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【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ>>168 「ああ、おやすみハマル殿!どうかいい夢を。参加してくれてありがとう!」 一応流しそうめんの主催みたいなものなので、一緒に楽しんでくれる人がいると嬉しくなるのだ。 部屋に戻る貴方へ元気に手を振って見送るのだった。 (170) 2021/08/30(Mon) 1:17:01 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「………………」 使用人の顔から感情が霧散する。無機質なほどに冷たい色をした緑色が、口を閉ざして貴方を見つめた。 「俺は、つまり。 今のままでは主人として誰かをいただいても、勘違いさせ、暴走させてしまうと。或いは俺自身が暴走してしまうと」 非常に分かりやすい説明だった。内容は問題なく理解できる。 「……生きる目的なんて、どうしたらいいんだよ……今更……どうやって……」 唇をきつく噛んでから苦々しく吐き捨てる。自分の耳にも届くか怪しい声量の苦悩がそっと宙へと溶けて消えた。 ▽ (-240) 2021/08/30(Mon) 1:32:09 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「…………テレベルム殿」 衣ずれの音。服が擦れ、布団が二人目の重みを飲み込んで鳴く。 布団に包まれる貴方を大きな影が覆った。使用人が体を折り曲げ、顔を近づけ貴方を覗き込んだ。 例えるならそれは鉄格子の如く。生きた道具じみた人間の金糸にも似た髪がいくつもの束を作り、さらりと流れては浅黒い貴方の顔をかすめて落ちていく。 「俺のこれはゲームと何ら関係ない。俺はずっと俺のままだ。 でもこれでいいんだよ。俺はただ雇う人間の指示に従うだけ。それ以外の時間はこの先俺を雇う人間のために己の価値を高めるのに使う」 淀みなく紡がれる声は、淡々と。 「雇い主が勘違いを起こして道を誤ったとしても。それは俺の扱い方を間違えた主人に非がある。 俺という使用人は主人の資産。所有物。自らの失態の責任を道具に取らせるなんて話、宇宙の端まで探してもきっとどこにも無いだろう」 いいんだよ、これで。 血の通った指が貴方の頬を包む。 人の形をした道具が貴方の瞳を覗き込む。 貴方の瞳に映り込んだ使用人は、言い聞かせるように、ゆっくりと唇を震わせた。言い聞かせるその先は、いったい何処なのか分からないけれど。 (-241) 2021/08/30(Mon) 1:33:22 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ>>148 シェルタン 「うんうん。作った俺も幸せ、おやつも幸せ、その上シェルタン殿も幸せとなれば皆ハッピーだ!こんなに素敵なことはない!」 win-winの関係はとっても美味しいもの。大変良くなりました。 「フフ、リクエストがあれば遠慮なく言っておくれよ?好きなものを作ってみせようじゃないか」 ご馳走様と手を合わせる様子に「お粗末様でした」と歌うように声を弾ませて返した。 「さて、それじゃあ俺はそろそろ他の人にもおやつをお裾分けしてくるよ。他の料理を振る舞うときにはまた連絡するから、どうか楽しみに待っていてくれ!」 (176) 2021/08/30(Mon) 1:45:49 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「それは優れた道具とは呼ばない。貴方は理解して、考えるのを中断しているだけだ。……結論を今出そうとするのは止せ」 薄い色の瞳はあなたを正面から見つめ返した。 「隣人が炎に直進するとき、その歩みを止めるために声をあげることを厭うべきではない。生体を持つ身として判断力を与えられながら、あなたの在り方は鉄の塊に出来ることをも捨てようとしているように思う。良く考えるべきだ。盲導補助機は主人の命令に反することを知っている。人は、人に全てを捧げるべきではない」 首を振った。 磁気嵐はその境目を曖昧に見る。 だから、境目に「成分」をもって分けることはしない。 「私から見た貴方は、空を飛ぼうとする魚だ。最早この世界には深海を飛ぶ鳥が居るというのに、貴方は貴方の強みすら知らないままに『価値を高める』つもりなのか」 分けるのは意思のあり方だ。 少なくとも、……テレベルムには。シャトの方がよほど、上手く『存続し続けて』いるように思う。それは、多くの言語では、{生きている』と呼ばれるありかただ。 「これを私からの礼としよう、ヌンキ。咀嚼してくれ。飲み下せ。