人狼物語 三日月国


111 【身内村】あの日の、向こう側【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 木峰 海斗

― 自宅 ―

[ 慣れた手つきでドアのカギを開けて、扉を開けば
  誰もいないのに『ただいま』と律儀に声をかけて
  乱雑に靴を脱ぎ捨てて、洗面台に向かう。

  顔を洗った、
  今日は、本当に暑かったから、
  頬が暑さで少しだけ赤くなっていた。

  鏡の向こうにいる自分は、いつも通りで
  首に何か違和感があるとか、
  そんな気配は、一つもなくて、気付かない。


  ただ、外の暑さのせいで、少し頬が赤いだけ。

  夕飯の準備をする前に、シャワーを浴びようか
  だが、せっかくだから湯船に浸かりたいと思って
  風呂の栓を抜いて、手洗いうがいと、
  母さんに小さな頃から言われていた習慣を済ませ、
  荷物を置きに、一度自室へと向かった。]
(21) 2021/11/30(Tue) 21:03:46

【人】 木峰 海斗

[ 自室に入って、荷物を置いて
  クローゼットの中の引き出しから
  いくつか準備のための道具を手にすれば
  すぐに部屋を出て行って、トイレの中に置く。

  風呂を洗って、ボタン一つで湯を沸かし始め、
  その間に、台所で夕飯の準備を始めた。

  昔から、二人っきりの時は、兄貴に任せることが
  多かったけれど、俺も料理ができないわけではない
  簡単なものしか作れないけどな。

  今日は暑いから、冷やし中華。

  トマトやきゅうり、
  ハムとか切るだけの簡単な作業。
 
  全部が終われば、ラップをつけて冷蔵庫へ
  中華麺も茹でたら、冷やしてから同じ場所に

  まだ夕食には早い時間。
  兄貴が帰ってくるのも、まだ数時間はあるから
  トイレですることを済ませれば、風呂にいった。]
(22) 2021/11/30(Tue) 21:03:48

【人】 木峰 海斗

[ 逆上せる一歩手前くらいで、風呂をあがれば
  赤い頬を覚ますように手でパタパタと顔を仰ぐ。

  乾ききっていない髪をタオルで、
  がしがしを拭きながら、
  台所に向かって歩いていれば、そろそろ
  兄貴が帰ってくる時間だったろうか―― **]
(23) 2021/11/30(Tue) 21:03:51

【独】 木峰 海斗

/*
やっぱなげーな??
俺だけで、2ページあるんだけど……!?
(-2) 2021/11/30(Tue) 21:05:13

【人】 木峰 海斗

[ 風呂上り、タオル越しに髪を乾かしながら、
  ぺたぺたと、裸足で廊下を歩く。

  片手でスマホをつければ、
  兄貴からいくつかメッセージが来ていた。>>26]
 
 
   ……ッ、


[ ハートも見慣れて、動揺することも
  殆どなくなったけれど。

  最後に追加されたうさぎのスタンプに、
  思わず、かっ、と頬が熱くなる。

  てか、こんなスタンプあるのかよ。
  ―― いや、リアルにあるからそうだんだけど


  呼吸を整えるように、ふぅと一息つけば、
  残念ながら、今回は10回に1回や、
  5回に1回、3回に1回の気まぐれな日ではなくて。

  そのまま、既読をつけただけ。
  どうせ、すぐ帰ってくるだろう。]
(32) 2021/12/01(Wed) 19:56:57

【人】 木峰 海斗

[ 相変わらず、俺は、
  そっけない態度を取ることの方が多い。

  それでも、想いが重なっていることを知っている。
  それでも、兄貴が嫌ってくれないのは分かってる。

  相変わらず、俺は、
  そんな態度で、兄貴に甘えていた。
 

 
  兄貴に周りで、結婚したとか、     
  子どもが生まれたとか、        
  そういう話を聞く度に、        
  早く、この手を離さないと、      
  そう思うのに、放せないでいた。    

