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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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視点:


那岐は投票を委任しています。

那岐客 タカノに投票した。

【独】 厨房担当 那岐

タカノ! 今日がお前の命日だ!
2023/03/09(Thu) 1:00:00

【独】 厨房担当 那岐

/*
こんにちは墓下。

あ、墓下デフォルトがペンギンなのかな?
投稿の時に気をつけないと。
(-1) 2023/03/09(Thu) 1:06:54

【独】 厨房担当 那岐

/*
3d軸地上組に間に合わせたくて、バタバタしてしまった。
高野さんおざなりにしたわけじゃないんだけど、
どうしても速崎には伝えておきたかったのでごめんね。

墓下でゆっくりお話させてください。
(-2) 2023/03/09(Thu) 1:12:21

【墓】 厨房担当 那岐

[炊き込みご飯を出した後は、少し話せたかどうか。
 一皿ずつ味わうように食べていく所作を
 時折視界の端に入れながら、
 『お父さんごっこ』を続けていたかもしれない。

 連絡先の話が出た後は、
 妙に口数が少なくなったような気がするのは
 気のせいだろうか?

 やっぱり撤回とか、言い出したら。
 ああ、そうだったのか。と返す他ないけれど。

 そう、考えた時。
 ちくんと、どこかが針を指すような感覚。]


  ……――?


[胃の辺りを抑えて、小さく首を傾げる。
 痛みの原因は、目が充血したときのように。
 何が起因か解らなくて。]
(+7) 2023/03/09(Thu) 2:11:26

【墓】 厨房担当 那岐

[一瞬感じた痛みはすぐに消えていく。
 慣れないイヤーカフのせいかもしれない。

 気を取り直して、デザートを差し出した。
 写真の有無を聞かれたから。>>+1


  どうぞ。


[神田は毎回のように撮っているし、
 同じようにSNSが当然の社会になっている今、
 写真に撮りたがる人は多い。

 ただ、高野がカメラを向けるのは少し珍しい気がした。
 プレートに描いたクローバーに落ちる視線。

 料理の下に隠したものを見透かされたようで、
 少し居た堪れなくなってしまう。]
(+8) 2023/03/09(Thu) 2:11:49

【墓】 厨房担当 那岐

[泣いてしまいそうだと零した音は、
 微かに震えたような気がした。

 その音に、ぎゅっと心臓を掴まれたような。
 そんな心地がした。
 先程感じた微かな痛みよりも確かな痛み。

 なのに。

 それを皮切りに、――――鼓動が跳ねる。]
(+9) 2023/03/09(Thu) 2:12:27

【墓】 厨房担当 那岐


[描いた四葉はほんの思いつきだった。
 そのとき、無意識に頭に浮かんだものを。
 ただ、良いことだと思って、描いて。
 喜んでもらいたくて、提供しただけ。

 だけど、妙に心が騒がしい。
 フォークをタルトに差し込む姿に
 思わず視線を外してしまう。

 イヤーカフで隠れた耳朶が熱を持って、
 うまく呼吸が出来ないみたいに、
 隙間を作って、解けた唇が酸素を求めるみたいに。

 ほつりと落とされた感想が。>>+2
 また、胸を苦しくさせるから。

 カッと熱に染まっていく頬を腕の甲で表情を隠した。]
(+10) 2023/03/09(Thu) 2:12:44

【墓】 厨房担当 那岐




   ――まるで 
心臓
を 食べられているみたいだ。



 
  
(+11) 2023/03/09(Thu) 2:13:43

【墓】 厨房担当 那岐

[そう、顔を隠したまま。呟いて。

 逃げるみたいにオープンキッチンから離れた。

 胸が焼けるように熱い。
 急に沸騰する湯沸かし器みたいに。

 店内でこんな動揺を見せたのは、初めてかもしれない。
 
 どうして。急に。
 こんな。知らない。

 何。
 
 纏まらない思考が落ち着かない。
 さっきまで普通に話せていたはずなのに。
(+12) 2023/03/09(Thu) 2:14:22

【墓】 厨房担当 那岐

[その後は、彼から距離を取るように。
 厨房の仕事を進んで選んでいたかもしれない。

 同じ頃に来店した葉月の酔いが回って
 彼の対応する高野が退店間際にも。

 挨拶のために待っていてくれた時も。
 妙に、視線が合わなかったかもしれない。]


  ……また、お待ちしています。


[絞り出せたいつもの挨拶。
 それが、出来ただけでも褒めて欲しい。]
(+13) 2023/03/09(Thu) 2:14:45

【墓】 厨房担当 那岐




[それから、少しだけ時間は掛かったけれど。
 『約束』を交わした住所は、
  
       無事、高野のもとに、送られることになる。**]

 
(+14) 2023/03/09(Thu) 2:15:31
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c1) 2023/03/09(Thu) 2:18:35

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c2) 2023/03/09(Thu) 2:19:10

【独】 厨房担当 那岐

/*
大咲可愛いこと言ってくれるじゃん。
(-17) 2023/03/09(Thu) 8:05:34

【墓】 厨房担当 那岐

[誰かと付き合ったことがない、訳じゃない。
 告白されて、付き合ってくださいと言われて。
 じゃあ、と付き合ってきた子たちは、
 俺よりも背が低い女の子だった。

 学生時代を経て、社会に出てからもそれは変わらない。
 いつか男から男への告白のシーンを見た時も>>0:365
 そういう対象の人もいるのか、と。
 どこか他人事のように思えていた。