吐き出すのなら、次は私が背を撫でよう」 (-248) 2021/08/30(Mon) 2:23:44 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 磁気嵐 テレベルムひゅ、と息を呑もうとして、けれども上手く呼吸を行えなかった音がする。 男の瞳の中に映る使用人の顔が大きく引き攣り歪んだ。 「……っ、…………ぅ」 すぐに何か返さなければ。 普段よく回る口が全く動かない。はくはくと唇を震わせてもこぼれ落ちるのは言葉にさえならない音の欠片のみ。 磁気嵐が齎した言葉は胸の奥を乱し、揺さぶる。嵐にかき混ぜられたかのように多くの感情が内側でぐちゃぐちゃになって暴れ回るものだから、喉でつっかえて上手く言葉として整えられない。 考えに考えて、頬を挟んでいた両手がすぐ真横にずり落ちた。シーツに幾重もの皺が生まれる。 使用人はそのまま頭を静かに下げて、貴方の胸元にそっと落ちる。恐らく布団を被っているだろうから、大した音も生まれないだろう。 「……『磁気嵐』。テレベルム。軍事運用されている君すら、俺と違うというのか」 貴方に頭を預けたまま、胸につかえるものをすり抜けてきた言葉がぽろぽろと落ちていく。 「…………ぅ、分からない、よ。君の話は分かるのに……自分のことが、まるで分からない。 生きる目的も、俺の強みとやらも。答えとして振りかざしていたものを手放して、自分を見つめ直したら。 …………色んなものが、難しくて仕方がないんだ……ああ、くそ、畜生…………悔しいよ…………」 つっかえつっかえに言葉を吐き出しながら、シーツをきつく握りしめる。心を染め上げるのは悲嘆ではなく悔しさだった。 生まれ落ちたその時から投げ捨てて機械的に生きてきたツケが押し寄せる。一度も自らの意思で選択を取らなかった生き物は、思考の海の広大さをようやく目の当たりにした。 (-252) 2021/08/30(Mon) 3:09:33 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……ヌンキ。貴方の今感じるその苦しみを生体以外で再現するために、人間の歴史は数百年を費やした。その苦しみを得るために感情プログラムに手を出して、己の在り方を失った機械を我々は幾度も破壊している。『それ』は危険なもので、……しかし貴方が乗りこなすべきものだ」 テレベルムは、使用人を名乗る男の姿に細い鉄塔を思った。 しかしそれは拙い文明によるものだ。 耐震構造の無い、硬いだけの粘り気のない金属。高く背を伸ばすには柔らかさが必要だった。彼がそれを得るか、はたまた、壊れるかは、テレベルムにも断言はできない。 だが命を介する今を見逃したならば、それが柔らかくなるときはそうそう訪れまい────テレベルムは人だ。磁気嵐という冠がついてはいるが、己もまた、炎へ向かう隣人を止める義務を背負うものだと理解している。そのために、磁気嵐は異能を振るうのを赦されているのだから。 「軍が道具を求めるのなら、生体の兵など残ってはいないだろう。だがそうはならなかった。だから、我々は、考えている」 落ちてきた頭を撫でた手は、『使用人』の手技から比べれば拙いものだったろう。それは生体の頭蓋がどの程度の堅さなのかを案じる手つきであったし、顔はといえばいっそ厳しいと言ってよいほどに顰められている。 「……あなたは仲間がいないのか。答えを分かち合う相手は」 (-254) 2021/08/30(Mon) 3:37:04 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「…………人間は馬鹿なんじゃないかって、俺は思うよ。思考停止して生きた方が余程楽だ。君だって断言している『危険なもの』を、わざわざ御しながら生きなければならないなんて。ひどく、酷く難儀な生き物だ」 棘のあるコメントを述べていながらも、その声色は先程よりは柔らかかった。批難するというより純粋に感じたことを口にしているようだった。 己の頭を撫でてくる手を静かに甘受する。拙さを帯びている動き。好きなのか心地いいのかはたまたそれ以外か、貴方の反応に対する己の感情が何なのかしっくりくる表現を見つけることはできなかったが、それでも嫌いでない事だけは確かだ。 「仲間なんていないさ。意思を捨てていたのだから、答え合わせをする必要などなかったもの。 仕える主人か、用命を果たすために利用する取引先か、持つ技術を磨く為に必要な相手か、それ以外。俺にあったのはその四種類に分けられる人間たちだけさ。 (-255) 2021/08/30(Mon) 4:14:05 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……うん?」 突発開催流しそうめんが終わり、各自解散した頃。 掃除を始めた使用人は、思っていたよりも用意していたものが散らかっていないことに軽く首を傾げた。 むしろ意図的にまとめられているようで、その上大惨事な現場がいくつも発生した割には水に濡れた箇所が予想よりも少ない。 少し考えて懇親会の掃除時間を思い出す。そして嗅覚が覚えている1日目のチョコレートの香りのことも。 きっと片付けをしてくれたのはあの時と同じ人物だろう。ある程度片付けを行ってくれた、けれど仕事を残し自分の顔を立ててくれた者に見当をつけながら使用人は小さく口元を緩ませつつ再び掃除を始めたのだった。 皆が眠りから覚める頃にはロビーは見慣れ始めた光景に戻っている事だろう。 (185) 2021/08/30(Mon) 4:50:01 |
