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【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ いつかわからないまま何かを待つことが どれほど心をすり減らすことなのか。 君も私も、気付いてる。 気づいていた上で、それを望むなら 私が君に示す対価だって、それに見合うものを。 お互いを縛って、それが首を絞めるとしても もう、後には引けない。 ] (-0) 2024/06/26(Wed) 1:56:39 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ きちんと、初めの約束通り終わらせてしまったら 私は流れる血に耐え切れずに倒れてしまう。 もっと、もっと深く。 傷に傷を重ねて、痛みを痛みで誤魔化して。 私達にはもう、これしかない。 今の私にはもう 大好きな君の傷を増やして 私と同じ場所まで落とすことしかできない。 ] (-1) 2024/06/26(Wed) 1:57:06 |
【雲】 宮崎暁[ 扉を挟んだ向こう側で 子どものはしゃぎ声がする。 穢れを知らない世界の裏側で 僕達は密かにお互いを穢し合う この場所は、泥沼に肩まで浸かる そんな危うさと似た甘い匂いがして。 ダッフルコートの紐に手をかけて いつもより余裕がなかったのかと思わせる それでも可愛らしい私服を晒すと スカートの裾を掴んで結月の口に運ぶ。 感情の赴くまま、 結月に晒させた太腿の奥に指を這わせて お互いの顔を近づけると 結月にそうさせたように僕も裾を口に咥えた。 ] (D8) 2024/06/26(Wed) 23:42:22 |
【雲】 宮崎暁[ お互いの息遣いが惜しみなく伝わる距離。 ミツバチが花の蜜を欲しがるのと同じ、 冬なのに暑くなるぐらいの ただの前菜が堪らないくらい心地よくて。 身を寄せられただけでも気分の昂揚を隠せない。 焦れていくと知りながら それすらも利用するつもりで 僕はこの時間を止められなかった。 ] (D9) 2024/06/26(Wed) 23:43:21 |
【雲】 宮崎暁結月はいつも、いい匂いする。 [ うなじに鼻先を沈めるようにくっつけて 見渡せば部屋を彩るのは思い出の数々。 嫌というほど見せつけられるんだ。 彼女にとっての僕という存在の大きさを。 思い知らされるんだ。 僕が君に対して重ねてきた罪の重さを。 ] (D11) 2024/06/26(Wed) 23:45:56 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月僕の思い出は結月でいっぱいだ。 僕が一緒にカフェに入ったのも プラネタリウムに行ったのも ゲーセンも、ボウリングも、全部… 「初めての誰か」は、全部結月だった。 (-4) 2024/06/26(Wed) 23:46:18 |
【雲】 宮崎暁[ 背を抱きながら手を前に回すと 結月との思い出を言葉でなぞりながら 先程の続きと言わんばかりに手を忍ばせる。 着ていたダッフルコートをはだけると 結月を守る布を 一枚、また一枚と無くしながら奪う。 愛情が足りなくならないように 合間に口付けを挟むと ベッドに座って膝の上に結月を乗せて 結月の身体に僕の指の感触を刻んでいく。 ] (D12) 2024/06/26(Wed) 23:47:08 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月好きな女の子に触りたくなるのも 我慢できなくなったのも、結月が…初めて。 [ 布一枚残さずに 結月をあられもない姿にしてしまうと あの日のように結月の身体に触れて 甘い甘い快感の波を呼ぶ。 それは空っぽの器に水を注ぐのと同じ 器から溢れてしまうくらい 僕という存在で君を満たしてしまいたくなる。] (-5) 2024/06/26(Wed) 23:48:18 |
【雲】 宮崎暁[ 膝の上のお姫様に献上した甘い刺激は 素肌の上から直に感じられるもので 僕の心に酷い乾きを覚えさせる。 たまらず僕は君をベッドに寝せると その足を掴んで ずっとされていた君の花園に口付けを捧げると 僕はこれから染める秘境を 舌の先で味わっていくのだった。 ]* (D13) 2024/06/26(Wed) 23:52:04 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁*** [ 頬をつつく、子供みたいなイタズラ。 一瞬の沈黙にあれ、怒ったのかなとか ちらりと思ったりもしたけど違うみたい。 ] ……………………? レベルが……、たかい? [ 気を遣ったわけでもなく 思ったことをそのまま言っただけだったから。 君の言葉の意味が分からなくて きょとんとしてしまうんだ。 