 あれは、結局俺の勘違いだったようだけど。

 『デート』と銘打った次の約束。
 家の住所と、最寄り駅を送ったメッセージ。]
(+15) 2023/03/09(Thu) 8:42:09

【墓】 厨房担当 那岐



[彼が誘った意味には、
 俺が女性に抱いてきたような。

 『抱きたい』とか、もしくは。
 『抱かれたい』とか、

 そういう感情が含まれているのだろうか。]


 
(+16) 2023/03/09(Thu) 8:43:47

【墓】 厨房担当 那岐

[ベッドに転がって、スマホの液晶画面を撫でる。
 指紋を認証して開かれる画面。

 いくつか、操作をすれば。
 やり取りしたいくつかのメッセージが並ぶ。

 あの時、感じた熱みたいな感情。>>+11
 数日、時間が経てば落ち着いてきたけれど。


 ああ。
 もし、それを言葉にするなら――、]



  …………――――、



[ぱたり、スマホをシーツの上に落として横になる。]
(+17) 2023/03/09(Thu) 8:44:57

【墓】 厨房担当 那岐




[『約束』の日まで、――もう、あと数日。**]



 
(+18) 2023/03/09(Thu) 8:45:29

【独】 厨房担当 那岐

/*
速崎が人前じゃなくてちゃんと泣けて良かった。
(-18) 2023/03/09(Thu) 8:47:06

【墓】 厨房担当 那岐

―― ちなみに、 ――

[俺に大きな息子ができて、
 胸が妙に騒がしくなったあの日、

 何やら物言いたげな大咲を見つけたなら、]


  ……大咲も混ざりたいの?


[可愛い妹のような大咲が、>>+3:107
 それはまた可愛らしいヤキモチを焼いているとは、
 気づけなかったけど。

 聡い彼女に機嫌がいい理由を指摘されていたら、
 それはとても動揺しただろうから、
 口に出されなくて良かったと思う。**]
(+19) 2023/03/09(Thu) 8:56:17

【独】 厨房担当 那岐

/*
コアタイム上、仕方ないことなんだけど。
このタイミングで速崎がロル落としに来るのまじで。
俺の方が心がはち切れそう。
(-19) 2023/03/09(Thu) 12:13:07

【独】 厨房担当 那岐

/*
あ、推しは葉月くんなんですけど、
俺は速崎のファンです。
美澄の料理への知識の深さもいいよね。

とかいう話をすると多分彼ピッピ(予定)が拗ねるので、
高野さんは別枠で特別ですよ。
(-20) 2023/03/09(Thu) 12:15:05

【独】 厨房担当 那岐

/*
ナギのCV誰かなー……。

島崎信長かな……?
(-21) 2023/03/09(Thu) 12:16:40

【独】 厨房担当 那岐

/*
ラジオの一人称が俺から私に変わってるんですが、
これは拾っていいものなのでしょうか。
(-26) 2023/03/09(Thu) 15:22:54
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c6) 2023/03/09(Thu) 17:48:23

厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c7) 2023/03/09(Thu) 17:53:13

【独】 厨房担当 那岐

/*
あぶねえ、デートがバレたらナギが羞恥で死ねます。
(-28) 2023/03/09(Thu) 17:56:09

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>58 サヤさんのセンス本当に好きwww
(-31) 2023/03/09(Thu) 19:07:08

【墓】 厨房担当 那岐

[白状しよう。

 住所をそのまま伝えたのは、>>+20
 伝えたところで自宅に押しかけるような
 人柄ではないことぐらい、十分に理解していたからだ。

 男の一人暮らし。
 誰かが押しかけてきたとてそれなりの重さの鍋と、
 毎日厨房に立つ立ち仕事。

 ジムに通っていなくても、
 刃物など振り回されない限りはなんとか出来る心持ちはある。
 魅せる為の身体をしているか、といえば別の話だが。

 高野の知り合って見てきたものの中で、
 そういった行動に出ることは微塵も思いつかなかった。

 まあ、それはそれとして。
 自宅に来る、というのなら。

 断る理由もないか、と思ったのも一つ。]
(+54) 2023/03/09(Thu) 21:01:37

【墓】 厨房担当 那岐

[寧ろ、後日返信で送られてきた住所に、
 真顔で首を傾げたものだった。

 少なくとも『芸能界』に携わる人間が、
 そんなにあっさりと住所を渡してもいいんですか。

 ……俺が流出したら、
 どうするつもりだったんだろう、この人。


 行けなくはない距離の地名を見ながら、
 小さくため息をつく。そんなつもりは毛頭ないが。
 
 だけど。

 自身も、同じように信用されているのだとしたら、
 悪い気はしなかった。]
(+55) 2023/03/09(Thu) 21:03:01

【墓】 厨房担当 那岐

[胸が火傷したような熱さを覚えたあの日以降も。
 メッセージのやりとりは続いた。

 待ち合わせの場所、時間。
 もう一度、シフトの確認。

 短いやりとりの中に挟まれる、
 期待が滲んでいる言葉。>>+24

 遠足を前の日にする子供のようだな、と。
 微笑ましくなって液晶を撫でる。

 時間が経つとともに火傷は落ち着いて、
 そんな日々を重ねながら、
 一度店に高野が来店した時には、
 いつものように接することが出来ただろう。

           