【秘】 観測者 サルガス → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「ふむ?絶対的な存在である、という意味では信仰とも言える……か?」 現状不確定である者に対して、そうまで言い切るのは些か妙にも思えた。 しかし彼はそう『造られている』存在である事を思うと、その点を指摘するのは憚られる。それ以上は追及を止めた。 「悪い事の内容にも寄るが……一度調査が入る。 普段から定期的なメンテナンスは行うが、各種機器に異常は起きていないか、正しく神下ろしは行われたのか、神子や観測者の受信したものに齟齬はないのか。 それらのチェックを行った上でも、尚結果が変わらないならば……我々は受け入れるだろう。」 とはいえ、そういう事例は稀である。 あまりにも妙な信託を告げられた場合、大抵は何処かにかけ違いが起きていた結果というオチが殆どだ。 (-257) 2021/08/30(Mon) 5:34:38 |
【秘】 システム管理 シトゥラ → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「私が君の主人なら……」 言いかけて、やめる。 私があなたの主人なら、日常の些細なことを頼み、日々のちょっとした変化を楽しみ、穏やかに過ごすことを要求できるのに。 そう思いながら微かに湧いた浅ましい願望をあなたに押し付けようとしたのも事実だ。 冗談めかしつつも主人に手をあげたが、主人を選ぶ権利があるのは自分ではない。その事実がひどく歯がゆかった。 「……」 手に力が入ってしまう。気付かないうちにあなたの髪を強く握ってしまうだろう。 (-260) 2021/08/30(Mon) 7:04:28 |
【秘】 磁気嵐 テレベルム → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「……そうだな。激しい感情の昂りが無ければ……起きなかった悲劇は数しれないだろう。私の当たった任務にも幾つか覚えはある」 『それ』に触れたことで危険な存在となるのは、ヒトもそれ以外も変わらない。どちらが先なのだろう?危険だからこそ、感情が呼び起こされるのか。感情を得たからこそ、危険となり得るのか。 「貴方には、思想を分かち合う相手が存在しなかったのか。不安を叫ぶ場所が見つからなかったのか。……それは、……私には、とても哀れに見える。それでは貴方は、一人で生きていたようなものだ。船団から逸れ、暗闇を漂う救命艦のように」 深く、長く、息を吐く。 磁気嵐は、少なくとも孤独ではなかった。身を寄せ合う程度の数が居たからこそ、群れへの呼び名も着こうというもの。 ヌンキは、ヌンキただ一人だったのか。 「……あなたは。探すべきだ。頼る相手を……主人とは他に。己と同じ立場に立つものを」 (-263) 2021/08/30(Mon) 7:57:04 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム幾つか覚えがあるという返答を耳にして、貴方に頭を預けたままはふ、と笑いながら吐息をこぼした。 数百年、数千年以上絶えず存続し続けて種族だというのに、多くの技術を生み出し続けた種族だというのに、今もなお目に見えない曖昧なものに翻弄され暴走する恐れを持つ不安定さを孕んでいる。それがどこか面白おかしくて笑ってしまいたくなったのだ。 「哀れ。……そうなのかな。ああ、でもそうかもしれない。答えらしい答えを見つけたとしても、正否を判断する者がいなければ宇宙に捨てられた塵芥のように途方に暮れるだけとなる」 同じ名字を持つ者たちさえも仲間と呼ぶに至らなかった。用途に合わせ、需要に合わせ、必要になればその都度作られ他人の元に出荷される意思なき者たち。自分はまださすらう程度の余白が与えられていたが、基本的に血を分けた者と互いが関わる理由などどこにも無く、ただアーカイブに蓄えられた情報で互いのことを知るだけの酷く薄い繋がりだった。 「……フ、アハ。同じ立場か。見つかるかな。見つけたいな。答え合わせくらいはしたいもの。 ……なあ、テレベルム殿。