人狼物語 三日月国


161 完全RP村【こちらアンテナ、異常アリ】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


アマノメカニック ゾズマ

【独】 生物学者 アマノ

/*
今日も京都手早起き。

>>24
「ラサルハグの右脚は俺だけのものだ」

"だけのもの"とは言ってない。
俺のもの、とは言ったが。
本当、そういうところだぞバーナード。

……まあ似たようなものか。

────で、今日、俺が眠るんだな。
(-14) 2022/07/17(Sun) 5:01:21

【人】 生物学者 アマノ

【自室】

[自室から出ることは無かったものの、夜中に幾度かは目覚め、その度に届いている携帯端末の通知に目を走らせていた。

日付が変わる少し前に届いた、ダビーからの個人的な連絡>>3:316、そしてゾズマからの連絡 >>3:276

内容は異なれど、つまりは"後を頼む"という、メッセージ。

けれど、それからほどなくして伝えられたアンテナからの"宣告" >>1 に俺は目を見開いたのだった。]

────は?
俺、か…………?

[今夜は、俺とサダル。

残りたいと思っていたわけじゃない。
だが、なんとなく、"今日選ばれるのは俺じゃない"と、勝手に思っていた。何の根拠もない希望的観測で。]
(38) 2022/07/17(Sun) 5:25:09

【人】 生物学者 アマノ


………………。

[バーナード。
自分を"使って"皆を残したいと切望していた調査員。

スピカ。
船の事故は己の責任だと号泣していたコミュ力おばけの管制官。

チャンドラ。
俺に使い古されたレシピ本を貸してくれた、心優しき船医。

俺が眠りについた少し後には、この中の誰が1人船に残るかが決まってしまう。

それは、誰であっても嫌だな、と、思った。*]
(39) 2022/07/17(Sun) 5:25:45

【独】 生物学者 アマノ

/*
京都手って、なんだ……(前の独り言)
今日とて、だな。

あーやっぱり寝不足継続、やばみ。今日の昼に仮眠するか……。
(通常22-04睡眠の人が24-04になったり深夜小間切れに目を覚ましたりしているなどというここ1週間)
(-15) 2022/07/17(Sun) 5:27:34
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a13) 2022/07/17(Sun) 5:31:39

生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a14) 2022/07/17(Sun) 5:32:10

【人】 生物学者 アマノ

【午前:自室→キッチン】

[今日はもう、自室に籠もるつもりは無かった。

解析に使っていた機材の電源も落としてしまったし、すべき事と言えば、チャンドラに借りた医学書を捲ることくらい。

それなら、他の場所でも出来ることで、俺は両手で抱えるサイズの黒い機材を抱えながら自室からキッチンへ移動したのだった。]

────そういや、バーナードの好物って、何なんだ……?

[この船の中では、食事する姿を一番見ていたのが奴だったわけだけれど──何しろ研究室内で勝手に食堂から持ってきたものを食っている様をそこそこ頻繁に見ていたのだから──、そういえばどれが旨い何が好物だという話を聞いたことはない。

まあ、今日会った時に聞けば良いか、と思いつつ。

冷凍庫内の食材はまだそこそこ潤沢ではあったけれど、残った面々が"肉塊を調理する術"に長けているとも思えず、俺は自分にできることをしておくかと、手を動かし始めた。]
(40) 2022/07/17(Sun) 6:41:12

【人】 生物学者 アマノ


  【乗員全員へ通達】

  色々作っておいたから適当に食べて欲しい。
  調理済ストックについては食堂にメモ有り。
  俺の私物のコーヒーサーバーも食堂に置いてある。

  ────アマノ


[昼前に送信したのは、そんな文章。

カウンターに並べておいた料理あれこれた"最後の晩餐"さながらになってしまった事については若干微妙な気持ちにならなくもなかったけれど、1人分ずつの小分けにしてフリーズ加工をしておくのは、"己の最後の日"に元々やろうと考えていたことだった。

俺が"最後の1人"になることが確定しても、3人で過ごす最終日に同じことをしていたと思う。
1人のために調理器具を動かすのはエネルギー消費面から言っても甚だしく非効率だしな。

チャンドラのリクエスト >>2:a83 だったスパイスカレー。

残念ながら牛肉ではなく豚を使ったけれどスピカの相当な好物だったらしいハヤシライス。

サダルの好物全く関係ないだろうが、本を貸してくれた敬意を表して(?)あんこ玉 >>2:169
まあついでに、流れで小松菜の煮浸し >>2:183 も。]
(41) 2022/07/17(Sun) 6:42:42

【人】 生物学者 アマノ


[ここまで来れば案外怖いもの無しになってくるもので、果敢にオーブン料理にも挑戦し、冷凍肉は残っていた野菜諸共あらかた火を通した。

スライスして1食分ずつ小分けにしておけば、"破滅的な料理を生み出す" >>3:220 と自認しているらしいどこかの馬鹿でも食うことくらいはできるだろう。

それは、"生きろ""生き抜け"という、1人残される者への自分なりのメッセージになっていた事には気付かないまま、今日明日分くらいに当たるだろう量の料理はフリーズ加工せずにカウンターへと並べておいた。*]
(42) 2022/07/17(Sun) 6:43:23
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a15) 2022/07/17(Sun) 6:46:19

【人】 生物学者 アマノ

【午前:メインデッキ】

スピカ────居るか?

[食堂での作業の合間。

昨日借りたマニュアルファイルを抱えた俺はメインデッキを訪れた。

ダビーとゾズマが眠りに就いた後、スピカを補佐する心積もりでいたんだけどな。

なのに、昨日のうちにとあらかた頭に叩きこんだ機材の運用マニュアルの内容は、どうやら活用されることがなく俺が先にスリープ処理に入ることになってしまったようで。]

ファイルありがとう。

救難信号に対する他船の応答 >>3:206 くらいなら俺も拾える。
必要ならいつでも代わる。

[そう言っても簡単にはスピカがこの部屋から動こうとはしないだろう事はここ数日の彼女を見て承知していたから、魔法の言葉を告げた。そう、"ハヤシライス"。]

ハヤシライス、作ったから。
くそ大量に作ったから昼でも夜でも食べに来るといい。**
(43) 2022/07/17(Sun) 7:19:55
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a16) 2022/07/17(Sun) 7:22:01

【人】 生物学者 アマノ


【午前中のどこかで】

[ラサルハグが起きていた頃よりは格段に少なくなった端末の通知が控えめに着信を告げる。]

"担当業務のマニュアル化"…………? >>45

[発信者はスピカ。
宛先はどうやら俺とサダルの2人。]