             ――そのラジオを聞くまでは。]
(+56) 2023/03/09(Thu) 21:03:27

【墓】 厨房担当 那岐

[いつもの深い夜、風呂上がりの缶一本だけのビール。
 同じ時間にAIに呼びかけられば、
 部屋にサウンドが流れ始める。

 タオルで濡れた髪を拭き取りながら、
 今日も始まったラジオ。

 その日は誰かの誕生日を祝うメッセージから始まった。
 そういえば、速崎もそろそろ誕生日の時期で。
 あれから、彼女を祝うミニパーティの話は、
 進んでいるような、いないような。

 速崎から直接聞いた大咲との話。
 口を挟まないと決めたからには、
 大咲に振るわけにもいかず。

 二人の間がぎこちないまま過ぎていく今では、
 その話題も立ち消えになっていくのだろうか。]
(+57) 2023/03/09(Thu) 21:03:46

【墓】 厨房担当 那岐


[そんな考えを巡らせていた時に、
 不意に聞こえたタルトのキーワードに
 ラジオに意識が引き戻された。

 一生わすられない味。>>+28
 写真にも残した、宝物。]


  …………、


[忘れもしないあの日の。]
 
(+58) 2023/03/09(Thu) 21:04:03

【墓】 厨房担当 那岐


 

  ……ふ、


[吐息を吐き出すように、笑いが零れた。

 今までとは違う一人称の原因は、それだろうか。
 妙に畏まっているような。
 なのに、心踊っているような。
 
 天気予報を度々見るほどに。
 楽しみにしているというのは嘘じゃないらしい。

 ラジオは今日は生放送なのか。
 この前のように録音なのか。

 ベッドに投げたスマホを手にとり、
 メッセージアプリを開く。]
(+59) 2023/03/09(Thu) 21:04:26

【墓】 厨房担当 那岐




             『もうすぐですね。

              待ち合わせ場所は――、』**

 
(+60) 2023/03/09(Thu) 21:05:12

【墓】 厨房担当 那岐

―― サクラサク ――

[指定したのは自宅から徒歩で行ける公園の入り口。
 入り口の防護柵に腰を掛けて待っていれば、
 もうすぐ着くというメッセージが届いた。

 寒くない格好で、と言われて結局選んだのは、
 白地のトレーナーの上に、
 オフホワイトのパーカー付きボアフリース。
 更に紺のマウンテンパーカージャケットを着込んで。
 下はよく分からなかったから、
 いつものように黒のジーンズという出で立ち。
 
 到着したというメッセージに腰を上げて
 交通量の多い道の方へと向かっていく。

 背丈からすぐにその姿は見つけられたので。
 ゆっくりと、向かって。]


  おはようございます。

  そうですね、この時間に会うのは。


[いつもとは違う挨拶を交わして、
 体調の確認には軽く頷いて応える。]
(+61) 2023/03/09(Thu) 21:05:45

【墓】 厨房担当 那岐

[彼が報告してくれていた通り、
 天気は晴れやかな日が射していて、
 着込んでいたら、少し暑いぐらいだ。

 渡されたヘルメットとグローブ。
 触れるのは初めてだが眼にしたことはあるから。]


  ないですけど、見様見真似で。


[そうして視線を手元に落とせば、
 ヘルメットにはうさぎのマーク>>+5

 カラーが眼についたのは、
 自身がよく見ている色だからか。]


  これ、元からですか?


[トン、と指でうさぎを指して、問いかけて。]
(+62) 2023/03/09(Thu) 21:06:21

【墓】 厨房担当 那岐

[グローブを装着して、帽子より窮屈なヘルメットを被る。
 確かに外の音は、ぼわっとしていつもより聞き取りづらい。

 先に慣れた仕草でバイクに跨るのを見て、
 真似るように高野の肩に手を添え。
 捕まるようにして後ろに跨る。

 小さな声は聞き取れなくて>>+27、]


  …………?
  どこ、掴まったらいいですか?


[指定があるなら、その場所を。
 ないのなら、腰元に手を回すつもりで。*]
(+63) 2023/03/09(Thu) 21:06:50
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c10) 2023/03/09(Thu) 21:08:42

【墓】 厨房担当 那岐

―― うさぎのじゃれ合いは続く ――

[同僚になって三年、仲が悪いわけではない。
 たまには同僚同士で飲みに行くこともあれば、
 大咲とも店のグループチャットで
 やりとりすることもあっただろう。

 なんというか。
 時折、彼女から感じていたのは。
 背伸びをしたい妹のような。
 どこかに必死さと焦燥が見え隠れしていたけれど。

 複雑だと、珍しく素直に心情を吐露されれば。
 おや、と数度瞬いて彼女を見つめた。

 何の心境の変化があったのか。
 数週間前に慌てて早退して以降の大咲は、>>3:+2
 少し、雰囲気が柔らかくなったような気がする。]
(+74) 2023/03/09(Thu) 21:50:44

【墓】 厨房担当 那岐

[彼女の変化の元となったのが神田であることは、
 その時はまだ知らなかったので。

 神田が腹ごなしに歩いているのを横目に、>>+50
 大咲へと視線を戻す。

 
……やっぱり混ざりたかったんだろ?