  
  お伽話みたいに、
  このまま、ずっと一緒にいられたらいいのに


  いつかこの恋草が枯れる日がくるってこと。
  分かり切っているというのに、
  まだ、心の片隅で子どものように願ってしまう。]
(33) 2021/12/01(Wed) 19:57:00

【人】 木峰 海斗

[ そう思っていれば、予想通り
  玄関の扉が開く音がした。>>28
 
  火照った顔を隠すように、
  髪を拭くタオルを引き寄せて、
  真っすぐに、だらしない顔で近づいてる方を、
  何でもない風を装って、ちらりと視線を向けた。]
 
 
   ん、……夕飯、冷やし中華あるから
   いや、まぁ……たまには、な


[ ただいま、と言われても、
  おかえり、なんて可愛らしく迎えたりはしない。

  お互いの気持ちを理解していても、
  兄貴みたいに好意を表現するのは、
  やはり、恥ずかしくて、苦手で、


  ふい、と顔を反らせば、
  手を洗って、うがいをして来いと、
  ひら、と手を揺らせば、

  意地悪げな笑い声が、鼓膜を揺らすものだから、]
(34) 2021/12/01(Wed) 19:57:02

【人】 木峰 海斗

 
 
   今日、暑かっただろ
   汗かいたから、さっさと入っただけだよ


[ 小生意気そうな笑みを浮かべて、
  へら、と笑って返してやった。

  ―――― だけど、続く言葉に、>>31   
]    

  
(35) 2021/12/01(Wed) 19:57:04

【人】 木峰 海斗

  
 
   
ばっ
、か、じゃねーの……
   さっさと、手洗って来いよッ


[ 新婚さんの定番台詞というやつ。
  誰が、そんなこっぱずかしい言うかよ。

  片方の手の甲を口元に寄せて、
  一瞬で、風呂上りというだけではない色を
  頬の乗せて、一歩後ずさる。

  それから、ちら、と視線を寄越せば、]
(36) 2021/12/01(Wed) 19:57:06

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 

   ………… メシ食って、風呂入ったら、
   構ってやっても、いいけど、よ

 
(-4) 2021/12/01(Wed) 19:57:08

【人】 木峰 海斗

 
 
[ ぼそ、と小さく一つ落とせば、
  逃げるように、ぱた、と足音を鳴らした。*]
 
  
(37) 2021/12/01(Wed) 19:57:10

【独】 木峰 海斗

/*
今更五時に気付く
こっぱずかしいこと言うかよ。だし
頬に乗せて、だし。

(´・_・`)
(-5) 2021/12/01(Wed) 23:49:29

【独】 木峰 海斗

/*
誤字すら、誤字する。
なんて言うことか。
(-6) 2021/12/01(Wed) 23:50:08

【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗




[ 俺にとっては最高の、口説き文句。 ]


 
(-7) 2021/12/02(Thu) 8:13:42

【人】 木峰 海斗

[ 可愛げのない言葉を落として、
  逃げる背にかかる声に、うるさいという様に
  ひらひらと、手を振れば、赤い頬を隠すため、
  さっさと、一人台所へと足を向けた。


  素直に、あの腕の中に入る          
  それくらいできたら、そう思うけれど、    
  長年の癖や矜持が邪魔をする         


  代わりに、少しだけ、
  以前は、邪険に払っていた
  触れてくる手を避けることは減ったし、
  時折、自分から触れることは増えた方。]
(46) 2021/12/02(Thu) 18:48:48

【人】 木峰 海斗

[ 冷蔵庫から取り出した冷やし中華。
  誰が作っても、そう味は変わらないが、
  美味そう。と言われれば、悪い気はしない。]
 
 
   ……ん、いただきます


[ 自然と、頬が緩み、
  仄かに浮かべた笑みに気付かぬまま、
  刻んだ具材と、麺と、スープを箸で混ぜていれば、
  わざわざ、俺に聞く必要はないだろうに、
  マヨネーズをかけていいかと、問いかけられて]
(47) 2021/12/02(Thu) 18:48:50

【人】 木峰 海斗

 
 