いや……マニュアルと言われても、な。

[宇宙船運航に関わる業務は特に無く、それはおそらくサダルも同様だろうと思う。

専門分野のものとなれば、己しか理解していないものも多く、正直、マニュアルもへったくれも無い、研究成果自体はシリコンROMに記録済だ。 >>1:279

あと、本来業務についてすべき事と言えば、"俺が生還する"という事くらいしか、現状思い浮かばなかった。]
(47) 2022/07/17(Sun) 8:00:44

【人】 生物学者 アマノ


  『マニュアル化すべきものは俺には無い』

[だからそれだけを送信して、同時に"スピカは大丈夫か?"という思いが過る。

それはなんだかまるで、高性能AIに──そう、アンテナに──投げかけられたような、そんな感じがしたからだった。*]
(48) 2022/07/17(Sun) 8:01:16
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a18) 2022/07/17(Sun) 8:02:33

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

[今日の俺は(今日の俺も!)肉体労働が多い。
料理という技能は、それなりの体力仕事だったんだなということを俺はこの数日で嫌というほど思い知らされた。

これまでは経験したこともなかった背中と腕の筋肉痛に顰め面をしつつ、そして手元には9冊の本。]

本。ありがとう。

────正直、面白かった。

[サダルに借りた"マジカルクック☆ララコちゃんシリーズ" >>2:169 を返却する。

小山の本の一番上、『制服の恋物語』はあいにく読めていない。

"美しい、愛の物語" >>3:121 だったらしいが、フィクション小説に手を出せるほどの余暇はついぞ訪れなかったから。

そういえばララコちゃんは途中の1冊が抜けていたぞと、読みたいという意味ではなく報告のつもりで告げたら、『Gの丸焼き編』 >>2:171 なる恐怖しか覚えないタイトルが出てきたから、これも丁重に丁重に、もう読む暇が無いとお断りさせてもらったのだった。]
(49) 2022/07/17(Sun) 8:37:19

【人】 生物学者 アマノ


……あー────────。

[口にしかけて言い淀んだのは、昨日のバーナードとの一件。

奴の、危険思想──あえてそう言わせてもらう──はチャンドラ、サダルらあたりには伝えておきたかったけれど、サダルは今夜俺と共にスリープに入る身。

既に12時間を切っているこの段で出来ることは限られているだろうし、これから眠りに就く彼に余計な心労を増やすこともないかと口を噤んだ。

代わりに、思わず口を衝いて出てしまったのは。]

その……キス、って。

どういう心情でする行為、なんだ…………?

その。楽しそうに、キスしてきた、場合、とか。

[その単語を口にする度に、かあ、と頬が熱くなってきて俯きがちになる。

後から反芻して、揶揄っていたのか?とも思った。
でも奴の表情はそういうのとも違っていた。]
(50) 2022/07/17(Sun) 8:38:26

【人】 生物学者 アマノ


確かに、"とても好き"とは、言われた、が。>>2:548

俺は奴に何も言ってない。
こっちは何が"好き"かも解ってないんだ。

なのに。嬉しそうに。キス、とか。

なんなんだ、ほんとに、あいつは……っ。

[常々言葉の足りない生物学者は、どうやら情緒は(13)5D3歳レベル程度だったらしい。

赤面しながら怒濤の情報量をカウンセラーにぶちまけた俺に、奴は一体どんな顔になっていたんだろう。*]
(51) 2022/07/17(Sun) 8:39:15
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a20) 2022/07/17(Sun) 8:40:29

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

本、ありがとう。

まだあと3冊くらいあるんだが、それは夜に。

[手元に残してあるのは、『はじめての一人暮らしごはん』と、組織再生分野の専門書2冊。

スリープ前には返しに来る──あるいはスリープ直前、会った時に返す──と、とりあえず残りの書籍を本棚へと返却した。

医務室を訪れた要件はもう1つあって、それは勿論バーナードの事……だったのだが。]
(54) 2022/07/17(Sun) 9:15:49

【人】 生物学者 アマノ


え……?奴が自ら告げてきたのか……?

[己の足の切断などという血なまぐさい話をするのは、いかな船医と言えど妙齢の女性にするのは憚られ、婉曲な表現を選びつつも言い淀み気味だった俺に、その話なら既に聞いたと助け船を出して貰えただろうか。]

止めようとは、試みた。
一旦は引き下がったように思う。

だが、俺が眠りに就いた明日。
誰が"最後の1人"になるのか決まった後、また何か言い出すかやらかすか、しかねない。

────気をつけていてくれると、有り難い。

["誰が船に残るのか"が決まる明日。

かかる心労は、チャンドラ本人にだって並々ならぬものと想像できるのに、こんな事を頼んで申し訳ないと頭を下げる。

いっそアンテナがバーナードを残す選択をしてくれれば、少なくとも五体満足でふんばる気になってくれそうなんだがなと、冗談まじり、肩を竦めた。

本心のところは、バーナードには大人しくコールドスリープ装置に収まっていて貰いたいと思っているが、それはそれとして、だ。]
(55) 2022/07/17(Sun) 9:18:11

【人】 生物学者 アマノ


[そして果たして"熱烈過ぎてここだけ切り取っても意味が分からない又聞きの台詞" >>29 について、彼女は問うて来るんだろうか。

問うて来られた日には、俺は顔色を赤くしながら青くするという、医者が知る事例でもなかなかに稀有な症状を彼女の眼前で開陳することになるんだが。**]
(56) 2022/07/17(Sun) 9:18:58
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a21) 2022/07/17(Sun) 9:20:50

【独】 生物学者 アマノ

/*
サダル、いいわー。
ほんと、いいわー。

もう大好きなんだけど(中の人的には、ね)、アマノは多分サダルが苦手。苦手というか、なんかちょっと怖いと思ってるんだよね何しろ情緒が13歳だから。
(-18) 2022/07/17(Sun) 9:36:03

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

めんえき………… >>60

[それか、それなのか、とがばりと顔を上げ、]

ぇ?あ、いや…………、

["キス"とか"部位”とか"唇"とか。

あの時の事を思い出させる単語の羅列に、赤面しつつ再び深く俯いていく。

ここは地獄か?