私に幸せだって言ってもらうために 頑張ってくれてる君のことを否定しようとか そんなこと、思うはずもないし。 だって、これは遊びだから。 一度で成功したってしなくたって 別に困ったりすることも嫌な思いもしない。 ] (-9) 2024/06/27(Thu) 20:05:21 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ ご機嫌な君に手を引かれて歩いていく。 ] そっか、私とって思ってくれてるの、嬉しい。 [ たまたま知ったとして、 その相手に、って私の事を考えてくれてた それだけでなんだか嬉しかった。 私じゃなければいけないって言われてるみたい。 今までそんな風に扱われたことなかったから 心に灯がともったみたいに ほわっとあたたかい気持ちになる。 ] (-10) 2024/06/27(Thu) 20:06:10 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁それが当然だと思える君は優しい人だよ。 [ ふわりと微笑んで。 面白い話、か自信はなかったし あんまり自分から話をしてこなかったから 所々分かりにくかったりしたかもしれないけど。 最後まで聞いてくれた君にありがと、って 伝えてぎゅっと手を握った。 君との時間は楽しいなって思いながら。 ] (-11) 2024/06/27(Thu) 20:06:39 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 行って見たいと思ってたプラネタリウム。 星を見ている間はこっそり手をのばして 君の手を握ってみたりもしたけど 特に緊張はしなかったな。 上映の後はすごかったね、とか感想を言い合って。 併設のお店を覗こう、って手を引いた。 色々見て回って星座のストラップを見つけたから これ、お揃いで買わない?とか提案してみたんだ。]* (-12) 2024/06/27(Thu) 20:07:09 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 私の思い出は暁と過ごす時間でいっぱい。 二人で談笑しながらケーキを食べたり あれがほしい、ってわいわい騒ぎながら ぬいぐるみ取ったり、 バスケのゲームで遊んだり。 ボウリングは初めてだったから ひっどい点数、取っちゃった。 海に行ったときはちょっと張り切って 可愛らしい水色の水着を選んで。 結局恥ずかしくて暫くパーカーで隠してたな。 ] (-13) 2024/06/27(Thu) 20:07:59 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月ご、ごめん……気にしないで……。 [ 言っといてなんだけど 相手のレベルの話って失礼な気が 今更ながらしてきてしまって。 上から目線みたいになっちゃったかなと 心の中でこっそり猛省する。 遊びのはずなのに どうして僕はこんなに本気で考えるのだろうか。 (-16) 2024/06/29(Sat) 20:32:03 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月僕もいつか 幸阪にそう思ってもらいたいなぁ… [ この時はまだ自信がなかったんだ。 僕は君のことを大切に思っていても 逆はそうできるとは限らないから。 人の心を貰えるってことは それだけ大きくて、重くて、嬉しいことだから。 それだけ責任も重い事なんだって この時は少しは分かっているつもりだった。 ] (-17) 2024/06/29(Sat) 20:33:29 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 初めて誰かと見たプラネタリウム 隣にいる君の顔が星の光に照らされて いつも以上に綺麗に見えた。 帰り際に一緒に買ったおそろいのストラップは 汚れてしまうのが嫌でずっと部屋に飾っていて。 当たり前のことのはずなのに 僕は幸阪からなにか提案をしてくれるのが 嬉しくて仕方なかったみたいだ。 きっとこの気持ちはずっと変わらない。 (-18) 2024/06/29(Sat) 20:43:30 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 目の前の小さな幸せが僕にとっては宝物。 思い出だって数えたら指が足りない。 下手ながらに練習したUFOキャッチャーは なんとか結月の前で格好いい所を見せられて。 僕の家の近くのゲームセンターの バスケゲームのベストスコアは 未だに僕達のスコアが記録されている。 ボウリングでは僕が勝って 子どもみたいによろこんだけど スコアは結月の五点差で五十歩百歩だったり 夏には死んでしまうくらい ドキドキさせられてしまって たじたじに、可愛い、と一言添えるだけで いつもみたいな青いことさえ言えなくて。 紡がれた青春の日記帳は 今も僕の心の中をいっぱいに満たしている。 ] (-19) 2024/06/29(Sat) 20:44:42 |
