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【独】 第11皇子 ハールーン《兄弟の生死》 ✕=死亡 △=国外 ↑第一子 ウスマーン ✕ イスハーク アンタル イドリース サアド・アッ=ディーン △ スライマーン ファールーク ✕ ファイサル ✕ カシーム ✕ ムスタファ ✕ ハールーン △ イスマーイール カミール ✕ ザーイド △ フサイン ✕ アルスラーン ↓第16子 (-22) 2021/04/15(Thu) 11:24:43 |
【独】 第11皇子 ハールーン (-24) 2021/04/15(Thu) 13:38:12 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 出会った頃の旅の不安が最初のうちだけであったと聞けば>>47、己の存在が何か彼の助けになっていたかと仄かに胸のうちが綻ぶ思いがする。けれど恩師の危篤を受けた彼の旅の目的をすぐに思い起こせば、心細さは成り行き不明の不安ではなく焦燥と哀切であった筈で、随分と思い上がった事を言ったと口を撞いた端から思う。 それでも彼が衒いなく出会えてよかったなどと言うものだから、自分の考え無しに発した言葉が拗ねが由来だと自覚せざるをえず、今は借り物の帽子で陽射しを遮りながら、まるで眩しいものを見たかのような素振りで目を逸らした。] 地理も不案内だしね。 [ 裏路地は避けようとのダンテの言葉に同意する。あての無い数日の滞在であれば、利便で裏道を覚える必要も、そうして急ぐ必要もない。 軍服姿は此方に一瞥を留める事もなく>>52、何かを見つけたかのように走り去ってしまった。 ああして警邏の目が光っているなら、政争こそあれ、未だ国体を維持できる体は保っているのだろうと旅人としては願うしかない。願わくば此処を出立するまで。 それよりも、街路でのすれ違いざま、露店の主人、こうして卓に座っている今も、通りすがりに投げられる不躾にも似た視線は、物盗りのような単純ではない含みを感じる。] (61) 2021/04/15(Thu) 14:19:31 |
【人】 宵闇 ヴェレス ……ああ。 [ ダンテの言葉でようやく思い当たった>>51。この国の情勢の半分は駅スタンドで購った紙面で得たが、元より国名の聞き覚えと共にそれに付随する常識程度の知識はある。旅多く、その地の習俗への理解も時に必要となるだろう彼ならましてだろう。西方の国には妻を多数娶る文化が、その逆に女が家を持ち男が通う国、家族の概念が広く共同体で子を育てる風習の国、そんな覚えのうちのひとつ。アルファルドは石油の産出で豊かな国であると同程度に、同性愛は厳罰、あり体に言えば死罪であると知られていた。 そういうことかと眉を寄せた。ダンテがそれを口にするまで知識にはあっても我が事として思い至らなかったのは、自分にどちらである、という明確な自意識がないからだ。 ダンテの性的嗜好が女性に向いているのは知っているし、格好をつけさせて欲しいと>>49、例えば重い荷は率先して請け負おうとしてくれるのは、彼が自覚しているかは別にして、自分を女性、ないしは庇護すべき対象として見てくれているからだろうと理解している。 男性か、女性か。どちらかの性に完全に分化して成人と認められる己の種族の、その風習に纏わる諸々が煩わしく国を出て、分化の必要も覚えないまま、とうに成人と見做されてもおかしくない歳を過ぎても、だらだらと未分化のまま過ごしているのが自分だ。 男性と、男にしては線が細いが、女にしては幾らか線が硬い人間のふたり連れ。要は、国の規範を逸脱する関係ではないかと探られているのだろう。探られる程度には、そういった間柄に見えてもおかしくない振る舞いをしているということだ。体温が低い為か、あまり頬に色が乗らない体質でよかったと思う。] ……ごめん。 [ 自分の曖昧な在り方と、振る舞いの心情を透かされたようで、口籠もる様に謝罪を口にする。] (62) 2021/04/15(Thu) 14:23:31 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 宿の候補はすんなりと決まり、こういった時、大抵彼は自分の要望を優先してくれる。] この国にいる間だけ使っておしまいもなんだし、どうせならずっと使えそうなのがいいかなって。 [ 彼は一刻も早く陽射しに弱い自分に日光を遮るものを与えたいようだが、店を流し見に歩いていると、場当たり的に選ぶには勿体ないとの思いが深まる。軒に並ぶショールにはひとつとして同じ意匠はなく、細やかな刺繍は名産品としても名を馳せるそうだ。陽が暮れてからゆっくり見たいのだと続ける。 一番に勧められた宿はゆるやかな坂を長く登った先にあり、顰めっ面>>49に敬意を表して荷を任せるのに甘えてしまった。] 着いたら何か冷たいものを飲もう。 [ 甘い酒は好きではないと知っている。まだ陽は高いから酒でなくても、薄荷水か、炭酸で割った果実水か。 何らかの理由で手放された小規模な城は、今は宿にと姿を変えている。だらだらと坂を登っただけあって、ロビーからも既に街を見下ろす見晴らしの良さだ。 予算も手の届く範囲なら、此処にしようとのダンテの言葉に否もなく頷く。 生憎陽が登る様が見えるという一番展望の東の部屋には予算が追いつかなかったが、どの道朝日をまともに見ることなど望まないのだから構わない。少なくとも自分は。 石造りの重厚な建造物は、強い陽射しを完全に遮り、足元にひんやりと底冷えさえ感じさせる。 寝室と応接室は一続きだが充分に広く、湯船のついたバスルームが併設されている。窓は市街を見下ろすように大きく開かれ、市の向こうには大河が見える。一際目立つ豪奢な宮殿は、あれが王宮だろうか。高台だけあって風がよく通る。] 天幕がある。 [ 荷物と下ろし落ち着くと長椅子に足を乗せ腰掛け、寝台の方を改めてみればシンプルな覆いだがいかにも城である、という印象でダンテに指し示しながら笑ってしまった。元々は王族の誰かの別宅だったのかもしれない。笑いながらひとつ欠伸を噛み潰す。元より寝入る時間もそうだが、昼の光にあてられた身体はいささか火照り気怠い。]** (63) 2021/04/15(Thu) 14:26:43 |
【人】 第11皇子 ハールーン[この四角い真っ白な建物は、ひんやりと冷たい土壁だ。窓は少ないが大きく、充分な陽射しを取り入れて室内はとても明るい。 滑らかな手触りにコーティングされた白い壁はヒンヤリと心地が良い。材質は何だろうか、今の今まで気にしたことがなかった。 室内の僅かばかりの『冷』を楽しみながら壁伝いに手を這わせる。玄関に近い居間側に、まるでオブジェのように在る階段。それが屋根裏部屋へと繋がっている。 屋根裏と言っても、天井がやたらと低いだけの部屋だ。仕切りは、雑に南北をわける薄い壁のみ。食料品を保管するには熱がこもり過ぎるのでもっぱら武器庫として機能していた。] (64) 2021/04/15(Thu) 14:29:52 |
【人】 第11皇子 ハールーン[ぴょこ。と、部屋を伺う猫のように顔を出す。気配には気づかれていただろうか? 居るはずの彼へ一声かけ、姿を見つけたなら少し思い出話を。] ……懐かしいなぁ〜! ここに来た頃、一人で寝るのが怖くって! 良くここに掛け布団ひとつ持って籠もってた 朝になったら、アーイシャがお越しに来てくれてね たまにここで朝ごはん食べたりもしてたんだ [アーイシャとは、自分の乳母である。もう一人、彼女の母である乳母と二人で、出生間もなくから共に暮らしてきた。 自分が1年前、外へ居場所を見つける為に、この国を離れるまでは。] (65) 2021/04/15(Thu) 14:31:40 |
【人】 第11皇子 ハールーン[とある西方の国。貴族のお嬢様のお付きの執事になるための試験会場でダレンと出会った。なぜか人狼騒動に巻き込まれて一悶着あったのはまた別の話だが。 執事になりに赴いたのに、執事──ここでは正しくは『従者』だけど──を連れて帰って来ることになるなんて。] (……俺だって想像だにしてなかったよ?) [思い返しながら、彼を見つめた。 穏やかに生きていきたくて、その試験を受けに行った。試験に落ちたとはいえ、自分は帰ることを選んでしまった。 それはどうしてか。考えをめぐらせれば、答えを出す事は出来そうだけれど。] (66) 2021/04/15(Thu) 14:32:24 |
【人】 第11皇子 ハールーン家族に、なってくれたらなって。 『従者』と家族は違うのは解ってるけど…… 寝て起きて料理をして穏やかに暮らすだけでいい。 ただそれだけの事だけど、憧れなんだ。 . (67) 2021/04/15(Thu) 14:35:27 |