いや、彼に相談をぶちまけたのは俺の側だ、その言い分は失礼にも程がある。

けれど、あのお綺麗な笑顔で「本人に聞けばいい」なんて言われた日には、それが出来ていれば苦労しないと、涙目で睨みつけた。]
(68) 2022/07/17(Sun) 10:10:15

【人】 生物学者 アマノ


……………………。

嫌、では、なかった。

[長居するつもりではなかったから、俺は、部屋の入口ドア脇に凭れるように立ったまま。

"ラサ"と、奴の名前の一片がカウンセラーの口端から零れたことにはまるで気付かない。

静かな声音で問われた内容を反芻した俺は、片手で口を塞ぎつつ呻くように言葉を吐きながら、その場にずるずるとしゃがみ込んだ。]

嫌では、なかった、が。

…………どんな顔して奴に再会すればいいのか、わからん……。

[誰の事を言っているのか、サダルならずとも、この船のクルーならば100%超の確信を持って断言するだろう相手の名を、俺は口にしていないから、まだバレてないだろうくらいに思っていた。

何しろ13歳の情緒なもので。]

なんで世の人間は、心臓止まらないんだ……。

[聞き様によっては、すわ大量虐殺予告かという物騒極まりないことを口走りながら、俺は変わらず、答えの出ない迷路をぐるぐると迷走していたのだった。**]
(69) 2022/07/17(Sun) 10:12:23

【人】 生物学者 アマノ

【午後:カウンセリングルーム】

"他の人"…………?

俺、接触恐怖症ってやつらしいからな。

無理だろ。

[この段に至るまでカウンセラーにすら伝えていなかった──すなわち乗員名簿の特記事項にも記されていなかった──爆弾を1つ落とした情緒13歳はきょとん顔をする。

医師の診察で触れられる程度だったら顔を強張らせながら眼を閉じ歯を食いしばる程度でやり過ごせる範囲だ。

奇声を挙げて逃げ出すような事はしないから、自分から進んで吹聴するでもしなければ特記事項に載ることもあり得ない。]

や、あいつのは単に昔からの慣れで……

人のベッドに勝手に入ってくるような奴だし。

[それゆえ大丈夫なのだと尤もらしい理由を添えた気になっている実年齢30は、また新たな爆弾を投下したことには気付いていない。]
(87) 2022/07/17(Sun) 15:57:19

【人】 生物学者 アマノ


……………………。

[────────"どうして"。

そりゃあ。

嫌いではないからだ。
大丈夫だからだ。

昔から。
あいつだけ。

別に、拒むものでは、無いし。

半ば呆けたようになりながら、ゆっくり考えろ云々のサダルの言葉は素通りさせていた俺だったけど、次の言葉には常の顔に戻って言い放った。]
(88) 2022/07/17(Sun) 15:58:27

【人】 生物学者 アマノ


当たり前だ。

あいつの足を再生して、
また共に宇宙ここに来ると決めたんだから。

[果たしてこれは"お悩み相談"足り得たのか。

カウンセラーが得られた仕事充足度については解らねど、俺はいくらかすっきりした心持ちでカウンセラールームを後にしたのだった。*]
(89) 2022/07/17(Sun) 15:58:55

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

[顔を合わせた時に、常には凜とした印象の彼女が少し疲れ窶れた風だった >>79 のが気にはなった。

状況が状況だしなと流してしまったけれど、それがバーナードとの一件絡みゆえのものだと結びついていたら、俺は後に会ったバーナードに落とす"馬鹿"を稼働限界まで量産しまくっていたところだ。

が、どの道、この会話の後にバーナードに出会った際には、あの頭の沸いた企みをチャンドラに全部開陳したのかこのくそ馬鹿──しかも"右足は俺のもの"云々まで伝えるとか!ほんとにな!──という罵声を(8)5D3回は落としたから、さして変わりはなかったかもしれない。]
(91) 2022/07/17(Sun) 16:50:57

【人】 生物学者 アマノ


ああ、検査も必要だったな。

もう済ませてしまって良いのなら、してしまいたい。

[そう告げたから、ぽつぽつと続く会話は、その検査の準備やら何やらをしつつ────という風な空気の中での事だった。]

馬鹿な子供────そうだな。

[本当、全くだ。あのくそ馬鹿。

実年齢で言えばチャンドラの方が年下なのだと俺は当然知ってはいるが、バーナードあの馬鹿のあの一部分における情緒の欠落は、情緒年齢13歳から見ても損失が甚だしい。]
(92) 2022/07/17(Sun) 16:52:06

【人】 生物学者 アマノ


あいつは、人を大事にする方向には聡いくせ、自分を大事にすることはすっぽり頭から抜けている。

[ぽつりと呟いた俺の声には、おそらく同意しか返ってこない。

俺もまた、恵まれた環境下ではあったものの歪な家庭の中で育ったから欠けている部分が多分にあれど、でもそれを埋めてくれる"あいつ"が居た。

"あいつ"バーナードには、そういう"あいつ"ラサルハグが傍らに居てくれなかった……ということなんだろう。]

大事に扱われた事が無かったから、自分を大事にする方法が解らないんだよな……。

[ここまで色々と、奴を知ってしまったんだ。情はある。
あの戯言を聞いて、本気で怒るくらいには。

けれどそれだけでは、きっと足りなくて、届かなくて。もどかしかった。]
(94) 2022/07/17(Sun) 16:54:18

【人】 生物学者 アマノ

や、あの、だな…………、あれ、は。
(95) 2022/07/17(Sun) 16:54:46

【人】 生物学者 アマノ


["俺のもの"云々については、ズレてるんだかそうでもないんだか、チャンドラからは"義足はアンテナが管理" >>82 という至極尤もな説明を受けて、俺は赤面しながら冷や汗と脂汗を同時に流すという大変に稀有な経験をした。

あのくそ野郎。
やっぱ一発、ぶん殴る。

猛烈に回る馬鹿カウンターに加え、物理攻撃予告も加わった事を、バーナードは知っちゃいなかっただろうけど。]

あれ、は、言葉の綾というか……本意なのは否定しないが……。

[ぽそもそと言い募る俺に、"俺のことも全然知らなかった"のだと、ふわりと大人な対応でまとめてくれたチャンドラには感謝しかない。*]
(96) 2022/07/17(Sun) 16:55:31
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a25) 2022/07/17(Sun) 16:59:13

【人】 生物学者 アマノ

【昼頃:どこかで】

["助けたい"。"助かりたい"。

そういった情の部分を一切廃し、当人のサバイバル能力も考えず、精神面での安定性のみで言うならば、"1人残る"のに適任だったのはラサルハグ、そして俺。バーナードも入っただろうか。

プライベートの多くは知らないが、元軍人という経歴を持ちいつも落ち着いた佇まいな風だったダビーも、おそらくは取り乱すような事はないのだろうなと思われた。

"女性は守られるべき"のような意識は、今の感覚では差別的に捉えられる向きもあるけれど。

それでも、向き不向きで言えばやはり適してはいないようには思われて、その中でもスピカは最も、"こういう状況下に置いておいてはいけない人員"の筆頭と、俺は感じていた。]
(100) 2022/07/17(Sun) 17:29:17

【人】 生物学者 アマノ


────これ。まずいんじゃないか……?