 そんな言葉を飲み込んで、いつかのように。
 ぽんと、大咲の頭に手を置く。]
(+75) 2023/03/09(Thu) 21:51:07

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  大咲も、何かあったら
  オニイチャンを頼っていいよ。
  話を聞くぐらいしかできないけどさ。


[父子のような実際のつながりはなくても、
 三年紡いできた絆があるように。

 速崎からも話を聞いていたから>>3:465
 彼女にも同じように。聞き役として。]
(+76) 2023/03/09(Thu) 21:51:18

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  まあ……、
  俺にもできることとできないことがあるけど。


[大咲につられるように流した視線の先、
 何やら店員の視線が新人のカクテルに集中しているが。

 俺はあまりカクテルには詳しくないので。
 そこは可愛い妹に頼るところ。**]
  
(+77) 2023/03/09(Thu) 21:51:34
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c12) 2023/03/09(Thu) 21:53:10

【墓】 厨房担当 那岐

 

  寒くないようにって聞いたんで。
  春先にはちょっと、暑いかと思ったんですけど。


[私服を指摘されたら、何となく自身を見下ろした。>>+64
 パーカーはフリースとジャケットで二重になっている。
 持っている服は、大体、黒とか白とか、紺とか。

 トレードマークにした紺のキャスケットも。
 新しく新調した訳じゃない。
 自宅であまり使われずに埃を被りそうに
 なっていたものを使うようにしただけ。

 オシャレ、というより無難な感じ。
 一方、軽装でも着こなしている彼は、やはり。
 人の目を引いていただろうか。]
(+78) 2023/03/09(Thu) 22:18:35

【墓】 厨房担当 那岐

[カスタムはしていない。>>+65
 ということは、元から持っていたものか。
 あまり普段見慣れないものだから、
 新品かどうかも分からない。

 けれど。]


  ……俺と同じだ。


[偶然か、必然か分からないけれど。
 彼の持ち物の中にあるうさぎに、少し目を細めた。]
(+79) 2023/03/09(Thu) 22:20:03

【墓】 厨房担当 那岐

[二輪のバイクは四輪の車よりも
 バランスを取るのが難しい。
 今は彼の足が支えているけれど。

 叩かれた腰元に両手を回せば、自然と距離も近づいて。
 背中に身を寄せて、これでいいかというように、
 振り返る視線と目を見合わせた。

 体格はあまり変わらないだろうか。
 いや、背丈がある分、彼のほうが締まっているか。
 肉付きは、俺のほうがいいかもしれないけれど。
 
 ヘルメットを被った高野が前を向けば、
 ゆっくりとバイクが走り出す。


 風が、当たる。
 そよぐ風が、強くなり、駆けるように。]
(+80) 2023/03/09(Thu) 22:20:20

【墓】 厨房担当 那岐

[時折、かかる声は前と後ろの距離と。
 ヘルメットを被っているせいで少し大きい。
 
 最高、と零す声に、静かに笑った。

 同じように声を張ることはないけれど。
 緑が増えてきた風景を抜けていく中で、
 早咲きの桜を見つけたら。

 コン、とヘルメット同士をぶつける。

 腰に回した手を一瞬外して、桜の方を指せば。
 彼も気づくだろうか。

 そんな、やりとりを挟みながら。
 見慣れない道路を進んでいく。*]
(+81) 2023/03/09(Thu) 22:20:47

【独】 厨房担当 那岐

/*
落花生のお豆腐!おいしそう!!
(-55) 2023/03/09(Thu) 22:34:25

【独】 厨房担当 那岐

/*
25歳ヘテロだった男が男性を意識する描写めちゃくちゃ難しい……。
普段女の子使いだけに……。
(-57) 2023/03/09(Thu) 22:51:41

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>+23見た限り、意味を逆に取られた気がして……。
ううん、私の表現力が足りないせいでうまく伝わらない。
(-58) 2023/03/09(Thu) 22:57:24

【墓】 厨房担当 那岐

[指先で紺のうさぎを撫でる。
 愛でるように優しく。

 そうしてヘルメットを被ろうとして
 気に入ったか>>+89、と聞かれたなら。
 被る前に応えただろう。]


   うん。


[店では使わない敬語の取れた頷き。
 気の緩みからか、春の空気がそうさせたのか。

 意識したものではなかったから、
 自分では気づけないまま、無自覚のうちに
 彼に気を許していることが一つ、増えていく。]
(+93) 2023/03/09(Thu) 23:33:01

