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【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス『やーーった!!今どこ〜?』 兎は端末の先でうきうきだ。 『ん〜、ほら、ひとらしさもだけど。 睫毛ながくって、瞬きするだけでも可愛いもん。 君には君の可愛さが沢山ある、と僕は感じているから! 納得出来なくてもいいよ、少しずつ僕が証明しよう。 そうそう、可愛いって言い続けてると可愛くなるって本にも書いてあったし!』 (-332) 2021/10/11(Mon) 1:08:10 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「…………、関わりのないこと……、永劫に残る火傷……、」 復唱、小さく音にする。首を傾げる。 「キミが熱を操る理由は……、キミの思想、感情が起源だと」 「…………、興味深い話を、有難う」 おもむろに人差し指を口元に当てる。 「そしてこれは……兎の戯言、純粋な疑問なのだが、」 答えたくなければ、答えなくても良い物だ。 「関わりのないこと、と言っていたね? キミはそれらに……、 自分から関わりに行った事はあるかい? 」 (-333) 2021/10/11(Mon) 1:11:42 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ『部屋ァ……』 不服そう。なにかしらに。 『可愛いの権化みたいな外見の人に言われてもなあ。 いやまあ、中身は凛々しいけどもね、君……』 噛み切れない肉を口にした犬のきもちのトラヴィスだった。 (-334) 2021/10/11(Mon) 1:12:15 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……その答えには、前提が幾つか足りない」 問いを聞いた時。確かに、彼は何かに怯えた。 しかし、……それは、図星を突かれたから、というよりは。 「 関わりの閾値が異なる場合、二者の意識はズレるんだ 。……例えば共に茶を飲むことだけを関わりと認識しているものであるならば、私は君とだけ関わったと言える。……私は、……、言葉を届けるには少し平和すぎる し、言葉選びも得意ではない、のだろうね。私の、関わり方では……」もっと根本的なところが『だめ』なのだと、認める言葉を吐きたくなかったからだ。 それでも、誠実に答える。 それしか手段がないのだ。トラヴィスという男は。 (-335) 2021/10/11(Mon) 1:22:56 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス『わーい、行くね! ……っていうかほら。トラヴィス。美の化身である君が美しさについて言及するのだから。 僕が可愛いの権化なら可愛いを語っていてもおかしくないでしょ?』 なんて、元気良く返信がされてきてから数分後。 貴方の部屋の前には兎がスタンバイだ。 「って訳で来ちゃったんだけど、入ってもいいかな♡」 (-338) 2021/10/11(Mon) 1:32:06 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィスあなたの言葉を聞く。 前提が足りない、それは自身も感じていた。頷きをひとつ。 「閾値……成程な。…………じゃあキミは、 どういう関わりを……、他人へと求めているのだろうか?」 指を下げる。アイスティーへとその手を伸ばす。 ストローをつまんで、くるくると。氷がグラスに当たる音が響く。 「これは兎の推測だから、気分を害したら……済まないね」 「キミは何処か…………、臆病に、見える。 一線を引いている、というか……保守的というか?」 それが悪い、とは言わない。けれど…… その部分がどうも、何かの足を引っ張っているのではないか、と。 ……思考した。 (-339) 2021/10/11(Mon) 1:34:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「ぃらっしゃい……」 あ!まだ不服そう!でもドアを開けて部屋に招く姿は今日も優雅! 「……解けない難問を宿題にされた時の気分になってる」 (-340) 2021/10/11(Mon) 1:35:19 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「あは、お邪魔します♡」 るんるん兎は遠慮なく貴方のお部屋にお邪魔するだろう。 多分ハグしてるのを見られるのは嫌かな?