【雲】 宮崎暁[ 僕は、結月のことが好きだ。 自覚しているからこそ 今は甘く嬉しくて、苦しい。 僕の心を満たす思い出達は シルクのような君の肌に息を飲み 布が剥がれていくほどに 音も立てずに枯れていく。 (D26) 2024/06/29(Sat) 20:48:17 |
【雲】 宮崎暁[ 僕が履いていたズボンの 太ももに付いた痕はきっと……。 甘い悲鳴で訴える結月に こんな時でさえ悪戯心が顔を出す。 君の想像していないようなことをして 君を掻き乱してしまえばいいと 少年心にも似た愛情が舌先に乗ってしまうんだ。 ] (D27) 2024/06/29(Sat) 20:56:18 |
【雲】 宮崎暁[ 君を掻き乱すことに夢中になれば せっかく君が何か訴えようとしてくれたのも はじめは聞きのがしてしまう。 声色から溶けでる理性を絡めとって 蕩けた声が限界を示す。 呑まれた君が不安にならないようにと 力強く掴んだ指先が小さな痕を作ると そこでようやく僕は、君の声に気づいて。 ] (D29) 2024/06/29(Sat) 20:56:49 |
【雲】 宮崎暁[ 僕は蜜を吸うのを止めると、 指先を濡らしたまま結月の手を握る。 この先のことへ大きな期待を膨らませた 僕の身体はまだ触られていないのに熱くて 結月がどうするか しばらくは彼女に任せるつもりはあるけれど 戸惑うようならきっと僕は 綺麗なその指を手に取り誘導したことだろう。 (D31) 2024/06/29(Sat) 20:58:04 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁…………? そう?別に謝ることでもないでしょ? [ 誉め言葉なのかな、って思ってたし 別に嫌な気持ちになったわけじゃないから さらりと流してしまう。 別に失礼だとも思わなかったんだ。 ただ、私が褒められるとは思ってなくて その意味が分からなかっただけ。 だから、深く考えることもせずに。 ] (-22) 2024/06/29(Sat) 23:10:07 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁……デートが楽しかったら 自然とそう思うんじゃないかな。 [ 誘える相手が君しかいないから それだけの理由で誘っても、君の願いは叶わない。 君とがいい、だから一緒に行こう、って。 私がそれを言える日が来るって想像出来てなかった。 だって、遊びなんだし。 心を明け渡してしまっても 別れが待っているなら辛いだけ。 最初のうちは渡すつもりも奪われるつもりも …………君の心を奪うつもりもなかった。 ―――そのはずなのに。 ] (-23) 2024/06/29(Sat) 23:10:56 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 手を握ってみるとか、ちょっとした悪戯はしたけど 私はずっと星ばっかり見てた。 星明かりに照らされてる間は、 君の方、ほとんど見なかったな。 君がどんな顔をしてみてたのか ちゃんと見ておけばよかったって。 別れが近づいてから思い出して 胸がぎゅっと締め付けられる。 お揃いのストラップだって、 最初は気にせずペンケースにつけてたから 少し汚れてしまって。 今思えばもったいなかったかも。 なんて、その時は何とも思ってなかったことが 後になって気になってしまう。 どうして、こんなに変わっちゃったんだろう。 ] (-24) 2024/06/29(Sat) 23:12:53 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 重ねた時間が、増えれば増えるほど 心が君との楽しい時間で満たされてた。 あれほしい、ってちょっと無茶言って いじわるしたつもりだったUFOキャッチャーで 見事にお目当ての物を取ってもらったときは すごいすごい、って目を輝かせてた。 ゲームセンターのバスケゲームでは 夢中になってたのを他の人に見られて お似合いのカップルだって言われたりもしたな。 大した点差じゃないのに勝ったってはしゃぐ君に むぅっとした顔をして見せて 次来た時は勝つから!って言ったり。 日差しの中、いつもなら躊躇いなく詰める距離も この時ばかりは少し恥ずかしくて普段より空く距離。 可愛い、のたった一言にも照れて目を逸らして。 私たちで綴った青春の一ページ。 鮮やかな時間が大切でたまらない。 ] (-25) 2024/06/29(Sat) 23:14:04 |