【墓】 厨房担当 那岐

[風に流されながら交わす会話は、
 時折、聞き漏らしそうになりながら耳を傾けた。

 運転に慣れているからか、
 気を回してくれているのか、
 ときどき緩まるスピードが衝撃を和らげる。

 景色を通り過ぎていく度に、
 投げかけられる声に>>+90、声で応える代わりに
 頷いたり、首を振ったりすることで応えながら。

 彼のルーツを知っていくようで、面白い。]
(+94) 2023/03/09(Thu) 23:33:14

【墓】 厨房担当 那岐

[ヘルメットの合図は伝わったようで、
 彼の首が桜の方向に向いた。
 返すみたいに、コン、とまた一つ鳴ったから
 指し示した指先を下ろしていく。

 再び腰元に戻っていく腕は、
 彼の胴に周った後、先程より少しだけ。
 抱きつく腕に力を篭めた。]


  綺麗だ。


[遠くの桜を眺めながら、そう呟いた。
 こんな景色を彼は普段から知っているのか。

 顔見知りと交わす挨拶を横目に見ながら>>+91
 俺にも手を上げてくれるから。
 応えたいけれど、腕は腰に回したまま。

 また、頷くことで応えて。]
(+95) 2023/03/09(Thu) 23:34:05

【墓】 厨房担当 那岐

[やがて、辿り着いた目的地は話していたドライブイン。
 スピードが緩やかに落ちていく。

 腕を叩かれたなら、頷いて。
 バイクを倒さないように
 気をつけながら、足に地を着けた。

 ヘルメットを脱げば塞がっていた耳が
 解放されて外気にホッとする。
 少し、癖づいた前髪を弄りながら。]


  車や電車より、景色が近い感じがしますね。
  ……あと、思ったより寒かった。


[後者は我慢できない程じゃないけれど、
 そんな冗談も交えながら、固まった身体を伸ばす。]
(+96) 2023/03/09(Thu) 23:34:30

【墓】 厨房担当 那岐

 

[少し休んで、旨いと言っていたうどんを食べたなら、
 本来の目的地まで、もう少し。*]
(+97) 2023/03/09(Thu) 23:34:44

【独】 厨房担当 那岐

/*
厨房担当がんばれ……お料理ロール時間掛かるよね…わかるよ!
(-68) 2023/03/10(Fri) 0:05:18

【墓】 厨房担当 那岐

[互いに。
 溶けるような呟きは、風の中に消えていく。>>+100

 俺がラジオを聞き始めた頃には、
 既に彼がよくメディアに
 駆り出されていた頃ではなかったから。>>0:25

 深夜のラジオ。
 パーソナリティとリスナー。
 最初は顔も知らなかった声だけの存在。
 こんなに身近なところで知り合うとは
 思ってもいなかった"別世界の人"。

 ファンという程には深くない。
 彼がトレードカラーは今も根強く残っているけれど、
 『帰ってきた』と言われる理由の原因火傷を語られる頃には、
 彼を知るには遅すぎた。

 今も調べれば出るかもしれない情報を、
 自らの手で調べることがないのは。

 彼本人が、――そのことを語ることをしないから。]
(+113) 2023/03/10(Fri) 1:07:02

【墓】 厨房担当 那岐



 
[ 彼のトレードカラーの下に隠された
  傷の名残を知らないまま、通り過ぎていく。 ]



 
(+114) 2023/03/10(Fri) 1:07:49

【墓】 厨房担当 那岐

 

  ああ、身体で感じるから。


[好きな理由を耳にしたなら。
 体験を元にすれば、理解できる気がした。
 時期は選びそうだけれど。

 声を立てて笑う様子に>>+101、双眸を緩めて頷く。

 目的だったうどんは、
 オーソドックスにきつねうどんにした。

 厚揚げに染み込む薄い色のつゆは、
 この辺りでは珍しく西寄りのものだろうか。
 つゆを染み込ませるように沈めてから、
 箸でつまんで齧れば、甘い味が口内に広がる。

 麺は細打ち、添えられた青ネギを絡ませて。
 二枚だけ添えられたかまぼこは、桜色。

 この近くに温泉宿があることは知らなかったから、
 行ってみたいですね、なんて相槌を打って。

 自分で払うつもりだった会計を、
 すっと先に伝票を取り上げられたから>>+102
 帰りのガソリン代はこちらが払うつもり。]
(+115) 2023/03/10(Fri) 1:09:07

【墓】 厨房担当 那岐

[宣告通り、ドライブインを抜けた後は、
 少し道が悪くなったのか、揺れるようになった。
 落ちないようにと、また回す腕に力が籠もる。

 道が別れていく度に、
 後ろから追いかけてくる車や、
 前に見えていたトラックが見えなくなっていく。

 溢れ返る程の緑を抜けて、
 少し視界が開けた場所に出たと思えば
 砂利道で出来た駐車場だった。>>+111

 申し訳ない程度の、自販機と公共トイレ。
 木々の先には水の気配がする。

 凝り固まった身体を伸ばしたら。
 飲み物のリクエスト。]


  じゃあ、コーヒーを。
  ……これくらいは自分で。


[今度は先手を打たれないように。
 先にICカードを使おうか。]
(+116) 2023/03/10(Fri) 1:09:18

【墓】 厨房担当 那岐

[駐車場から少し歩けば、一面に湖が広がって。
 さわさわと風と水が音を立てていた。

 街から余り出ることがないから、
 自然に触れるのは久しぶりなような気がする。
 
 お気に入り、その言葉に振り返って笑って。]