[朝の彼女の様子 >>93 も相当におかしかった。
"ハヤシライス"の一言への反応すら無かった。

そして今届いたメールの文面 >>97 も。
端的ではあるが、端的なゆえに、AIの自動応答のようにしか感じられない。

サダルの危惧 >>67、バーナードの心配 >>a22
各々考えるところがあったことには、気付くことはなく、]

いや、でも、サダルは今日スリープだろ……。

[相談したところで"明日のスピカ"は支えられない。

チャンドラにはバーナードを頼むと言ってしまった。
彼女にあれもこれもと頼むのは、それは酷というもので。]

────なら、託せるのは1人しか居ないだろ。]
(102) 2022/07/17(Sun) 17:30:37

【人】 生物学者 アマノ


『あとで時間くれ。多分食堂に居る。』

[メッセージの宛先はバーナードくそ馬鹿

ついでに食べ物の好物教えやがれ。
あと"くそ馬鹿" 8回投下の刑 >>91 と、一発殴らせろ >>96 というのと。

積み重なったミッション消化の目的は伝えぬまま、俺は指を滑らせた。*]
(103) 2022/07/17(Sun) 17:31:05
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a27) 2022/07/17(Sun) 17:31:54

【独】 生物学者 アマノ

/*
追撃、だと…………[震え]
(チャンドラ先生、容赦ねーな)
(-32) 2022/07/17(Sun) 17:59:07

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

"呪い"…………? >>105

[それは正しく比喩だと理解はしたものの。

言葉にそれほどの力があるものなのか。

それがあの馬鹿バーナードのあの愚かな思想に繋がってしまうものなのかと、解釈可能な範囲からは少し外れていることに、微かに首を傾げた。

研究所産まれとは当人から聞いたものの、"生まれた場所で植え付けられたもの"までには思いが至らない俺は、輪郭も掴めないまま想像することしか出来ない。

そして自分の魂にそれがしっかり刺さり、現在進行形で存在を主張し続けているとは、当然、ちらりとも思わなかった。

ともあれ、チャンドラと話したことで奴の根の深さを改めて認識することとなり、俺は深く溜息を吐いて。

そして。]
(113) 2022/07/17(Sun) 19:51:47

【人】 生物学者 アマノ


────え。

[大人な対応は大人なままでは終わらなかった。

目の前の、医師であり淑女であるところのチャンドラが、どこか少女のような微笑みで追撃を繰り出してくる。俺には彼女の手に幻のバズーカが見えた気がした。いやいっそロケットランチャーサイズだったかもしれない。]

ぇ、と………………。

[常の癖で髪をがしがしとかき混ぜる。

ラサルハグの義足をどうこうしようという不穏な考えは抱いていないのだと、その釈明はせねばと考えて。

相変わらず、ことラサルハグの事となると情緒が13歳に退行しがちな生物学者は、迂遠な表現で誤魔化すことも心の外だった。]
(114) 2022/07/17(Sun) 19:52:18

【人】 生物学者 アマノ


嫌だ……と思った。
バーナードの右足をラサルハグにつける事が。

そんな事したら、ラサルハグは死ぬまで負い目と感謝を抱えるだろう?

[それは、昨夜、展望デッキでバーナード相手に告げたの >>3:273 と、同じ事。

けれど、素面で言うのは大違いで、言ってる傍から顔が熱くなってくる。
なんだ、なんなんだ、この、羞恥プレイは。

けれど意外にも、紡ぐ言葉はか細くかき消えることはなく。

言葉を重ねる毎、静かに穏やかに強かに、チャンドラの耳へと届くだろう。]
(115) 2022/07/17(Sun) 19:53:41

【人】 生物学者 アマノ


────ラサルハグの感謝も負い目も、俺のものだ。

感謝されるのは、俺だけでいい。
俺だけがいい。
他の奴になど、渡さない。

それが、な。
"ラサルハグの右足は俺のもの"と言った、意味。

[大概、俺も狂人だ。そう思うだろう?

俺はあの時同様に笑顔を零しつつ、つまりそういう事だよと言い切ったのだった。*]
(116) 2022/07/17(Sun) 19:56:20
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a30) 2022/07/17(Sun) 19:58:25

【独】 生物学者 アマノ

/*
白状します。昨日?の展望デッキw/バーナードも途中から酔ってたけど、さっきから、今日も確実に酔ってる。

酔ってるからタガ外れて、チャンドラに暴露する方向に舵を切った。
サーセン……。(まあ、いいです……)(いいです、うん……)
(-40) 2022/07/17(Sun) 20:14:38

【独】 生物学者 アマノ

/*
しかし俺、ラサルハグもうこの場に居ないのに連日ラサルハグラサルハグ言い過ぎなのでは(何を今更)

まあ、スリープポッド(=墓下)から様子伺って喜んでいれば良いさ。
(-41) 2022/07/17(Sun) 20:53:10

【人】 生物学者 アマノ

【午後:医務室】

そんな世界が……ある、と?

[医療のプロフェショナルのチャンドラが言う >>122 からには、あるのだろう。

"人間ではない"と告げられながら生きなければならない、見た目は"ヒト"そのものな者たちが生きる世界。
"ヒト"の役に立つことが存在意義な者たちだけが暮らす世界が。

俺の傍らでコーヒーを飲み、飯を食い、無駄話もすればぐだぐだとソファに転がっている事すらあったあの男が、それほどに、自分と乖離した人生を辿ってきたとは、想像できなかった。
想像、したくなかった。

けれど、自分を使えと何かに駆られるように訴えてきた昨夜の姿は、チャンドラの言を裏付けているようにしか思えない必死さで。

それはまさに"呪い"と表現するのがぴったりなんだろう。

"個体"という表現を敢えて使ったのだろうチャンドラには、思わず咎めるような視線を送ってしまっていた。]
(128) 2022/07/17(Sun) 22:37:05

【人】 生物学者 アマノ


[正直、な。

俺はバーナードの脚については、どうでもいいんだ。
心底興味がない。

切りたければ切ればいい。
それが最善と信じるなら、好きにすればいい。

誰にも理解されない願いはあって良いと思っている。
俺も、人の事は言えないから。

でもそれをラサルハグにつける事だけは、俺が絶対に許さない。]
(129) 2022/07/17(Sun) 22:38:23

【人】 生物学者 アマノ


────────そう?

