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【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「い、今の聞いた……よなぁ」 やっぱりあなたでしたか、という困った顔。 ダンスを見られるのは全く問題ないが、口走ったことを聞かれた事については問題がありすぎて。 「……き、聞かなかったことには……できない?」 (-291) 2022/01/29(Sat) 8:37:17 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 平静 戸森 夢彩「それっぽい……かもしれないけど 後で後悔するやりかたは……やめとけよな」 この答えが、最後。 これ以上あなたの気分が削がれるようなことは言えないと、重ねた唇に没頭する。 飴の味だとはわかっていつつも、感じるレモンの味に。 初恋はレモンの味なんて……聞いたことあるなぁと、頭のどこかでそう思った。 当てられた舌先が何を意味するかわからないほど子供じゃないから。 薄く唇を開いてあなたの舌を迎え入れた。 何度も何度も角度を変え、舌を絡めて、だんだんとその思考は虚ろ。 「……ッハ、うま、すぎでしょ」 気がつけば息は上がっていて、 その舌は首筋へと這っていく―――― (-292) 2022/01/29(Sat) 8:49:31 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「俺の秘密に関わるからだよ……」 あなたも秘密は喋りたくないですよね? と、途方に暮れた。 口走ってしまえば後の祭りなのだ。 忘れるわけがない。 親ですら、この子ちょっとおかしいのでは? と、若干疑ったことが、赤の他人がそう思わないわけがない。 そう思って、深々とため息をつく。 目の前の女の子は可愛らしい笑みなのに。 何処か悲しく苦笑いしか出来ない自分は、確かにちょっとおかしいのかもしれない。 (-299) 2022/01/29(Sat) 10:35:14 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「一つだけ……ことわっておくけど」 「俺は多重人格とかそういうわけじゃないから……エリーゼを出すっていっても、俺であることは変わりないよ。 記憶と思考がのこってるっていうか……元々同じ存在だから同化してるようなものっていうか……。 ほとんど、なりきりで会話してるようなもので」 幼い頃からそうだった。 それが日常になってしまっていて今更切り離せもしない。 エリーゼと会話をする、のであれば。 俺自身を出さずにエリーゼになりきればいいだけ。 わかってはいても、 それを他人の前で披露するのが滅茶苦茶恥ずかしいという話しだった。 「無茶、じゃないけど……話した後ドン引きしないでくれよな……」 (-300) 2022/01/29(Sat) 10:42:26 |
堂本 棗は、スキーやスノボはあとにして建物の中。 (a144) 2022/01/29(Sat) 11:09:29 |
【人】 ダンサー 堂本 棗「競技にもよるけど、大会で成績とってる部も多いぜ」 「俺もダンスの大会とかには色々出てるし……そっちの道にいるやつらにはそれなりに覚えられてるかなー」 例えば、ここにも来てる戸森とか、と名前を出す。 「転校はイベントっていうのかぁ……? どっちかってと、体育祭とか文化祭とかそっちじゃねぇ?」 (273) 2022/01/29(Sat) 12:02:53 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「慣れる奴そうそういねぇと思うぜ、俺」 普通の女口調やオネェ口調ならともかく。 お嬢様口調である。 違和感あるにもほどがあるだろう。 「センパイに引かれたら辛いどころじゃねぇからなー…… うん、よし。 鍵もしっかり閉めたし……始めるか!」 すぅはぁと大きく深呼吸をして、胸をどんと叩いた。 男は度胸と決め込んだのだろう、目を開けば俺は、エリーゼになる。 「……エリーゼになんか、話しかけて。センパイ」 (-307) 2022/01/29(Sat) 12:07:34 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子何この子怖い。 見た目が可愛い子供みたいだから余計に始末が悪い。 ちなみに人形はもっと怖い。 なんかこっち見てるよ、ずっと。 ▼ (-310) 2022/01/29(Sat) 12:13:11 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「…………」 「…………お願い、聞いちゃおっかな……なに?」 内容がわかりきってる、悲しい問だ。 それでも一応ちゃんと、聞いてみることにした。 (-311) 2022/01/29(Sat) 12:13:43 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 文字食う紙魚 蛇神 阿門「他人に害……は、成さないと思いたい」 思いたいとは。 