  ……いいですね、空気が新しく感じる。


[目を閉じて、音を聞いたなら。
 深く、鼻から吸い込んで、口から吐き出した。
 
 風に流された蝶が眼の前を泳いでいくのを、
 何気なく、視線で追いかけて。]
(+117) 2023/03/10(Fri) 1:09:38

【墓】 厨房担当 那岐




  
  連れてきてくれて、ありがとうございます。


[彼だけの特別な場所。
 踏み込むことを許されたなら、まずは感謝を。*]
(+118) 2023/03/10(Fri) 1:09:49
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c19) 2023/03/10(Fri) 1:16:22

【独】 厨房担当 那岐

/*
あ、メモ書き損じてるけど神田さんが牛しゃぶ食ってくれたのも見てるよ!ありがとう!!
(-74) 2023/03/10(Fri) 1:30:01

【独】 厨房担当 那岐

/*
SASANKAは清澄白河のイメージだったけど、
Madam March Hareは業界人が多いから赤坂とか青山のイメージだな。
(-76) 2023/03/10(Fri) 1:38:21

【独】 厨房担当 那岐

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灰で高野さんにデレてないのは、決して魅力がない訳ではなく、俺自身が俺をまだ掴み切れてないからです。
ちゃんと惹かれて落ちたので、そこは知っていて欲しい。
(-78) 2023/03/10(Fri) 2:13:40

【墓】 厨房担当 那岐

[微笑みを交わして、返ってきたのは同じ言葉。>>+121
 行きたいと言ったのはこちらの方。
 だから、ゆっくりと首を振り返して湖へと視線を移す。
 海よりも穏やかな波。
 漢字は違えど、凪とはこういうものかと感じながら。

 昼食の話になれば、同意するように一度、頷いて。
 彼が座れば、水際から戻って隣へ並ぶように腰を落ち着けた。
 
 話を切り出す声に、視線を一度交えた後に、また湖へ。
 隣合うから、自然と同じ方向を向いた。
 聞いて欲しいという時だけは目を見合わせてまた頷きを。
 ゆっくりと紡ぎ出される話に、耳を傾けていく。]
(+140) 2023/03/10(Fri) 13:07:58

【墓】 厨房担当 那岐

[メッセージで聞いたような
 自己紹介から始まったその話は、彼の過去。
 改めて彼の口から語られる職業と事故の話。
 知っていたことと、初めて耳にすること。

 先程、通ったばかりの道で
 彼の人生を変えてしまうほどの
 出来事があったと聞いた時には、
 目を瞠り、思わず指を指し示した身体を見つめて
 顔を見合せた。]
(+141) 2023/03/10(Fri) 13:09:01

【墓】 厨房担当 那岐

[バイク事故に遭った人の話を聞いたことがある。
 その人は、バイクの怖さを知って、
 もう二度とハンドルを握ることは無くなったけれど。
 彼と同じように九死に一生を得たのだと言っていた。

 今でもバイクに乗る彼は、
 恐れよりも愛しさの方が勝ったのか。
 幸か不幸か、まだハンドルを握っているようだけれど。

 身体で感じれる風の気持ちよさを、
 教えてもらったばかりだから。

 否定することも危険だと伝えることもしない。
 それは、彼自身が誰よりも知っていることだろう。]
(+142) 2023/03/10(Fri) 13:10:19

【墓】 厨房担当 那岐

[不意に、話の質が変わる。>>+127
 ペットボトルの開封の音が妙に響いて、
 水を嚥下する横顔を見つめて。

 遅れるようにしてつられるように、缶を開けて。
 コーヒーを一口。
 砂糖もミルクも入っていないコーヒーは、
 彼を同じブラック。

 苦さを口に含んで、腹の底に押し込んで。]
(+143) 2023/03/10(Fri) 13:10:48

【墓】 厨房担当 那岐

[俺の好きな人を気にするように、伺う視線。
 伸ばされた指が、自身の手に触れ、捉えられた。

 少し、冷たい中に、確かに伝わる温度が残っている。
 彼が、生きている証。
 熱がゆっくりと覆われた掌から
 伝わってくるのを感じながら。
 
 向けられた視線を受け止めるように、
 手元に落とした視線を上げる。

 自身と同じように異性が好きだった人。>>+129
 戸惑う心に、少し共感するように微かに微笑んで。

 やがて彼の視点から話される自身の話になれば、>>+130
 少し面映ゆかったが、
 握り込まれたままの手を振り払うことはしない。]
(+144) 2023/03/10(Fri) 13:11:35

【墓】 厨房担当 那岐

[改めて告げられた、彼の願いは、>>+131
 先程、誰にも奪われたくない欲を口にした時より、
 幾分かは控えめなものだった。

 強引さはない、その優しさに思わず目を細めた後。

 話題が、あの気まずい日に変われば
 思わず視線を伏せたけれど。

 それから、ゆっくりと口を開いた。]

  
  あれは……、高野さんが悪いわけじゃなくて、
  戸惑ったんです。

  向けられた好意にじゃなくて。
  タルトを食べた高野さんに。


[視線を上げられないまま、
 重なっていない方の手の甲で口許を隠して。]
(+145) 2023/03/10(Fri) 13:12:28

【墓】 厨房担当 那岐

  