と思うので。 「ん〜、可愛いって感じる事自体人それぞれだから、解くのが間違いかも…? だって、全く違うカメラと角度でみているんだし。 そう、つまり。僕の背でみる君は綺麗だし可愛い。そして、これに悩んじゃう君もとってもとっても可愛いんだもの!」 首をすこし傾げたあと。自信満々に可愛いを伝えていく。 つまりいつもの身勝手だ。 (-341) 2021/10/11(Mon) 1:42:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……憎まれたい。憎悪によって殺されたい。」 はっきりと口にした。 「……だけどね。普通はそんな風には生きられない。人を傷つけたくはないし、悲しい顔をされたら、悲しく感じる。解決してやりたいと思うし…… 幸せを手にしようという人間の邪魔はしたくない。……だけど、『そう』すれば、殺してもらえるのかな、と、いつでも思ってる。だから……」 溜息をついた。 ストローをくるりと一回転。氷が涼やかな音を立てる。 「……すまないね。優柔不断な、どちらにも進めない男の戯言だ。気にしなくていい。私は踏み越えるほど度胸はないから。君がもし壊されたくないものを持っていても、私はそれを奪う度胸も、力もないよ」 (-342) 2021/10/11(Mon) 1:50:11 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ顔を仮面で隠すのは、照れというより戸惑いの証左。 あとワイン飲んでたからアルコール臭するかなっていう、ちょっとの気遣い。気遣ったところで部屋に漂ってるんですけどね。 「わかんないなあ…… 頭を撫でたりは、君の方がよっぽどお似合いだよ、ほら」 モシャ、とローブごしにその頭を撫でる。 布越しの手はいつもよりすこし温い。 (-345) 2021/10/11(Mon) 1:53:55 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「憎悪によって殺されたい、か……」 復唱。頷きをひとつ。 「キミは臆病で、繊細で、優しいんだな、きっと。 そしてその部分が足を引っ張り……、本来の、 "憎まれたい"という願望が叶わずに居る、と……、」 そうして生まれる疑問が新たにひとつ。 「…………、もう一つ、聞いてもいいかい? どうしてキミは……、 憎悪によって殺されたいんだ? 」聞いて直ぐに「答えたくないならばいい」と伝える。 同時に「ここで聞いた話を、他言したりはしない」とも。 この空間で終わる内緒話なのだ。人差し指を再び口元へ当てた。 (-347) 2021/10/11(Mon) 2:02:44 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「あ〜…落ち着いちゃうから、おちつくから、待って」 いつもより温かな手で撫でられるのは兎的に最高だ。 けれど目標をまだ達成してないので慌てた様子で制止して。 容赦なくハグを狙いに、両腕をひろげて貴方にアタックしようとするだろう。 「撫でるのが似合うだけが可愛いじゃないよ。 それに、トラヴィスだって撫でたら絶対可愛いもん、僕が保証する」 (-348) 2021/10/11(Mon) 2:02:47 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……どうして、だろうな。隠したい、……わけではなくて」 首を傾げる。 きっかけは、わかっていた。 「家族が、見ないそういう死に方をしたんだ。憎まれて、憎悪によって、邪魔だと……言われたかどうかは知らないけど。壁に書いてあったから多分言われたのかな。私は……知らなかったけど、家族には必要とされた人間ではなくて。だから、そうして初めて一人前になれると、感じたのかな」 今や自分の奥底に癒着して離れない願望は、はっきりと己から剥がしとることは難しい。 「殺した犯人のことも、それなりには憎んでる。でもそいつは私を殺さなかった。憎んだ人間に、邪魔にすら思われなかった……というのは、なんだかね、虚しくて」 その感覚はずっと続いている。 人殺したちを殺したいほど憎んでいて、……しかし、憎まれるほどには、何もできていない、のだ。 「難しいね。望んだ姿になるというのは」 (-352) 2021/10/11(Mon) 2:16:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「大人しく落ち着いてたらいいのに、……あー、あー、もう」 アタックを受け止め、ハイハイと頼まれもしない撫でを続けた。 葡萄酒と、薔薇の香油の香り。 