   好きにしろよ
   俺は別に、気にしないし


[ 俺は、マヨネーズかけない。
  だけど、否定するつもりもない。

  つるつると、何でもないように麺をすすった。
  酸味のある独特の香りと風味、
  トマトやきゅうりで、少し緩和されて、
  程よい味わいに、悪くない出来、と一人笑う。

  学校は、いつも通り。
  授業が少ない日だったから、少し帰りが早かった。
  あのスタンプなんだよ、とか。
  他愛もない会話をする。

  少し前までは、こんな会話をすることも
  あまりなかった気がするけど、どうだったか。

  最近では、会話をすることが増えて、
  それが、当たり前になってきていた。

  こういう、何でもない日常が、
  実は、少しだけ幸せだ。
  なんて思っているのは秘密だ。
]
(48) 2021/12/02(Thu) 18:49:08

【人】 木峰 海斗

 
[ いつか、"普通"の兄弟に戻る日が来ても、
  このしあわせは、つづけばいい。

  神話だって踏み入れていない許されない領域に、
  足を踏み入れてるっていうのに、
  こんな時すら、望んでしまうんだ。


  ―――― 都合の良い、
い夢 
]
      

 
(49) 2021/12/02(Thu) 18:49:32

【人】 木峰 海斗

[ 食事を終えて、
  片づけを申し出るなら、
  それを断る理由は、俺にはないから。

  素直に任せて、
  それでも、隣に立って、
  食器洗いくらいは手伝っただろう。

  きゅ、と最後の一つを拭いて、
  籠の中に置けば、

  とん、と、わざと肩を触れさせて、
  ちら、と、見上げて、にやりと笑みを浮かべた。]
(50) 2021/12/02(Thu) 18:49:44

【人】 木峰 海斗

 
 
   じゃ、俺の部屋で、な


[ 今日は、どっちの気分。とか、
  そういうのは、ないけど。

  先ほど、風呂でしていたことを思い起こすと、
  腰の奥が、僅かに疼くの感じて、
  ほんのり熱を帯びた瞳を緩く細めていた。

  離れる間際に、
  ひょい、と背伸びをして、頬に唇を寄せたが、

  それも、一瞬のことで、すぐに
  するり、と気まぐれな猫のように
  離れていこうとしたけれど、兄貴が捕まえようと、
  伸ばした手から逃れられたことなんて、
  そう多くないことは、お互い知ってるよな。**]
(51) 2021/12/02(Thu) 18:49:59

【独】 木峰 海斗

/*
うおッ……やば、年の功……
かてねーな
(-8) 2021/12/02(Thu) 22:55:33

【人】 木峰 海斗

[ 小さな頃の記憶。
  『にいちゃん』と、無邪気に笑い、
  『大好き』と、素直に好意を口にしてた。

  兄がすること、話すこと、
  そのすべてが、楽しくて、嬉しくて。

  兄の中心は、俺で、
  俺の中心も、兄で、

  それが、当然であると、
  何の衒いもなく、愛情を受け入れていた。


  その時は、まだ。
  この感情が、兄を慕う。
  "普通"の感情だと思っていたから。]
(57) 2021/12/02(Thu) 23:33:15

【人】 木峰 海斗

[ 美味かった。と聞いても、
  そりゃ、良かった。と、嬉しいくせに、
  肩を竦めてみせて。
  それでも、口元が微笑んでいるのだから、
  最近は、感情を隠すのが下手になったかもな。
  それは、隠す必要がなくなったから。


  挑発的な、よく似た笑みを浮かべて、
  ちょっとした悪戯をして、逃げようとしても、
  やはり、素早さだけでは逃れられない。

  いつかのように、手首をとられて。
  無理やり払えば、逃げられる程度の優しい力に、
  抗うこともなく、引き寄せられる。]
 