「まぁうん……でかい変化があったから戸惑ってる……ってかんじかなぁ。 決着は多分つけるべき……なんだとおもう。 害をなすかはともかくとして……自分のことに人を巻き込んじゃってる、し」 ゆれるお茶の水面を見ながら、ぽつりぽつりと話し。 それからゆっくりと立ち上がったあなたを見上げた。 何も伝えられた気はしないのに 随分、欲しい言葉をくれるものだなと、そう思いながら。 「……さんきゅ、センパイ なんとか食われないように頑張ってみるわ、講習は睡眠学習しても許してね」 へへ、と気恥ずかしげに笑い。 ぐいっともらったお茶を、飲み干した。 (-313) 2022/01/29(Sat) 12:21:10 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「はい……はい、殿下。エリーゼはここにおりますわ」 すらりと言葉は出てくる。 堂本棗はエリーゼであり、エリーゼもまた堂本棗である。 だからこれは、そんな不思議なことではない。 「ずっと……もう一度、お会いしたかった」 これは紛れもなく、自分たちの本心である。 (-319) 2022/01/29(Sat) 12:41:10 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 平静 戸森 夢彩「……っ、ぅ、わ」 敏感な場所を撫でられると、わかりやすくびくりと身体が震えた。 だんだんと硬度を増していっていたそれはまだ、立ち上がりこそ見せてはいなかったけれど、すでにもう平常のものではないのは確かで。 それは見なくても自分で分かってしまっている。 ――初めての時も緊張したしドキドキしたけれど、それは今ほどだっただろうか? 考えても今の自分には、とてもじゃないけどよくわからない。 おかえしとばかりに、ベッドに付いていた片手をはずして、そっと胸の膨らみに触れた。 衣服の上からでもわかる柔らかさは、当然自分にはあるものではなくて、その勝手の違いに戸惑いながらどぎまぎとそれを掴む。 「……脱がしても、いい?」 もう、既に身体が熱くてたまらない。 直に触れたい欲が溢れ出してきたかのように、敏感そうな耳にそう囁いた。 (-320) 2022/01/29(Sat) 12:51:30 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「………はい?」 What? 何? え? 頭の中が、ぐるぐるぐる。 秘密をきちんと教えろと、そういうことではない? 招待状、招待状と言えば……たしか、皆が見れる所に貼り出してあった、あの。 こうして秘密の共有をしようとするということは、多分この女子は占いの特権を持つんだ。 内緒のあいだに。 お迎え……。 そういえば、占い特権の人の中に一人だけ。 狼陣営の仲間の人間が……いた、ような。 ▼ (-335) 2022/01/29(Sat) 15:17:48 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「山田ちゃんもしかして…… ”魔術師”? 」「迎えにって誰を……? やりたいもやりたくないもちょっと……俺にわかるように説明してくれないか? 俺、難しいことよくわからないんだよ……」 とても、バカなので。 (-336) 2022/01/29(Sat) 15:18:12 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「………で、殿下をお名前でお呼びするなど恐れ多い…… それでも喜んでいただけたのでしたら、こんな嬉しいことはありません」 少しだけ眉尻を下げ、怯えた顔をする。 幼い頃は当然のように呼んでいた名前が。 いつしか呼べなくなった。 呼ぶことを許した覚えはないと、他でもない貴方の前世である殿下にそう言われたから。 それでも理解は出来る。 1000年以上も未来の人たちにそんな身分の差がないということ。 生まれ変わった殿下に前世の記憶がないということ。 裏を返せば、今度こそ自分の言葉を信じてもらえるのではないかと、そんな期待を胸にした。 「いえ、そうですね……はい、はい。 殿下のお望みでしたら、エリーゼは承りましたわ。 それでしたら、要さまと……お呼びしてもよろしいの?」 (-342) 2022/01/29(Sat) 15:30:43 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃『俺の学校バカしかいないからな…… って今なんか俺のことバカにしたよな!? 間違ってねーけど!』 運動においては優秀な学校だが、その分勉学についてはお察しだ。 勿論、文武両道の頭のいい人間も居はするので全員がバカというわけではない。 