上等な仕立ての服の奥、彼の体はいつもそういった香りを纏っている。 体温はやっぱりちょっと高い。 すぐに癒せることをわかっていて深酒しているのだ。 (-354) 2021/10/11(Mon) 2:19:52 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス一緒に首を傾げる。 明確な答えは未だ導き出せていないのかな、と。 それならば……新しい解もあるのではないのかな?とも。 「…………、嗚呼、」 そしてあなたの話を聞き、想うもの。それは…… 「独りぼっちだったのに……、 本当に独りに、……なってしまったんだな」 孤独。寂しさを感じた。 「そしてキミは……、それらと同じになりたい、と。 ? でも、それは……、憎まれる事が、果たして …………、本当にキミの望む姿、なのだろうか?」 そして再び、純粋な疑問をひとつ。 「キミは、誰かに"自分"を認めて欲しいだけじゃないのか? それこそ…………、舞台に立つ一人、として」 (-356) 2021/10/11(Mon) 2:39:09 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィスぎゅーと、したい気持ちをほんのりだけ控えめに。 服があまり皺にならないようにと抱きしめる。 「くっつく前に落ち着いてもいいけど。くっついた時の落ち着いた感じとは違うんだもん…」 相変わらずいい香りがする、と。呟きながら兎は鎮静化している。 (-364) 2021/10/11(Mon) 3:01:29 |
トラヴィスは、え怖……賑やかすぎ……と思った (a146) 2021/10/11(Mon) 4:22:17 |
(a149) 2021/10/11(Mon) 4:29:05 |
トラヴィスは、重い。パンプキンパイのおかわりを押しつけて、ココナツジュースをリタイアした。飲まず食わずでいこう。 (a151) 2021/10/11(Mon) 4:30:25 |
【人】 墓守 トラヴィス「普段耽美食で生きてるからこのセットはちょっと重いんだよね……他になんか……もっと穏やかなものないのかい……おかゆとか……」 おかゆは耽美ではない。 ☆*:.。. なぜなにトラヴィス.。.:*☆ Q.で耽美食ってなに? A.耽美な食事のことだよ。 (108) 2021/10/11(Mon) 4:33:24 |
トラヴィスは、えっ……てなったけど見送った。 (a154) 2021/10/11(Mon) 4:36:08 |
トラヴィスは、血とかは耽美なのでいける (a156) 2021/10/11(Mon) 4:39:11 |
【人】 墓守 トラヴィス「……あなんか転送されてきた。血じゃん。のも」 必要なところに転送されてきた。 プルタブ開ける程度に慣れた様子で封を開け、パックを啜りながら雑務をこなすことにした。カタカタ…… (109) 2021/10/11(Mon) 4:43:20 |
トラヴィスは、拒まぬ!来い!(仕事中の強気オーラ) (a162) 2021/10/11(Mon) 4:45:43 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 墓守 トラヴィス「血の摂取に嫌悪感がないと言うのなら、『私』になってみないかい?」 「視界を体験させることはできるのだけどね。」 告げた言葉は簡潔すぎて、貴方にどれほど伝わるかはわからない。長く喋るにはここには人が多すぎる。 その代わりのんびりとした口調ではなく真剣に潜めた声で、そしてあなたが非常に興味を引くだろうなと少年が推測した文面で。 勿論、この提案は少年自身の利に沿った提案である。 (-372) 2021/10/11(Mon) 4:52:30 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア少女の、口にする言葉は。 あんまりにもまっすぐで。正しい形のようで。 息を飲んだ。長い時間を過ごすうちに、歪んでしまったかたちに、恥すら覚えるような。 「…………。」 「…………そう、なのかな」 それは、難しい望みを抱いたものだね、と、つぶやいて、目を瞑った。昔の己が瞼の裏に浮かぶ。 「幼い頃に君に会えたら、今の私は変わっていたかな……」 『彼』は、そんな大それた願いを抱えていたのだろうか。あの屋敷にいた頃からずっと、自分にも見えないように隠して育ててきたのだろうか。 「私自身、なんて」 鏡をみたって、見えた試しがない、のに。 (-373) 2021/10/11(Mon) 4:59:34 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 気分屋 ルヴァ「……」 却下。 