 
   ッ、捕まってやってんだよ
   って、おい、ちょっと……


[ 負け惜しみを口にしながら、
  くすり、と笑っていれば、
  年寄り染みたかけ声と共に、身体が浮く。

  少し慌てた声をあげたが、
  綺麗に拭かれたシンクの上に腰を置く形になって、
  いつも高い位置にある、兄の瞳を上から見つめて。

  頬が、熱くなっていくのを感じながら、
  この距離では、隠すことなんてできないし、]
(58) 2021/12/02(Thu) 23:33:17

【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生

 
 
 
   
ばーか、――



 
(-9) 2021/12/02(Thu) 23:33:19

【人】 木峰 海斗

[ 微笑み交じりの悪態を落として、
  合わせた柔らかい感触に、瞳を閉じた。

  ゆっくりと、味わうように、食めば、   
  ―――― しょっぱいのに、
い。
    ]
(59) 2021/12/02(Thu) 23:33:21

【人】 木峰 海斗

 
 
   ん、ッ……
   何、もうガマンできねーの?

 
[ 何度か、重ねては、食んでを繰り返して。
  甘さの残る吐息を漏らして、
  ふふ、と悪戯っぽく笑えば、そんなことを言って。

  覗き込むように、首を傾げる。
  そのまま、すり、と甘えるように、
  抱きしめ返して、耳の裏に唇を寄せて。

  兄貴の目の前に、僅かにしっとりと汗に濡れた
  少し焼けた肌の上、いつか兄貴が痕を残した場所に
  一片、虫刺されにしては鮮やかな
が散ってた。**]
(60) 2021/12/02(Thu) 23:33:24

【人】 木峰 海斗

[ 誘ったと言われれば、さぁ?と
  惚けたように、ただ笑みだけ浮かべて返し、
  そのまま、重なった唇が与えてくる感触を
  大切そうに味わった。

  ふいに、抱きしめ返した身体が強張るのを感じた。

  不思議そうに、視線をあげれば、
  何かを見ている様子だけを知った。

  貼り付けられた笑み。
  それが、自然なものか、違うのか。

  ―― それくらいは、分かるつもり 
]    
(66) 2021/12/03(Fri) 17:12:23

【人】 木峰 海斗

 
 
   え、あぁ……わかった


[ ゆっくりと、
  この季節に触れ合うには熱い感触が離れていく。

  普段なら、もっと触れ合う時間は長ったはず。
  だけど、今は違って、
  ほんの少し胸の奥に違和感を憶えるが、
  ふいに、示された
モノ


  首筋を撫でる指の感触に、
  ぴくり、と肩を揺らしながら、
  "挑戦状"という言葉に、首を傾げた。]
 
 
   ……? 挑戦状って、何だよ?


[ 本当に、何も分からないというように、
  困った顔で覗き込まれて、
  よく似た困惑の色濃い瞳を、不安そうに揺らした。]
(67) 2021/12/03(Fri) 17:12:26

【人】 木峰 海斗

 
 
   はぁ、ちょっと待て


[ 真っすぐに見つめ返して、
  ふざけている様子もないのを、確認して、
  ポケットからスマホを取り出すと、インカメで
  兄貴が触った場所を移してみると、見知らぬ
が、
  見間違いというには、はっきり過ぎるほど、
  鮮やかに、一片だけ散っていた。

  どきり、とする。
 
  見覚えはないし、された記憶もない。
  それでも、気付いてしまえば、気まずい。]
(68) 2021/12/03(Fri) 17:12:28

【人】 木峰 海斗

  
 
   …………覚えは、ねーな


[ カチリと、
  スマホの画面から、その赤を見えなくする。

  その音が、妙に響いた気がして、
  鼓動が一つ、また早くなる。

  悪いことをした覚えはないのに、
  悪さをしたような気になる焦燥感に、
  困った様子で、瞳を揺らして、記憶を辿る。

  兄貴が、怒っている様子がなければ、
  ほんの少しほっとしたけれど。
]
 
 
   その、なんだ……
   とりあえず、風呂行ってこいよ


[ すぐに思い出せなくて。
  肩を押せば、そっとシンクの上から降りようと、
  身体を身じろいだ。**]
(69) 2021/12/03(Fri) 17:12:31