熱烈、かな。

[チャンドラが零した言葉には、変わらず笑顔で返す。

これは、"熱烈"と称される衝動、なんだろうか。
どこか他人事のように捉えてしまう俺には、今ひとつ理解できないが。]

あいつ、さ。
スリープ直前、俺にキスしてきやがった。

このくらいのエゴ、許されるだろ。
…………多分。

[どうせ見ていたんだろう?と首を傾げる俺は、チャンドラがあの夜、気を遣って部屋を出ていてくれた >>3:165 事には気付いていない。*]
(130) 2022/07/17(Sun) 22:39:42

【人】 生物学者 アマノ

【夕方:食堂】

["最後の日"とはこんなものか、と思いつつ、食堂で医学書を捲っていた。

スピカへの心配は残るが、チャンドラ、サダルらとは話せた。
バーナードとは昨日、嫌というほど顔を合わせたしな。

あとはもう残った面々に託すしかないか────と思いつつ、そんな折、漸くバーナードが現れた。 >>127

既にカウンターにあれこれ並んでいる料理の豊富さにはきっと素直に驚かれただろうし、食いたいと言われれば勿論どうぞと応える。

俺は味見だなんだでちょいちょい口にしていたから、コーヒーカップだけ手にして、奴の対面に腰掛けて。]
(131) 2022/07/17(Sun) 22:53:03

【人】 生物学者 アマノ


お前、何、例の企みそのまんま全部チャンドラに話してんだ。馬鹿か。

[ごすっ]

どうせクソミソに言われたんだろう、想像できるわ馬鹿が。

[ごすっ]

俺は別に構わんが、チャンドラは医師ではあるが女性だぞ、少しは気を使えクソ馬鹿。

[ごすっ]

[食事中の奴をぶん殴るのはさすがにどうかと思ったから、菜箸を使うことにした。

馬鹿言いつつ、菜箸で奴の額を小突くこと、きっかり8回。
"馬鹿"の発声もきっかり8回。

チャンドラとの一件ですっかり落ち込んだんだって?
そんなの知ったことじゃない。]
(132) 2022/07/17(Sun) 22:55:06

【人】 生物学者 アマノ


────で。

お前の好きな料理って、何。

[唐突に変わる話題。

バーナードの戸惑いにも落ち込みにも乱れる情緒にもお構いなしだ。

ちらりと見やった時計の針は、俺に残された自由時間はもう6時間ほどしかないことを告げていた。*]
(133) 2022/07/17(Sun) 22:55:49
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a32) 2022/07/17(Sun) 22:57:52

【独】 生物学者 アマノ

/*
起きたら、まさかのチャンドラ×バーナードが爆誕していて眠気ふっとんだわー。

ラサルハグ×アマノ(どっちが左辺かは知らん)
ルヴァ×ズゾマ
ダビー×スピカ
そしてチャンドラ×バーナード

……あれ?残りサダルだけだね?[生きろ、サダル]
(-48) 2022/07/18(Mon) 4:21:19

【独】 生物学者 アマノ

/*
>>141
アマノがかわいそうだろ!ばか!!!

もうチャンドラが優しすぎて、泣きそう、俺。
(-49) 2022/07/18(Mon) 4:24:21
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a38) 2022/07/18(Mon) 4:29:11

【人】 生物学者 アマノ

【夕方:食堂】

[まさか朝方に、チャンドラと子作り云々 >>146 などという破天荒な話まで出ていたとは知らず。

見るとバーナードは相応に落ち込んで(と同時に酷く疲れて)いる風ではあったから、菜箸アタックはそれなりに手加減した。

手加減してなかったらバーナードの頭蓋に菜箸が貫通していただろうよ。]

────塩パン…………?

[ラサルハグといいこいつといい、もしかしてパンの需要は俺が思うどころじゃなく高いんだろうか。

俺にとっては"パン"という1つのジャンルの食い物でしかなく、確かにフリーズドライだ冷凍だと、様々な種類の備蓄があるのは把握していたが。]

……………………あった。

[少し待て、と立ち上がり、『はじめての一人暮らしごはん』を手にしてテーブルに戻る。

多分、人気の品なんだろうな。本にも一番の基本らしいテーブルロールの数ページ後に"塩パン"の文字があった。]
(170) 2022/07/18(Mon) 4:53:48

【人】 生物学者 アマノ


["食事の力を舐めちゃいけない"と言っていたのは誰だったか。
ああ、スピカ >>3:89 だ。

今世、調理の必要も保存の手間も要らない携帯食料は数多存在するのに、この船に"チーフコック"の役割を持つゲイザーがクルーの一員になっているのもそういう事なのだろう。

キッチンには当然、粉やら何やらの備蓄があることも俺は確認済みだった。
そして、ある程度の工程までは自動で出来る調理器具があることも。

まさか、俺がこの船で活動する最後の日にそれに触れることになるとは、全く思っていなかったけどな。]

────2時間。いや、3時間だな。

待てるか?

[本から顔を上げてそう問うたら、ひどく驚いた顔をされた。

リクエストしたのはお前だろうが。馬鹿。]
(171) 2022/07/18(Mon) 4:54:19

【人】 生物学者 アマノ


[まだ話があるから10分そこで待っていろ、とバーナードに告げた俺は、とりあえず塩パンの材料を専用機に放り込む。

放置していれば1次発酵だかのところまでは自動運転らしいから、おかわりを注いだコーヒー片手──バーナードも欲しがるようなら両手──にテーブルに戻った。]

────お前。

スピカの様子について気付いているか?

[切り出したのはスピカの事。
時を前後して2人組医療者チームも話題に乗せていたとは知らぬまま。]

こうなってくると、昨日聞いた話云々は置いておいて、お前が残るのが最善な気がしてくるけどな……。

[こればかりはアンテナの采配次第だから、本当、どうしようもないんだが。テーブルに視線を落としつつ、言葉を紡ぐ。]

スピカ、あいつ、あのままだとヤバいと思う。

あれ、死ぬぞ。
(172) 2022/07/18(Mon) 5:03:24

【人】 生物学者 アマノ


[研究所でもああいう風になった奴を見たことがある。

研究対象かそれ以外か、ともかく"何か"に魂を囚われ、戻って来られなくなった奴。

感情を失って誰かに操られたマリオネットのように動き続け、最後は糸が切れたまま、"ヒト"に戻ることもマリオネットで在る事も失くしてしまう。魂も生命も放り投げて。]

お前、全員を生還させたいんだろう?

"明日のスピカ"を頼む。

とはいえ……今日俺が話しかけてもほぼ反応無しだったけどな。

["ハヤシライス"の単語でも、だ。つまり相当な重症だ。

"死にたい奴は勝手に死ね"派の俺も、さすがにあのスピカの事は見過ごせず、さりとて何か方策が思い付くでもなく、手元のコーヒーカップを静かに見つめたのだった。*]
(173) 2022/07/18(Mon) 5:12:43
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a39) 2022/07/18(Mon) 5:15:10

【人】 生物学者 アマノ

【20時:食堂】

  【乗員全員へ通達】

  塩パンが焼けた

  ────アマノ

[なんで俺はあと数時間で眠りに就かなきゃいけないというこの段階で、パン焼きなどという特殊技能ジャンルに足を踏み入れているんだ?