【雲】 宮崎暁[ 既に繋がりを求めて疼く身体を抑えて ねだる待宵、誘う冬暁。 結月に全てを委ねた僕は彼女の手を 目でそっと追いかける。 最低限鍛えてはいるものの 筋肉質とまでは言い難い身体を 結月の細い指が撫でていき、 太ももに触れられれば もどかしさに身体が震える。 手を誘導したら 僕がこの続きを求めていることも 結月は気づいくれたみたいだから。 ] (D39) 2024/06/30(Sun) 0:42:18 |
【雲】 宮崎暁[ 本当は、結月に言わせたかった言葉なのに。 結月が愛おしいあまりに 僕が先にその言葉を口にしてしまう。 どこまでしていいのかって 僕が逆の立場で感じていた戸惑いを 慣れない結月が感じなくていいように。 言葉にすれば、自分も熱くなるんだって 初めて体感することになった僕はというと 結月の目の前に晒すことになるもっと前に 既に大きくしてしまっていたのだけれど。 (D42) 2024/06/30(Sun) 0:43:46 |
【独】 宮崎暁[ 君のことを本当に好きになってしまってから 僕にはずっと戸惑いがあった。 前みたいな甘いやり取りを繰り返す時も こうして地獄の釜に足を浸している時も 僕にとって君はお姫様で 守りたい、大切にしたい、そんな存在だった。 だから僕はずっと自分が守るんだって 結月の前では気を張ってばかりだった。 それが僕にとって、幸せだったから。 ] (-31) 2024/06/30(Sun) 0:44:07 |
【雲】 宮崎暁[ たどたどしい手つきが 敏感な熱にはかえって鋭利な快感になる。 気を遣ってくれているのだろう 僕がじれったさに耐えきれず 切なげな吐息を零してしまったら 今度は柔らかな手に包まれて だんだんと加減を覚えた手つきに 僕は身も心も籠絡されていく。 君の手で昂る僕はきっと君の瞳の中で 誰も知らないような甘い顔をしていたはず。 ] (D43) 2024/06/30(Sun) 0:44:43 |
【独】 宮崎暁[ 悪友のようなやり取りが、好きだった。 何気なく訪れる悪戯な笑みの応酬。 対等に、自然に、悪意も、他意もなく。 僕が普通になれて 受け入れてもらえた気がしたから。 結月とは友達になれるとも思っていて、 その頃から僕は結月に惹かれて 初めて君に目を奪われたから。 悪戯をされることも からかわれたりすることも 他でもない君だったから 生まれて初めて、嬉しいと思えたんだ。 ] (-34) 2024/06/30(Sun) 0:47:18 |
【雲】 宮崎暁[ 結月の言葉に従うまま閉じた瞼の裏には あの微笑みが魔法のように絡みついていて 指だけでも気持ちがいいのに 口に含まれてしまうと初めての暖かな感触に 腰を浮かすくらい反応を示してしまう。 見えないだけで、敏感さが増すんだと 僕はこの時に初めて思い知ることになる。 条件反射で薄目を開くと ]その時に見えた光景にしばらく釘付けになって それでもまた目を閉じるのは 僕を虐めようと夢中になっている君が好きだから。 (D44) 2024/06/30(Sun) 0:49:05 |
【独】 宮崎暁[ 僕だっていっぱしの男子だ。 自分の好きな女の子とのことを 想像したことがないわけがない。 でもいつも、想像の中の結月は 悪戯をしながら笑う女の子だった。 こんな想像をしてしまうのは 君に失礼だと思って 墓場まで持っていくつもりだったのに。 目の前で微笑む君は 想像をはるかに超えて、僕を困らせる。 ] (-35) 2024/06/30(Sun) 0:50:05 |
【雲】 宮崎暁うぁ───結月の口の中、あっつ…! [ 自分のコントロール化から外れた身体は 与えられた快感の量を推し量れなくなる。 快感に脳が支配されて 身体が敏感になればなるほど 自分の身体なのに抑えが効かなくて…………。 ] (D45) 2024/06/30(Sun) 0:51:04 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 僕は奉仕されているうちに 結月の許可も取らずに、何も言えずに 口の中に大量の熱い欲望を吐き出してしまう。 ] (-36) 2024/06/30(Sun) 0:52:35 |
【雲】 宮崎暁[ 頭の中が酸素を無くしたみたいに ただでさえ熱に浮かされた思考が更にぼやけて。 荒い吐息を吐いて呼吸を整えているうち 僕は気づいたように慌てて結月の様子を伺った。 ] っ────! 結月ごめん…!僕、勝手に…! [ 近くにティッシュはあっただろうかと 探す僕はきっとみっともないかもしれない。 悪戯な君の前ではいつもそうだけど 今回ばかりはそれ以上に狼狽えて それでも熱がおさまらず まだ大きさを保っていることに気づいたのは 僕と君、どっちが先だったのかな。 ]* (D46) 2024/06/30(Sun) 0:54:21 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 口の中に放出された大量の欲。 思ったより多くて 口の端から少し零してしまったけれど。 慌てて様子を伺ってくれた君と目が合わせたまま ぜんぶ、飲み込んで自分のものにしてしまう。 ] (-40) 2024/06/30(Sun) 2:17:48 |
