手の中で背の肉をつままれたまま大通りへと連れて行かれるのであった。 ひとまず、この瓶をどうにかしようか。]** (55) 2021/04/15(Thu) 6:06:48 |
【人】 中隊長 アーサー[白地に青のアラベスクの走る石廊を歩く。 朝と昼との合間、日差しを避けた道はまだ ひやりとした風が吹いていた。 外気温は高いが、陽さえ凌げば心地良い風が吹く。 十年近く暮らして得た知識。 流浪の頃には何度肌と喉とを焼かれただろうか。 喉奥でく、と笑って回想を追いやる。 こんな事を思い耽ってしまうのは、 あの頃とは違う剣呑とした空気が この国に充満しているからだろう。 何度もすれ違う警備兵は挨拶すら碌にしてこない。 ピリピリとした視線を一度此方に向けては、 足早に廊下の奥へと消えていく。] (57) 2021/04/15(Thu) 6:16:57 |
【人】 中隊長 アーサー[受付の司書官に何時もの様に挨拶をして。 頼んでいた本の貸し出しを願い入れる。 何冊もの棋譜。 雑学書。 王宮内の情勢を知らせる封書。 東の国の詩集。 受け取れば踵を返しその場を離れる。 ………ああ、そういえば あいつは本も読むのだったか。 ふ、と気付いて立ち去ろうとした書庫の内部へ立ち戻る。 一つ思案し、ある棚の影にと姿を消して。]* (60) 2021/04/15(Thu) 6:19:28 |
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