脳内に盛大に疑問符を浮かべつつも、レシピ本の記載に従って生地を成形し、バターを折り込み、最終発酵だバター塗りだ塩振りだ焼成だと────まあ、我ながら頑張った。

頑張った結果、キッチン中にただならぬ良い香りが漂ってきたものだから、何とは無し、皆へと通知を送る。

これもう絶対旨いだろ。確信しかない。

バーナードは一度食堂を離れていたのかもしれないし、あるいはずっとその辺でぐだぐだとしていたのかもしれないが、いずれにせよ通知は送られたのだろう。]
(174) 2022/07/18(Mon) 5:56:57

【人】 生物学者 アマノ


[元来の器用さには我ながら惚れ惚れするな。

星系工科大学に入る前にこの素質に気付いていたら料理人か菓子職人か──いっそパン職人か?──の道もあったのかもしれない……などと悦に入る俺は、そもそも根本的に"顔も知らない奴に対して料理をする道理はない"という思いが根底にあることには気付いてはいない。

緊急事態下、ラサルハグに"ゲイザーがいない分を担え"と告げられ、多少なりとも言葉を交わし顔を知る船の乗員の為だからと、自分はここまでやっていた。やれていた。

それを自覚する機会は訪れないまま、俺に残された残り時間は4時間を切ろうとしていた。*]
(175) 2022/07/18(Mon) 5:57:50
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a40) 2022/07/18(Mon) 5:59:09

【人】 生物学者 アマノ

【夜のいつか:自室前】

[風呂に入らない&着替えないという、由々しき風評被害を払拭すべく、キッチン仕事をあらかた片付けた俺はシャワーを浴びておこうと一度自室に戻った。

既に私物の類は整えてある────というか常に整頓はしているけどな。

だからここですべきことはもうほとんど残っていなかった……のだが。]

……………………なんだ?

[明らかに女性が好みそうな可愛い紙袋。 >>184

中には卵色iro硫黄色iroを主に使った繊細なリボン……いや、紐、と言うべきか?明らか、誰かの手仕事と思われる品が入っていた。

他にメッセージらしきものは何もなく。]

────スピカ?

[バーナードとサダルはこういった事をしないと思う。
チャンドラならば、先に顔を合わせた時に渡してくれば良いわけで。

だとしたら、消去法で残るのはスピカしかいない。]

今なら、声が届くのか?スピカ。

[どうすべきか。あと数時間で眠る俺が何か告げても、余計なだけかもしれない。

こと行動することについては拙速気味に物事を進めがちな俺が、珍しくも自室の前、立ち竦んで逡巡していたのだった。**]
(188) 2022/07/18(Mon) 8:06:27
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a44) 2022/07/18(Mon) 8:07:33

【独】 生物学者 アマノ

/*
ああ、アンテナが出てきたのはスピカ救済を目論んでのことなのかな……。

「あいつ、死ぬぞ」
はすごく強い言葉だから出すの迷ったけど、アマノはそれ言っちゃう人なんだよなーということで出しました。
すまん。
(-62) 2022/07/18(Mon) 8:44:38

【人】 生物学者 アマノ

【メインデッキ】

[悩みに悩んだ末、俺はスピカにメッセージを送った。]

『餞別を贈ってくれたのはスピカか?』
『ありがとう』

[他に何か言えることはないかとそのまま端末を見つめていると、スピカから着信が。
──『たすけて』と。]

────ッ。

[憑かれたように駆け出した先は当然、メインデッキだった。]
(196) 2022/07/18(Mon) 9:32:26

【人】 生物学者 アマノ


は?なんで……、アンテナが?

[あの事故から、アンテナは文字情報だけを俺らに通達してくる程度で、全く、動いていなかった。

確か、”最後の1人時”が決まる頃に再び動くと聞いていたか?俺はそのへん、正直よく聞いてはいなかったのだけど。

艦長室に動く気配を認めて足を向ければ、そこには起動し任務をこなしているアンテナの姿があった。

スピカはどこだと尋ねれば、居場所も答えてくれるだろうか。]

おい!スピカ!どこだ!

[ああくそ、俺は大声出し慣れてないんだよ。**]
(197) 2022/07/18(Mon) 9:32:54
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a46) 2022/07/18(Mon) 9:35:50

【人】 生物学者 アマノ

[無事にスピカをみつけ、彼女の状態を認めた俺は、きっとこう思ったんだろう。

────駄目だ。
スピカは1人残る重圧には到底耐えられない。

────と。]

おいアンテナ!

スリープ指定者の権利譲渡は出来ないのか?
今日の俺の順番をスピカに譲ることは?

[そう口走ってしまった俺は、俺の未来を諦めたわけではなかったけど。
ラサルハグとの約束も峰に刻まれたままだけど。

でもどこからどう見ても限界としか思えないスピカを置いて、のうのうと眠りに就くことは出来なかった。

それだけだ。**]
(198) 2022/07/18(Mon) 9:52:52
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a47) 2022/07/18(Mon) 10:06:16

【人】 生物学者 アマノ

>>199

ああ、くそ、知ってるさ。

────言ってみただけだ、畜生。
(200) 2022/07/18(Mon) 11:35:44

【人】 生物学者 アマノ

【夕刻の食堂】

────さあな。

["何だったの"と言われても >>201 、したいことをしたいようにした己には悔いは無い。

俺は腹の中で考えていた"しておきたかったリスト"を粛々と消化するだけ。

だから、随分手間なものをと溜息吐きつつも、塩パンが食べたいと言われたなら乞われた通りに作るのは自分の中では至極当たり前の事だった。

冷凍庫に保存されているかもしれない品を発掘するのも面倒だったし(冷静に考えればその方が数十倍楽だったところを鑑みるに、この時の俺にはおかしなスイッチが入っていたのかもなと思わないでもないけれど)。

案の定、大声で驚かれたり狼狽えられたり"なんで"とも問われたが、今この船で活動しているスピカやチャンドラのリクエストに応えておいて──サダルの"あんこ玉"らが果たしてリクエストに該当するのかは置いておいて、だ──、バーナードの希望を聞かないのはなんとなくフェアではない気がしたから。それだけだ。