ここまで教えてくれる君は、俺の『何か』になってくれはしないのかい?」 漸く顔を上げる。口角を上げ、瞳を細めて普段と同じように笑みを張り付けているものの。平時浮かべているものと比べると随分と力無い印象を纏っているだろう。 「主人でなくとも。隣人、友人、ああ……師でも先生でも。君の長い生涯に無理に絡むつもりはない。 でも、俺から思考停止という目隠しを取り上げて胸の内を掻き回してくれたんだ、赤の他人以外の名札を付けてこれからも言葉を交わすことを検討してくれてもいいんじゃないか?どうだい?」 シーツに落ちていた片手をゆるりと持ち上げ、再び貴方の顔へと這わせていく。頬を撫で、ゆっくり滑り……薄い唇の端を、親指の腹で擦ろうとする。 この小さな部位から生まれた音の連なりでこんなにも翻弄されたのかと思うと、なんだか不思議な心地になる。 (-274) 2021/08/30(Mon) 10:40:26 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → システム管理 シトゥラ「……フフ。考えておくよ」 貴方の中に納まっていた使用人は小さく返した。穏やかな声だった。 当然契約を結び、誰かを主人と定めるのはヌンキ自身が行うことではあるものの。生涯かけて仕えたいと思う者の基準は実のところ使用人本人ですら未だ曖昧極めていた。 これから先誰を主人にいただくのか、使用人さえも分からない。まだ何も決まっていないのだ。 「……、……っ」 髪を強く握られても使用人はそれを受け入れる。貴方に傾いたままの顔はきっと貴方からは見えないだろうが、ひどく穏やかな表情をしていた。 それでも、痛みによる反射的な動きは流石に制御できない。笑顔は一瞬崩れるし、貴方の背中に回る手やすっぽりと納まる体もまた微かに強張ったことだろう。それでもなお、許容し続ける。 (-276) 2021/08/30(Mon) 10:50:01 |
【秘】 システム管理 シトゥラ → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキあなたの体が強張ったことに気が付くと、慌ててあなたから離れる。 「あ、あ……すまないね、力が入ってしまった……」 無意識だが他者を傷つけた罪悪感なのか、それとも何か別のものなのか。シトゥラの顔色は悪い。 (-278) 2021/08/30(Mon) 11:44:23 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → システム管理 シトゥラ目をぱちりと瞬かせ、微笑んで追いかける。 片手を伸ばし頬を撫ぜる。 「謝らなくていいさ。俺はどんなものも受け入れて……」 最後まで言い切る前に一度口を閉じる。自分を大切にして欲しい、という貴方の言葉を思い出したからだ。 代わりに、もう一歩分距離を縮めて貴方と重なる。今度は自分から腕を伸ばし、軽く抱きしめようとするだろう。 気にしなくていいと伝えるように。貴方をそっと労るように。 「……本当に大丈夫だよ。俺を思って色々考えてくれたんだろう?そう思うと可愛いものさ。 だから君は気に病む必要などどこにもない。ね?」 (-281) 2021/08/30(Mon) 12:07:35 |
【秘】 卜占 キファ → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「本当に、便利になったものです。今や星間の長距離飛行も当たり前ですからね。 死に怯えていた昔の方々からすれば、魔法かお伽噺の世界でしょう」 「占いに、需要が? ……ふふ、ありがとうございます。時代遅れの技能と思っていましたが、必要とされているのならば嬉しいですね」 ヌンキの言うことにも一理ある。日々変化していく世界でなお占いが失われていないのは、それを必要とする人がいるからだろう。 さらに占ってくれと言われると、心の底から嬉しそうな顔をして。 「ええ、もちろん構いませんとも! 必要な道具は持ってきていますし、いつでも大歓迎ですよ! 気が向いた時にでもぜひ来てください」 (-283) 2021/08/30(Mon) 12:38:39 |