【雲】 宮崎暁[ 咳き込む結月が心配になって 思わず顔を覗き込もうとすると 笑う声にゾクリと背筋が震える。 指先を舐める何気ない仕草が こちらを獲物に狙うかのようで 上に乗られてしまえば 捕食を待つ獣のように 抵抗することは出来なくなる。 ] (D63) 2024/06/30(Sun) 22:32:08 |
【雲】 宮崎暁[ 言葉は妖狐の呪いのように 一言一句が喉の奥に絡みつく。 蜜に濡れていけばもどかしくて 焦らされているように 絡め取られているみたいな、 光景にも、感触にも、身体が反応を示す。 耳元まで近づけば息が当たり その吐息が結月の我慢の限界を教えてくれた。 ] (D64) 2024/06/30(Sun) 22:32:34 |
【雲】 宮崎暁[ 好きに選んでいい。 結月の言葉を頭の中で復唱すれば 脳の奥まで痺れる。 神話の神様みたいに 魅了されて堕ちていく感覚は きっと今僕が感じている この危機感を孕んだ高揚に近いはずだ。 ] (D65) 2024/06/30(Sun) 22:33:11 |
【雲】 宮崎暁[ 絶え絶えに君に答える僕はもう これ以上、言葉を紡ぐ余裕がなく 君の唇を塞ぐと、 背に手を回して、甘美な地獄へ、誘った。 ]* (D66) 2024/06/30(Sun) 22:34:45 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 少しだけ動きを止めて、暁の瞳を覗く。 君の心を縛り付けてしまいたい。 優しい君なら、きっとお願いを聞いてくれる ……なんて打算はもうほとんどなくて ただ、私の想いが溢れてしまっただけ。 ] (-45) 2024/07/01(Mon) 4:01:48 |
【雲】 宮崎暁 [ 行き過ぎた快楽は身を滅ぼす。 そんな当たり前のことを 今になって強く感じる。 煮え滾るほどの興奮は 僕の支配下を外れて 結月に心臓を掴まれるように支配される。 必死に刻もうとして動けない結月を支えて それでも続きを自分からは促さないのは これが結月にとって大切な時間 お互いを刻むための時間だと知っているから。 動いて、今すぐにでも乱したい、 そんな男として当たり前の思想を 吐くわけにはいかないと必死におさえつける。 ] (D77) 2024/07/01(Mon) 23:37:18 |
【雲】 宮崎暁[ 感情で始まり、感情で終わる誰かの青春。 打算で始まり、打算で終わる僕らの青い春。 紡がれた感情を置き去りに 引き剥がされるのは極寒の前触れ もう二度と忘れられない甘い快感は 手首を切る感覚にとても似ていて、 零れた涙を拭う手を持ち合わせない僕は 目を塞ぐように重なる唇を啄んでいく。 ] (D78) 2024/07/01(Mon) 23:37:46 |
【雲】 宮崎暁[ 心を焦がすような痛々しい波紋が 身体中を駆け巡り鳩尾を穿つ。 一緒にいたい、と 血のにじむような願い。 僕も同じと、吐きたくてしかたないのに 結月と僕じゃ同じ言葉でも意味が違う。 自分の罪の赦しを乞うような 自分だけを癒す言葉なんて 僕は吐き出すことはできなくて………… ] (D79) 2024/07/01(Mon) 23:38:28 |
【雲】 宮崎暁[ 泣きながら微笑む顔を まるで魂に刻み込むように 心臓に君の涙を飲ませて、 君の脈動に呼応するように お互いの胸に刺さるナイフを引き抜いて。 結月の囁きに応えるように 募る我欲を打ち付け、満たしていく。 ] (D81) 2024/07/01(Mon) 23:42:24 |
【雲】 宮崎暁っ…………はぁ…。 [ 互いの汗も蜜も混ざり合い 肩で息をする結月を支えながら 吐き出した精に引きずられるように 脱力感が吐息となって溢れ出る。 君に僕の顔が見られないように なるべく距離を近づけて。 結月の髪を撫でながら 手離したくないという気持ちに従うまま 痛いほど、強く、抱きしめる。 ] (D82) 2024/07/01(Mon) 23:45:04 |
【独】 宮崎暁[ いつかまた、会えるとしたら 君はこんな僕をまだ好きだと 言ってくれるのだろうか。 いつかまた、僕の隣にいてくれたら 君はこんな僕のことを 赦してくれるのだろうか。 ] (-48) 2024/07/01(Mon) 23:49:01 |
【人】 宮崎暁[ 春が眠る冬の空 飛行機の中、独り、空を眺める。 両親は僕に気を遣っているのか 声をかけてきたりはしない。 大きなキャリーバッグは思い出の宝箱で 鞄につけていたストラップを指で撫でながら 映る僕の窓は 微かに滲んでいた。 ] (1) 2024/07/01(Mon) 23:52:27 |