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【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ありがとう」 同意を示すあなたに、『シロ』はただそれだけを返した。 短い言葉だけれど、想いは切実なものだ。 あなたに『ユーサネイジア』を拒絶されなかった事が嬉しかった。 医療従事者として、そんな思想を抱くのは間違っていると そう咎められる事が無かった事に安堵した。 それでも。 それを許すかどうかは、自分達が決めていい事ではない。 正常も異常も、結局は人間達が決める事だ。 そうあるように定められているものだ。 だからいつか、メンテナンスを受ければ きっと消えてしまう『私』なのだ。 「…ああ、ええと… 大丈夫です、何か嫌な事があったわけではないとわかったから。 あの時は…話題が話題でしたから、気になってしまって。 …ただ、外出時は一声掛けて頂けると…私は、安心します」 毛先を弄ぶ手を気にする様子はない。 またもや徒爾な思考を打ち切って、そんな要望を一つ。 贈りたがりというのはお互い様なのかもしれないな、なんて。 この心配性の医療用グレイは、 あなたにこうして心配ばかりを贈るわけだけど。 (-155) 2021/10/04(Mon) 20:28:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタンならば金貨は上着に戻し、一番綺麗に見える花を、…… 一番綺麗なもの。素敵なもの。尊ぶべきもの。 贈るべきもの。3/4オンスの定義から外れたもの。あるべきもの。 ▼ (-156) 2021/10/04(Mon) 20:29:44 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタンあるべきものは。綺麗であるべき、ものは。どれだ。 「…………。」 考え込む間が暫し。数十秒ほど空く。 不気味な程に喋らず、饒舌をやらかさず、黙り込む。 黙り込んでいた。 ▼ (-157) 2021/10/04(Mon) 20:31:17 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン神経質な妄執をかなぐり捨てた結論は直ぐに出た。 何故なら君が今、花束を作ってくれているから。 摘み取ったのは君の髪とよく似た色合いの、淡い黄色。 何の種類化は分からないけれど少し小さいそいつを、 「確かに同じ贈り物を繰り返すのも芸がない。 ―― 騎士様?左手を借りてもいいかな、」 片手に持った状態で、もう片手は君の左手へ伸ばす。 指輪を作るには指のサイズが分からなくちゃいけない。 (-160) 2021/10/04(Mon) 20:35:14 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ええ、お姫様」 姫が黙り込む間中、ずっと微笑んで、見つめていた。その顔を、閉じた瞼を、止まったままだった手や指を。花束を作る自らの手も止めていた。 そうしてこの騎士はその顔のまま、恭しく左手差し出すのだった。 (-162) 2021/10/04(Mon) 20:40:56 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「仮にそれが人間に受け入れられ難い事でも、少なくとも… 今の僕は、そう考えているから。大丈夫だよ、シロ。 その考えを失ったとしても君は綺麗な子であるし、 共に過ごす時間は尊ぶべきものなのだと思う。」 そうだな、人間様からしたら異常だと判断されるかもしれない。 でも少なくとも今はこのままでいい。肯定すべきだ。 不出来は不出来なりに君を励ましたいだけなのかもしれないが、 まあ、それでも、今はそう思っているのは確かであって。 短い感謝の言葉も、心配の言葉も。枕元の花束も。 今の自分には心地の良いものであるのには違いない、から、 三つ編みの終着点のリボンの形を整え直した。 きっと暫くは緩まず、解けもしない筈だ。 「ああ、そういう心配だったんだ。本当にごめんね、シロ。 そう考えてたのなら気が気じゃなかっただろうに。 心配するのが仕事の医療用と言えども、それはなあ……。 分かった。今度から外出したり部屋に戻る時は、…うん。 君に、シロには必ず声を掛けよう。」 君がそれで安心するのであれば、それがいい。 だがそうすると別の問題が浮上するな? 手を離して、君に視線を合わせる風の動き。 不出来は頭を揺らし、背を丸めた。 「なあ、皆の前でシロと呼ばれるのは好ましくないだろうか? 謂わばこれは二人の間の呼び名みたいなものでしょう。 気にするなら今まで通り、食堂ではユーと呼ぶ、けど。」 (-167) 2021/10/04(Mon) 20:59:10 |
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