とりあえず、バーナード相手にしたい事はこれで仕舞いだとばかりにスピカの現状に思いを馳せたわけだけれど、結果、彼の情緒を置いてきぼりにしていた事は……あまり申し訳ないとも思っていない。]
(220) 2022/07/18(Mon) 16:19:03

【人】 生物学者 アマノ


…………………………ッ。

コックピットに詰める、とか。馬鹿か。

[そうとは知らず、バーナードがチャンドラに期待していたらしいスピカへの"馬鹿"をここで繰り出していた俺。

船が思い通りに動かせない以上。
そして現在位置がおおよそのところまでしか推定できない以上。

できる事は救助を待ちつつ"どれだけ長く生き延びるか"、ひいては肉体と精神の安定を平常に保っていけるかが今は最重要事項だろうに、何をしているんだと舌打ちをする。]
(227) 2022/07/18(Mon) 16:33:39

【人】 生物学者 アマノ


おかしな感じだった。

まるでAI……アンドロイドの自動音声を相手にしているみたいな。

["根詰めすぎ"はそうだろう。
異様なレベルのストレスを受け止めた結果のような、あの言動。

研究室の研究員がノイローゼで倒れたり自傷したり最悪な顛末を迎える直前の状況によく似ていた。

その原因が何なのか、"ショック"を受けたとしてそれが何だったのかは、彼女の友好関係をそれほどには知らないでいた──ゾズマやダビーと仲が良いんだろうなという、その程度の認識でしかない──俺には推察する材料が無い。

正直に言えば、"死ぬぞ"は過剰な表現だったかもしれないけれど。

己の脚を切り落として云々とくだらない事を考える余力を奴から奪う意味でも、バーナードにはもっと現実的な方向で他人クルーの為に奔走していて欲しかった。**]
(228) 2022/07/18(Mon) 16:33:57
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a50) 2022/07/18(Mon) 16:36:02

【独】 生物学者 アマノ

/*
チャンドラとバーナードのドタバタ漫才がすごく楽しくてなあ……(移動中に笑ってしまったわマジで)
(-71) 2022/07/18(Mon) 16:40:44

【人】 生物学者 アマノ

【コックピット】

[アンテナが指し示したコックピットを訪れれば、確かにそこにスピカが居た。

人2人が入れば窒息してしまいそうな狭い空間、俺は今日この時まで一度も訪れることのなかった、機械に囲まれた小さな世界に。

袖を掴まれたのはさして抵抗なかったけれど、ここでスピカの背をさするとか、肩を抱くとか、そういった事は出来ない俺はスピカに合わせるように膝を折る。]

アンテナが…………?

[正直、言ってることは支離滅裂に聞こえたけれど。

それでも、今日の昼間に見たスピカよりはずっと"まし"だと思った。]
(236) 2022/07/18(Mon) 17:01:46

【人】 生物学者 アマノ


────ああ。皆で帰るぞ。

俺はきっとそうなる、出来ると信じている。

先に眠った皆も……ゾズマやダビーもきっとそう思っている。

["助けを求めてくれた"彼女への対話の準備 >>192 なんて、俺はサダルじゃないから解らない。
彼女を良く知るだろう2人の名前をあえて出すことくらいしか、俺には出来なくて。]

だから、今ここで倒れるような真似していたら駄目だろう。馬鹿。

ちゃんと食え。ちゃんと寝ろ。

その労働時間は、明らか服務規程違反だ。

[バーナードに対する"馬鹿"はそこそこ威力があるだからそれはもう重宝して活用していたのだけど、果たしてスピカには届くのかどうか。

この状態で"ハヤシライス食うか"も"塩パン食うか"も違うよな、と、脳内で"告げるべき言葉"を次々挙げては却下し続けている俺は、相当に戸惑っていたし、でも結局、告げる言葉はそのくらいしか見当たらなくて。]

落ち着いたら食べてくれると嬉しい。

スピカがあんまり喜ぶからハヤシライスまた作ったし……あと、パンも焼いたし。

[だから、告げることができたのは、励ましになど欠片にもなっていそうもない、そんな言葉。**]
(237) 2022/07/18(Mon) 17:06:42
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a52) 2022/07/18(Mon) 17:12:43

【独】 生物学者 アマノ

/*
あー今日はとりわけ誤字が多いー。
時間に迫られるとこうなる……もう……。
(-73) 2022/07/18(Mon) 17:18:28

【独】 生物学者 アマノ

/*
バーナードの空気読み力に拍手。
難しいフリしちゃったよなあと反省してました。

まあ無茶振りはお互い様だ、うん。
(-75) 2022/07/18(Mon) 17:53:05
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a57) 2022/07/18(Mon) 20:46:20

【人】 生物学者 アマノ

【コックピット】

[────あ。やっぱり、スピカ、駄目かも。

そう思っただろうな。

俺の言葉にさしたる反応も返さないまま、ふらふらと歩き出すスピカ。 >>257

それでも、日中の態度よりはほんのいくらかは"ヒト"らしいものに思えたから俺は僅かだけ安堵しつつ、でも端末には冷静に指を滑らせていた。]

  to バーナード、チャンドラ

  『スピカの精神状態だが、相当に危険域と思われる。

  問いかけへの応答希薄。
  おそらくは睡眠も食事も休息もろくに摂っていない。

  応答への問いかけも曖昧。夢遊病者の様。

  明日は、頼む』

[────と。
(260) 2022/07/18(Mon) 21:26:02

【人】 生物学者 アマノ


【自室にて】

……………………ッ、も、う……。

[心中もやもやを抱えたまま自室に戻った。

ほどなくして手元に届いたのがスピカからの着信。

────『アマノの作ったハヤシライス、食べたいな』

背中に冷水をかけられた風な気がした。

先刻、俺、言ったよな?
作ったから、食べろって。
スピカに。直接。

案の定、俺の言葉はどうやら欠片も届いていなかったらしい。

スピカは今どこで何をしているのかも俺には解らいまま、ただ、言葉だけが黄泉の国から届いてくる風に感じていた。]
(261) 2022/07/18(Mon) 21:37:23

【人】 生物学者 アマノ

[いや、"また"と文頭にあったから、あるいは正確に理解しての故かもしれなかったけれど。

でも、だったら、俺があと数時間後にはスリープ処理に入るのも同時に理解していたはず。

だとしたら、そんな言いぶりにはならないんじゃないか────と、思った。]

────どうすりゃ、いいんだよ、これ…………ッ!