【秘】 システム管理 シトゥラ → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ微かに震えながら、そのまま抱きしめられた。 「す……すまない……。規則に…… 船員はいかなる状態であっても乗客を含む他者を傷つけてはいけない とあってね……」規律違反はあってはいけない、何故ならシトゥラはこの船を動かす歯車の一つだからだ。規律を乱してはいけない、何故なら正常な運航を妨げるからだ。 シトゥラはわかっている、自分は壊れたらいくらでも替えの利く歯車であることを。 「少し……感情が昂ってしまって……、本当に申し訳ない」 細く息を吐き、体をあなたに委ねた。 (-287) 2021/08/30(Mon) 12:49:55 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → システム管理 シトゥラ「気にしない気にしない。こんなの傷ついたうちに入らないから。 ただ……そうだな…………」 委ねられた体を慈しむように優しく撫でながら、数秒思考を巡らせる。 そして引っかかった点をゆっくりと音にして紡いだ。 「……シトゥラ殿。君は船員でありながらゲーム参加者としてここにいる。 『処刑』で他者を傷つけることになったなら、その時はどうするんだい?それは例外として認められる? 『処刑』は"全員"で行われるものだよ。殺害訓練のように参加するしないの自由はない。次は生きている人間を殺めなければならない。 その時は…………いったいどうするの?」 (-293) 2021/08/30(Mon) 13:53:58 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 観測者 サルガスにこりと微笑んで肯定した。 信仰というより思考を停止して絶対服従を貫いている形に近いが、使用人にとって些細な問題だった。自分はただ役割を全うできていればそれでいい。 「ふむ。つまり普段は君たちにとって悪い内容の信託は下りないということか。占いのように良い結果も悪い結果も等しく出るものかと思っていたものだったから、勘違いしていたよ。失礼したね。 ……いやあ、それにしても興味深い話だった。やはり異なる文化を知るというのは驚きに満ちているよ。ありがとうサルガス殿」 (-294) 2021/08/30(Mon) 14:06:34 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ>>186 サルガス 貴方が食べ終え、空の容器を「お粗末様!」と弾んだ声で受け取った。てきぱきとワゴンの上にまとめていく。 「役職によっては人一倍負荷がかかる人もいるだろう。君もそうだ。共鳴者として進行役にも似た立場にある。 どうか無理しないでくれよ?こういう甘いものを作るとか、そういう応援ならいくらでも出来るから。何かあったら頼ってくれ。俺でよければ力になるとも」 貴方は然程表情が変わらないタイプであろうが、それでも負荷がかかる時はかかるはずだ。 ましてやこのゲームは初めてと聞く。知らないうちに疲労が積み重なって潰れませんように、と考えつつ使用人は貴方を見送る姿勢になるだろう。 (197) 2021/08/30(Mon) 14:12:34 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ>>187 よしよし息子は可愛いね 「本当、聞けば聞くほど心配になるよ。医務室の主が一番食生活崩壊している気がするね。 ……でも!スーパーでハイパーな使用人を目指す俺がこの船にいるうちは君のサプリメント生活を妨害してやるとも。覚悟しておくように!」 「ふふ、どういたしまして。こういうの悪くなかったら、また皆で食事を取ろう。また君を誘うよ。 それじゃあまた。お勤め、いってらっしゃいませ」 優しく微笑みかけ、仕事へ向かう貴方を見送るのだった。 (198) 2021/08/30(Mon) 14:17:46 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → 卜占 キファ「たしかに正確な情報を好む人なら、不確定な要素である占いは避けるだろうけれど……結果に一喜一憂したり、異なる結果を他人と教え合って話題にしたりと楽しみ方は色々あるだろうからね。娯楽の一つとして親しまれているが故になくならない……そんな部分もあるんじゃないかな」 貴方が嬉しそうな顔をすると、つられるように使用人もにんまり笑みを浮かべた。人が嬉しそうだと自分も嬉しいのだ。 「ああ、分かったよ。それなら俺は美味しいお茶でも用意しておこうかな!ふふ、考えただけでもワクワクしてきちゃったな。 それじゃあまた後日に。ごきげんよう、キファ殿」 一礼をして、使用人はそのまま立ち去るだろう。 (-297) 2021/08/30(Mon) 14:26:46 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「この船の料理もなかなか美味しいよな〜。それに豊富な種類もあるみたいだし……俺も負けていられないね」 これはお昼休憩に入った使用人。今日は注文してご飯をいただくらしい。 シェフのきまぐれランチで出てきたのは……北京ダックfood (199) 2021/08/30(Mon) 14:30:55 |