『秘密を知られたくなければって脅されたけどさ 国がどーして俺らの秘密知ってんだよって話ー……いや、謎すぎるわ』 (-347) 2022/01/29(Sat) 15:44:13 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子「うわぁ、それ全部なんか当てはまる人……いるなぁ……」 全員に会いに行くの大変そうーと苦笑い。 「そっか。 うん、さんきゅー、今絶賛悩める人間だからさ……、どーなるかわかんねーんだけど。 まぁ……悔いは残さないようにがんばるよ」 ぽんぽんと、クマのぬいぐるみを撫で、頷く。 何か変わるといいなと、そんなことを思いながら。 「あぁ……そうだ。 ちゃんと俺の秘密、教えておく。……今はちゃんと、秘密にしてくれな?」 「俺、実は……」 ▼ (-352) 2022/01/29(Sat) 15:53:55 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → ごく普通の暴れん坊の 山田 花子▼秘密 実は前世の記憶を持っている。 俺の前世は貴族の悪役令嬢だった。 前世でお前 <<久瀬 真尋>> allwho は私をはめた妹で、前世でお前<<偉智 要>> allwho は私の婚約者の王子だったんだ……。Love……※allwhoダイスはプロローグで独り言にて振りました。 ▼前世の自分 名前:エリーゼ 地位:公爵令嬢 出来ること:貴族マナー完璧、社交ダンス得意 経歴:おつむは弱いが別に悪人ではない。 エリーゼなりに婚約者の隣に立つ為努力していたが、婚約者に惚れてしまった妹にはめられ、悪役令嬢として名を馳せ処刑された。 /* という内容を、かくしかしました…… (-356) 2022/01/29(Sat) 15:55:31 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃『くっそ〜〜、どうせバカだよ、しってた!』 対して気にもしてないいつもの軽口だ。 『え、そうなん? 結構広く知られちゃってるとかそういう……?』 (-358) 2022/01/29(Sat) 16:01:47 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃『ちぇー。 まぁ俺も秘密だけどな!』 こうは言うものの、ゲームはゲーム。 いつ秘密が晒されてもおかしくはないし、知られてしまうかもしれない。 それでも、出来る限り隠しておきたいのはお互い様だろう。 (-361) 2022/01/29(Sat) 16:20:05 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「い、いつか今の時代に合わせれるようになりますから。 もう、もう少しだけお待ちくださいませ」 思考が溺れていく。 深く深く沈んで、遠い昔へと還っていく。 エリーゼは嬉しいはずだ。 濡れ衣を着たまま死してなお、たったひとりの婚約者を愛していたのだから。 「殿……か、要さまは、殿下とは違うのはちゃんと……わかっているのです。 それでも、その眼差しも声も、お優しかった頃の殿下そのもの。 私の存在をお認めくださるだけで……エリーゼはとても嬉しいのです」 それでも、エリーゼは今の俺を捨てようとしたことはない。 たった一人の殿下と、妹をみつけても自ら手を伸ばそうとはしなかった。 ごくごくたまに、俺が耐えきれなくなっただけだ。 ▼ (-392) 2022/01/29(Sat) 19:08:23 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 3年 偉智 要「色んな悲しいことはありましたけれど……、それでも。 エリーゼは、殿下をお慕いしております。 ですから……」 センパイの優しさと勇気の欠片が垣間見えた。 小さな声でも、ちゃんと俺の所まで届いた……そんな気がする。 子供の頃、誰にもわかってもらえなくて泣いたけど この地で二人を見た時、憎しみよりも愛しさよりも、ただただ嬉しくて。 今でも、誰もエリーゼを覚えてはいないけれど 十分だと思う。 「センパイは今のままで良いと思う」 こうして会えたんだから。 (-393) 2022/01/29(Sat) 19:08:59 |
【秘】 ダンサー 堂本 棗 → 嘘 氷室 凛乃『こっちこそ! 明日はスキーでもやるか! 帰ったら気合い入れて回復するからしっかり戦ってくれなー』 ネット上の付き合いなど、そんなものだ。 何も知らずとも、仮面をかぶっていようとも、笑って付き合っていける。 出会ってしまったからには、 それだけとはいかなくなったとしても。 ナツメグにとっても、ヤマグチは、気の合う友人であることは間違いない。 (-394) 2022/01/29(Sat) 19:14:03 |
【人】 ダンサー 堂本 棗「はーらへった! 今日の夕飯なんだっけー?」 ふいに葉っぱの乗ってる一葉を見た。 「妙にしっくりくるな……葉っぱと一葉……」 (296) 2022/01/29(Sat) 19:15:11 |
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