[サダルの告げられた言葉が蘇る。

"中途半端に手を伸ばすと、アマノも一緒にすぶずぶ沈んでしまうかもよ" >>0:199 と告げてきた、あの穏やかな声。

こういうことか、と、思った。**]
(262) 2022/07/18(Mon) 21:43:19

【人】 生物学者 アマノ

【日付が変わる少し前:バーナード自室】

[バーナードは、眠りに就く前の俺に、最後に会おうとしてくれたりはしていたんだろうか。

それを知る機会が訪れる前。日付が変わろうとする少し前に、俺はバーナードの部屋に押しかけていた。

"元のスピカに戻ってきた感もあるが、やはり危ない気がする"

と告げるために。]

────すまんな。
お前も色々と気苦労が多いことは承知している、が。

[共に"全員で生還する"ことを夢みている同志。

こと、この事柄について信頼を寄せられるのは、もはやバーナードしか居なかった。

冷静な判断力が備わっている常のスピカであったならば、送ってこなかっただろうメッセージ。

別離の言葉も無しに、"アマノの作ったハヤシライス、食べたい"と、眠りに就く寸前の俺に送ることは、きっと無いのにと思ったから。*]
(264) 2022/07/18(Mon) 22:04:06

【独】 生物学者 アマノ

/*
ごめん、スピカの「深夜」の解釈って俺が寝た後かなーと後から思ったけど、辻褄合わせたすまん
[まじ酔ってる……]
[ほんと酔ってる……]
[まこと申し訳ない……]
(-84) 2022/07/18(Mon) 22:08:16

【独】 生物学者 アマノ

/*
あー、書き直したいー
(今もまだ酔ってるけど)
(更に酔ってた数十分前を見返してそう思うなう)

でもきっと2時間後には今書いているものも「ああああああああああああああああああ」って思うんだよ、知ってるー。

……まことに申し訳ございません……。
(-85) 2022/07/18(Mon) 22:24:54
生物学者 アマノは、メモを貼った。
(a61) 2022/07/18(Mon) 22:33:26

【独】 生物学者 アマノ

/*
深夜得意勢と知りつつ、毎度日付更新に立ち会ってるチャンドラやバーナードが、ほんと、尊い。
特に今夜はな。

ありがとう。

(たとえいまだふんわり酔ってようと、眠れるわけ、ないんである)
(まあサダルはさくっと寝たみたいだが)
(-88) 2022/07/18(Mon) 23:26:21

【人】 生物学者 アマノ

【バーナード自室】

["気苦労なんてない、僕だよ?"の弁には片眉を跳ね上げる。

嘘つけ。

する必要も合理性もない無駄で愚かな気苦労、山ほど抱えている癖して。

時間は、あるとは言えなかったけれど。

でも、最後に見ておきたい顔の一つはこれだったのだから、仕方ないよな。]
(273) 2022/07/18(Mon) 23:27:48

【人】 生物学者 アマノ

[招かれてみれば過剰な礼と謝罪をあれこれ重ねられ、目を白黒させることになった。

改めて言われるあれやそれやが、"いつもの明日"は来ないのだという証のように思われて、少し悲しくもあった────けど。]

は?

チャンドラと"子孫"??……あ?"子孫"って?????

え?お前とチャンドラって……え、そういう?????


[最後の最後に顎を外しそうになるレベルの衝撃を受けた事は、それだけは"聞かなければ良かった"と思っている。]
(274) 2022/07/18(Mon) 23:29:03

【人】 生物学者 アマノ


笑いやしないさ。

それがアンテナの決断だった、っていうだけだ。

[今残っている面子という観点だけで言えばバーナードが"残る者"としては最適。

それは真実思っているし、口で何度でも言ってやるけど、アンテナの采配はこれまでを見ていても理解しきれるものではなく。

それが皆の生存率に繋がる選択なのだと高性能AIに言われてしまったら仕方が無い事。]

────また会おう。バーナード。

[それは約束と言えるほどには強い言葉では無かったかもしれないけれど。

俺は真実、心底から望んでいたよ。*]
(275) 2022/07/18(Mon) 23:33:15
アマノは、ほんっとお前、そういうとこだ!
(a64) 2022/07/18(Mon) 23:36:45

【人】 生物学者 アマノ

【スリープルーム】

────すまない。

俺、自分で勝手に、俺の側がチャンドラを見送る立場だと思っていた。

[そう呟くように告げたところで、返ってくるのは見慣れた聖母の微笑みでしかなかったのかもしれない。

ちなみに直前ギリギリまで、一度はきっちり挨拶を終えた筈のバーナードがほてほてと見えない尻尾を振りつつ、ついてきていたりもした。

ほんっとな!お前な!そういうところだからな!!]
(278) 2022/07/18(Mon) 23:39:20

【人】 生物学者 アマノ


[なるほど、この状況下で、あの馬鹿ラサルハグは"きて"と言ったわけだな。俺に。

改めてそんな思いを巡らせつつ、でもさして怒りは再燃しなかった。

俺も今この時、誰の顔を一番見たいかと問われたら、多分、ただ一人の顔を思い浮かべていたに違いない。

────や、奴にとってそれが俺だったというのは、不思議というか謎というか、不可思議極まりない感じではあるのだけれど。
単に直前まで会っていたから、というそれだけの節も、あるわけで。]
(279) 2022/07/18(Mon) 23:40:02

【人】 生物学者 アマノ


[数日前にラサルハグも纏っていた、スリープ用の簡素な衣服。
記憶にある手触りに眼を細めた。]

────じゃあ、な。

また会おう、チャンドラ。

[バーナードに告げたのと同様、さよならは言わない。絶対言わない。]

バーナード。チャンドラ。スピカ。
誰が"最後の1人"に選ばれようとも、どうか無事に生き抜いて欲しい。

俺達は、全員が再び笑い合って再会するんだ。

最後に思い描いたのは、蒼穹の空の下で笑う、あいつの顔だった。**]
(280) 2022/07/18(Mon) 23:43:02

【人】 生物学者 アマノ

【そして、穏やかならぬ俺の心境】

[ふうん。
などと、無関心を装いはしていたものの、俺の心中は疑問符だらけだった。

"よくわかんない"で"明日考える" >>277 ような重要度で良いのか?
子孫を残すとは……つまり、それは夫婦……でなくとも可能ではあるが、肉体交渉レベル面で言えば夫婦と大差無い関係にある異性との。その。]

え────────────


[そういえば、その前のスピカ。スピカはやたらとダビーを連呼していなかったか?
そう、確か、"ダビーが家族になってくれたのに" >>230 ]

え────────────


[そんなこんなで、スリープ直前の俺の心拍数は常より大幅に上がるものとなって、チャンドラからは緊張ゆえかと訝しがられる事になった────のかもしれない。**]
(288) 2022/07/18(Mon) 23:54:49
アマノは、"良い夢を"とかお前が言うな案件だよなほんとに
(a69) 2022/07/18(Mon) 23:55:38