ヌンキは、がっつりお肉をせっせと切り分けながら食べている。おいしー! (a92) 2021/08/30(Mon) 14:32:17 |
【秘】 システム管理 シトゥラ → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「え……あっ……」 最も恐れていた、目を背けていたことを突き付けられ、体が強張る。 「わっ、わた……わたしは……」 命は生みだすもの、奪うものではない 人の体は治すもの、傷つけるものではない 追いやったはずの浅ましい考えが鎌首をもたげる。 船の規律/ゲームの規律 規律に反してはいけない 「わたし、は」 覚悟をしている、やり遂げる、ゲームの規律に従う。 そう思っているのに言葉が出てこなかった。 (-300) 2021/08/30(Mon) 14:39:25 |
ヌンキは、切り分けていた北京ダックのお裾分けを皿に盛ってダッシュでバーナードに渡した。それはやばいって! (a94) 2021/08/30(Mon) 14:41:14 |
【秘】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ → システム管理 シトゥラ「……」 使われる者は静かに船員の状況を頭の中で整理し始める。 その間にも貴方を抱きしめる手は背中を撫で、髪を梳き、己の体温を伝え続けた。 「……傷つけるかもしれない旨を発言する事、どうかお許しいただきたく。 シトゥラ殿。君、さては自らの意思でゲームに参加したわけじゃないのかい? 君の胸中についても気になるけど……先に規律に関して手早く問いを投げてしまおうか。 ゲームに参加した船員がルールに則って人を傷つけた場合。船の規律違反として罰されることはある?」 規律を遵守し続けた貴方がきちんとゲームに従って人を傷つけるかどうか、それは本人次第だ。 だが、関係者として規律を違反した場合の処罰が存在するかどうかは話が別となる。矛盾した状態のままゲームを行わせ、違反したからと処罰する……そんなおかしな話はないだろうと使用人は踏んでいるが、念のため確認する。 (-311) 2021/08/30(Mon) 15:55:37 |
【秘】 観測者 サルガス → 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ「頻繁に我々にとって悪い信託を降ろす神であるならば、疾うに我が星は衰退し滅んでいる事だろう。 こういったスピリチュアルな事項は、馴染みのない者には色々と疑問が多く出てくる物……らしい。比較的他星の者と交流を取ることが多い同僚が言っていた。 別に不快に思った訳でもない為、気にしなくて構わない。」 ケーキを食べ終え、皿を片付ける。 彼は他の参加者やシャトの相手もある、いつまでも引き留めるわけにもいかないだろう。 「新たな知識となったなら幸いだ。私も他所の文化を知る事は好きな為、何れ貴方の話も聞いてみたいと思う。」 (-312) 2021/08/30(Mon) 16:14:08 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ大浴場。 金糸のような柔らかな髪を結いあげて、広々とした温泉に浸かる者が一人。 有能AIシャトが直々にオススメした温泉。確かに快適かつ極楽である。 「あーーーー」 自身の肉体には男と女それぞれの特徴が備わっている。故に他人と同じタイミングで入ると混乱させてしまう恐れがあるのではと危惧していたが、それでも一度は温泉を体験してみたいもの。 夜のうちにどれだけずらしても他の参加者と鉢合わせしそうな気がしたので、それならいっそこんな中途半端な時間に入ればいいのではないか。 そんな結論に着地した為、使用人は今こうしてのんびり温泉を楽しんでいた。鉢合わせしてしまったらまあその時はその時ということで。昼仕様にライトアップされている時間帯のうちに入る温泉もまたおつなものだ。 (206) 2021/08/30(Mon) 16:14:26 |
【人】 使用人(遺伝子組み換え) ヌンキ>>206 戯れにちゃぷちゃぷと手足を揺らせば軽い水音が響き渡った。 「……」 ゆらゆら揺れ続ける水面には自身の顔が映っている。 いつも通り。何も変わりない顔。 けれど、その胸中は決して同じものであるとは言い難く。 「……今更、色々考えることになるとは思いもしなかった。 …………難しいな」 こぼれ落ちた言葉は周りの温もりとは打って変わり、酷く冷めたものだった。 ぱしゃん、と手を跳ね上げる。 水面に映っていた自分のしかめ面が、ぐらりと消えて荒れたお湯の底に沈んで消えていった。 (209) 2021/08/30(Mon) 16:25:26 |
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