することを、阻んだ思考がある。 ────別に良いのじゃないか?これは無礼講なのだし、利用されるばかりだとしても、『利用し得る』と判断があったなら、それで、だってそれは、彼という犯罪者の。 「……いいよ」 視界には入ったというのなら、礼を差し出さなくては。 (-374) 2021/10/11(Mon) 5:04:02 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラべつに皺なんかは気にしないけど、気にしてくれている、という心遣いは少し嬉しい。自分の個を受け入れてもらえている気がする。 「……君の種族は何というか、人懐こいよね。 それとも君だけがこうなの?撫でただけで人攫いができそう」 もちろん、この兎は凶暴なので、そんなことは不可能なのだが。 印象としては、そんな風だ。(そして事実として知っている強さを曖昧にする印象を与えられるあたりが一番こわい人だなあと思う、トラヴィスだ) (-377) 2021/10/11(Mon) 5:08:16 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 墓守 トラヴィス「感謝するよ。」 貴方の実際何がいいよとさせたのかは推測できたとてそれ以上の興味はない。それが間違っていても答えがイエスであれば成功である。それ程までに貴方を見ていない。 それは貴方だからではない。ただ等しく人間を見ていないだけ。 「では着いてきて。今のうちにやっておきたいのだから。」 そう貴方を誘う。貴方の目を見つめて。 (-379) 2021/10/11(Mon) 5:17:30 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「……、どうだろう?純粋な疑問を口にしただけだよ」 過去は、その人を構築する部品で溢れている。 決まった形、思想がいっぱいくっついて、その人になるのだ。 だから、一つの考えを抱き続ける事を、おかしいとは思わない。 「変わっていたかもしれないし、変わらないかもしれない」 そして変われるか変われないか、その問題は…… さほど難しい物でもない。 「…………、キミは、自分を見れなかったんじゃない。 誰もキミを見なかったから、自分でも分からなかったんだ」 「だって、見えないならば…………、 存在していないのと、同じなのだから!」 でも、それが分かってしまえば、答えは簡単だよ、と。 道のりはきっと険しくはあるけれど、希望はあるんだと。 紅水晶の瞳で、しっかりと。あなたを見据えて。 (-380) 2021/10/11(Mon) 5:19:09 |
トラヴィスは、仕事に見切りをつけて、食堂を出て行った。 (a168) 2021/10/11(Mon) 5:20:03 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 気分屋 ルヴァ「……うん」 きっと自分のしていることは愚かな選択なのだと思う。 今まで耐えてきたものを蔑ろにするような愚かな選択。 だけど、……トラヴィスは自分の価値の無さを確かめないと、安心できない。間違って「自分に価値がある」という可能性を夢見てしまいそうな選択をしたあとは、 その逆を、 ────トラヴィスは、その唾棄すべき人物のあとを着いていく。 (-381) 2021/10/11(Mon) 5:25:07 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……難しいと、思うのだけど、なあ」 だってそれは、私を見てくれる人がいないから私には私がみえなくて、……私がわからないから、見てもらえるような人間になれない……堂々巡りじゃないか? 弱ったような声をあげて、トラヴィスはあなたをちらと視界に入れた。 ────こんなにも健康的な考えを持てる人物が、なぜ人を殺すのだろう。 「…………君は。どうして」 それを問うことは、彼女を傷つけるだろうか? 彼女はなぜ藁束のように燃えゆくのか。奇妙だった。彼女は前向きで、暖かい暖炉の炎を抱いたような目をしていた。 ならばなぜ?その暖炉は全てを燃やした? 「なぜ、……私を燃やさない?」 『憎んで殺して欲しい』のとは別に、それは単純な疑問だった。 それをすべき相手を、どう、分けているのだろう? なぜ……自分を導くような真似と凶行が、その人物のなかで両立し得るのだろう? (-383) 2021/10/11(Mon) 5:34:50 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「そう? キミはこれから…………、 何にでもなれるって事だと、兎は認識したのだけれど」 首を傾げる。