【人】 第11皇子 ハールーン[執事試験のために身に着けた技術としての『料理』が、誰かに喜んで貰える──他人を笑顔にすることができる。 それが自分にも出来たという事実は、逃げ回るだけで、何もなかった自分にとって……とても大事にしたい事なのだった。] (……笑ってくれて、一番うれしかったのが……ダレンだったから) [思い返せば、少し恥ずかしくなる記憶たち。ちょっとはにかんだ笑みになったかな? 向き直って、予定通りお誘いをする。 通常、今から向かうと到着には日が傾き始める時間になるけど『魔法具』があれば市場までは一瞬だ。ラクダだと3時間半、乗り物で1時間ってところかな。] ねぇねぇダレン、買い出しに行かない? 市場に行こうよ! [今日の夕食に食べたいものがあれば、リクエスト受付中だよ!と付け加えて。]** (68) 2021/04/15(Thu) 14:37:46 |
【秘】 傭兵団長 ダイゴ → 売り子 マリベル/* 質問を投げさせていただきます 国王様ですが、いくつか知りたい点と諸々ございまして ・死因 ・ざっくりした人柄 ・歴史変えない程度に設定を生やすのは可能か この辺りご回答いただけますと幸いです。 宜しくお願い致します。 (-27) 2021/04/15(Thu) 15:33:21 |
【独】 第11皇子 ハールーン/* アルファルドの照りつける陽射しはどんな感じなのかな〜って想像してるとさ、Get Wildが囁くのよ。 アスファルトがタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けちゃうのよ…… 命名〜〜〜〜ッッッ (-28) 2021/04/15(Thu) 15:54:12 |
【独】 第11皇子 ハールーンアルファルド: 海蛇座のα(1番目の)星です。アラビア語で蛇の孤独な星という意味のアル・ファルド・シュジャーからきていて、孤独を意味します(抜粋) (-29) 2021/04/15(Thu) 15:56:16 |
【独】 第11皇子 ハールーンアルシャマーリ: 『アルナグム・アルシャマーリ』で北極星の意。 この都が北極星のように『軸』になるという願いを込めて。でも国名が『孤独の星』なの。ちょっと皮肉だね。 (-30) 2021/04/15(Thu) 16:07:51 |
【独】 第11皇子 ハールーンブルジュ・アルアサド: 『獅子座』の意。皇子たちが住む家って……そんな、猛獣を一箇所に集めなくても良くない??? という気持ちから← (-31) 2021/04/15(Thu) 16:10:33 |
【独】 第11皇子 ハールーンブルジュ・アッダルゥ: まだ出してないけど王宮は『ブルジュ・アッダルゥ』で水瓶座の意。村名に風が入っているので『風星座』の中で長老なところを。 ちなみに皇子たちの本宅『ブルジュ・アルアサド』の意の獅子座と、正反対に位置するのが水瓶座。 王と皇子は天と地の差がある。 そんな皮肉をこめました!! (-32) 2021/04/15(Thu) 16:13:20 |
【人】 囚われ セト[ そんな国に対して、国交と和平を望む べきだと進言した己の意見など、 壮大なこの国の前ではただの平和惚けした 戯言と一笑に付されるものであっただろう。 まぁそもそもそれ以前に、 甘ちゃんな王子の綺麗事など、 利権に目が眩んだ父や幹部のものたちに 捻り潰され表に出なかったのだけれど。 ] (70) 2021/04/15(Thu) 16:32:11 |
【人】 囚われ セト[ そんな賑やかな街の喧騒とは 切り離されたようにここはしんと静か。 己の呼吸音が聞こえる。 地下室がある屋敷など珍しくもない。 ワインや食料の貯蔵に利用するだけに 飽き足らず、犬まで飼うのだから この屋敷の主は強欲なものだ。 一応血統書のついた雄犬、 媚びも諂いもしないが どうやらいたくお気に入りのよう。 物理的な暴力にも、 死刑になるような行為にも、慣れた。 いつか殺してやる変態豚野郎、と投げ付けて おまけに頬に唾を吐きかけてやった時の 主の顔といったら、 自尊心を保つには充分すぎるほど。 ] (71) 2021/04/15(Thu) 16:33:56 |
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