  食べたのを見た時、
  フォークで身体を暴かれたみたいに、
  心臓が、
くなったから。



[あの熱を伝えるには言葉で表現するには拙いけれど。
 それすら伝えるのも、恥ずかしさで。
 耳朶も、頬も熱くなるのを、隠し続けたまま。]
(+146) 2023/03/10(Fri) 13:15:18

【墓】 厨房担当 那岐

[たったそれだけ伝えるのに唇が乾くのを覚えて、
 湿らせるように一度、唇を噤んで。息を吐き出す。
 腕を下ろす頃には少し、熱は引いただろうか。]


  事故のことは初めて聞きましたけど、
  高野さんの仕事のことは、少しだけ。
  ……知っているんです。

  決まった曜日の、深夜。
  仕事が終わった後に、
  いつも、あなたのラジオを聴いていたから。


[今度こそ、目を見合せたなら。
 ずっと伝えたかったことを、口にする。]
(+147) 2023/03/10(Fri) 13:16:09

【墓】 厨房担当 那岐


 
  俺は女性としか付き合ったことがありません。

  でも、ラジオから聞こえる
  高野さんの柔らかな声に惹かれた。
  好意を伝えてくれたことには、
  嬉しくは思っても、嫌悪は感じません。


[温度を分ける手を裏返して、掌を合わせる。
 彼に応えるように、少し力を込めるのは。
 バイクに乗った時に、回した腕の力と同じくらい、強く。]
(+148) 2023/03/10(Fri) 13:16:41

【墓】 厨房担当 那岐

 
 
  まだ、知らないことは多いけど、
  これから、時間をかけて。

  あなたに応えられるように、
  好きになっていきたい。


[目を見合わせて、微笑みを浮かべたなら。
 重ねた手の隙間に指を絡めて、
 トン、と隣合う肩を寄り添うようにぶつけて。
 肩口に頭を預けるようにして、視線を向ける。]
(+149) 2023/03/10(Fri) 13:17:21

【墓】 厨房担当 那岐





    恋人には甘えたい方なんですけど、
    それでも、いいですか?

                      **
(+150) 2023/03/10(Fri) 13:19:10

【独】 厨房担当 那岐

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>>195 俺はフォーがいいです。
(-95) 2023/03/10(Fri) 13:42:30

【独】 厨房担当 那岐

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あとは知恵とサヤさんがどうなるか、と。
葉月さんと速崎は……村の中では無理なのかな。
村の周期的に長くてもぐらいじゃ心は変わらないか……。どうかな。
(-96) 2023/03/10(Fri) 13:45:41

【独】 厨房担当 那岐

/*
6日目迎えてエピかな、と予想しつつまだわからん。
(-97) 2023/03/10(Fri) 13:47:12

【独】 厨房担当 那岐

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>>+139 ヒーローの心を奪ったタルトなんで、多分入ってませんね。
(-98) 2023/03/10(Fri) 13:49:10

【独】 厨房担当 那岐

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胸に当てた手のくだりの描写を入れたかったのに、
休憩中に書いたから、慌てて忘れました……!!くやしい!!
(-103) 2023/03/10(Fri) 15:28:41

【墓】 厨房担当 那岐

[痛みはなくとも、一生残るであろう傷跡は。>>+155
 見る度に過去を思い出させるだろう。

 それは、例え今の生活を気に入っているとしても。
 途切れた輝かしい未来の先を、
 きっと一度は想像しただろうから。

 みっともないとは思わない。

 けれど演じる者としては、
 役を制限されてしまうであろうこと。

 その言葉を選んだことから、分かる。
 負い目と感じていること。

 今も演技に関わる仕事を続けているのだ。
 出来ることなら、消したいだろうに。]
(+177) 2023/03/10(Fri) 20:31:02

【墓】 厨房担当 那岐

[その場では掛ける言葉が見つからなくて、
 押し黙ってしまった。

 彼のように言葉を尽くせるような俺じゃない。
 言葉にするにはどうしても時間が掛かってしまう。

 だから、代わりに。
 先に伝えたかったリスナーであることを話せば、
 僅かに見開かれた目に笑った。>>+159

 微かな動揺が、はっきりと見えるぐらいに。
 徐々に見えていたとしても。

 今は、それよりも。
 掌から伝えられる温度を分け合いたかったのと、
 此方からも言いたいことがあったから。
 揶揄うこともなく、目を細めただけ。]
(+178) 2023/03/10(Fri) 20:31:14

【墓】 厨房担当 那岐

[一瞬だけ、時を止めたように落ちた沈黙。
 彼との間の沈黙が苦しくないことは、
 今までにも何度か経験したから知っている。

 問い掛けに返された応えは、
 何故か、敬語だったから。
 ふ、と息を吐き出すようにまた、笑って。

 顎に指をかけられたなら、見上げる角度が変わる。
 瞳に相手の姿しか映らない程の距離。

 身を引くことはしないまま。
 溜息にも似た吐息と共に零された言葉に、>>+162
 小さく歯を見せたなら。]