目線を向けられたのを察知すれば、 「どうしたんだい?」と音にせず唇を動かして。 「…………嗚呼、」 その疑問、答えは決まっている。簡単な話だ。 「今キミを燃やした所で、兎の"糧"にしかならないからだよ」 これじゃあ答えになっていない、解らないだろう。 だから、言葉を続ける。 「兎はね…………この世界の 全て 「全てを、平等に、 燃やしたい 「今ここで誰かを燃やしても…………、 この船丸ごとが消えて、無くなってくれる訳じゃないだろう?」 「…………、だから燃やさない。燃やすとしたら、 ―――― 全てを燃やせる舞台を兎が作り上げてからだ (-384) 2021/10/11(Mon) 5:46:55 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 墓守 トラヴィス彼が己を快く思ってないなというのは知っていた。それは罪状のせいだろうか?とは最初は思ったりもしたが。 『計画』の敵対者にならないよう揺さぶりや勧誘を絶えず行っていた少年は、よく思われていないことを理由にその行動をあなたにすることを諦めていた、今日までは。 それがどうだろう。貴方は天才に至れないこそ理解を拒み、そして更に自分の能力に合った嗜好を持っていると。そしてこの利用を考えたが、こうも話を聞く体制をくれるとは。 向かう先は治療室。その間に詳しい話をする。事前に伝えるのは『アンフェア』を無くすため。騙しても確実にバレてしまう詐欺なら、先に誠実に伝えたほうが良い。 「──私の能力はダビー様と属性が同じでね。血に関するものなのだよ。」 口から出るのは呑気な口調ではない。少年は口調を使い分ける。話相手や話題に最適だと思った口調を。 「とはいえ戦闘には向かない、基本はね。いや、私が戦闘向きならまた別の使い方をするのだろうが。」 「私はね、 血 を飲ませた相手を触れずに操作できるこれは簡単なライターから機械に生物、人間まで自由にね。君が飲んでくれるなら、君の脳で思考できよう。」 廊下を歩き続ける。貴方にこの話が合うだろうか。そんなことを思いながら。 血を拒んだ理由もこの能力が念頭にあるからだ。少年にとって血を飲むのはリスクだ。同じ能力者でなくとも、ダビー様の血も飲むのは怖いなと思う。 「ただまあ、人間だと流石に必要量が多くてね。飲む人も居なければ私もタダでは済まない。同意の元一回やったことがあるのだが……少なくとも1リットルかな。ちょっと小柄のままの私にはやや重荷で。」 治療エリアにたどり着く。 「道具を申請しなければね。あと恐らく、蘇生申請も必要だろう。前回…と言っても、ここに来る前だから相当前だけどね。試したときは私は死んだからね。」 治療エリアの端末で、血を集めるのに必要な道具を申請する。 「飲んでくれた場合、操作できる期限は3日ほどかな。それ以上は成分が薄まるらしく、無理だ。それと、勿論四六時中の操作は不可能。能力を使うには私の気力と集中力が別途必要だからね。」 「どうかな。」 『計画』は隠したまま。 彼の血を飲めば貴方は数日感、任意に操作される可能性があることとなる。 (-385) 2021/10/11(Mon) 6:00:19 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「…… …… …… そう。大きなものを、見ているのだね」 藁束が足りない。ただそれだけのことなのだと知れば、なるほど、と頷いた。それほどの攻撃性を保つのに、どれだけのエネルギーを用いているのやら。この小さな体にどれだけの絶望が訪れれば、そういう世界を見るのだろう。 それは、なんだか。とても。 「……寂しい、かな」 わたしが。 追いつけないような舞台の中心へ、向かうつもりなのだろう。 「私も、君に与えられるものがあれば良かったのだがね。 私の人生経験で、君に与えられそうなものは、中々」 その熱は、自分のそれを容易に凌ぐ。 与えられるのは、精々が、アイスティーくらいか。 からん、と、溶けた氷がまた鳴いた。 「与えられるように、与えたいのだけど。 君の受けてきた理不尽は、わたしにも、飲み下すのは難しい」 収監時の調査歴は頭に入っている。 けれど、……その経験が与えた絶望を生半可な言葉で解せるようなら、とっくに────彼女はどこかで幸せになれていたのじゃないか?こんなところで、自由を奪われる前に。 (-386) 2021/10/11(Mon) 6:13:23 |
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