  文句はないですけど、

  
[春を運ぶ風が吹く。
 さらりと揺れた前髪は、彼のものと重なって。]
(+179) 2023/03/10(Fri) 20:31:45

【墓】 厨房担当 那岐



  さっき言いかけたこと、言っていいんで。
  ちゃんと、聞きたいです。


>>+131数多のリスナーに向けてではない。
 誰かにリクエストされた訳でもない。

 他の誰にも真似できないものを。
 彼自身が選んだ言葉で。俺だけに。
 文句の代わりに、まずは最初のおねだりを一つ。]
(+180) 2023/03/10(Fri) 20:33:10

【墓】 厨房担当 那岐



 
   
聞かせて。



[吐息が掛かるほどの距離。
 囁く声は、甘く蕩けるデザートのように。

 いつもの優しくて落ち着いた声を待ちながら。>>3:325
             視界を
に、染めていった。]
(+181) 2023/03/10(Fri) 20:33:55

【墓】 厨房担当 那岐

[写真は普段から映る方ではなかったけれど。
 記念、と言われたら応じただろう。>>+165

 静かな湖畔は、
 ゆっくりとオレンジに移り変わっていく。
 
 手先が器用なことを昔、褒められたこと。
 その従姉妹が杏であること。
 彼女を慕って、Madam March Hareを選んだこと。
 好きなものはサーモンと苺だということ。

 少しずつ、自身のことを話して。
 互いを、知っていく。
 これからまでも。そして、これからも。  **]  
(+182) 2023/03/10(Fri) 20:34:43

【墓】 厨房担当 那岐

["恋人"を始めるための最初の願いは、叶えられる。
 いつか耳にした台詞よりも、>>1:16

 ずっと身近に感じられるような。
 純粋で素直な言葉に。

 また一つ、ラジオでは聴けない彼を知る。

 最後まで言葉が紡がれたか、どうか。
 語尾は掠れて――……、]


  
……――――、



[掌とは違う柔らかさを唇に感じたなら。
 ゆっくりと瞬きを一つして。
 ふわりと、同じくらいの柔らかな笑みを浮かべる。

 僅かに苦味の走るブラックのコーヒーの味は、
 自身だけではなく、彼の唇にも残して。]
(+230) 2023/03/10(Fri) 23:52:25

【墓】 厨房担当 那岐

[彼の手元には宝物がまた一つ、増える。
 俺もくださいね、とさらりと共有を申し出て。 
 
 落ちてきた夕陽が湖に溶けていく。
 その頃には、風も少し出てきていただろうか。

 帰ろうの、一言に。
 少し名残惜しさを感じながらも、後に続く。

 砂利を歩きながら、夢と語る内容に。
 最高だと、笑う横顔に。>>+204

 小さく、息を呑んだのは。
 その横顔に少し見惚れたから。]


  ……一度だけじゃないんでしょう?
  

[息を吐くように、そう相槌を返す。

 叶えた夢は、これからは二人の現実リアルにして欲しい。
 一度じゃなく、何度でも。
 紺色のうさぎのヘルメットに埃が被らないように。]
(+231) 2023/03/10(Fri) 23:53:20

【墓】 厨房担当 那岐



[バイクに二つ並ぶように備え付けられた、
 黒のメタリック、紺のうさぎのヘルメット。
 これからは、もっと活躍を目にすることだろう。

 四季を巡って、来年の同じ時期にもまた。
 道々で桜を探しながら、此処へ訪れられるように。
(+232) 2023/03/10(Fri) 23:53:50

【墓】 厨房担当 那岐

[陽が落ちてくれば温度も下がる。
 来た時よりも腰に回す腕に躊躇いはなくなっていた。

 コンビニに立ち寄った時には、
 頬が風に当たりすぎて少し冷えていただろうか。

 照明の明るさで表情を確認しながら、
 夕飯と誘いの声。

 その後に、少しだけ独占欲が見えたらなら。
 また、ついと笑みが零れてしまう。

 どうやら彼と居ると表情筋が緩むらしい。]
(+233) 2023/03/10(Fri) 23:54:06

【墓】 厨房担当 那岐

 

  いいですけど。
  飯、どうします?

  キッチン借りれるなら、何か作りましょうか?
  コンビニで揃えられるものなら、
  少し手を抜いたものになりますけど。


[昼食を食べて以降食事はしていないから。
 そろそろ美味しいものが恋しくなる頃。

 ああ、今日のうさぎたちは
 どう過ごしているだろうか。

 紺のキャスケットは今日は出番がない。
 その代わりに、出来たばかりの恋人に。
 胃袋を掴んだという手料理を、ご馳走しようか。*]
(+234) 2023/03/10(Fri) 23:55:56
厨房担当 那岐は、メモを貼った。
(c28) 2023/03/11(Sat) 0:00:15

【独】 厨房担当 那岐

/*
>>299
美澄がプロの所業でマジですごいんですよ!!
作ってくれる幅もめちゃくちゃ広い。凄い。やっぱり猛者たちがいる。
(-147) 2023/03/11(Sat) 0:25:25

【独】 厨房担当 那岐

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後今日も俺の推しである葉月くんが頑張ってるので
墓下から応援する。
(-148) 2023/03/11(Sat) 0:35:50